公開日:2021/07/07
更新日:2022/05/23

プレゼンに重要な4つのスキルとは?スキルを向上させる方法もご紹介

プレゼンに重要な4つのスキルとは?スキルを向上させる方法もご紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

プレゼンテーションはビジネスにおいて様々なシーンで登場しますが苦手意識を覚えている人が多いです。プレゼンテーションに必要なスキルがわからずどうやって練習したらいいかわからないケースもよく見受けられます。本記事では重要な4つのスキルを紹介し、それぞれ向上させるための方法も併せてご紹介します。

 

01なぜプレゼンのスキルが重要なのか

そもそもプレゼンテーションのスキルがなぜ重要なのでしょうか?プレゼンテーションが重要視されている3つの理由をまずは解説していきます。

ビジネスにおいて交渉の場で必要不可欠のため

ビジネスにおいて自社の製品やサービスを他社に売り込む際には必ずといってもプレゼンテーションが行われます。さらに、競合他社と商品の提案で競う場面でもプレゼンテーションによって採用の可否が決まってしまいます。 このようにビジネスで重要なシーンでは基本的にプレゼンテーションを行うことが避けられないため、プレゼンテーションを上手にこなすことはビジネスマンにとって必須のスキルとなっているのです。

自社の魅力を十分に伝えるため

そんなプレゼンテーションですがその出来によっては自社の魅力を全く伝えることができない、といったことにもなりかねません。 優れた製品やサービスであったとしても、その魅力が相手に十分に伝わらなければ売り込むことはできません。逆にプレゼンテーションを効果的に行うことができれば、魅力を十分に伝えることが可能になり商品やサービスを売り込むことが成功しやすくなります。 自社製品の魅力に自信がある場合は、プレゼンテーション能力も磨くことによって効果的にその魅力を伝えられるようにしましょう。

自分の成果を正しく認識してもらうため

また、プレゼンテーションは必ずしも社外の人を相手に行われるとは限りません。部門報告会などの定期的に自分の成果を報告する場においても使われることが多いです。 そういった場において上手にプレゼンテーションを行うことができなければ、自分の成果を正しく伝えることができなくなってしまいます。正当な評価を受けるためにもプレゼンテーション能力は重要と言えます。

 

02良いプレゼンのポイント

また、相手に伝わりやすい良いプレゼンテーションとはどのようなプレゼンテーションなのでしょうか?このことを理解することでプレゼンテーションに必要なスキルも自ずとわかってくるかと思います。

内容が簡潔にまとまっている

また、相手に伝わりやすい良いプレゼンテーションとはどのようなプレゼンテーションなのでしょうか?このことを理解することでプレゼンテーションに必要なスキルも自ずとわかってくるかと思います。

伝えたい主張がはっきりとしている

プレゼンテーションを通して伝えたい主張がはっきりと明確になっていることも非常に大切です。 主張がはっきりと定まっていないと聞き手が「それで結局何が言いたかったの?」と疑問を持ってしまい、自社の製品を売り込むことが難しくなってしまったり、交渉がうまくいかなくなってしまいます。 主張は繰り返し述べて構いませんのではっきりと伝え、曖昧にせず聞き手にしっかりと届けるようにしましょう。 プレゼンテーションの構成においてイントロ、ボディ、クロージングのそれぞれで主張を繰り返し伝えることで相手の印象に残りやすくなります。

聞き手の注目を集められている

聞き手の注目を集められるかどうかでも良いプレゼンテーションができているのかを判断することができます。 自分がプレゼンテーションの聞き手になったとして、その際につまらなかったり、何が言いたいのかわからなかったりしたら興味を持てず話し手に注目することもないでしょう。 逆に言えば相手に興味が持てて注目したくなるようなプレゼンテーションは、面白かったり主張がはっきりしていたりするので良いプレゼンテーションであると言えるわけです。 自分がプレゼンテーションを行う際は聞き手の注目を集められるように意識してみましょう。

 

03プレゼンで重要な4つのスキル

次に、プレゼンテーションにおいて重要となる4つのスキルを紹介します。自分の場合はそれらの能力をしっかりと身につけられているかどうかを確認しながら読み進めていってください。

論理的思考能力

プレゼンテーションを行う上で論理的思考力は欠かすことができません。 冒頭でも述べましたがプレゼンテーションはビジネスの交渉の場で用いられることが多いです。交渉ということは相手を説得する必要があり相手を説得させるには論理的に物事を説明する必要があります。 自社の製品を相手が取り入れることによるメリットは何なのか、なぜそう言えるのかを説得力を持たせて伝えるためにも論理的思考力は必要不可欠です。

