公開日:2021/02/10
更新日:2023/05/29

プログラミング研修でe-ラーニングを活用する方法を解説

プログラミング研修でe-ラーニングを活用する方法を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

プログラミング研修を実施する方法の一つとして、e-ラーニングがあげられます。この記事では、e-ラーニングでプログラミング研修を実施する場合のメリットとデメリット、そして活用法をご紹介します。

 

01プログラミング研修をe-ラーニングで実施する企業は増えてきている

昨今IT人材が重宝されていることにより、プログラミング研修を実施する企業が増えてきています。従来、プログラミングを学ぶ方法としては、書籍や研修で同じ会場に集まって講義を行う形式が主流でしたが、近年はe-ラーニングを活用する企業が増えています。では、なぜプログラミング研修をe-ラーニングで行う企業が増えているのか、ここで解説します。

プログラミング研修にe-ラーニングを導入する企業が増えている理由

プログラミングは実践的なスキルであり、実際に手を動かしてコードを書くことが重要です。e-ラーニングは、学習者が自分自身で実際のコードを書きながら学習することができます。また、コンテンツも開発環境やシミュレータを利用した課題や演習問題が用意されており、自身のペースで繰り返し練習することができます。 加えて、プログラミングは進化の速い分野であり、常に最新の技術やツールが登場します。e-ラーニングは教材の更新や改善が容易であり、最新情報やトレンドに素早く対応することができます。学習者は最新のプログラミング言語やフレームワークについても学習できるため、スキルを継続的に向上させることができるのです。 これらのような理由から、プログラミング研修にe-ラーニングを活用する企業が増えているのです。

 

02e-ラーニングにおけるプログラミング研修の種類

ITエンジニア需要の増加に伴い、プログラミング学習ができるe-ラーニングのサービスは増えてきています。 e-ラーニングにおけるプログラミング研修は大きく次の4つに分けられます。

  • ・スライド形式
  • ・ゲーム形式
  • ・ハンズオン形式
  • ・講義形式

ここでは、それぞれの研修の種類について詳しく解説します。

スライド形式

スライド形式のプログラミング研修は、情報をテキストや画像でまとめたスライドを使用して学習を進める形式です。学習者は自分のペースでスライドを進めることができます。スライド形式は情報の整理や基礎知識の習得に適しており、基本的なプログラミングスキルを獲得するための入門研修によく使用されます。

ゲーム形式

ゲーム形式のプログラミング研修は、学習者がゲームのような環境でプログラミングスキルを学ぶ形式です。ゲームのキャラクターやシナリオに沿ってコードを書き、ゲーム内の課題を解決することでプログラミングの概念や技術を学びます。ゲーム形式は学習の興味とやる気を高める効果があり、楽しみながらプログラミングスキルを身につけることができます。

ハンズオン形式

ハンズオン形式のプログラミング研修は、実際に手を動かしてコードを書きながら学習を進める形式です。学習者は開発環境を利用し、実際のプログラミングの手順や技術を体験しながら学びます。具体的なプロジェクトや演習問題を通じて実践的なスキルを身につけることができます。

講義形式

講義形式のプログラミング研修は、ビデオやオーディオレクチャーを通じて専門家から直接指導を受ける形式です。講師はプログラミングの概念や技術について解説し、具体的な例やデモンストレーションを行います。講義形式は広範な知識の習得や専門的なトピックの理解に適しています。

 

02プログラミング研修をe-ラーニングで実施するメリット

研修を実施するにあたって具体的なメリットはどんなものがあるのでしょうか。ここではプログラミング研修をe-ラーニングで実施するメリットを解説していきます。

自分の理解度に合わせて受講できる

1つ目のメリットとして、自分の理解度に合わせて学習を進めることができます。 e-ラーニングでは、集合研修と異なり、一度受講した講義を繰り返し受講できるため、講義に置いてけぼりになり、習熟ができていないということを防ぐことができるのです。 そのため、苦手な部分を何度も振り返ることができたり、得意な部分は軽めの学習にして、先に進めるなどをすることが可能です。

