公開日:2020/03/27
更新日:2024/02/23

チームビルディング研修|目的や内容、効果的に行うためのポイントを解説

チームビルディング研修|目的や内容、効果的に行うためのポイントを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

チームビルディングは、企業の成長だけでなく各社員の成長にも非常に重要です。強いチームが強い企業を産むといっても過言ではないくらい、チームの力というのは他部署だけでなく会社全体に波及します。このコラムではチームビルディングの効果と実際の研修事例を併せて紹介いたします。

 

01チームビルディング研修とは

チームビルディング研修とは、チーム全員が共通の目的・目標に向かい、個々のメンバーが主体的に行動することで、高い成果を出せるようになるチームを作るための研修です。

これまで、日本では与えられた目標を、与えられた仕事をこなしていくことで達成していくトップダウン型の仕事形態でした。しかし、近年では世の中の著しい変化によって、スピード感や柔軟な対応を求められるため、個人が主体的に行動でき、互いの協力関係を発揮し合える、常に改善と成長を続けられるチーム作りが求められています。

チームビルディングの意味

チームビルディングとは、「仲間が主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、相互に関わり合いながら、一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする組織を作るための取り組み」のことです。

「心理的安全性がなく、自分の意見や感想を素直に言えない状態」や「心理的安全性はあり、互いの意見も活発に交わされてはいるが、主体的に自分たちの役割やルール・目標は決められていない状態」をグループと呼びます。

このグループがチームとなるのは、「心理的安全性が担保されていて、自由に意見や主張が交わされ、主体的に自分たちの役割やルール・目標は決められている状態」になってからなのです。

グループの段階で止まっている企業が多い中で、グループからチームへと段階を進めるために行われるのがチームビルディングと言えます。

 

02チームビルディング理論「タックマンモデル」を解説

タックマンモデル

チームビルディングにおいて、「タックマンモデル」という理論があります。この「タックマンモデル」は、心理学者のブルース.W.タックマンが1965年に提唱した、チームビルディングにおける5つの発展段階です。タックマンは、チームが発展する段階には、形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期という5つの過程があるといっています。

この章では、タックマンモデルの5段階について、それぞれ詳しく紹介します。

1:形成期

形成期は、チームのメンバーが決まった段階で、メンバー同士がお互いのことをよく知らない状態です。また、チームの中での個々の役割も定まっていない状態を指します。この形成期の特徴としては、チームの中に不安や緊張感が伴い、メンバー同士で遠慮があります。また、リーダーや責任者などに説明や指示を求めようとする行為もみられます。

2: 混乱期

混乱期は、チームの目的や目標に対する意見の食い違いや、業務の進め方に対して対立が起こるような状態です。個人がそれぞれのやり方を通したり、自分を主張したりすることで考え方や行動に対し対立が起こりやすくなります。チーム内でのヒエラルキーを気にする動きも出始め、チーム全体でモチベーションが下がりやすくなる時期といえます。

3:統一期

統一期では、チームの目指すべき目的が明確になり、それぞれのメンバーに役割や特徴が共有されることで、統一感が生まれてくる時期です。統一期のチームには、目的やビジョンが明確になり、メンバーの役割やそれぞれの責任が明確になってきます。そして、メンバーの中で「わたしたち」や「うちのチームは」という表現が使われるようになります。意見を交わしたり、笑いや議論があったりと、チーム内が活性化する感じを受けます。

4:機能期

機能期におけるチームは、共通のゴールに向かってメンバー同士が一致団結して取り組む時期です。メンバーは指示がなくても自分で考えて行動することができるようになっており、個々の能力が存分に発揮される時期です。また、「このチームだったら大丈夫」という強い信頼関係が生まれる段階でもあります。

5:散会期

散会期では、目的の達成もしくは時間的な制限などの理由によりチームが解散になる段階です。それぞれのメンバーは、また別の目的に向けて動きだす状態にあります。メンバーの中には、さらに上を目指そうとする人が出てきたり、退職や異動を考える人も出てきたりするようになります。

▼タックマンモデルについて詳しく知りたい方はこちらから▼
【関連記事】タックマンモデルとは?チームを上手く機能させるための方法を解説

 