相手を惹きつける話し方

相手を惹きつける話し方もプレゼンテーションにおいては非常に重要と言えます。 論理的な思考力が身に付いていたとしても話し方が下手で相手を惹きつけることができなければ意味がありません。 一方で、少々説得力に欠ける場合であっても話し手が魅力的であれば人間性が評価され、交渉が成功するケースもあります。 身振り手振りを交えて相手の注目を集め、聞き手の目をしっかりと見て反応を伺いながら話すように意識してみましょう。

相手が求めているものを把握する力

プレゼンテーションによって相手を説得する必要がある以上、相手に明確なメリットを提示する必要があります。しかし、相手が求めているものをしっかりと把握できないと的外れなメリットを提示してしまうことになりかねません。 相手が真に求めているものを理解し、その期待に応えられるようなメリットを提示することで交渉は成功に近づいていきます。 事前準備としてプレゼンテーションを行う相手の状況をしっかりと調査し、何を求めているのか、相手は今何を欲しているのかを把握できるようにしましょう。

臨機応変な対応力

プレゼンテーションにおいて臨機応変な対応力はとても重要です。スピーチや演説であれば自分が話したいこと、主張したいことを伝えるだけで良いので、原稿を丸暗記して読み上げるだけで良いかもしれません。 しかし、プレゼンテーションにおいては相手を説得させるという目的があるので、聞き手の反応によっては途中で内容や話し方を変えたり、時には質問に答えないといけないこともあります。 自分は想定していなかった流れになることもあるため、臨機応変な対応力がないと交渉は失敗に終わってしまいます。プレゼンテーションに慣れていて上手な人ほどこの能力が高い傾向にあります。

 

04プレゼンに必要なスキルを高める方法

これまでに紹介したプレゼンテーションにおいて求められるスキルはどうしたら高めることができるのでしょうか?以下では、具体的なトレーニング方法を4つ紹介します。

シンプルなスライド作りを心がける

プレゼンテーションは基本的に事前に用意したスライドを基にして行われのでまずはシンプルなスライド作りを心がけましょう。 スライドがシンプルに分かりやすくまとまっていればそれだけでも聞き手にとってのイメージのしやすさ、伝わりやすさは変わってきます。 また、スライドがシンプルにまとまっていれば話す内容も自然と整理されるので簡潔に伝えられるようになるでしょう。 スライドには文字や情報を詰め込みすぎないように注意してください。

基本的なフレームワークを学ぶ

プレゼンテーションを論理的に行うには基本的なフレームワークを学ぶことがとても大切です。基本的なフレームワークに沿って順序立てて話すだけでも説得力は増し、論理的に主張を伝えることが可能になります。 一方で、いくら論理的に伝えようとしてもプレゼンテーションの構成が適当では相手に全く伝わりません。 プレゼンテーションのフレームワークの中で最も基本的なSDS法や、マーケティングの基本となるAIDMA法といった基本のフレームワークを学び、時と場合によって使い分けることで論理的に伝えるスキルが身につくはずです。

模擬プレゼンを十分に行う

模擬プレゼンはプレゼンテーションに必要な全てのスキルを鍛えることができます。本番のプレゼンテーションと同じように準備をしっかりと行い、先輩数人に協力をしてもらい本番さながらの状況で行うようにしましょう。 その際、先輩や協力者には質問を積極的に投げかけてもらうように依頼しておくと臨機応変な対応力の特訓に効果的です。 また、模擬プレゼンはただ行うだけでなくフィードバックをしっかりともらい、それを自分の中に落とし込みその都度修正する必要があります。したがって一度だけ行うのではなく繰り返し行うことで磨きをかけていきましょう。

自分の話している姿を録画して客観視する

自分が話している姿を録画しそれを視聴することで客観的な視点から自分のプレゼンテーションを見ることも効果的なトレーニング方法です。 一人でカメラに向かって話しかけることは慣れないうちは恥ずかしく思うかもしれません。しかし、本番のプレゼンテーションの方が何倍も緊張するはずなのでプレゼンテーションに慣れる意味でも積極的に練習するようにしてください。 撮影した動画を他人に見て評価してもらうことも非常に有効です。自分でも気づかなかった欠点などを指摘してもらうことで自分の短所に気づくこともできます。


 

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05まとめ

プレゼンテーションを上手に行うには論理的思考能力や相手の求めているものを把握するスキルがとても重要になってきます。 苦手意識を持っている人こそこれらの能力を意識して優先的にトレーニングを行っていきましょう。そうすればきっと短期間でプレゼンテーションに必要なスキルが鍛えられるはずです。

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