公開日:2020/07/12
更新日:2024/07/10

新人研修のカリキュラムの作り方とは|内容例やポイントも解説

新人研修のカリキュラムの作り方とは|内容例やポイントも解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

研修の計画を立てるにあたり、カリキュラムを作成することは非常に重要です。そんな中でも、まだ何色にも染まっていない新人の研修に関するカリキュラムは入念に作成したいものです。 そこでこの記事では、新人研修のためのカリキュラムを作る目的を解説したうえで、作成の際に抑えておきたいことや、新人研修で多くの企業に取り入れられている研修内容を紹介します。

 

01新人研修のカリキュラム内容

“新人研修のカリキュラム内容”

HR総研の調査によると、新入社員研修の内容で最も多いものが「社会人としての心構え」で86%。続いて「マナー」が84%、「会社の仕組み・ルール」が76%という結果となっています。

▶︎参考:HR総研|人材育成(階層別研修)に関する調査 結果報告【新入社員研修編】

このように、具体的な業務に関するスキルではなく、社会人として最低限必要なマインドセットやマナーなどが新入社員研修のカリキュラムとして組まれる傾向にあるようです。この章では、多くの企業が新入社員研修のカリキュラム内容として設定している具体的な項目について、詳しく紹介します。

社会人としての心構え(マインドセット)

社会人としての心構え(マインドセット)は新入社員研修のカリキュラムとして、必須とも言える内容です。新入社員の中には、学生気分が抜けていない人もいます。そのため、まずは社会人として当たり前である「時間を守る」や「自責で考える」などのマインドセットを教える必要があるのです。

また、会社の仕組みやルールも心構えを教える際に、一緒に研修カリキュラムとして組むことが多いです。企業とはどのようなもので、ビジネスとは何かといった一般論から、自社独自のルールや慣習などまで、社会人として当然知っておかなければならないことを、マインドセットの研修内容として含める企業もあります。

ビジネスマナー

マインドセットと同様に、社会人の土台となるスキルがビジネスマナーです。ビジネスマナーは相手の信頼を得て、ビジネスを円滑に進めていくための重要なスキルの1つです。挨拶の仕方や言葉遣い、身だしなみなど、様々なスキルを講義やロールプレイングを通じた新人研修で習得するのが一般的です。

また、ビジネスマナーに付随して、電話応対や報連相の研修を行う企業もあります。特に電話対応を新入社員に任せている企業は、ビジネスマナー研修として電話応対もカリキュラム内容に入れています。正しい言葉遣いや敬語、伝言の残し方などを座学で学び、その後グループワークなどを用いながら実践できるレベルまで引き上げるといったカリキュラムを組む企業が多いです。

▶︎関連記事:ビジネスマナー研修|Schoo for Business

コミュニケーション

ビジネスの場において、コミュニケーションは重要なスキルの1つです。1人で仕事を完結できる人はいなく、組織に属している限りは他者と協働する必要があるからです。

コミュニケーションと聞くと、会話のことを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、ビジネスの場におけるコミュニケーションは会話だけではなく文書やチャットなども含まれます。特に昨今の働き方改革でリモートワークを取り入れている企業も多く、チャットでコミュニケーションを取る機会が増えており、各場面に沿ったコミュニケーション能力は新入社員に限らず、全社員必須のビジネススキルになりつつあります。

▶︎関連記事:コミュニケーション研修|Schoo for Business

コンプライアンス

コンプライアンスとは一般的に法令遵守のことを指します。どの企業も法律などで定められたルールの上でビジネスを行っています。 昨今では、コンプライアンスへの意識が高まっており、違反した企業は厳しい罰則を受けるだけでなく、取引先や顧客からの信頼を失うことにも繋がりかねません。 そして、そういったリスクを回避するためには社員一人ひとりがコンプライアンスに対する高い意識を持つ必要があります。 昨今ではSNSが若手を中心に普及しており、情報漏洩などのリスクが高まっているという点からも、新人研修でコンプライアンス違反のリスクや行動規範を理解させておくことが必要です。

▶︎関連記事:コンプライアンス研修|Schoo for Business

OAスキル

社会人にとってOAスキルの習得は欠かせません。OAとはOffice Automationの略で、OAスキルとは業務を自動化するスキルという意味になります。一般的には、OAスキルといえば、Microsoft OfficeシリーズのWord・Excel・PowerPointに関するスキルと捉えられていますが、昨今ではGoogleが提供している無料ツールのGoogleドキュメント・スプレッドシイート・Googleスライドを使用する企業も増えてきています。Microsoft OfficeもGoogleの無料ツールも概ね使い方に変わりはないですが、可能であれば自社がどちらのツールを使用しているのかによって新入社員研修のコンテンツも併せて上げる方が良いでしょう。

