公開日:2019/09/26
更新日:2023/09/25

「研修講師って何をすればいい?」研修講師を任された時のポイント

「研修講師って何をすればいい?」研修講師を任された時のポイント | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

新入社員研修やマナー研修、マネジメント研修など、多くのビジネスパーソンは、何かしらの研修に参加したことがあるはず。しかし講師の説明が理解できなかったり、しっかり腹落ちできなかったり、モヤモヤしたまま終えた経験もあるのではないでしょうか。では、逆に自分が研修講師の立場になってみたら、どうでしょう? 受講者を満足させることができるでしょうか? 今回はスクーの人気授業「実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキル」を参考に、研修講師に必要なスキルである「ファシリテーション」のポイントを学んでいきます。

 

01研修講師とは

研修講師とは、特定のトピックやスキルに関する教育やトレーニングを提供する専門家または指導者のことを指します。企業、学校、大学、トレーニングセンター、コンサルティング会社などで雇われ、知識とスキルの共有を通じて個人や組織の成長を支援します。研修講師の役割は、教育とトレーニングの領域において非常に重要であり、効果的な研修講師は学習者に価値ある知識とスキルを提供することが求められます。研修講師は、社内講師と社外講師の2つに分けられます。ここでは、それぞれについて解説していきます。

社内講師

社内講師は、組織内で働く従業員の中から選ばれ、特定のトピックやスキルに関する教育やトレーニングを提供する役割を果たします。彼らは組織の文化や業務プロセスに精通しており、従業員に対して内部からの専門知識を提供します。

社外講師

社外講師は、組織外部から雇われる専門家やトレーニングプロバイダーで、特定のトピックやスキルに関する教育やトレーニングを提供します。特定の専門分野やトピックに関するトレーニングを提供するため、社内講師よりも高度なスキルや知識をもっていることもあるでしょう。また、異なる組織や業界での経験を持つことが多く、幅広い視点を提供することも可能です。

 

02研修講師が研修を行う前に知っておくべきこと

研修を行う前に知っておくべきことは、以下の4つです。

  • 1:研修講師に必要な知識「ファシリテーション」とはそもそも何?
  • 2:ファシリテーションの基本知識「問いかけ、引き出し、混ぜ合わせる」
  • 3:研修講師の必須スキル「チーム脳作り」と「フォローアップ質問」
  • 4:研修講師のこれからの学び方とは

1.研修講師に必要な知識「ファシリテーション」とはそもそも何?

 最近耳にする機会が増えた「ファシリテーション」という言葉は、ラテン語の「ファシル」が語源。英語では「facilitate」=「支援する、促進する」という意味を持ちます。
 従来、研修講師がすでに答えを持っていて、目標達成や問題解決のやり方を教えて指導するアプローチが一般的でしたが、一方通行になりがちなことが懸念されてきました。

 一方、ファシリテーション的アプローチは、メンバーの意見を引き出して支援するのが特徴。自身の意見や答えを押し付けるのではなく、リーダーを含むメンバー全員で一緒にひとつの答えを導き出すアプローチのことを指します。従来の一方通行なアプローチではなく、双方向的なアプローチであることがメリットのひとつといえます。

 また、「ファシリテーションには大きく分けて2つの意味がある」というのも押さえておきたいポイントです。

(1)チームワークを重視した会議・研修を行うための働きかけ。円滑に会議・研修を運営し、議論のプロセスと、思考と関係の質を高める進め方。

(2)組織による創造、変革、問題解決、合意形成、学習などを支援し促進させる働きかけ。あらゆる種類の知識創造の場をつくり、その活動のプロセスと、思考と関係の質を管理。

 (1)は1~2時間程度、(2)は一定の期間をかけて進めていくものなので、ここでは、おもに(1)のシーンを想定して学んでいきます。

2.ファシリテーションの基本知識「問いかけ、引き出し、混ぜ合わせる」

 ファシリテーションにおいて重要なのは、(1)問いかけ、(2)引き出し、(3)混ぜ合わせるの3つ。
 前述のように、従来の研修では、研修講師が考える意見を受講者に一方的に伝えるのが一般的でしたが、ファシリテーションを意識した研修では、まずは問いかけ、受講者自身で考えるよう促し、それぞれの意見を混ぜ合わせることがポイントとなります。
 こうすることで他人事ではなく自分事として捉えることができ、積極的に研修に参加するようになるというわけです。

ファシリテーションに関するSchooの授業:実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキル

実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキル
 

ファシリテーションとはなんなのかわからない。あるいは研修講師をすることになったが、ファシリテーションのスキルが全くない、という方もいると思います。そこで、この授業では、「問いかけ、引き出し、混ぜ合わせる」というファシリテーションの基本スキルから、研修を進行する上で、さまざまな困った場面への対処法と、実践的な分野までを全五回の授業で幅広く学びます。

