公開日:2022/11/02
更新日:2023/01/19

政治力とは?強い人の特徴や高めるポイントについて解説

政治力とは?強い人の特徴や高めるポイントについて解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

政治力を高め、上司や部下を上手くコントロールしていくことは、仕事を円滑に推進していくためにも重要です。社会人としての基礎力が高くても、政治力を持つ視点が欠けていると実力を発揮できないことも増えてきます。そこで本記事では政治力とは何か、政治力が強い人の特徴や高めるポイントについて解説しています。

 

01政治力とは?

政治力とは政治を進めていく力という意味ですが、そこから転じて社内の人間関係を操り、物事を上手く進めていくことを指す場合もあります。政治力を培うことでことが運びやすくなったり、自分の主張が通るようになったりするメリットがあります。政治力に関わるスキルは学校などでは教えられませんし、社内研修などでも教える企業はほぼないでしょう。そのため、独学や経験において身につけていくことがほとんどです。新人の頃は政治力の重要性を感じることは少ないかもしれません。ただ、ある程度の業務経験を積むと社内の人間関係を上手く運ぶ重要性を感じる場面が増えていきます。

政治力がビジネスにおいて重要な理由

新人の頃は社会人基礎力や業務に必要なスキルを高め、目の前の業務をこなしていけば評価されることが多いかもしれません。しかし、会社の規模が大きくなったり、役職がつくようになり企画を提出したり、部下ができたりすると、政治力が必要になってきます。例えば、どんなに優れた企画書を提出しても、社長や上層部からの共感を得られなければ、努力が水の泡になってしまうことがあります。また、不利な要求を押し付けられるなど、ビジネスにおいては理不尽な目に合うことも多くあります。そのため、政治力を駆使して上司との合意を上手く取り、企画書を通りやすくしたり、こちらの有利な条件に変えてもらったりすることも、時には必要なのです。

 

02政治力を身につけるために必要な6つの能力

政治力と一口に言っても様々な要素があります。ここでは政治力を構成する能力を次の6つに分けて紹介します。

1.社内の利害調整を行う力

2.部下を思惑どおりに動かす力

3.上司を支援を引き出す力

4.社内に味方を増やす力

5.権力の強い人との関係を強める力

6.社外に味方を増やす力

1.社内の利害調整を行う力

部署間で意見が対立してしまうことは良くあります。政治力のある人はお互いの話を良く聞き、互いの利害が均等になる折衷案を提案することが可能です。どちらの顔も立てられる案を出せることは、仕事をスムーズに進めるために重要なことです。反対に、一方に肩入れしてしまうと、軋轢が生まれ、いざというときに関係者が味方になってくれなくなる恐れがあります。そのため、利害調整を行う力は政治力の重要な構成要素と言えるのです。

2.部下を思惑どおりに動かす力

企業における仕事は、基本的に自分ひとりで完結するものは少ないでしょう。特に、自身がマネジメントを担っている場合、チームで成果を出すには部下の活躍が重要になります。 政治力とは、目的達成のために周囲との関係性を上手く活用する力とも言えます。そのため政治力を身につけるには、部下との関係性を築き、協力を引き出す力が必要なのです。

3.上司を支援を引き出す力

部下だけでなく上司にも思い通りに動いてもらえるようにすることも大切です。上司の力を借りないと、自分がやりたい企画が通らないことも多いでしょう。上司に支援してもらうには、上司と良好な関係性を築く必要があります。そのためには、他の対人関係にも言えることですが、相手の性格を踏まえて接することが大切です。

4.社内に味方を増やす力

仕事を進める上で、他部署との連携が必要になることも多いです。その場合、円滑な進行のためには部下・上司など身近な社員だけでなく他の社員にも味方になってもらう必要があります。社内に味方を増やすことで、会議などで意見に賛同してくれることが増えるなど、物事を円滑に進めやすくなります。味方を増やすには、雑談など日常のコミュニケーションを大切にすることや、相手が業務上で何か困っている場合には積極的にサポートすることなどが重要です。

5.権力の強い人との関係を強める力

社内政治を行ううえで、決定権のある人や発言力の高い人との関係を強めることは重要です。役職が上の人はもちろんですが、会議で声の大きい人や重要な仕事を任されやすい社員とも親交を深めることが大切です。社内で力を持つ人と関係を強めるには、コミュニケーションを取る機会を積極的に作っていくことや、情報提供や業務連携を通じて何らか相手のサポートになるよう動くことが大切です。例えば、経営者に対して現場で働くことで得られた生の情報を提供する、など実践することで、仮に役職に差分があったとしても関係性を近づけることができるでしょう。

6.社外に味方を増やす力

社内だけでなく、社外にも味方を増やすことが大切です。協力会社や取引先の重役などと良好な関係性を築くことで、仕事が円滑に進めやすくなります。例えば社内で企画に対して反対意見が出るようなケースにおいて、社外の関係者から企画を推薦してもらえれば、企画の説得力が増して案が通りやすいこともあるでしょう。

 

03政治力が強い人の特徴

政治力が強い人は、次の4つの特徴を持っていることが多いです。それぞれの詳細について解説します。

  • 1.人付き合いが良い
  • 2.親交を深めるのが早い
  • 3.雑談が上手い
  • 4.付き合いを見切るのも上手い

1.人付き合いが良い

政治力が強い人は人付き合いが良いことが多いです。例えば、飲み会があれば欠かさず参加したり、昼食を他の人と積極的に取ったり、喫煙所や休憩所で他の人に声をかけたり、といったことを行っています。まず、社内の人と仲良くならなくては社内政治を行うことはできません。また人付き合いが悪いと他の人から愛想が悪い人と思われてしまいやすく、いざというときに味方になってくれなくなってしまいます。政治力を高めるなら、人付き合いを良くするところから始めてみましょう。