03チームビルディング研修の目的

チームビルディング研修を実施する目的には主に以下が挙げられます。

  • 心理的安全性を高める
  • コミュニケーションの質を高める

この章では上記の目的について詳しく解説します。

心理的安全性を高める

まず、形成期(フォーミング)から混乱期(ストーミング)の状態に移行するためには、心理的安全性を高めて、メンバー全員が自分の意見や感情を表現できるようにする必要があります。そのため、形成期(フォーミング)におけるチームビルディング研修の目的は、心理的安全性を高めることと言えるでしょう。

そして、日本企業における多くの組織やチームが形成期(フォーミング)で停滞しているため、チームビルディング研修の大半は、心理的安全性を高めるために実施されます。

心理的安全性を高めるには、集団や組織で流通する情報量を増やすことが重要です。そのためには、単純にお喋りをするだけでは意味がありません。メンバーそれぞれの特徴や個性、強みや弱みも含めて、相互理解を進めるための情報が組織や集団の中で多く流通して、飛び交うような工夫をする必要があります。

コミュニケーションの質を高める

コミュニケーションの量を増やして、心理的安全性が確保されれば、自然と第2ステージの混乱期(ストーミング)に移行します。このステージにおけるチームビルディング研修の目的は、コミュニケーションの質を高めることです。

混乱期(ストーミング)に入ると、反対意見や批判的なことを言う人が出てきます。その際に、チームの和を乱すからと、これらの意見を封殺してしまうと形成期(フォーミング)に戻ってしまうのです。

そのため、反対意見や批判的な発言の背景や理由を理解するために、ちゃんと周りが傾聴しなければなりません。また、その反対意見に対しても異論があれば述べる必要があります。つまり、声の大きい人の意見で物事を決めるのではなく、メンバー全員が納得いくまで話し合い、意見をとにかく発散させるという取り組みが大事なのです。

このような建設的な対話ができる関係性を作るということが、コミュニケーションの質を高めるということです。このコミュニケーションの質、つまりは建設的な対話ができる関係性を作ることが、統一期(ノーミング)に進むための鍵となります。

 

04チームビルディング研修による3つの効果

チームビルディング研修の効果として、主に以下の3つが挙げられます。

  • チームで目標を追う意識がつく
  • 個人のパフォーマンスが向上する
  • メンバー同士の協力関係が生まれる

この章では上記の効果について詳しく解説します。

チームで目標を追う意識がつく

チームビルディングが行われるようになると、個人ではなくチームで動くという意識が芽生えてくるようになります。個人の強みを発揮しながら、いかにしてチームの役に立つかという視点で仕事を進めていけるようになるため、メンバー同士が協力的になり、チームが活性化されていきます。

個人のパフォーマンスが向上する

チーム全体で物事が考えられるようになり、互いに協力関係や信頼関係が生まれるようになると、その環境の中で自分がどのように能力をすべきかを考えるようになります。チームメンバーが互いに切磋琢磨することで、個人のパフォーマンスも向上していくと期待できます。

メンバー同士の協力関係が生まれる

チームビルディング研修を受けることで、チームで取り組む良さを理解できるようになります。チームの良さは、個人ではなくチームでしかできないことを体験できるところにあります。自分ひとりではできない目的が達成された喜びは、チームの協力関係があってこそ。また、仕事を進めていく上でも、協力することでスピード感をもって仕事をこなしていくこともできます。チームで取り組むことの素晴らしさが理解できるようになれば、さらにメンバー同士の協力関係も生まれていきます。

 

05チームビルディング研修の内容

チームビルディング研修の内容は主に以下の4種類があります。

  • 1:座学による知識習得
  • 2:ゲーム研修
  • 3:アクティビティ研修
  • 4:合宿研修

チームビルディング研修と聞くと、ゲームやアクティビティ研修を想像する人が多いです。しかし、これらだけでは楽しかったり、仲良くなれたりするので、研修満足度は高くなる傾向にありますが、楽しかったで終わってしまい、実務に戻った際には何も得ていないという状態に陥りやすいでしょう。

その状態を回避して、チームビルディング研修の効果を最大化するためには、座学による知識習得で「チームビルディングの必要性」・「タックマンモデルのフレームワーク」などを、個々のメンバーが理解しておくことが重要です。

1:座学による知識習得

座学による知識習得は、いわゆる"研修"です。集合研修やオンライン研修など、座学による知識習得の方法は多岐にわたりますが、業務の忙しさなどを加味して適切な手段をとる必要があります。