 
担当講師:新岡 優子先生
ビジネスファシリテーション・サービス

株式会社SRA、豆蔵など大手SIerにて、SE、プロジェクトマネージャー、プロセスコンサルタント、研修講師を経験した後、2007年「ビジネスファシリテーション・サービス」を起業。自身の多様な経験を生かして、ビジネスにおけるあらゆるファシリテーション・サービスを提供する。 IT、製造業を中心に、ファシリテーションとアクションラーニングを取り入れた、チーム開発、リーダーシップ開発、プロセス改善、会議改善、組織改革を得意とする。 ビジネスモデリングを取り入れた要求開発、CMMをベースとしたSEPGおよびSQAの活動支援も行う。 IT業界におけるファシリテーションのエバンジェリスト兼実務者。 東京理科大学理学部卒。 著書: 「ITリーダーが確実にファシリテーションを身につける本」/日経BP社 「ファシリテーターの道具箱」(共著)/ダイアモンド社 「システム開発現場のファシリテーション」(共著)/技術評論社 オンサイトセミナー/ビジネスコーチングお問合せ:support@bizfaci.jp

実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキルを無料視聴する

3.研修講師の必須スキル「チーム脳作り」と「フォローアップ質問」

リーダーのためのファシリテーションスキル -ファシリテーションとチーム脳-

 研修の場合、受講者一人ひとりが個別に参加している意識になってしまうものですが、研修講師を含めた全員でひとつのチームと捉えるようにすると、より充実した研修になります。
 一人ひとりが別々に考えている状態だと感情の共感が起こりにくく、win-loseの関係になりやすい性質があります。一方で、チームがひとつの大きな脳を使って考えることで情報共有・感情共感がしやすく、win-win、もしくは新たなwinが生まれやすくなるからです。

 この個別に考える状態を「バラバラ脳」、全員が一体となって考える状態を「チーム脳」とすると、「バラバラ脳」から「チーム脳」へと変えていくことが研修講師の課題。これを解決するには、「フォローアップ質問」が有効です。

リーダーのためのファシリテーションスキル -ファシリテーションとチーム脳-

 はじめから個人を名指しして聞いてしまうと、その他の人たちは油断して考えることをやめてしまう可能性があるので、全体に問いかけるようにしましょう。その際、選択肢を与える問いかけをしたり、自身の意見を暗にほのめかしたりすると、自由な発言がしにくくなるのでご注意を。

 また、メンバー同士のコミュニケーションラインをつくることで、ファシリテーションにおいて重要な「横のつながり」ができるので、研修講師と個人のやり取りにならないよう注意しましょう。
 これらを押さえておくことで、自分も参加している意識を明確にし、「チーム脳」へと移行しやすくなります。

4.研修講師のこれからの学び方とは

 とはいえ、「ファシリテーション」や「フォローアップ質問」の知識を持っているのと、実践できるかは別問題です。フォローアップ質問は、家族間でも実践できるものなので、はじめから大きな舞台で実践するのではなく、まずは気心知れた、やりやすい環境でやってみるといいかもしれません。
 また、勉強会やセミナーに参加したり、書籍で理解を深めたりするのも有効です。最近は1対1でサポートしてくれるビシネスコーチングも充実しているので、検討してみてはいかがでしょうか? どんな方法であれ、継続して少しずつ経験を積んでいくことが大切です。

▼ファシリテーションに関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】ファシリテーター研修で身につくファシリテーションスキルと役割の実例

 

03研修講師の選び方

研修講師を選定する際は、「社内」「社外」の両方の観点から選定していく必要があります。社内講師と社外講師は、組織のトレーニングおよび教育プログラムの成功において相補的な役割を果たすため、ニーズと目的に応じて、どちらを利用するかを選択していきましょう。ここでは、「社内」「社外」それぞれの選定観点について解説していきます。

社内講師の場合

社内講師を選定する場合、選定プロセスでは、候補者が持つ専門知識とスキル、コミュニケーションスキル、組織文化への適合性を評価することが重要です。次で解説する内容を参考に、組織のトレーニングニーズに合った社内講師を選定していきましょう。

ノウハウや知見を持っている社員にする

社内講師として選ばれる社員は、特定のトピックやスキルに関する十分なノウハウや知識を持っている必要があります。これは、組織内での経験や専門的なスキルを含みます。たとえば、プログラミング、プロジェクト管理、製品設計などの分野での専門知識を持っている社員が選ばれることがあります。

