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イントレプレナーとは?社内起業家を育成するポイントを紹介

公開日:2021/09/09
更新日:2021/09/10
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イントレプレナーとは?社内起業家を育成するポイントを紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

イントレプレナーは、優秀な人材の確保や新たな市場の開拓、事業の拡大に有効な新たな手法として注目を集めています。最近多いイントレプレナーとはどういった存在か、イントレプレナーに向いている人が持つ特性や、実際の導入が進んでいる有名企業での成功事例などを紹介します。

 

イントレプレナーとは

イントレプレナーとは、会社内で起業を行う人のことを指します。「新規事業のプロジェクトリーダー」は、このイントレプレナーに該当します。イントレプレナーは、新規事業や新サービスの開拓など、市場が拡大・多様化する現代のビジネスシーンにおいて貴重な存在となっています。 あくまで会社の中には属するものの、会社がこれまで行っていなかった事業への参入や、大きなプロジェクトの立ち上げなど、起業に匹敵するレベルの案件における責任者になるのがイントレプレナーです。これまでとは違った形の新しい起業として昨今注目が集まっています。

アントレプレナーとの違いは?

アントレプレナーとは一言でいうならば「企業家」です。会社から完全に独立して自分自身の会社を興して事業を行っていく人のことを指します。 つまり、イントレプレナーとアントレプレナーの大きな違いは「独立しているかどうか」ということになります。

 

イントレプレナーを社内で育てるメリット

イントレプレナーを社内で育成することは、企業にとっても大きなメリットを生み出します。イントレプレナーを制度化し、上手に活性することができれば、社内に新しいエネルギーを生み出し、会社の更なる発展を期待できます。

優秀な人材を企業で確保できる

会社内の優秀な人材は上昇志向が強い傾向にあり、これまでは独立によってその人材が流失してしまうケースが度々見受けられました。一方で、独立をすることは少なからずリスクもあり、今後の人生を一身に背負って事業を行っていく不安から、一歩が踏み出せない人もいます。 それもイントレプレナーであれば、社員は会社という安定した環境で、やりがいのある仕事に打ち込むことができます。会社側は優秀な人材を確保しておくことができ、双方にとってWin-Winな関係を築けます。

新しいビジネスに参入できる

イントレプレナーは会社内に在籍しながらも、起業さながらの大きなプロジェクトを任せられることになるため、上昇志向の強い人材には適しています。 また、企業側はイントレプレナーを上手に活用することで、全く違う分野のビジネスにアプローチしやすくなり、新たな事業展開を期待できます。新たなビジネスに参入し、事業が軌道にのれば会社の業績向上にも繋がっていき、今後の会社の可能性が広がっていくかもしれません。

社内の自由度が増して従業員のモチベーションが上がる

イントレプレナー制度を導入することで、社内の自由度が増し、社員もモチベーションを向上させながら、生き生きと働くことができます。 やりがいある仕事に打ち込める環境を整えることで、結果的に会社に対するエンゲージメントの向上も図れるため、ポテンシャルを最大限引き出すことができるでしょう。

 

イントレプレナー候補に適した素質

イントレプレナーは、社員だけでなく起業側にも多くのメリットを生み出してくれる新たな起業体制と言えます。しかし、このメリットを最大化させるためには、イントレプレナーの選任が重要な鍵となります。 イントレプレナー候補に適した素質には、以下のようなものが挙げられます。それぞれを紹介していきます。

視野の広さと構想力

イントレプレナーには、新たな市場を見い出すための広い視野と、売れる商品を作り出すための構想力が必要不可欠です。 世の中の人々が本当に必要としているもの、かつ今までになかった新しいものを生み出すことがイントレプレナーの真髄であるため、このふたつは欠かせないものでしょう。

高い行動力

いくら素晴らしいアイデアがあったとしても、実際に行動を起こさなくては、なんの意味もありません。 リスクを恐れ、なにも行動を起こさない状態であれば、会社に利益をもたらすことはできません。PDCA(Plan→Do→Check→Act)を初めとした、高い行動力が不可欠と言えるのです。

リーダーシップ

イントレプレナーは、個人で完結できるような小さなプロジェクトだけでなく、周りの人の協力が不可欠な、大きなプロジェクトを遂行しなければなりません。 そのため、チームを引っ張っていく強いリーダーシップもイントレプレナーにとっては必要な要素です。プロジェクト参加者全員に納得してもらえるような計画を立て、みんなを引っ張っていくこと力は欠かせません。

