公開日:2021/02/22
更新日:2022/07/21

オンラインでチームビルディングにおすすめのゲームとは|メリットやポイントも紹介

オンラインでチームビルディングにおすすめのゲームとは|メリットやポイントも紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

メンバーがそれぞれの能力を最大限に発揮し、成果を上げられるチーム作りの手法としてチームビルディングが挙げられます。 また、在宅勤務が広がっていることから、オンラインでできるチームビルディングに対する需要が高まっています。 オンラインでのチームビルディングに対し、「本当にチームビルディングができるのか」といった不安を抱えている方も少なくないと思われます。 そこでこの記事では、チームビルディングの重要性をおさらいし、オンラインでできるチームビルディングの事例、実施ポイントなどを解説します。

 

01そもそもチームビルディングとは?

チームビルディングとは、チームの目的や目標に向かってメンバーそれぞれが個性や能力を最大限に発揮しながら一丸となって目標達成を目指すチームを作るための取り組みを指します。 では、なぜチームビルディングが必要とされているのか、その目的について解説します。

チームビルディングの目的

チームビルディングの最大の目的は、チームとしてのパフォーマンスの向上です。 前述しましたが、チームビルディングはメンバー全員の能力を最大限に発揮し、一丸となって目標達成に向けたチームを作ります。チームの課題解決力が向上することで、結果的にパフォーマンスの向上に繋がるのです。 また、その他にもコミュニケーションの活性化や、マインドセットの醸成、組織やチームのビジョン浸透を目的としてチームビルディングに取り組むケースもあります。

チームビルディングで期待される効果

チームビルディングに取り組むことによる効果は大きく3つ挙げられますので、詳しく解説します。

信頼・相談しやすい環境構築

たとえ一人ひとりの能力が高いチームであっても、コミュニケーションに円滑でなければチームとしてのパフォーマンスの向上は難しくなります。 チームビルディングを通して、メンバー同士でコミュニケーションを活発にとることによって、それぞれがメンバーへの信頼感を抱くことができ、相談のしやすい環境構築に繋がります。 そのような環境であれば、仕事もスムーズに進めることができ、結果としてチーム全体のパフォーマンス向上に繋がるのです。

個人のモチベーションの向上

チームビルディングを通じて、メンバー同士の協力や切磋琢磨しながら共通の目標達成に向けて動くようになります。 「チームに貢献したい」、「みんなで協力して目標を達成したい」といった個人のモチベーションが向上し、効率的で生産的な仕事につながることが期待されます。

アイデアが広がる

多種多様な価値観を持ったメンバー同士で議論を深めることによって、仕事における新しいアイデアが生まれやすくなります。 一人ではなかなか思いつかなかった、考え方に触れることができるため、思考の幅が広がり、新しいチャレンジやイノベーションが期待できます。

 

02オンラインでチームビルディングの研修を行うメリット

チームビルディングについて改めて解説しましたが、昨今在宅勤務が広がっていることから、オンラインでのチームビルディングに注目している企業は少なくありません。 オンラインでチームビルディングの研修を実施するメリットとして以下のようなものが挙げられます。

短時間で簡単に実施できる

従来は、大人数が一つの場所に集まる必要があったため、メンバーのスケジュールの調整が複雑になってしまいがちでした。 しかし、Web会議ツールを活用するオンラインのチームビルディングは、内容によりますが終業後などに短時間で簡単に実施することが可能です。 また、参加するためだけに移動することもなく、時間や交通費の節約にもつながります。参加するハードルを下げることで、社内の参加率の向上も期待できます。

メンバー全員とコミュニケーションをとりやすい

オフラインで実施されるチームビルディングでは、座席の配置などによってはコミュニケーションを取りづらい人が発生してしまうことが考えられます。 しかし、オンラインであれば全員が同じ画面に表示されて会話できるため、全員と密にコミュニケーションをとることが可能になり、チームビルディングの効果を一層高めることが期待されます。

発言者が注目されやすく議論しやすい

オンラインでは、発言者の声が聞き取りやすく、全員が一人の話を集中して聞くことができます。 複数の会話が同時に行われてしまって、話がまとまらないということも少なくなるため、グループディスカッションなどに生かすことが可能です。 また、Web会議システムでは、画面上にホワイトボードを表示させることができ、全員が見えるように内容をまとめることができ、議論を円滑に進めることができます。

 

03オンラインでのチームビルディングにおすすめのゲーム5選

オンラインでのチームビルディングのメリットを解説しましたが、どのような内容を実施すればいいのか悩む方も少なくないと思われます。 そこで、ここではオンラインでもできるチームビルディングの事例をご紹介します。

偏愛マップ

偏愛マップと1枚の用紙に自分が好きなもの、書き込んだマップのことで、初対面のメンバー同士でのチームビルディングに実施されています。 自分の好きなものを樹形図のようにたくさん書き込み、相手との共通点などを発見することでコミュニケーションの活性化が期待できます。 マインドマップなどを使えばオンラインでも作成することができるので、オンラインでのチームビルディングでも導入することが可能です。