メンバー全員の参加時間を確保できるのであれば、オフラインの集合研修でも良いでしょう。

一方で、全員の予定を調整するのが難しい場合は、eラーニングを活用したオンライン研修を用いて、全員が好きな時間と場所で研修を受けられる状態を目指す必要があります。

ゲーム研修

ワークショップやゲームを用いて行うチームビルディング研修は、多くの企業で導入されています。次の章でご紹介しますが、何も道具を使わずに体だけを使うゲームや、ピンポン玉を使うゲームなど、研修で使われるゲームには様々な種類があります。ただ楽しくゲームをすることが目的ではなく、ゲームで協力してゴールを目指すというプロセスの中で、チームで力を発揮する能力を身につけます。

アクティビティ研修

室内でゲームを活用した研修に加えて、屋外で行うアクティビティ研修もチームビルディング研修における手法の1つです。具体的な内容としてはアスレチックや軽いスポーツなど、ゲームと同じくチームワークを養うことができる内容が多く、楽しみながら行える研修です。室内で行うよりも屋外で行う方がコミュニケーションが取りにくいため、チームメンバーのコミュニケーション力が鍛えられるというメリットもあります。

合宿研修

チームビルディング研修には、合宿型の研修も効果的です。何より、チームのメンバーと過ごす時間が長くなるため、メンバーの良い面と悪い面の両面を見たうえでゲームやワークショップ、スポーツ・アスレチックなどに臨むことになり、結果的にチームワークが深まることになります。ただ、合宿の宿泊費や、交通費など、経費がかなりかかってしまうため、導入する際には予算に合った方法を考えるようにしましょう。

 

06チームビルディング研修におすすめのゲーム

チームビルディング研修には、ゲームを活用することが有効であると言われています。ゲームには数分で行えるものから数時間、数日間かけて行えるものまで存在します。ここでは、数分で手軽に行うことができるゲームをご紹介します。

ジェスチャーゲーム

人数 3〜8人
所要時間 10分〜
遊び方
  • 1. 一人がお題を見て、チームの他の人にジェスチャーだけで伝える。
  • 2. 見ている側がお題を当てたら次の人に交代する。(お題がわからない場合はその題をパスする。パスは3回まで)
  • 3. チームの最後の人までジェスチャーを終えたチームが優勝。

事前に準備しておくべき物がほとんど必要なく、お題さえあればどこでも行うことができるのがジェスチャーゲームです。出されたお題を言葉を使わずにジェスチャーだけで見ている人に伝えるため、表現力と相手の伝えたいことを理解する必要があります。チームで動いていく上で必要不可欠な意思疎通の能力を鍛えることができる上に、ノンバーバルコミュニケーションの力を伸ばすことも可能です。

バースデイライン

人数 8〜15人
所要時間 5〜15分
遊び方
  • 1. 誕生日の早い順(先頭が1月1日生まれ、最後尾が12月31日生まれ)に一列に並ぶ。しゃべることや筆談はNG。
  • 2. 制限時間がきたら、先頭から順番に自分の誕生日を言う。
  • 3. メンバーの誕生日の順番を間違えずに並んだチームが優勝。

バースデイラインは、制限時間内に誕生日の早い順から順番に一列に並ぶゲームです。終始無言でおこない、言葉を使う事はもちろん、筆談も禁止されています。このゲームでは、言葉を使って行うコミュニケーションの大切さと、言葉を使わずに相手の気持ちを推測するノンバーバルコミュニケーションの重要性を同時に学ぶことができるため、チームビルディング研修には最適なゲームです。

ピンポン玉リレー

人数 6人〜
所要時間 10分
遊び方
  • 1. 先頭の人がスプーンやお箸でピンポン玉を落とさないように運ぶ。ピンポン玉を落とした場合はその地点から再開する。
  • 2. 折り返し地点を経由するなどコースを回る。
  • 3. ピンポン玉を落とさないようにしながら次の人にバトンタッチする。
  • 4. 最初に全員がゴールしたチームが優勝。

ピンポン玉リレーは、スプーンやお箸を使ってリレー形式でピンポン玉を運ぶという非常にシンプルなゲームです。折り返し地点を設けたり障害物を設置したりしてコースを作り、ピンポン玉を受け渡しながら最も速く全員がゴールしたチームが優勝です。非常に軽くて不安定なピンポン玉をリレー形式で受け渡していくため、メンバーのチームワークが非常に重要になり、チームワークを養うことができます。