▶︎関連記事:社会人基礎スキル向上研修パッケージ(OAスキル編)|Schoo for Business

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは、問題を見つけ出し事実や根拠などの検討材料から筋道を立てて、相手が納得するような回答を導き出すための考え方です。 ロジカルシンキングは、自分の意見や提案を相手にわかりやすく伝えるだけの思考方法ではありません。自分で考える力を養うことにも繋がり、資料作成や情報収集の方法といった些細な点についても、既存のやり方に疑問を持ち、改善を加えられるようになるでしょう。

▶︎関連記事:ロジカルシンキング研修|Schoo for Business

 

02新人研修カリキュラムの実施形態

新人研修カリキュラムの実施形態

新人研修カリキュラムの実施形態について、HR総研は従業員数ごとのデータを発表しています。この調査によると、従業員の規模に関わらず集合研修を取り入れている企業が多いということがわかります。一方で、1,001名以上のいわゆる大企業になると、オンライン講座やeラーニングも手法として選択している企業が多く、オフラインとオンラインを組み合わせたブレンディッド・ラーニングという考えを取り入れている企業が増えてきているようです。

また、300名以下と301〜1,000名の規模では、300名以下の方がeラーニングを新入社員研修の教育手法として取り入れている企業が多いということがわかります。300名以下の企業では、人事が研修だけでなく、採用や労務などの業務も担うケースが多く、eラーニングで自身の工数を軽減させているのかもしれません。

▶︎参考:HR総研|人材育成(階層別研修)に関する調査 結果報告【新入社員研修編】

集合研修

集合研修とは、いわゆるオフラインで同時に受講する形式の研修を指します。集合研修を自社で実施する場合は、社内で講師を立てて、会議室などで研修を実施するケースがほとんどです。そのため、社内講師を立てるだけの時間的余裕が自社にある企業は、この方法を用いているでしょう。

一方で、外部の集合研修に参加してもらうという方法もあります。セミナー型で他社の新入社員と共に受講するケースもあれば、自社専属で外部の講師が研修を実施してくれることもあります。自社専属で外部の講師に研修を依頼する場合は、受講する人数が一定数以上いなければならないなどの制約があるため、各研修会社の資料やホームページを参考にベンダーを選択してください。

▶︎関連記事:OFF-JTとは?OJTとの違いやメリット・デメリット、活用方法を解説

オンライン講座

オンライン講座とは、ZoomやTeamsといったWeb会議ツールを用いて、リアルタイムで受講する研修のことを言います。新型コロナの影響で急激に普及した手法であり、基本的には集合研修を実施している企業が、オンラインでも対応できるようにサービスメニューとして入れていることがほとんどです。

集合研修のようにオフラインで集まる必要がないため、多拠点展開している企業や、グループワークや実習は自社で実施する企業が選択することの多い手法と言えるでしょう。

eラーニング

eラーニングは、オンラインで録画された講義を視聴するといった研修手法です。オンライン講座と同様に、新型コロナの影響で急激に研修手法として普及しましたが、昨今ではキャリア自律やリスキリングなどの潮流もあり、研修としてだけでなく自己啓発の手法として導入する企業も多くあります。

eラーニングは集合研修やオンライン講座と異なり、時間や場所の制限がないというのが大きな特長です。また、倍速再生もでき、何度でも復習することが可能なので、知識のインプットという観点では、最も効率の良い研修手法といっても差し支えないでしょう。

 

03新人研修カリキュラムの作り方

新人研修カリキュラムの作成は、まず目的を明確にすることから始めます。その後、予算や内容、実施方法などを詰めていきながら、最終的に具体的なスケジュールに落とし込みます。この章では、新人研修カリキュラムの作り方について解説します。

研修の目的やゴールを明確にする

まずは、研修を行う目的やゴールを明確に設定します。新人研修を通じて、どのような状態になってほしいのかを定義しましょう。

例えば、「本配属先ですぐに実務に取り掛かれるようなビジネススキルの習得」を目的にするのであれば、内容は実務によったものになるはずです。一方で、「社会人として最低限の常識を装着すること」を研修の目的にするのであれば、業務に直結するスキルよりも、マインドセットやビジネスマナーが主な研修内容となります。