2.親交を深めるのが早い

政治力がある人は他者との親交を深めるのが早いです。相手の性格を理解し、良い関係を築くには何をすべきかを考え、実践することができます。また、直属の上司はもちろんのこと、他部署の上司や関係者にもバランスよく肩入れすることを心がけています。他部署の人とも親交を深めることによって、自分の部署にとって都合の良い案が通りやすくなります。そうなれば、直属の上司からの評価も高まるでしょう。

3.雑談が上手い

政治力がある人は雑談が上手い傾向があります。仕事の話ばかりしても気疲れしてしまいますので、適度に雑談を交えることは大切です。雑談が上手い人は相手が何に興味を持っているか事前にリサーチし、その話を振るのが上手いです。例えば、エレベーターで一緒になったときも、相手の趣味に関するニュースの話を振って場を繋ぐことができます。

4.付き合いを見切るのも上手い

政治力がある人は付き合いを見切るのも上手いです。付き合っていてもメリットがないと感じる関係性は、見切ることも大切です。例えば、社内で評価の低い人や、プロジェクト進行にあたってリスクになりそうな人と親交を深めても、業務上の目的を達成する上ではあまりメリットがありません。そういった人との約束は上手く角が立たないように断ることもときには必要になります。

 

04政治力を高めるためのポイント

政治力を高めるためには、次の3つのポイントを意識することが有効です。社内の人間関係を上手に運び、仕事を推進していくためには以下のような関わり方に注意を払う必要があります。

  • 1.社内の人間関係を観察する
  • 2.社内で味方を増やしていく
  • 3.他人を攻撃することを目的にしない

1.社内の人間関係を観察する

政治力を高めるには社内の人間関係をよく観察することが大切です。誰と誰が仲が良いのか、声の大きい人は誰なのか、同僚はどの上司と親交を深めていくか、などをチェックします。社内の人間関係を把握することで、誰と親交を深めるべきなのか把握できます。政治力という観点では、仲良くなっても意味がない人と一度親交を深めてしまうと、付き合いを断つのが大変になります。まずは社内の人間関係を観察し、誰と関係性を深めるべきなのかを見極めましょう。

2.社内で味方を増やしていく

政治力を高めるためにも社内で味方を増やしていくことが大切です。味方を増やすというのは決して難しく考える必要はありません。仕事を手伝ってもらったらきちんと感謝の言葉を伝えたり、自分から積極的に声をかけたり、悩みや愚痴を聞いてあげるようにしたり、といったことが重要です。相手に喜ばれることをしていけば、自然と味方は増えていきます。

3.他人を攻撃することを目的にしない

政治力を高めるための注意点が1つあります。それは他人を攻撃することを目的にしないことです。気に食わない人の邪魔をしたり出世を妨害するために、社内政治を行うことは合理的とは言えません。他人への攻撃は巡り巡って自分に返ってくることも多いからです。社内政治の目的はあくまで、仕事を円滑に行えるようにしたり自分の意見を通しやすくしたりすることであり、ひいては企業全体の役に立つことです。

 

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    慶應義塾大学法学部卒業後、1984年、早稲田大学法学部卒。 博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして、 数々のCMを手がける。 政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、 ズバ抜けた文才に、多くのエグゼクティブからの指名が殺到している。 著書に『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』『「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。』(大和出版)、『大勢の中のあなたへ』『ひきたよしあきの親塾』(ともに朝日学生新聞社)、『短くても伝わる文章のコツ』『口下手のままでも伝わるプロの話し方』(かんき出版)など、全11冊。

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本授業では、テレビ朝日アナウンサーで「ABEMA Prime」の進行をする平石直之さんから、場づくりの秘訣を学ぶ授業です。

 
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    1974年、早稲田大学政治経済学部を卒業後、テレビ朝日に入社。報道・情報番組を中心に、「地球まるごとTV」などでMCを務め、「ニュースステーション」「報道ステーション」などでは、フィールドリポーターとして全国各地を飛び回る。ニューヨーク支局を経て、2019年から『ABEMA Prime』の進行を担当。ファシリテーターとして活躍。著書の『超ファシリテーション力』(アスコム)は、読者が選ぶビジネス書グランプリ2022のビジネス実務部門賞を受賞。twitterアカウント @naohiraishi

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    学習院大学卒業後、全日本空輸株式会社(ANA)に入社。 グランドスタッフとして、7年間で100万人以上を超えるお客様サービスに携わる。 最重要顧客DIAMOND会員専用カウンターのサービス責任者、教育訓練インストラクターを務める。 ANA在籍中、オリエンタルランドに出向し、ディズニーのサービスや教育を学ぶ。 その後ジャパネットたかたや再春館製薬所グループ企業にて教育研修を担当し、独立。 現在では、コミュニケーション、リーダーシップ、接遇マナー等をテーマに新入社員から管理職、 学生から経営者、医療業界など幅広い層に向けて、企業研修や講演を行い、これまでの受講者30000名を超える。 著書には『好かれる人の話し方、信頼される言葉づかい』『部下を元気にする、上司の 話し方』『オンラインでも好かれる人・信頼される人の話し方』があり、PRESIDENT、MORE、 CLASSY、Oggi、美人百花などメディア出演も多数。

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06まとめ

政治力を高めることで社内での人間関係のバランスを取りやすくなり、新企画を提案した際などにスムーズに推し進められるようになります。特にマネジメント職や管理職に就くようになると、政治力を高め上手く部下をコントロールしたり、社長や経営層を味方につけたりすることが重要になってきます。

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