ウソつき当てゲーム

人数 5〜10人
所要時間 10分
遊び方
  • 1. 少人数のグループを作る。
  • 2. 嘘をつく人を1人決める
  • 3. チームごとにお題を振り分ける
  • 4. チーム内で会話をすることで嘘をついている人を見抜く
  • 5. 嘘が見抜かれると嘘をついた人の負け。見抜かれないと嘘をついた人の勝ち

非常に簡単なルールのゲームですが、簡単なお題より少し難しい設定にするとチーム内で嘘をついている人を当てようとする動きが活発になり、会話が弾みコミニケーションも図れます。また、嘘を見破ろうとする中で、人の話を注意深く聞く力や、個々の集中力、洞察力が高まります。

条件プレゼン

人数 10〜20人
所要時間 30分
遊び方
  • 1. 参加者を数名のチームに分ける
  • 2. 事前に決められたキーワードを盛り込んだプレゼンをチームで考える
  • 3. プレゼンを行う
  • 4. プレゼン後、最も面白かったチームのプレゼンを投票で決める
  • 5. 最も多く得票したチームの勝ち

時間もかからず、道具などもほとんど必要ないため、手軽に行えるのが条件プレゼンです。チームになってプレゼンを行うため、チーム内でのコミュニケーションが活性化され、メンバー同士の仲が深まります。さらに、お題をいかに面白くプレゼンするかを考える中で、想像力が高まり、相手にどのように伝えるのかということを考えることで、プレゼン力も身に付きます。

ペーパータワー

人数 3〜8人
所要時間 5分
遊び方
  • 1. 1つのチームにつき30枚のA4用紙を配布する
  • 2. 作戦タイム→1枚だけ用紙に触れて良い
  • 3. 5分間でカードを組み立て、出来るだけ高くタワーを作る
  • 4. 組み立て終了後、全員がタワーから手を離す
  • 5. 全員で10秒数えた後、計測タイムに移行
  • 6. 優勝チームの発表
  • ・ルール:紙の変形は行ってもいいが、紙以外の道具は使ってはならない

このゲームは紙と机さえあればどこでも行える簡単なゲームです。時間内でできるだけ高くタワーを積み重ねたチームが勝ちとなるため、素早く考える思考力と、チームの協調性が養われます。

質問ゲーム

人数 4人〜
所要時間 1分〜
遊び方
  • 1. 2人1組のペアを作る
  • 2. 相手に質問し、答えてもらう
  • 3. 相手のことをより多く知ることができた方が勝ち

このゲームは初めてメンバーが集まる時など、メンバーの中の親交があまり深まっていない状態で行うことが効果的です。1分ほどの短い間に相手に質問し、答えてもらい、その人をいかに知ることができるかを競うだけのとても簡単なゲームです。短い間で簡潔に質問し、あるいは簡潔に答えることで、質問力、対話力の強化につながります。

似顔絵当てゲーム

人数 5人〜
所要時間 15分〜
遊び方
  • 1. 数人のチームに分ける
  • 2. チームの全員が各々の課題を元に似顔絵を描く
  • 3. 似顔絵を描いた人以外のメンバーが誰の似顔絵なのかを答える
  • 4. 最も正解数が多かったチームが優勝です

このゲームも、ペンと紙さえあればできる非常に簡単なゲームです。課題を芸能人などといった範囲の広いものではなく、メンバーの人全員が知っている身近な人を課題とすることで、ちょうど良い難易度になります。基本的に楽しく行えるゲームであるため、チームビルディングを養うのにおすすめです。

 

07チームビルディング研修を行う際のポイント

チームビルディング研修も他の研修と同じく、意識すべきポイントとして以下があります。

  • 対話を意識させる
  • 質問力・聴く力を身につけられるようにする

この章では各ポイントについて詳しく解説します。

対話を意識させる

チームビルディング研修は、ディスカッション形式で行われる機会が多くなると思います。ディスカッション形式で研修を行う際に注意する必要があるのが、本当にディスカッションをさせてはいけない、ということです。

基本的に、ディスカッションは相手に自分の意見を論理的に伝えることで相手を納得させる行為のことを言います。ディスカッションは勝負では無いのですが、相手を納得させようとお互いにヒートアップしてしまうこともあります。お互いにヒートアップしてしまうと、チームビルディング研修の趣旨から逸れてしまいます。そのため、ファシリテーターなどを用いて対話を意識させることが大切です。