条件プレゼン

条件プレゼンとは、あらかじめ与えられたキーワードを使ってチームでプレゼンテーションを行うアクティビティです。 最終的に最も面白い内容のチームが優勝となります。 限られた時間内でプレゼンテーションを作成、成功させなければならないため、それぞれのメンバーが役割を把握し、行動する必要があります。 Web会議システムで画面共有をしながら、共同編集ができるツールなどを使えるため、オンラインのチームビルディングに適しています。

新規事業提案

チームビルディングにおいて成功した事例として、ソフトバンクの新規事業を提案するワークショップで、同社で新入社員研修として実施されました。 実施の流れとしては、まずソフトバンクの社内起業制度「ソフトバンクイノベンチャー」の社員から事業開発に関するレクチャーを受けます。 その後、新入社員が4,5名のチームに分かれ、ディカッションを重ね、1週間で新規事業を考えるといった内容です。 新規事業提案という難易度の高い内容だからこそ、メンバーと密にコミュニケーションをとるため、オンラインでできるチームビルディングのコンテンツとして実施してみてはいかがでしょうか。

ヒーローインタビュー

ヒーローインタビューは、オンラインで手軽にできるチームビルディングゲームです。所要時間は一回の質問と受け答えを合わせて5〜6分程度で、2人以上の参加者がいれば行うことができます。ゲームの進め方は、まず初めに質問する側と質問される側(ヒーロー役)に分かれます。そして、質問する側が質問側に対していくつか質問を行っていき、質問される側が質問に答えていくという簡単なゲームです。ヒーローインタビューの大きなメリットは質問していく中で、相手のことをだんだんと深く知れるようになることで、チームビルディングにおすすめです。

嘘つき当てゲーム

このゲームのルールは、少人数のグループに分かれて、グループの中で嘘をつく人をランダムに1人決めます。そして、それぞれのグループに与えられたお題に関してディスカッションをしていく中で、嘘をついている人を当たられたら勝ち、当てられなかったら負け、という非常に簡単なゲームです。少し難しいお題を設定するとチーム内で嘘をついている人を当てようとする動きが活発になり、コミニケーションが活性化されます。また、嘘を見破ろうとする中で、人の話を注意深く聞く力や集中力、洞察力が高まります。

 

04オンラインでチームビルディング研修を行う際のポイント

オフラインでのチームビルディングとは異なり、オンラインで実施する場合に押さえておきたいポイントがあるので、ここで解説します。

ツール・通信環境の整備

Web会議システムなどのツールの導入はもちろんのこと、使い方にあらかじめ慣れておくことも重要です。 また、チームビルディングは会議形式で実施することがほとんどのため、通信環境が不安定だと、円滑なコミュニケーションが取れないことにつながりかねないため、メンバーにはあらかじめ確認または整備してもらう必要があります。

メンバー全員には顔出しで参加してもらう

Web会議システムでは、機能として自分のカメラをオフにして音声だけで参加することができます。 しかし、チームビルディングの重要なポイントはコミュニケーションの活性化です。顔が見えない状態だと、相手からすると自分の話を聞いているのかわかりづらく、チームビルディングの効果も薄くなってしまいます。 そのため、特別な理由がない限りは顔出しで参加してもらうようにしましょう。

ファシリテーションの準備をしておく

ファシリテーションとは会議などの場で、参加者の発言を促したり、話の内容を取りまとめたりする能力のことです。 オフラインでのファシリテーションとは異なり、オンラインでは場の雰囲気の読みづらさなどがあり、それに合わせたファシリテーション能力が重要です。 短い時間でチームビルディングに取り組みたいという場合には、円滑に場を回していく必要があるため、ファシリテートができるよう準備しておく必要があります。

ゲームなどのレクリエーションをプログラムに盛り込む

オンラインでチームビルディング研修を充実したものにしたいのであれば、ゲームなどのレクリエーションをプログラムに盛り込むことが効果的です。研修は遊びではないため、ゲームばかりのプログラムではいけませんが、講師の話を聴くだけのプログラムや、動画を視聴するだけのプログラムでは参加者の集中力は長続きしません。ゲームなどのレクリエーションを活用することで、参加者が楽しみながら集中力を持続させることができるため、より効果的なチームビルディング研修になるでしょう。

実践につながる研修プログラムにする

チームビルディング研修の目的は、社員同士の繋がりを強めて仕事の成果を上げることであるため、研修によって社員同士が繋がりを強めることができればそれで研修の目標を達成したことになります。しかし、せっかくチームビルディング研修を行うのであれば、実践につながるような研修プログラムにすることがおすすめです。例えば、ゲームのお題をビジネスの現場で直面しがちな課題にし、ゲームを行っていく中でそれらの課題について考えを深めてもらうなど、実践につながるようなプログラムにすると、研修の効果がさらに高まります。


