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ロジカルシンキングの鍛え方とは?効果的な方法や活用できるフレームワークについて解説

公開日:2021/06/30
更新日:2021/09/08
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ロジカルシンキングの鍛え方とは?効果的な方法や活用できるフレームワークについて解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ロジカルシンキングとは、物事を論理的に考え、結論を出すスキルをさします。本記事では、ロジカルシンキングのメリットや活用できる場面、また身につける鍛え方について紹介します。これからロジカルシンキングを活用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

ロジカルシンキングの定義とは?

ロジカルシンキングの鍛え方を知るためには、先にロジカルシンキングの定義を理解しておく必要があります。定義が分かると、そこからどのような行動を行うと良いかが自ずと見えてくるでしょう。ロジカルシンキングの考え方には哲学が関係していますが、まずはその点から説明していきます。

「論理的思考」と訳される

ロジカルシンキングは、ロジカル(Logical・論理的)とシンキング(Thinking・考え方、意見、判断など)を組み合わせた言葉です。日本語では、「論理的思考」もしくは「論理的な考え方」と訳されることが一般的です。 「Logical」の語源は「Logos」であり、これはギリシャ語から来ています。古代ギリシャにおける哲学者・アリストテレスが確立した「三段論法」から、ロジカルシンキングの考え方が生まれました。 現在では、社会人が身につけるべき必須スキルのひとつとして、多くの企業がロジカルシンキングへの取り組みを行っているのです。

筋道を立てて論理的に結論を出すスキル

ロジカルシンキングでは 、ひとつのテーマについて話の中で矛盾が起こらないよう、体系的に整理しながら順序を立てて話を進めていきます。物事を「結論」と「根拠」に分け、論理的なつながりを重視しながら、相手に説明を行います。 話の筋道が通っていないと、話の真意が相手に伝わらなくなるため、 正しいスキルを身につけることが重要です。

 

ロジカルシンキングを身につけることで得られるメリットは

ロジカルシンキングを身につけると、次のように大きなメリットが得られます。どれも、ビジネスに役立てるためのスキルにつながります。特に大きなメリットを4つ解説しますので、具体的な内容をひとつずつ確認してください。

意思決定や業務のスピードを速くできる

ロジカルシンキングでは、必要な情報をストレートに相手ヘ伝えるため、余分な時間を費やす必要がなくなります。これにより、意思決定までにかかる時間の短縮や、業務のスピードアップにつなげられるなどのメリットがあります。

相手に話が伝わりやすくなる

論理的に相手に伝えるためには、事前に情報を整理しておく必要があります。必要な情報を精査してから話をするため、相手に内容を伝えやすくなるのです。 余分な情報を織り交ぜてしまうと、話が複雑になってしまい、伝えたい要点があやふやになってしまいます。必ず情報をしぼりこむようにしましょう。

課題やテーマを明確にできる

論理的な話を行うには、まずテーマをはっきりさせることが重要です。ロジカルシンキングを学ぶと、課題やテーマを明確にする重要性を再認識できます。課題やテーマが決まれば、その後の流れの組み立ても、スムーズに行えるようになるでしょう 。

提案力や分析力が高められる

ロジカルシンキングでは、話すべきポイントを明確にするため、伝える内容もはっきりさせられるようになります。その結果、相手にとって理解しやすい話し方ができるため、提案力も高められます。 さらに、論理的に考えるスキルを磨くと、誰もが納得できるような物事の考え方や進め方が身につき、分析力の向上にも役立てられます。

 

ロジカルシンキングで重要な手法とは?

ロジカルシンキングの手法として、次の3つの柱が中心とされています。目的や相手に合わせて、どの手法を選んだらいいのかが変わるため、手法ごとの違いを理解しておくことが重要です。それぞれの手法について、詳しく解説します。

演繹法

前述したアリストテレスの三段論法は、「演繹法」の考え方の根底となっています。もっとも分かりやすい考え方であり、既に広まっている一般論と観察事項を結びつけて、結論を導く手法です。 アリストテレスは、三段論法として次のような文言を残したとされています。

  • 「人間はいつか死ぬ」(一般論)
  • 「ソクラテスは人間である」(観察事項)
  • 「ゆえにソクラテスはいつか死ぬ」(結論)

このように、誰もが納得できるような結論を導き出すため、最も自然な手法と言えます。

帰納法

「帰納法」は、統計分析でよく用いられる手法です。演繹法と反対に、一定数以上のサンプルや事例を集め、それらの結果から全体の結論を導き出します。ただ、結論を導く際には、一定の知識や根拠が求められる点も特徴です。 次のような例が考えられます。

  • 「Aスーパーでは、お弁当の売上が多い」(実例1)
  • 「Bスーパーでは、お弁当の売上が多い」(実例2)
  • 「Cスーパーでは、お弁当の売上が多い」(実例3)
  • よって 「全てのスーパーで、お弁当の売上が多い」(結論)