コミュニケーションスキルがある社員にする

社内講師は、知識やスキルを効果的に他の従業員に伝える必要があります。そのため、コミュニケーションスキルが高い社員が選ばれることが重要です。講義やワークショップを進行し、参加者の質問や疑念に対応できる能力が求められます。

受講者との距離感が近い社員にする

社内講師は従業員と密接に関わる役割を果たすため、受講者との距離感が近いことが重要です。これは、社内文化や組織の価値観を共有し、受講者が講師に対して安心感を持てることを意味します。同僚としての信頼性も考慮されます。

社外講師の場合

社外講師を選定する場合、選定プロセスでは、研修の目的や社内の価値観と一致している人を選定していきましょう。また、社外ということで選定の際は、講師の経歴や実績、費用などを参考に選定していきましょう。ここでは選定にあたって、必要な観点を解説していきます。

目的と価値観が一致している人を選定する

社外講師を選ぶ際、組織のトレーニングや教育の目的と、講師の専門分野や教育スタイルが一致していることが重要です。講師の教育哲学や価値観が組織と調和し、組織の文化と一致する場合、トレーニングプログラムの効果が高まります。

教育スキルが高い人を選定する

社外講師は教育スキルに優れていることが求められます。これには教材の選定、トレーニングセッションの計画と進行、受講者のニーズに合わせた配慮、質問に対する適切な回答能力などが含まれます。過去のトレーニング経験やフィードバックを確認することが役立ちます。

参考情報の収集する

社外講師を選定する前に、その講師の経歴や実績を詳しく調査しましょう。これには講師の履歴書、過去のクライアントのフィードバック、発表したトピックや論文などの情報を収集することが含まれます。信頼性と専門知識を確認するためのステップです。

費用と契約条件を確認する

社外講師の選定にはコストも関与します。講師の料金、交通費、宿泊費などの費用を確認し、組織の予算と一致するかどうかを確認します。また、契約条件や支払いスケジュールなども明確に取り決めましょう。契約書をしっかりと確認し、講師との合意を文書化します。

 

04研修内容を組み立てるときのポイント

研修内容を組み立てるときのポイントは、以下の2つです。

  • 1:研修内容を組み立てるときに意識したい「学びの質」とは
  • 2:研修の最後に使いたい「振り返り3ステップ質問」

1.研修内容を組み立てるときに意識したい「学びの質」とは

 研修講師としては、研修内容をどう組み立てるかというのも重要ですよね。そこで意識したいのが、「学びの質」です。
 「学び(学ぶ)」とひと口に言っても、「人や物から新しい知識を得る」ことと、「自分や他人の行動の結果、経験として学ぶ」ことの2つあります。「学びの質」において気を付けたいのは、後者です。
 経験や学んだことを自分だけで消化すると学びの質が低くなり、何度も同じ失敗を繰り返してしまいますが、他人(チームメンバー)と一緒に共有することで、失敗から学んだことを次に生かし、学びの質が高くなると考えられています。

 繰り返しになりますが、「バラバラ脳」ではなく「チーム脳」で考えることで学びの質が高くなるので、研修にも取り入れたいポイントですね。

2.研修の最後に使いたい「振り返り3ステップ質問」

 また、研修の最後に振り返りの時間を設けるのも、ファシリテーション的な研修で意識したいところ。ここで役立つのが、「振り返り3ステップ質問」というもの。

1.やってみてどうでしたか?(feel)

2.よかったところはどこですか?(good,keep)

3.もっとよくするためにはどうすればいいですか?(next action)

 自分の気持ちを吐き出させ、さらにチームのメンバーからその人のよかった点を引き出すことで他人のことも気に掛けるようになり、より良好な関係性を築けますよ。
 よくある「どこが悪かった?」という振り返りでは指摘し合うだけで終わってしまい、「どうしたらいいか?」ということがおろそかになってしまうので、メンバー全員で振り返ることを意識しましょう。

リーダーのためのファシリテーションスキル -ファシリテーションとチーム脳-

 

05研修講師が直面しやすい壁

研修講師が直面しやすい壁は、以下の3つです。

  • 1:話の長い人がいる
  • 2:時間が足りなくなる
  • 3:研修講師が主役になってしまう

研修講師が直面しやすい壁1:話の長い人がいる

 研修では、意見を求めたら話が長い人だった…なんてことも想定されます。このタイプの人は、結局何が言いたいのかわからないこともしばしば。
 無下にするわけにはいかないし、時間が限られているから放っておくわけにもいかず、頭を抱える研修講師は多いのでは? 話が長い人に遭遇した場合、どう対処すればいいのでしょうか?