 

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
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・自己啓発への活用方法 など


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05オンラインでのチームビルディング研修におすすめのSchooビジネスプラン

Schooビジネスプランでは約8,000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schooビジネスプランの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。

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1.研修と自己啓発を両方行うことができる

schooビジネスプランは社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自己啓発には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約8,000本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自己啓発の双方の効果を得ることができるのです。

2.オンラインでのチームビルディング研修におすすめのSchooビジネスプラン

オンラインでのチームビルディング研修には、Schooビジネスプランがおすすめです。Schooビジネスプランの講座では、チームビルディングの基礎やチームビルディングに必要なコミュニケーションスキルからチームで成果を出すために必要なコーチングスキルまで、カリキュラムを組み合わせて網羅的に構成されており、チームビルディングに必要なスキルや知識を体系的に学ぶことができます。

さらに、社員にSchooの講座を受講してもらった後に、記事内で紹介したようなゲームなどを活用してオフラインでのチームビルディング研修を行うと、チームビルディング研修の効果がアップします。

チームビルディング研修におすすめのSchoo研修パッケージ

  • 相手を尊重しながら自分の意見を伝える「アサーション」「アサーティブコミュニケーション」について学べる研修パッケージです。ビジネスコミュニケーション事例からアサーティブコミュニケーションの方法について学び、人間関係のストレスを減らして仕事のパフォーマンスを上げる方法を身につけることができます。
  • マネージャー向けの組織マネジメントについて学べるカリキュラムです。マネージャーの役割と業務について体系的に学んだ上で、具体的にチームで成果を出していくために必要なことについて学習できる研修となっています。
  • チームビルディングについて基礎を身につけたいという方向けの研修パッケージです。成果を出すチームビルディングに必要なコミュニケーション方法や、チームで成果を出すための基本スキルについて学びます。
  • チームビルディングの基礎については習得していて、さらにスキルアップしたいという方向けの研修パッケージです。チームをさらに強化するための「仕事可視化の技術」や「課題を解決するファシリテーションの方法」について学ぶことができます。

チームビルディング研修パッケージを見る

チームビルディング

チームビルディング
 

この授業では、主にメンバー向けマネジメントに携わっている、あるいは係長、課長などのミドル向けマネジメントにかかわっている管理職の方を対象にチームビルディングについて学びます。 組織の管理職であり、グループや組織をリードしなければいけないが、部下が主体性を発揮しない、一体感がうまれない、部下との間に壁を感じるなどの課題意識を持った人たち向けに、戦略や方針を実行する上で、その下地となるチームの土壌をどのように形づくっていくのか、成果を出していくための上司の在り方にフォーカスをしながら、組織に対するアプローチ方法について学んでいきたいと思います。 講師として登壇するのは、ご自身も総勢150人のメンバーマネジメントをするパーソルキャリア株式会社の白井先生です。

担当講師:白井 孝大先生
パーソルキャリア株式会社 人材紹介事業部ゼネラルマネージャー

2002年より人材業界に従事。法人コンサルティング営業として、幅広い業種を対象とした中途採用支援に従事した後、 現在は個人向けキャリアコンサルティングサービス本部のゼネラルマネージャーとして、複数の部門を兼任。 グループ数25、メンバー数約150名の事業運営とサービスづくりに携わる。

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チームで成果を出すためのコーチング

チームで成果を出すためのコーチング
 

「指示待ちの部下が多い」「モチベーションの上げ方が分からない」、そんなテーマをお持ちではないでしょうか? この授業では、「部下の主体性を高める」「組織を活性化する」ためのコーチングスキルについて全3回の授業で学びます。 授業を通して、チーム、そして部下や後輩が成果を上げるために明日からできるコーチングスキルを身に付けましょう。

担当講師:本間 達哉先生
株式会社コーチ・エィ  国際コーチ連盟マスター認定コーチ

上智大学文学部卒業。 日本で最初のコーチング・ファームである株式会社コーチ・エィのエグゼクティブ・コーチとして、これまで約300人の経営者や管理職を対象にコーチングを実施。組織の風土改革や業績向上のために、リーダー自身の意識や行動をどう変革するかをテーマとしてきた。 また、リーダーが実践的、体系的にコーチングを学べる「Coachacademia」の講師を18年勤めており、2万人以上のコーチ型リーダーを養成している。

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3.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる

Schooビジネスプランには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方1

まず、Schooビジネスプランの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。

管理画面の使い方2

この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。

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06まとめ

この記事ではオンラインでのチームビルディングについて解説しました。 在宅勤務では、メンバー間の交流が難しくなっていますが、そういった時こそチームビルディングを通してコミュニケーションをとり、高いパフォーマンスを発揮できるチームを作ることが重要です。 この記事でご紹介したチームビルディングの方法を参考に、メンバーに合わせた内容を取り入れてみてください。

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