公開日:2021/05/28
更新日:2023/08/28

コミュニケーション能力とは?高い人の特徴から高めるための方法を解説

コミュニケーション能力とは?高い人の特徴から高めるための方法を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

コミュニケーション能力の内容や、身につけることによって期待できる効果を本記事では紹介しています。また、コミュニケーション能力を向上させるための実践方法も紹介しています。自身やほかの従業員のコミュニケーション能力の強化に、本記事を役立ててください。

 

01コミュニケーション能力とは

コミュニケーション能力とは、「対人関係において円滑に意思疎通を行うための能力」です。協調性があり、自己表現能力が高い人のことをコミュニケーション能力が高い人と言うことが多いです。

また、コミュニケーションは大きく分けると、言語と非言語で構成されていますが、多くの研究者が非言語コミュニケーションの方が重要と提唱指しています。

▶︎参考:厚生労働省|「YES-プログラム」 (若年者就職基礎能力支援事業)の対象講座(254講座)・試験(29試験)を新たに認定

コミュニケーションを構成する要素

“レイ・L・バードウィステルの非言語コミュニケーション研究結果”

コミュニケーションを構成する要素には、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの2つがあります。非言語コミュニケーションの研究者であるレイ・L・バードウィステルは、人と人の対話において、言語(言葉)によって伝達される内容は全体の35%にすぎず、残りの65%が非言語コミュニケーションにより伝達される、と提唱しています。

“アルバート・メラビアンが提唱した3Vの法則”

また、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンも非言語コミュニケーションの実験を行い、3Vの法則(7-38-55のルール)を提唱しています。3Vの法則とは、人に与える影響の割合は、「言語情報」が7%、声のトーンや速度などの「聴覚情報」が38%、所作や表情などの「視覚情報」が55%であるというものです。つまり、聴覚情報・視覚情報といった非言語コミュニケーションが人に与える影響の大半を占めるということです。


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02コミュニケーション能力を構成するスキル

“コミュニケーション能力を構成するスキル”

コミュニケーション能力を構成する要素は、大きく「伝える力」と「受け取る力」に分けられます。さらに、伝える力は「言語」と「非言語」に分けられ、受け取る力は「聴く力」と「読み取る力」に分けられます。

この章では、コミュニケーション能力を構成する要素について詳しく紹介します。

伝える力

コミュニケーション能力において、相手に自分の言いたいことを正しく伝える力は欠かせません。伝える力は、言語と非言語に分けることができ、特に非言語が重要とされています。

言語

言語とは、言葉そのものを指します。相手に伝わる言葉や表現を選択することで、相手に伝わりやすくなります。例えば、環境や文化が異なる場所で話す場合は、横文字や3文字英語を多用するよりも、誰にでも普遍に伝わる言葉を選んだほうが伝わりやすくなります。一方で、同じ社内で多くの用語が共通言語となっている場合は、あえて丁寧に説明するよりも社内の共通言語を用いた方が相手に伝わりやすくなることもあるでしょう。

非言語

非言語とは、仕草や表情、声のトーンや速度などを指します。特に非言語コミュニケーションによる情報が、相手に伝わる割合が多いと言われており、伝える力の中でも重要なスキルと言えるでしょう。例えば、部下に「なぜ?」と問う場面において、険しい表情をしていれば怒っていると相手は受け取るでしょう。一方で、優しい表情をしていれば単純に理由が聞きたいのだと相手は受け取るかもしれません。

受け取る力

コミュニケーション能力において、相手の言いたいことを正しく受け取る力も欠かせません。受け取る力は、聴く力と読み取る力に分けることができます。聴く力は、質問力や傾聴力といった言葉で表現されることも多いです。

聴く力

聴く力とは、相手の意見を聴いて理解するスキルです。相手が話している途中に話を遮ることをせず、話を最後まできちんと聴く姿勢は重要です。また、相手の意見を十分に理解するために、適宜相手に質問をする姿勢も求められます。 聴くスキルによって、相手は自分の意見を理解してもらえていると感じ、安心できます。また、きちんと話を聴いてもらえることで自分を尊重してもらえていると感じられるのです。

