公開日:2021/04/30
更新日:2022/09/08

リーダーシップとは?役割とタイプ、発揮するために必要な要素を解説

リーダーシップとは?役割とタイプ、発揮するために必要な要素を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

変化の激しい現代ビジネスにおいて、若い社員が次世代のリーダーとして成長し活躍するこ とが、企業の継続的な発展に欠かせない要素となります。既存の若手社員、これから入社する新入社員が積極的にリーダーシップを発揮し、近い将来、企業を引っ張っていかなくてはなりません。 そのためには、若手の内からリーダーとしての資質を身につけさせる教育を行う必要があります。この記事では、リーダーシップについて理解し、若手社員のリーダーシップを鍛える教育のありかたについて解説いたします。

 

01リーダーシップとは?

リーダーシップは、日本語では「指導力」や「統率力」といった言葉で表されます。言葉の通り、会社やチームなど、組織を目標達成に向け、引っ張っていくリーダーとしての資質や能力のことを指します。 組織・チームのメンバーの目指すべき「良い未来」を明確に描き、それをメンバーにイメージさせ、全体を導く力といえます。その源となるのはリーダーの「人柄」や「人望」といった「人間力」にほかなりません。リーダーシップとは、「この人についていきたい」と思わせる魅力ということも言えるかもしれません。

マネジメントとの違い

リーダーシップと混同しがちな言葉としてマネジメントがあげられます。マネージャーの役割は、近い将来の目標を確実に達成するために、戦略・戦術を練り、投入できる経営資源を調整するなど、「物事を上手く運ぶこと」だといえます。 両者はエンジンとハンドルに例えられます。人の力を集約し、物事を前に進める推進力がリーダーシップ、その舵を取るのがマネジメントといえるでしょう。

 

02リーダーシップの重要性

リーダーシップの概要を解説しましたが、なぜリーダーシップが重要なのでしょうか。ここではその理由を解説します。

チームを目標達成に導くため

チーム内に能力の高い社員がそろっていれば、リーダーは組織が果たす目的や目標を共有することで、メンバー同士がうまく調整しながら最適な手段を検討し、目標達成に向けて実行できるでしょう。 しかし、そういったメンバーが多く在籍しているチームや企業はまれであるため、リーダーがメンバーそれぞれに合わせて業務や役割を割り振る必要があります。チームを目標達成に導くためにリーダーシップを発揮できる社員がいることが重要とされるのです。

チームワークを良くするため

チームとしての目標を掲げ、達成するためには、メンバー全員が同じ方向を向いていなければなりません。しかし、同じ組織で働いている社員であっても、考え方や価値観が異なることは少なくありません。そして、時にはメンバー同士で対立が起こることもあります。 そのようなときにリーダーシップを発揮してチーム全体をまとめ、目標の達成に向けてチームワークを良くしていくことが必要なのです。

メンバーの能力開発のため

チームとして目標を達成するためには、メンバー個人の能力を伸ばしていくことも必要です。全てのメンバーが同じように成長できるわけではなく、思うような成果が上がらずに悩むメンバーも出てくるでしょう。また、高い能力を持っていても力を発揮できなかったり、自信を持てないメンバーもいます。 メンバーと向き合い、対話しながら長所を伸ばし、短所を改善していくためにもリーダーシップは不可欠であると言えます。

 

03リーダーの役割4つ

組織やチームを目標達成に向け、けん引するのがリーダーの役割です。メンバーをまとめ 方向性を示し、引っ張っていかなくてはなりません。能力や価値観の異なるメンバーをまとめ上げ、全員の目を目指すべき目標に向けさせること。そして先頭を走り、導くことがリーダーの役割です。

目標を設定する

リーダーの最大の役割は、目標を明確にすることです。方向性を示さなければ、チームは迷走し成果をあげることはできないでしょう。具体的な目標がなければ、何をやるべきかわからず、明確な指示も出せません。リーダーはチームをそのような状態にしないために、常に目標を設定しメンバーと共有しなくてはなりません。 しかし、いきなり達成困難な壮大な目標を掲げても、メンバーは達成のイメージができず混乱します。目指すべき理想を掲げ、それに向かう道筋を段階的に目標設定し、常にメンバーに意識させる行動が必要になります。