研修の予算を確定させる

社内と外部、どちらで研修を行うにしてもコストがかかります。当然ながら予算がなければ研修自体が実施できませんので、研修に充てられる予算を確認しておく必要があります。 実際にかかる費用は、研修の実施数や実施方法によって大きく変動してしまいますが、あらかじめ費用相場をリサーチしておき、概算だけでも算出しておくと提案しやすくなるでしょう。

研修内容・実施方法を検討する

研修の予算が確定したら、予算の範囲内で実施する研修とその実施方法を検討します。 研修内容を決めるためには、対象の社員に身に着けてもらいたい知識やスキルから考える必要があります。企業全体で抱えている課題から考えたり、現場社員に直接ヒアリングしてニーズを把握するのも方法の一つです。 また、研修の実施方法には大きく分けて社内研修と社外研修があり、前者に比べて後者の方が費用が高額になるので予算を考慮しつつ決定する必要があるでしょう。

担当者の予定を調整する

次に研修を行う講師などの担当者の予定を調整していきます。研修の内容や期間、参加者のニーズを考慮しながら、研修を担当する講師やトレーナーの予定を確認します。彼らのスケジュールや優先順位を把握し、研修に適した日程を見つけていきましょう。担当者の予定を調整するフローでは、タイムリーな情報共有と円滑なコミュニケーションが重要です。スケジュールの変更や調整がある場合は、関係者に迅速に通知し、協力を得ることが必要です。

スケジュール表に落とし込む

実施する研修とその実施方法が決まったら、研修スケジュールに落とし込みます。 各研修で講師と受講者のスケジュールを加味しながら作成する必要があり、作成後は複数の研修の日程が重複していないかも確認が必要です。 どうしても想定している研修期間内でスケジュールを組むことが難しいという場合は、eラーニングなどを活用して個々人で学習してもらうというのも方法の一つです。

研修のスケジュール例

日別の研修スケジュールは分刻みで作成することになります。仮に新入社員研修の2日感の研修スケジュールを作成する場合、イメージは以下です。

1日目

時間 内容
09:00-09:30 オリエンテーション
09:30-10:30 会社概要とビジョンの説明
10:30-10:45 休憩
10:45-12:00 部署紹介と役割の説明
12:00-13:00 昼食休憩昼食休憩
13:00-14:30 仕事の基本ルールとコミュニケーション
14:30-14:45 休憩
14:45-16:00 チームビルディング活動
16:00-16:15 休憩
16:15-17:30 社内システムとツールの導入と使い方の説明

2日目

時間 内容
09:00-09:30 前日の振り返りと質疑応答
09:30-10:45 ビジネスマナー研修
10:45-11:00 休憩
11:00-12:30 コンプライアンスとセキュリティの重要性について
12:30-13:30 昼食休憩
13:30-15:00 プロジェクトマネジメントの基礎
15:00-15:15 休憩
15:15-16:30 プレゼンテーションスキルと報告書の作成
休憩 休憩
16:45-17:30 研修の振り返りとアンケート回収
 

04新人研修カリキュラムの具体例

本章では、Schoo for Businessを活用した新人研修カリキュラムの具体例を紹介します。

具体例1:ビジネスマナー

仕事がデキると思われるビジネスマナーの基本

第1回 会社での働き方と仕事の基本
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・会社とはどのようなものかを理解する
  • ・仕事のできる社会人とは
  • ・第一印象の構成要素(メラビアンの法則)
  • ・ビジネスマナーの基礎(あいさつ)
  • ・正しいビジネス敬語
第2回 ビジネスコミュニケーションのマナー〜電話・メール・チャット
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・各コミュニケーション手段の特徴
  • ・電話のメリットとデメリット
  • ・電話のデメリットを克服するコツ
  • ・メールのメリットとデメリット
  • ・メールのデメリットを克服するコツ
  • ・チャットのメリットとデメリット
  • ・チャットのデメリットを克服するコツ
第3回 来客応対・訪問のマナー
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・来訪/来客時のマナー
  • ・会議中のマナー
  • ・辞去/見送りのマナー
  • ・オンライン上のマナー
第4回 身だしなみのマナー
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・身だしなみの定義
  • ・身だしなみのポイント
  • ・美しい身だしなみの要素
  • ・オンライン上の身だしなみ
第5回 会議・打ち合わせのマナー
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・会議と打ち合わせの目的
  • ・会議と打ち合わせのマナーポイント
  • ・オンライン上の会議と打ち合わせのマナー
 