この例では、A・B・Cの各スーパーではお弁当の売上が多いものの、全てのスーパーで同じような売上かどうかを立証することはできません。立証するには、さらに詳細なデータが必要なのです。

弁証法

相対するふたつの意見をすり合わせ、より優れたアイディアを出す方法です。どちらか一方の意見を排除するのではなく、両方を尊重しながら、さらに良いものを作り出していくという、建設的な議論ができます。 弁証法の一例をあげてみましょう。

  • 「ジュースを飲みたい」(肯定)
  • 「ジュースには砂糖がたくさん含まれている」(否定)
  • 「糖分ゼロのジュースを飲む」(結論)

このように、どちらの意見もなくすことなく、双方が納得する結果を導き出します。

 

ロジカルシンキングで活用すべきフレームワークとは?

ロジカルシンキングにおけるフレームワークとは、戦略を立てる・分析する・問題解決につなげるなどの行動を起こすために、パターン作りを進めることを指します。それぞれに特徴がありますので、詳しく見ていきましょう。

MECE

MECEとは、「ミーシー」もしくは「ミッシー」と呼ばれる、次の言葉の頭文字を取った言葉です。 Mutually(互いに) Exclusive(重複せず) Collectively(全体的に) Exhaustive(漏れがない) つまり、分類対象全体に漏れがなく、重複もない状態を示します。 例えば、新商品の開発を行う際は、購入してほしいターゲットの設定から始めます。このとき、ターゲットの設定内容に漏れがないよう、十分気をつけなくてはいけません。男性女性の性別だけでなく、未成年の男女や高齢者の男女など、さらに細かい分類も必要かどうか、詳細まで決めることが重要です。

ロジックツリー

問題点や課題などを細かく分け、思考を整理していく方法です。大きな木(問題の大元)が枝分かれし、小さな葉っぱ(問題の根源)が広がっていくことから、このように名付けられました。 ロジックツリーには、次の3つがあります。

  • 要素分解ツリー(WHATツリー)…大きな問題を小さな問題に分解して整理する
  • 原因究明ツリー ( WHY ツリー)…問題の原因を掘り下げ、根本的な問題を見つける
  • 問題解決ツリー (HOWツリー)…課題解決の優先順位をつけ、対策を導き出す

ピラミッドストラクチャー

ピラミッドの頂点を結論とし、その下で根拠を述べます。さらにその下で、根拠に対する根拠を並べ、根拠を細分化していくものです。帰納法を用いる際に有効であるほか、プレゼンテーションの技法にも用いられます。 最初に、メインで主張したことを伝え、その次に理由をいくつか述べます。さらに、理由それぞれに対しての根拠を述べ、 主張の説得力を強めるのです。

ゼロベース思考を持つことが大切

これまで紹介したフレームワークを活用するには、ゼロベース思考を持つことが大切です。 ゼロベース思考とは、先入観にとらわれず、白紙の状態でゼロから物事を考える姿勢をいいます。 過去の経験や知識も関係なく発想できるので、自由な思考から新しい発想が生まれる可能性が高まります。 ゼロベース思考のポイントは、企業目線ではなく顧客目線で得られる価値を考えることです。

 

ロジカルシンキングを身につける鍛え方とは?

ロジカルシンキングはスキルであるため、自分で身につけることが可能です。日頃の行動や言動を意識すると、自らロジカルシンキングを鍛えることができます。しかし、いったいどのような鍛え方があるのでしょうか。

筋道を立てて結論からシンプルに話す

結論に至った理由を先に話してしまうと、 伝えたいことが相手にわかりづらくなることがあります。先に結論を伝え、その後で結論に至った理由を伝えましょう。話は短くシンプルにすることを心がけ、複数の理由を述べると思考能力を上げられます。 また、結論から先に話すと、自然に話の筋道が立てられ、論理的に話せるようになります。また、限られたビジネス時間の有効活用にも役立つはずです。

主張と根拠はセットにして伝える

相手に伝えたい内容(主張)と、それを裏付ける証拠(根拠)は、セットにして伝えると相手の理解度を上げられます。できるだけ、根拠は複数あった方が相手を説得しやすくなるので、データがあれば集めておくのが賢明です。

常に目的を忘れずに話す

目的があると、話の論点がずれるのを防ぐことができます。反対に、目的がなく考えがまとまっていないと、話が筋道からそれていく結果につながるのです。何を伝えたいのかという目的を忘れずに、相手と話すことを心がけましょう。

 

まとめ

ロジカルシンキングは、働く人すべてに求められるスキルだと言っても、過言ではありません 。仕事の成果を高めるために、できるだけ早い段階で身につけたいスキルです。今回紹介した鍛え方を、日頃の業務で実践するとともに、 専門の講師による研修を受けるとよりロジカルシンキングスキルを高められます。ぜひ社内で一度研修を実施してみてはいかがでしょうか。

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