質問力・聴く力を身につけられるようにする

質問力と聴く力はコミュニケーションにおいて最も重要だと言えるスキルです。そして、チームビルディングにはコミュニケーションが欠かせません。

上記の通り、対話を意識したコミュニケーションを促し、相手を変えて質問と相手の話を聴く作業を繰り返し行うことがポイントです。そして、質問力と聴く力には個人差があり、それらの力を持っている人とそうで無い人には大きな差があります。

そのため、ファシリテーターは誰が質問力・聴く力が無いのかを見極め、重点的にそれらの受講者をサポートするようにしましょう。

振り返りを行う

どの研修においても振り返りは研修の最後のステップとして非常に重要です。研修の振り返りを行わなければ受講者の意見や感想も聞き出せない上に、研修の課題が洗い出されないため、研修のPDCAサイクルが回せなくなります。

そして、チームビルディング研修においては、振り返りが特に重要な意味を持ちます。理由としては、受講者からの率直な意見を聞き出すことができ、受講者同士の繋がりを強めることができるという点が挙げられます。

研修中に対話を多く行っても、何かしらのトピックがあったり、ファシリテーターがいることで話しにくく感じる受講者もいるかもしれません。そのため、研修が全て終わった振り返りの段階で受講者同士を自由に会話させることで、受講者から率直な意見を引き出すことができ、受講者同士の繋がりも強めることができます。


 

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■資料内容抜粋
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08Schooのチームビルディング研修

Schoo for Businessでは、約8,000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。チームビルディングについて学べる授業はもちろんのこと、心理的安全性や傾聴力などを学べる授業もあり、チームビルディング研修に必要な授業が多く揃っています。

受講形式 オンライン
(アーカイブ型)
アーカイブ本数 8,000本
※2023年3月時点
研修管理機能 あり
※詳細はお問い合わせください
費用 1ID/1,500円
※ID数によりボリュームディスカウントあり
契約形態 年間契約のみ
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チームビルディング研修におすすめの授業を紹介

チームビルディング研修では、まずチームビルディングの必要性やフレームワークなどを学び、各メンバーが主体的にチームビルディングに取り組む状態にする必要があります。

この章では、チームビルディング研修におすすめの授業を一部ご紹介します。研修や人材育成のご担当者であれば10日間の無料デモアカウントも配布しておりますので、ご興味がある授業があればデモアカウントのお申し込みをお願いいたします。

「いまのメンバーで仕事が面白くなるチームビルディング」

この授業では、グループとチームの違い、タックマンモデル、各ステージでチームビルディングを進めるために必要なことについて学ぶことができます。また、チームビルディングにおける誤解についても解説しており、すでにチームビルディングに対して、一定の知識を持っているという人でも視聴する意義のある授業となっています。

 
  • 組織開発ファシリテーター

    企業、団体、教育、スポーツの現場など、約20年にわたって3000回を超えるチームビルディングを実施、現在は複数の法人で「エア社員」の肩書のもと、事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりをファシリテーションする。株式会社ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、学校法人茂来学園大日向小学校の理事を兼任。著書に『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』がある。

この授業を無料視聴する

※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

多様なバックグラウンドのメンバーとの仕事がうまくいくチームビルディング

この授業では、「良いチームとはなにか」・「年度初めの組織で取り組むとよいこと」をテーマに、「バックグラウンドの異なるメンバーとうまくいくためのチームづくり」について講義いただいております。転職が当たり前になった時代で、年度初めに転職者がチームに入ってくることも少なくありません。そのような場合に、どのように向き合い、チームビルディングを推進していくべきかを学ぶことができます。

 
  • 組織開発ファシリテーター

    企業、団体、教育、スポーツの現場など、約20年にわたって3000回を超えるチームビルディングを実施、現在は複数の法人で「エア社員」の肩書のもと、事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりをファシリテーションする。株式会社ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、学校法人茂来学園大日向小学校の理事を兼任。著書に『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』がある。

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チームビルディング-リーダーの振る舞いを学ぶ-

この授業では、チームを率いる管理職・マネジメント層がチームビルディングを推進する上でとるべきリーダーとしての振る舞いを学ぶことができます。授業では理論的な説明だけでなく、「同調期」・「混沌期」・「調和期」でのリーダーの振る舞いや働きかけの仕方、NG行動などを解説しています。

 
  • 組織開発ファシリテーター

    企業、団体、教育、スポーツの現場など、約20年にわたって3000回を超えるチームビルディングを実施、現在は複数の法人で「エア社員」の肩書のもと、事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりをファシリテーションする。株式会社ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、学校法人茂来学園大日向小学校の理事を兼任。著書に『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』がある。