コミュニケーションスキル

前述した通り、イントレプレナーは一人だけで物事を行うわけではありません。周りの協力があってこそ、プロジェクトを進めることができるのです。 そのため、物事を円滑に進めるコミュニケーション能力も重要になってきます。周りの人々をうまくまとめ上げ、調和させる力を持つことで、プロジェクトはスムーズに進んでいくでしょう。

強いメンタル

イントレプレナーに絶対に必要なもののひとつとして、よく挙げられる要素といえば精神力です。 事業内容に関わらず、新しいことをする際には、必ず批判をしてくる人がいます。そのような批判にめげないような強い精神力をイントレプレナーは持ち合わせていなければなりません。 事業進行にあたっては、思わぬトラブルなどの障害が発生することもあるでしょう。そういった壁に対して乗り越える力、といった意味でも精神力は不可欠といえます。 強いメンタルを持つイントレプレナーであれば、周りも信頼してついてくるようになるはずです。

 

イントレプレナーを育てる方法

現在、大手企業を中心にイントレプレナーの育成・導入が進んでいますが、日本におけるイントレプレナーはまだまだ未発達な部分も多いのが現状です。 これから着手していきたいと思っている場合、どのような形で育成を行えばいいのでしょうか。ここからは、イントレプレナーを育成するための施策を紹介します。

社内ビジコンを実施する

イントレプレナーを導入している大手企業では、いずれもイントレプレナーの育成に向けた制度があり、社内の革新力を高める取り組みをしています。最も多いのは、社内公募で新事業を提案できる制度やコンテストの実施です。 社員が新しいアイデアのビジネスを提案し、それを会社側が審査を行い、通過した人に対してその事業を任せていくといった仕組みを採用している企業が多く存在します。また、実際に出資額を決めているケースも少なくありません。

イントレプレナー育成セミナーを実施する

イントレプレナ―の注目度が高まっていることもあり、財団法人やビジネスアカデミーが主催する、イントレプレナーの育成を目的とした研修やセミナー、講座も続々と増えてきています。 これらは所属問わず参加できるものがほとんどで、休日や就業後に参加できる時間帯に実施しているケースも少なくありません。テーマも多種多様で、階層別の研修であったり、プロセスや考え方を学ぶものであったりと、さまざまな種類があり、自社にあったセミナーを選択できるのがメリットです。

 

イントレプレナーを取り入れている事例

最後に、現在実際にイントレプレナーを取り入れている2社の事例をご紹介します。どちらの企業もイントレプレナーを採用したことで、新たなビジネスチャンスの獲得ができ、制度の成功を収めています。自社でイントレプレナー制度を導入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

ミクシィ

求人サイト「Find Job!」や、SNS「mixi」の運営で知られる株式会社ミクシィでは、これらを超える新規事業の創出を目的とし、社内のイントレプレナーを発掘・支援する「イノベーションセンター」を設立しています。 イノベーションセンター設立したことで、社内で「新しいことをやっていこう」というイノベーション意識を浸透できたほか、現在進行形で、mixiを超える可能性を秘めた事業が生まれていると発表しています。実際に子会社化したものも数社あり、事業創出が活発化しています。
参考:「mixiinnovationcenter」

博報堂

大手広告代理店博報堂DYホールディングスでは、イノベーション創発を目的とした社内公募型ビジネス提案・育成制度のプロジェクト「AD+VENTURE」にて、毎年審査を勝ち抜いた企画を事業化するサポートを総合的に行っています。フィールドワーク的なリサーチ方法に基づいてマーケティング等に活用できるデータを分析する「SEEDATA」や、インバウンドに特化したPRを専門とする「wondertrunk&co.」など、時代のニーズをとらえたベンチャー企業の誕生と成長が続いています。
参考:「AD+VENTURE」

 

まとめ

今回は、イントレプレナーの定義や求められる資質、育成時のポイントついて解説してきました。テクノロジーの発展やビジネスの変遷スピードが加速している昨今、従来の事業の継続だけでは業績を向上させていくことは難しくなってきました。競争が激化している世界で生き残るためには、新たなビジネスを社内で創造し、展開する取り組みが強く求められます。 イントレプレナーは、すでに多くの大手企業が導入し推進しており、実際に新たな事業が生まれている企業もあります。会社の財産となる人材育成と今後の事業戦略の一環として、イントレプレナーの育成・導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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