環境を整備する

メンバーが力を発揮しやすい環境を整えるのもリーダーの役割です。不平や不満がある環境では、チームは力を最大限に発揮できません。目標に向け最短距離を進むためにも、リーダーは常にメンバーが働きやすい環境を作ることに心を砕く必要があります。 そういったリーダーの姿勢はメンバーの信頼を勝ち取ります。信頼関係が育まれているチームは、「1+1=2」ではなく「5」にも「10」にもなるような相乗効果をもたらし、めざましい成果をあげるでしょう。

模範を示す

模範を示すこともリーダーの重要な役割です。規律など守るべきことは率先して守りメンバーの鑑とならなくてはなりません。 また、時には皆が嫌がる仕事や、尻込みするようなチャレンジを率先して行う姿を見せることも必要です。 そのようなリーダーの姿にメンバーは信頼を寄せます。信頼が無い人間には誰もついてはきません。チームをまとめるための重要な役割といえます。

メンバーの主体性を引き出す

リーダーひとりが奮闘しても、目標は達成できません。メンバーの士気を上げ、やる気を引き出すことが重要です。 そのためにはリーダー自身が、目標達成に向けた情熱を言動で示す必要があります。「何が何でも達成するぞ!」というリーダーの気迫がメンバーに刺激を与えるのです。 特に、困難が立ちはだかった時、そういった気迫を見せることがメンバーを奮い立たせ、主体性を引き出すことにつながります。これもリーダーの重要な役割と言えます。

 

04リーダーシップのタイプ

リーダーシップについて、これまでたくさんの研究者が、研究に取り組んできました。リーダーシップの定義を定め、スタイルの異なる様々なリーダーシップ論を展開しています。 人それぞれ得意や不得意があるように、「自分に合ったスタイル」というのもリーダーの数だけあるはずです。またチームが置かれた状況によって、どのタイプが適切に機能するかといった視点も必要になるでしょう。

専制型リーダーシップ

専制型リーダーシップとは全ての意思や行動をリーダーが決めるスタイルです。全てをトップダウンで行うために短期間で成果をもたらすメリットがあります。早急に立て直しが必要な組織に適しています。 しかし、このスタイルには弊害もあります。それはメンバーの主体性が育たず、指示待ち体質に陥る危険性です。常に受け身で、主体性が発揮されることはなく、チームやメンバーの継続的な成長が見込めません。長い目で見た場合、大きな成果にはつながりにくいと言えます。

民主型リーダーシップ

民主型リーダーシップは専制型とは逆に、意思や行動はリーダーではなくメンバーが決めていくスタイルです。リーダーは決断に際して助言はしますが、最終的にはメンバーの意思決定を尊重します。 一人ひとりが自分自身で考えて行動するため メンバーやチームは長期的に成長を遂げ、大きな成果につながるでしょう。コミュニケーションが活発になり団結力も強くなりますが、短期的な成果を上げていくには不向きなスタイルと言えます。

放任型リーダーシップ

放任型リーダーシップはチームの構成員がすべて、能力の高い人材で揃っている場合のみ機能するリーダーシップといえます。このようなチームでは放任されることで、より主体性を発揮し、方向性を示さずとも各自が高い能力を発揮して成果を得るでしょう。 しかし問題なのは 、意図した放任ではなく、資質に欠けるリーダーのもと放置されている状態に陥ることです。このようなチームは成果が上がることはなく、メンバーの離脱など最悪の結果を生むことになります。

リーダーシップのスタイルは状況により使い分けが必要

このように、リーダーシップには様々なスタイルがあり、それぞれに良いところ、悪いところがあります。メンバーの性格や能力を知り、短期的な目標、チームが置かれた状況により使い分けが必要であるといえます。

 

05リーダーシップを発揮するために必要な要素とは?

次は、リーダーシップを発揮するために必要な要素を見ていきます。信頼され、成功しているリーダーが共通して持っている資質は、主に次の6つがあげられます。

この5つの要素について詳しく解説していきます。

主体性・当事者意識

主体性・当事者意識はリーダーシップには不可欠です。責任感という言葉に置きかえてもよいでしょう。チームの目標達成を自分の使命として強く意識できなくてはリーダシップは発揮できません。 またチームやメンバーにトラブルが起きた時、これを自分の責任として対処できるかどうかも重要です。チームの行動により起きた結果を、良くも悪くも自分の責任と捉えられる人は、立派なリーダーとしての資質を持っているといえます。

目標設定力

魅力的な目標を設定する能力は リーダーシップに必要な要素です。魅力的な目標はメンバーのやる気を引き出しモチベーションをアップさせます。達成した先にどんな良い未来があるのか、明確なビジョンを見せるのです。 心がワクワクするような目標を示してくれるリーダーは人の心をつかみます。このようなリーダーにはたくさんの人がついていくでしょう。