読み取る力

読み取る力とは、非言語情報に潜んでいる相手の気持ちを読み取るスキルです。言葉以外にも相手の感情が表れていることがあります。例えば顔の表情や体の向き、身振り手振りは非言語情報の一例です。非言語情報をよく観察し、情報をストックすることで、会話をしている相手の感情や本心に気づけるようになります。 相手の気持ちを読み取ることによって、相手への配慮ができるようになり、コミュニケーションがより円滑になるのです。

 

03コミュニケーション能力が高い人の特徴

一般的にコミュニケーション能力が高い人にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、4つの特徴について解説します。

聴くスキルが高い

コミュニケーション能力が高い人は総じて、聴く力が高い傾向にあります。心理学やコーチングの分野では、傾聴と呼ばれる、相手の話したいことを引き出す技術です。コミュニケーション能力が高い人は相手の話を遮らずに最後まで聞いたり、適切なタイミングで質問をすることで相手の言いたいことをうまく引き出すことができるのです。

相手の話に興味を持っている

コミュニケーション能力が高い人は、相手のことを知るため相手に興味を持ち、自分から相手に歩み寄ろうとする気持ちを持っています。相手を知ろうとすると自然に「もっと詳しく教えてください」といった次の質問に繋がり、深いコミュニケーションが生まれていきます。

話のポイントが明確

コミュニケーションは、単純に自分の言いたいことを伝えればよいというわけではありません。相手が内容を理解できるように伝えるコミュニケーションが求められます。コミュニケーション能力が高い人は、伝えるべきポイントが明確で、相手に理解されやすい話し方をしています。

相手の興味を引くような話を準備している

コミュニケーション能力が高い人は、相手に興味を持つことと同様に、相手に興味を持たれることも意識しています。話す相手によって話題を準備しておき、相手に興味を持ってもらい、自分のことを印象付けたり、また会いたいと思ってもらえるようなコミュニケーションを取っています。

 

04コミュニケーション能力が低い人の特徴

コミュニケーションが低い人の特徴は、口数が少ない、相手の話に対する反応が薄い、社交的な場面を避ける傾向があるという3つが主に考えられます。口数が少ない人は会話で自身の意見や感情を表現しにくく、他人との交流が制限されます。また、相手の話に反応しない傾向は、共感や興味の欠如を示し、他人とのつながりを深めるコミュニケーションスキルが不足していることが考えられるでしょう。さらに、人前での表現や集団活動を避け、不安を回避しようとする結果、社交的な場面を避ける傾向にあります。

口数が少ない

コミュニケーション能力が低い人は、普段からあまり話すことがありません。会話の中で積極的に発言することが少なく、他人との交流が限られているため、「伝える力」を向上させる機会がそもそも少ない傾向にあると思われます。

相手の話に対する反応が薄い

コミュニケーション能力が低い人は、他人の話に対して適切な反応を示すことが少ないです。つまり、「聴く力」が弱いということです。相手が話している内容に共感や興味を示すことが難しく、場合によっては無表情や無関心な態度が見受けられることがあります。これは、他人との関わりを深めるためのコミュニケーションスキルに欠けていることが原因かもしれません。

社交的な場面で避ける傾向がある

コミュニケーション能力が低い人は、社交的な場面を避けることが多いです。人前で話すことやグループでの活動が苦手であり、人々との交流を避けることで安心感を得ようとします。これは、自己表現や他人との関わりが不安を引き起こすため、社会的なイベントや集団活動を遠ざけることが多い結果と言えるでしょう。

 

05コミュニケーション能力の向上で得られるメリット

コミュニケーション能力は、相手からの信頼を得て、関係性を良好にするために重要な能力です。多くの企業がコミュニケーション能力を重視している背景には、相手との関係性の向上の他にもメリットが存在します。ここでは、コミュニケーション能力を身につけることで得られるメリットについて紹介します。