こちらのコンテンツは、全5回・計5時間でビジネスマナーを網羅的に学ぶことができます。電話、メール、チャットなどのコミュニケーション方法から、身だしなみまで、ビジネスマナーの基本を学んでいきます。近年、オンラインでの仕事も増えてきていることから、オフライン・オンラインにおけるポイントなどもご紹介していきます。

  • 株式会社スパークスラボ マスタートレーナー

    株式会社スパークスラボ マスタートレーナー。国際コミュニケーション学学士、心理学学士。日本航空客室乗務員、研修会社講師を経て、枠に囚われない現場のニーズに即した学びと気づきの場を提供すべく、現会社設立に参画。その後、ホテル インターコンチネンタル東京ベイの研修支配人としても活躍した。心理学やコミュニケーション学に基づいたメソッドをもとに、新入社員研修、接遇研修、管理職研修などを企画から実施まで手がけ、研修を通じ企業の人材育成に携わっている。

具体例2:マインドセット

仕事の基本-新入社員のうちに学んでおきたいこと-

第1回 自ら考え、動くための「心構え」
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・新入社員が持つべき3つの心構え
  • ・好奇心・主体性・論理性を育てる3つの考え方
  • ・練習問題
第2回 有意義な時間にする「会議術」
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・会議を変えるために必要なこと
  • ・会議を円滑に進めるための5つのテクニック
  • ・練習問題
第3回 人に伝える際の「要点整理」
時間 60分×1コマ
研修内容
  • ・要点整理のポイント
  • ・書類の種類
  • ・口頭の報告の際に意識すること
  • ・練習問題
 

この授業では、『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』、『4時間のエクセル仕事は20秒で終わる』の著者である寺澤伸洋さんを講師に迎え、新社会人になる前にまず学んでおきたい「仕事の基本」を講義していただいています。

  • ビジネス本著者

    1976年大阪府生まれ。灘高校、東京大学経済学部を卒業後、日系メーカーで17年間勤務。経理、営業、業務改革、Web企画、マーケティング、経営企画と多様な部門を経験し、半年間のイギリス留学後に現職に転職。2016年から3年半書きためたブログを元に、2020年より電子書籍の執筆を開始。著作『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』、『4時間のエクセル仕事は20秒で終わる』がある。

具体例3:コミュニケーション

論理的なコミュニケーションの基礎

第1回 論理的に聞く力〜「論理的に話す」前に大切なこと
時間 50分×1コマ
研修内容
  • ・論理的に聞くことがなぜ重要なのか
  • ・論理的に聞くことができていないNGあるある
  • ・論理的に聞くためのポイント
第2回 論理的に話す方法〜分かりやすく伝えるために大切なこと
時間 50分×1コマ
研修内容
  • ・IQとEQの視点を持つ
  • ・IQ視点の話し方
  • ・EQ視点の話し方
 

この授業では、「論理的に聞く力」と「論理的に話す力」の2つの授業を通して、ロジカルコミュニケーションを身につけるためのポイントを学ぶことができます。

  • コミュニケーション・スピーチコンサルタント

    福岡のTV局・ラジオ局で年間300日以上の生放送に出演。その経験を元に独立し、現在は企業向けの人材育成研修や人材育成コンサルティング、経営者や元アスリートなどのスピーチコンサルティングを行う。組織活性、営業成績4倍UP、スピーチ力向上による顧客獲得率UPなど成果を上げるためにとことんクライアントに寄り添う。企業研修:200社以上、個別コンサルティング:300名以上の実績あり。 趣味は読書と音楽鑑賞と筋トレ。無類のチョコレート好き。
 

05新人研修カリキュラムを作成する際のポイント

新人研修カリキュラムを作成する際のポイントは、主に以下の4つがあります。

  • ・アウトプットの場を用意する
  • ・研修内容は必要なものだけに絞る
  • ・現場の管理職を巻き込む
  • ・PDCAを回す

それぞれについて、詳しく紹介します。

アウトプットの場を用意する

新入社員研修は、社会人に必要なマインドセットや知識のインプットが中心になります。そのため、座学がどうしても増えてしまうので、アウトプットの場が用意されていないというケースも多くみられます。 そのため、座学に加えてロールプレイングやグループディスカッションのようなアウトプットの場もセットで用意するように心がけましょう。 アウトプットの場を用意することで、研修で学んだことの習熟度が上がるだけでなく、学んだことを実践する訓練にも繋げることができます。