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Schooのチームビルディング研修の費用

Schoo for Businessは1,500円/IDから利用可能で、20名より申し込みができます。ご契約のID数が多ければ多いほどボリュームディスカウントもあるので、チームビルディング研修だけでなく、新入社員研修や管理職研修などを組み合わせると費用を抑えて研修を実施することが可能です。詳しい費用はお問い合わせをいただくことで、お見積もりを出させていただきます。

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Schoo for Businessを導入するまでの流れ

まずは資料請求・お問い合わせをお願いいたします。担当がお電話・メールにて詳細をお伺いして、お客様が抱えている課題やどのような研修を希望されているかをヒアリングさせていただきます。ご契約からは数週間で利用開始いただくことが可能ですが、ご希望に合わせて導入開始日は調整可能でございます。

Schooの導入企業事例

Schoo導入企業ロゴ

Schoo for Businessは、大企業から中小企業まで3,200社以上に導入いただいております。利用用途も各社さまざまで、階層別研修やDX研修としての利用もあれば、自律学習としての利用もあり、キャリア開発の目的で導入いただくこともあります。

導入事例も掲載しているので、ご興味のあるものがあれば一読いただけますと幸いです。以下から資料請求いただくことで導入事例集もプレゼントしております。そちらも併せて参考にいただけますと幸いです。

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09チームビルディング研修のよくある質問

ここからは、Schooのチームビルディング研修についてのよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。

質問:チームビルディング研修の内容について教えてください。

回答:Schoo for Businessを使ったチームビルディング研修では、チームビルディングに必要なコミュニケーションスキルやマネジメントスキルなどを学ぶ講座がよくご利用いただいております。研修を通じ、チームでの成果の出し方や、メンバーが力を発揮できる環境づくりについて学びます。

質問:授業はどのように選んだらよいですか?

回答:スクーでは職種別・階層別に様々な研修パッケージをご用意しています。研修パッケージはいくつかの授業によって構成されており、目的や対象に合わせて研修パッケージのテンプレートを選択するだけで簡単に研修を開始することができます。チームビルディング研修パッケージの一例をご紹介すると、「チームビルディング研修パッケージ」や「組織マネジメント研修パッケージ」などがあります。

質問:当社の状況を踏まえたマネジメント研修パッケージは作れますか?

回答:授業を組み合わせてオリジナルの研修パッケージを作成することが可能です。 またスクーでは階層や職種に応じて様々な研修テンプレートをご用意しているので、1から研修を作る手間をかけずに社員に合った研修を始めることもできます。まずはお気軽にご相談ください。<お問い合わせフォーム

 

10まとめ

  • ・チームビルディングとは、チームや組織のメンバーそれぞれが、自分の個性や能力を発揮しながら一丸となってゴールを目指すチームをつくるための取り組みのこと。チームや組織が目指す姿を明確にし、それに向かってメンバーがそれぞれ主体的に行動しゴールを目指す。

  • ・タックマンモデルとは、心理学者のブルース.W.タックマンが1965年に提唱した、チームビルディングにおける5つの発展段階のこと。チームが発展する段階には、形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期という5つの過程がある。

  • ・チームビルディング研修の目的は、個人のパフォーマンスの向上やコミュニケーションの活性化、組織全体のミッションやビジョンの共有である。

  • ・チームビルディング研修を行うと、個人のパフォーマンスが向上したり、メンバー同士の協力関係が生まれるようになると期待できる。

  • ・Schooを利用したチームビルディング研修は、研修のテーマに即した授業をそれぞれが視聴し、気づいたことをワークシートに記入する。後日、そのワークシートを用いて、受講者が意見を発表したり、互いに気づいたことをディスカッションしたりして、テーマに対する理解を深めるというもの。

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  • 登壇者:伊藤 羊一 様
    Zアカデミア学長 / 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 / Voicyパーソナリティ

    日本興業銀行、プラスを経て2015年よりヤフー。現在Zアカデミア学長としてZホールディングス全体の次世代リーダー開発を行う。またウェイウェイ代表、グロービス経営大学院客員教授としてもリーダー開発に注力する。2021年4月に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の学部長に就任。代表作に56万部超ベストセラー「1分で話せ」。ほか、「1行書くだけ日記」「FREE, FLAT, FUN」など。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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