認識の食い違いを防ぎ、業務効率を上げられる

職場では周囲の人間と協力して業務を行う必要があります。仕事を依頼したりされたり、アドバイスを受けたりすることもあるでしょう。このような場面において、相手に指示を出したり、伝える力が備わっていなかったりすると正確に伝わらないおそれがあります。また、指示やアドバイスを受ける際、聴く力が備わっていなければ、相手の伝えたいことを汲み取れないおそれがあります。 コミュニケーション能力の欠如によって意思疎通がうまく取れていないと、業務が思うように進まなかったり、相手の意見を活用できなかったりします。コミュニケーション能力をお互いが身につけることで、上記のような認識の食い違いを防ぎ、結果的に業務効率の向上に寄与するのです。

深い信頼関係が築ける

コミュニケーションによって意思疎通が果たされると、相互の価値観や心情の相互理解が可能になります。お互いのことを深く理解していると、相手の意見がよりわかりやすくなるうえ、相手に仕事を依頼してもよいタイミングが掴めるようになります。その結果、相手との深い信頼関係を築けるため、円滑なやり取りが可能になるはずです。

お互いが協力し合える気持ちになれる

相互理解によって相手と深い信頼関係が築けると、心の距離が縮まり、業務を協力し合って進めようという気持ちが芽生えるものです。お互いが困っているときには助け合い、業務を進めることで、生産性や業務効率の向上を期待できます。

正しい情報が伝わりやすくなる

意思疎通が適切に行われると、取引先や顧客とのコミュニケーションにおいて、自分の意見など伝えるべき情報を相手に正しく伝えられるようになります。正しい情報を伝えることで、今後の相手とのやり取りのなかでトラブルが起きにくくなり、外部の人間との円滑なやり取りが実現します。 伝えたい情報が正しく相手に伝わらないと、相手の気分を害したり、認識の食い違いでトラブルにつながってしまったりするおそれがあります。

人間関係の向上につなげられる

ここまでで、適切なコミュニケーションによって得られる効果を説明しました。職場の人たちや外部の人間との関係性が円滑になるコミュニケーションは、私たちの生活に欠かせません。 人間関係が良好な相手とは、会議や商談におけるやり取りがスムーズになるため、業務効率の向上やビジネスチャンスの拡大につながるのです。

 

06コミュニケーション能力を鍛える方法

コミュニケーション能力を上げることによるメリットを紹介してきましたが、実際に能力を向上させるためにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、コミュニケーション能力を構成するスキルを踏まえて、相手との意思疎通を円滑に行うポイントを紹介します。

第一印象を良くする

対面でのコミュニケーションにおいて、第一印象でほとんどすべてが決まってしまうという話を耳にしたことがある人は多いかと思います。人間の第一印象は、出会ってからほんの数秒から数分という短い間で決まってしまうものです。この第一印象をより良いものにして、相手とのコミュニケーションを円滑にするために気をつけるべきことは「顔の表情」です。 相手と会話を始めるときの挨拶をする際、笑顔を心がけて表情を明るくしましょう。落ち込むことやイライラすることに直面しているときには、心からの笑顔はなかなか難しいと思いますので、意識して口角を少し上げるだけでも、相手からの印象は改善します。

結論から分かりやすく話す

意見を伝える際には結論から話すようにしなさいと、上司から言われたことがある人は多いと思います。なぜ結論から話すようにするかというと、その方が相手に伝えたいことがきちんと伝わるからです。 プレゼンテーションで多用される、PREP法という話の構成方法が存在します。Point(結論)、Reason(理由)、Example(事例・具体例)、Point(再度、結論や要点を述べる)の頭文字をとってPREP法と呼びます。PREP法を使用することで、相手に伝えたいことがわかりやすく伝わると言われています。 ゆくゆくは、PREP法を無意識のうちに使えるようになることを目指して、まずは結論から話すように心がけましょう。

声のトーンとスピードに配慮する

相手の声のトーンが低いと印象は悪く、逆に明るいトーンで話しかけられると好印象を抱くものです。コミュニケーションをとる際には、意識して声のトーンを一段階上げるように心がけるとよいでしょう。また、早口で話してしまうと、相手が十分に聞き取れず、意見が伝わらないおそれがあります。相手に何かを伝える際には、きちんと伝わるようにゆっくり丁寧に話すようにしましょう。