目標達成力

魅力的な目標は設定するだけではいけません。達成できなければ口だけで終わってしまいます。必ず達成させるという強い気持ちで、必要な手段や方法を明確にし、メンバーを統率していく力はリーダーシップに必要な要素です。 また過去になんらかの目標を達成したという実績も重要です。達成への道筋、何をやるべきかをわかりやすく示してくれるリーダーは「この人についていけば大丈夫」という安心感を与えます。

行動力

リーダーは目標やビジョンを打ち出して終わりではありません。実際に行動を起こし、それを実現させる責任があります。自ら率先垂範して行動を起こしメンバーに模範を示すのです。 言葉での叱咤激励だけではメンバーは納得して動くことはありません。そこにリーダーの行動がともなうことで説得力が増しメンバーのモチベーションや行動につながっていきます。口だけではなく行動で示すことはリーダーシップに必要な要素といえます。

決断力

決断力もリーダーシップを発揮するために必要な要素です。ぶれない判断軸を持ち、公平な決断を下せることは優れたリーダーの資質です。判断に迷う局面で素早く決断を下せるリーダーにメンバーは信頼を寄せるでしょう。 決断を先送りするリーダーは頼りなく見えるものです。特にチーム内での意見対立など厳しい局面でこそ素早い決断を下さなくてはなりません。

コミュニケーション能力

優れたリーダーシップにはコミュニケーション力が欠かせない要素となります。チームの目標、方針をぶれることなく伝え、納得させなければ人は動いてくれません。また、普段から密にコミュニケーション をとり、メンバーの状態や目標の進捗を把握しているのも優れたリーダーの特徴です。 コミュニケーションを積極的にとってくれるリーダーは、親しみやすく何でも話せる雰囲気を持っています。 その姿勢は、メンバーの安心感、やる気を引き出し、良いチーム状態の維持につながるでしょう。

  • ・主体性・当事者意識
  • ・目標設定力
  • ・目標達成力
  • ・行動力
  • ・決断力
  • ・コミュニケ―ション力
 

06リーダーシップを鍛える方法とは?

次世代のリーダーを育成することが企業の成長に不可欠なことは冒頭に述べました。現代の若者にマッチした、リーダー教育とはどのようなものになるでしょうか。ここではリーダーシップを鍛える方法を解説します。

傾聴

傾聴とは相手の話を相手の立場になって、相手の気持ちを考慮しながら理解しようとすることです。ただ話を聞くのではなく、相手の考えや価値観を受け入れながら、否定することなく、その背景に肯定的な関心を持って聴くことがリーダーには重要です。傾聴ができるようになるためには、ペーシングを意識しながらコミュニケーションを取ると良いでしょう。ペーシングとは、声のトーンや話のスピードを相手に合わせることです。相手とペースを合わせることで相手に安心感を与えることができ、信頼度が高まることにもつながります。

意思決定の訓練

日常的に意志決定を訓練することもおすすめです。昨今のビジネス環境の変化は早く、提案の完成度を高くするために時間をかけるよりも、完璧でなくてもスピーディーな対応を求められる場面が少なくありません。 もちろん、意思決定のスピードを早めることで大きなミスや、会社に損害を与えることもあるかもしれません。しかし、普段から上司の判断基準や、情報収集の質や量などを吸収できるように訓練することが意思決定力を高めることにつながります。 上司とも普段からコミュニケーションを十分に取れていれば、リーダーの判断を信頼し、任せることができます。

メンバーを信頼する

自分がリーダーとして信頼されるためには、まずメンバーを信頼することが大切です。リーダーとしてチームの目標を達成するために、メンバーの業務を管理することは大切ですが、あまりに細かい管理を行っていると、メンバーは「自分は信頼されていない」と感じてしまいます。メンバーを信頼し、業務の管理を最小限に抑えることで、メンバーを信頼していることを伝えることができるでしょう。


 

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3.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる

Schooビジネスプランには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方1

まず、Schooビジネスプランの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。

管理画面の使い方2

この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。

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08まとめ

この記事ではリーダーシップの概要、役割とタイプ、発揮するために必要な要素を解説してきました。若手社員を育成し、リーダーとして力を発揮してもらうことが企業の未来を左右します。若手社員の主体的な学びを促し、リーダーシップを身につけさせる教育の仕組み作りをぜひ検討してみてください。

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