研修内容は必要なものだけに絞る

新入社員は覚えることしかないと言っても過言ではありません。時間が無限にあれば、社会人に必要なスキルや能力を1から10まで教えることが可能ですが、部署に配属する日付が決まっている企業も多いでしょう。そのため、その期日から逆算して何を研修で学ばせるのかを整理しましょう。

現場の管理職を巻き込む

新入社員研修に限らず、研修は職場での行動変容に繋げてこそ意味があります。知識の習得だけで実践で活かされていないのであれば、その研修を実施する意味はほとんど無いと言っても良いでしょう。 そのため、現場の管理職を巻き込んで行動変容に繋がっているかを確認してもらったり、実践できるような支援をしたりしてもらう必要があります。

PDCAを回す

前年度の新入社員研修よりも良い研修を実施するために、PDCAを回す必要があります。まずは新入社員研修の評価をどのように行うかを社内で統一しましょう。例えば、学んだことが実際の業務で活かせているかを現場の管理職に5段階評価で判断してもらったり、実際に受講した新入社員の満足度であったり、テストの結果であったり、各企業によってどのラインで研修を評価するのかは変わりますが、この意思統一ができていることがまずは重要です。そして、評価ポイントを決めたら、改善点を洗い出し実際のアクションに繋げていきましょう。

 

06新人研修|Schoo for Business

Schoo for Business

オンライン研修/学習サービスのSchoo for Businessでは約8,500本の講座を用意しており、様々な種類の研修に対応しています。新人研修や管理職研修のような階層別研修はもちろん、DX研修や部署別の研修まで幅広いコンテンツで全てを支援できるのが強みです。

受講形式 オンライン
(アーカイブ型)
アーカイブ本数 8,500本
※2024年2月時点
研修管理機能 あり
※詳細はお問い合わせください
費用 1ID/1,650円
※ID数によりボリュームディスカウントあり
契約形態 年間契約のみ
※ご契約は20IDからとなっております

Schoo for Businessの資料をダウンロードする

大企業から中小企業まで4,000社以上が導入

Schoo導入企業ロゴ

Schoo for Businessは、大企業から中小企業まで4,000社以上に導入いただいております。利用用途も各社さまざまで、IT人材育成もあれば階層別研修やDX研修としての利用、自律学習としての利用やキャリア開発の目的で導入いただくこともあります。

導入事例も掲載しているので、ご興味のあるものがあれば一読いただけますと幸いです。以下から資料請求いただくことで導入事例集もプレゼントしております。そちらも併せて参考にいただけますと幸いです。

Schooの導入事例集をもらう

 

07新人研修のよくある質問

ここからは、Schooの新人研修についてのよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。

質問:新人研修の内容について教えてください。

回答:Schoo for Businessを使った新人研修では、新入社員が基本的なビジネススキルやビジネスマナーを身につけられる講座が人気です。具体的には報連相や関係構築について学ぶビジネスコミュニケーション基礎、メールの送り方・資料の作り方などのビジネススキル基礎、Excel・Word・PowerPointなどOAスキルに関する講座がよくご利用いただけております。

質問:授業はどのように選んだらよいですか?

回答:スクーでは職種別・階層別に様々な研修パッケージをご用意しています。研修パッケージはいくつかの授業によって構成されており、目的や対象に合わせて研修パッケージのテンプレートを選択するだけで簡単に研修を開始することができます。新人向けの研修パッケージの一例をご紹介すると、「新社会人のためのビジネスマナー研修パッケージ」や「ロジカルシンキング初級研修パッケージ」などがあります。

質問:当社の状況を踏まえた新人研修パッケージは作れますか?

回答:授業を組み合わせてオリジナルの研修パッケージを作成することが可能です。 またスクーでは階層や職種に応じて様々な研修テンプレートをご用意しているので、1から研修を作る手間をかけずに社員に合った研修を始めることもできます。まずはお気軽にご相談ください。<お問い合わせフォーム

 

08まとめ

新人研修のカリキュラム内容は、社会人としてのマインドセットやビジネスマナーを中心に設計する企業が多いです。一方で、研修期間に余裕のある企業はExcelやロジカルシンキングといったビジネススキルも研修カリキュラムの内容として設定しています。

新人研修のカリキュラムを作成する際は、まず目的を明確にすることから始めましょう。研修を通じて、どのような状態になってほしいかは各部署の部長や経営陣と擦り合わせをすると効果的です。予算に余裕があれば、研修自体を外注して専門家に任せるといった手段もあります。どのような方法で何を教えるかの相談から、専門的な知識を持った人に相談してみると良いでしょう。

  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE
この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
執筆した記事一覧へ

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