相手の話を受け止める

相手の話を聴く際に有効なのが、バックトラッキングという手法です。この手法はいわゆるオウム返しのようなもので、相手が話した事実や感情を聴き手がくり返します。また、相手の話が一段落したところで、話を要約します。バックトラッキングを行うことで、相手はきちんと聴いてもらっていると感じ安心感が生まれます。 また、話の要約を聴き手が行うことで、話の認識に食い違いが生じていないかを確かめることが可能になります。

質問上手になる

話を聴く側は、状況に応じて質問をすることで、相手との意思疎通が円滑になります。質問をすると、話が広がり深いコミュニケーションをとることが可能になりますし、相手は「よく聴いてくれている」と安心します。 話のなかでわからないことや気になることは積極的に質問したり、話に広がりが出るように質問を投げかけたりするとよいでしょう。

 

07コミュニケーション能力の向上ならSchoo

Schoo for Businessとは、約8,000本のアーカイブ本数を有しているオンライン研修サービスです。新入社員研修からDXやAI研修まで様々な種類の研修に対応しています。


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受講形式 オンライン
(アーカイブ型)
アーカイブ本数 8,000本
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費用 1ID/1,500円
※ID数によりボリュームディスカウントあり
契約形態 年間契約のみ
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コミュニケーション入門研修パッケージを詳しく紹介

研修時間目安: 9時間(60分×9コマ)

全9時間で、社会人として必要な「報連相」や「論理的に話す力」など社会人として必要不可欠なコミュニケーションスキルを向上させることができる研修パッケージです。

授業名 デキる若手の報連相
時間 2時間(60分×2コマ)
学べること ・報連相とは
・報連相の重要性とトラブル
・具体的なケースを交えた報連相のポイント
・報連相のポイント
・ロジカルシンキングの基本
・具体事例を交えたフレームワークの紹介
授業名 現代ビジネスパーソンの必須スキル、「気くばり力」診断テスト
時間 1時間(60分×1コマ)
学べること ・気配り診断力テスト
・気配りのポイント
授業名 「真・コミュニケーション能力」の教科書 -論理的に話す力編-
時間 6時間(60分×6コマ)
学べること ・思考の基本
・「だから何?なぜ?」の重要性
・表現の3原則
・構成で必要な5要素
・リライト(書き直し)手順
・タイトルの付け方
・情報の取捨選択と分類について
・提案前にするべき聴衆の分析方法
・提案前にするべき目的と目標の分析方法
・提案前にするべき手段(方法)の分析方法
・提案における基本フレーム
・反論に対する対処方法
・メリットの提示方法
・基本構成を用いた提案事例
・提案内容の論理性を高めるためのチェックリスト
・問題の定義とは
・問題と課題の違いについて
・プランの提案に必要な2つの要件
・実践:「少子化」というテーマの整理と具体的な内容
 

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Schooのコミュニケーション能力に関する授業を紹介

Schooには8,000本以上の授業があり、非言語コミュニケーションに関する講座や、メールやプレゼンテーションなど場面ごとに必要なコミュニケーション能力に関する講座など、多角的にコミュニケーション能力を向上させることができます。以下では、Schooのコミュニケーション能力に関する講座を3つ紹介します。

もっと伝わるコミュニケーション術

もっと伝わるコミュニケーション術
 

コミュニケーション能力は、あらゆる職種、すべての年代で求められる必須スキルなっているのは、みなさんご存知の通りです。 とはいえ、スポーツなどと違ってトレーニング方法が確立している分野でもなく、皆さん手探りで対応している状態かと思います。 3回の授業を通じて、「メール」「会話」「プレゼンテーション」について、皆さんに「伝わる」ノウハウを学びます。 若手社会人や就職活動中の学生の方におすすめです。