時間や場所に捉われず受講できる。

2つ目のメリットとして、いつでもどこでも学習することができます。 パソコンに限らず、スマホやタブレットでも受講できるため、移動中の電車など、日時や場所にとらわれず、自分の好きなタイミングやペースで受講することができます。また、企業にとっても、従来の研修では会場の手配や従業員のスケジュール調整が必要でしたが、e-ラーニングでは人員配置の柔軟性が向上し、コストを削減できるメリットがあります。

手軽に受講でき、継続しやすい

3つ目のメリットとして、手軽に受講できるため、継続しやすいということがあります。前述のように、e-ラーニングはどのデバイスでも受講できるため、起動してすぐに学習を開始するなど、学習への障壁を下げることができます。 利便性は学習への障壁を下げることができるため、e-ラーニングは受講者が継続的に学習するための一助となることでしょう。

 

03プログラミング研修をe-ラーニングで実施するデメリット

受講者のペースやレベル、管理者の工数やコスト削減などe-ラーニングには様々なメリットが存在します。メリットがある一方で、e-ラーニングで研修を実施するデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここではプログラミング研修をe-ラーニングで実施するデメリットを解説していきます。

成果がわかりづらい

1つ目のデメリットは、成果がわかりづらいことです。研修の目的の一つとして、「社員の早期戦力化」があげられるかと思います。e-ラーニングでは、学習管理システムで学習進捗の管理などできますが、実際に社内の業務に従事した際に研修を受けた社員がどのくらい学びを昇華できているかは個人に委ねられてしまいます。 集合研修でも同様のことは言えますが、e-ラーニングでは受講者の顔が見えない分、実際の業務に入ってから学習成果は顕著に出る可能性があります。

モチベーション維持が難しい

2つ目のデメリットは、モチベーション維持が難しいという点です。e-ラーニングは受講者の好きなタイミングで受講できるというメリットがありますが、一方で受講開始のタイミングはバラバラになってしまいます。そのため、受講者同士がネットワークを作ったりするなど、モチベーション維持が難しい環境となります。

講師とのコミュニケーションが取りづらい

3つ目のデメリットとして、対面式ではないため、講師とのコミュニケーションが取れないということがあげられます。e-ラーニングは事前に収録した動画講義を受講するため、疑問点をその場で解決しづらく、講師と対面で話すことで相互理解を深めることが難しくなります。そのため、研修を受講しても、結果的に内容について理解できていないという可能性があります。

 

04プログラミング研修におけるe-ラーニングの活用ポイント

e-ラーニングでのプログラミング研修は、好きなタイミング・場所で受講できるサービスです。一方で、成果が見えづらく、受講者同士のコミュニケーションがとりづらいというデメリットがあります。 では、プログラミング研修において、e-ラーニングを効果的に活用するにはどうすればいいのでしょうか。ここでは効果的な活用方法を2つご紹介します。

学習の共有ができる場所をつくる

近年、チャットやSNSなどの普及により、人々がオンラインでつながれる場が増えてきています。これらを活用することにより、受講者同士が自由にコミュニケーションをとれる場を創出することができます。 例えば、社内で使用しているチャットツールに学びの共有するスレッドを設置し、受講者が学んだ内容を自由に共有することで学びを広げることができ、結果として成果がわかりづらかったり、他の受講者とコミュニケーションが取れないという課題を解決することができます。

集合研修の事前学習として活用する

様々なバックグラウンドを持った社員がいる企業などでは、従業員の知識レベルはまちまちとなってしまいます。したがって、いきなり集合研修を実施すると遅れを取ってしまう受講者も少なくありません。しかし、e-ラーニングを集合研修前の事前学習という位置づけで受講してもらうことで、受講者のレベルの均一化を図ることができます。 また、ある程度事前知識を持った状態で集合研修に参加するので、講義がスムーズになり、遅れをとっている受講者に対してのフォローなど、研修担当の工数削減も可能です。

 

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06まとめ

プログラミング研修はe-ラーニングで実施することで時間や場所に捉われることなく、受講者のペースや習熟度に応じて、学びを深められるというメリットがあります。 一方で、成果がわかりづらかったり、受講者同士や受講者と講師人的ネットワークなどが作りづらいため、schooのようなリアルタイムで先生や他の生徒とコミュニケーションをとることができるサービスを活用するなど、工夫が必要となります。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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