  • 日本マイクロソフト テクノロジーセンター センター長

    立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)に転職。 情報共有系コンサルタントを経てプリセールスSEへ。 競合対策専門営業チームマネージャ、ポータル&コラボレーショングループマネージャ、クラウドプラットフォーム営業本部本部長などを歴任。 2011年7月、マイクロソフトテクノロジーセンター センター長に就任。 2015年2月、サイバークライムセンター 日本サテライトのセンター長も兼任。 著書:「外資系エリートのシンプルな伝え方」

もっと伝わるコミュニケーション術を無料視聴する

非言語コミュニケーション術

非言語コミュニケーション術
 

コミュニケーション能力を磨く上では、「伝えるスキル」「聴くスキル」だけでは不十分です。 有名な「メラビアンの法則」では、各チャンネル間のメッセージが一致していないとき、言語情報が7%、話し方などの聴覚情報が38%、見た目や表情などの視覚情報が55%の影響力を持つとされ、非言語コミュニケーションの重要性が語られています。 本授業では、表情から相手の心理を察し、汲み取ることで、信頼関係を築いていく知識とスキルを学びます。

  • 株式会社空気を読むを科学する研究所 代表取締役

    1982年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京大学大学院でメディア論やコミュニケーション論を学ぶ。学際情報学修士。日本国内にいる数少ない認定FACS(Facial Action Coding System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人。20歳のときに巻き込まれた狂言誘拐事件をきっかけにウソや人の心の中に関心を持つ。現在、公官庁や企業で研修やコンサルタント活動、犯罪捜査協力等を行っている。また、ニュースやバラエティー番組(「チコちゃんに叱られる」等)で政治家や芸能人の心理分析をしたり、刑事ドラマ(「科捜研の女」)の監修をしたりと、メディア出演の実績が多数ある。著書に『「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く』フォレスト出版、等々ある。

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教える力・教わる力 -コミュニケーション基礎-

教える力・教わる力 -コミュニケーション基礎-
 

多くのコミュニケーションは「教わる側」「教える側」に分けることができます。 例えば、あなたが道に迷ったときに「○○には、どうすれば行けますか?」と見知らぬ人に尋ねれば、あなたは「教わる側」です。また、道を歩いているときに、「○○には、どうやっていけば良いですか?」と聞かれれば、あなたは「教える側」になります。ほとんどの方が、この「教わる側」「「教える側」の両方の立場を経験したことがあるはずです。道順を「教わる側」「教える側」のどちらであっても、目的地への道順が明確になる場合とそうでない場合が起こります。 この原因は何なのでしょうか? 上記の例のような場合の「教わる側」と「教える側」の構造は多くのコミュニケーションに応用することができます。 この授業では、「教える側」「教わる側」構造を明らかにすることで「上手に教わるための技術」「上手に教えるための技術」を習得することを目的としています。 私は、15年以上、受験生に数学を教えています。そして、道を尋ねることと同様に、何かを教わることもあります。どちらの場合も、この授業で紹介する「教わる技術」「教える技術」を用います。多くの方に、この技術を習得してもらい、多くのことを教わり・教えることが可能になって欲しいと思います。

  • 予備校講師

    1979年東京生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒。大手予備校講師。大手予備校以外に、最難関大学志望の受験生を対象とした塾「SPECIAL ONE」にて、数学を担当している。 大学1年生の時より、大学受験生の指導にあたり、教えた生徒は2000名を超える。生徒指導におけるモットーは、「生徒との対話」と「知の享受」。

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など


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08まとめ

コミュニケーション能力が十分に備わっていることで、話をきちんと理解してくれるビジネスパーソンという印象がついて信頼を得ることができます。また、職場の人たちとの意思疎通が円滑になり、職場全体の生産性が向上する効果を期待できます。伝えるスキルが高いと、商談の大事なプレゼンテーションを任されたり、会議での発表を任されたりと、ビジネスチャンスは大きく広がります。 コミュニケーションがもたらす効果は、上記のようなものだけではありません。適切なコミュニケーションによって、人間関係が良好になると、労働環境が自分にとってより快適なものへと変化します。職場での人間関係に悩んでいる人は多いものですが、意思疎通によって相互理解を果たせば、人間関係はうまくいくようになるのです。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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