話の長い人への対処法

 話が長い人に対しては、ホワイトボードを活用するのがおすすめです。
 この場合、本人に気づいてもらうしか改善方法はないので、要点がわからないからメモも取れない様子を見せることで、間接的にアピールすることができます。

 また、「つまりこういうことでよろしいですか?」とさりげなく要点をまとめてしまうのも対処法のひとつです。

研修講師が直面しやすい壁2:時間が足りなくなる

 想像以上に議論が白熱したり、話が長い人がいたり、予定していた研修内容をすべてやるには時間が足りなくなってしまうことも。この事態を避ける方法を紹介します。

時間が足りなくなることへの対処法

リーダーのためのファシリテーションスキル -ファシリテーションとチーム脳-

 黒板やホワイトボードを使う場合は、端のほうにスケジュールを書いておくといいでしょう。このテーマには何分使うのか、あらかじめ書いておけば受講者も時間を意識するようになります。

 研修講師側でできる対処法は、優先順位を決めておくこと。
 最低限やっておきたいテーマは何なのかを決める、この場でやれることと持ち帰ってもできることを分けておくなど、いざという時に備えておけば時間が足りなくなりそうでも焦らず対応できそうです。

研修講師が直面しやすい壁3:研修講師が主役になってしまう

 研修講師ではなく、受講者が主導して研修を進めるほうがいいとお伝えしましたが、自分と受講者の意見が対立する、意見を求められるといったこともよくあること。そんな時は、どうすべきなのでしょう?

研修講師が主役になってしまうことへの対処法

 研修講師が議論の当事者になることはなるべく避けたいことなので、「どなたかこの状況を整理していただけませんか?」と、第三者に振るというのもひとつの手。
 「私はこう思いますが、あなたはどうですか?」と、さりげなく発言権を第三者に渡すのも、自身が当事者になるのを避けるために有効な手段です。


 

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■資料内容抜粋
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06Schooが提供する企業向け研修パッケージ

Schoo for Businessでは8,000本以上の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schoo for Businessの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。


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受講形式 オンライン
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アーカイブ本数 8,000本
※2023年3月時点
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契約形態 年間契約のみ
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Schoo for Businessには以下の3つのメリットや特徴があります。

  • 1:研修と自己啓発を両方行うことができる
  • 2:様々な研修におすすめのSchooの研修パッケージ
  • 3:管理画面で受講者の学習状況を可視化できる

1.研修と自己啓発を両方行うことができる

Schoo for Businessは社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自己啓発には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約8,000本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自己啓発の双方の効果を得ることができるのです。

2.様々な研修におすすめのSchooの研修パッケージ

上記でも説明したように、Schooでは約8,000本もの動画を用意しており、様々な研修に対応することができます。特に、階層別研修は、内定者・新入社員研修から管理職研修までが揃っており、階層別研修パッケージを活用することで、内定者・新入社員研修、若手社員研修、中堅社員研修、管理職研修の全てを行うことができます。また、それぞれの研修パッケージにも、階層によって必要なスキルに関する講座が網羅されているため、内容面でも充実した研修を行うことができます。

さらに、社員に研修動画を受講してもらった後に、意見の共有会やディスカッションを行うことで、学んだことをより効果的に定着させることができます。

ここでは、階層別研修の中から新入社員研修を例としてご紹介します。

新入社員向け研修パッケージを見る

3.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる

Schoo for Businessには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方1

まず、Schoo for Businessの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。

管理画面の使い方2

この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。

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07まとめ

  • 「ファシリテーション」には、(1)「チームワークを重視した会議・研修を行うための働きかけ。円滑に会議・研修を運営し、議論のプロセスと、思考と関係の質を高める進め方」と、(2)「組織による創造、変革、問題解決、合意形成、学習などを支援し促進させる働きかけ。あらゆる種類の知識創造の場をつくり、その活動のプロセスと、思考と関係の質を管理」の2つの意味がある。
  • 「ファシリテーション」においては、問いかけ、受講者自身で考えるよう促し、それぞれの意見を混ぜ合わせることが重要なポイントとなる。
  • 「フォローアップ質問」を活用することで、「バラバラ脳」から「チーム脳」へ切り替わりやすくなる。自由に発言しやすくなり、メンバー同士の横のつながりができるなど、チームによい影響をもたらす。
  • 研修の最後には、「やってみてどうでしたか?(feel)」「よかったところはどこですか?(good,keep)」「もっとよくするためにはどうすればいいですか?(next action)」という「振り返り3ステップ質問」をすることでチームが活性化し、より良好な関係性を築けるようになる。
  • 話が長い人がいる、時間が足りなくなるなどのトラブルには、ホワイトボードを活用するとよい。「研修でやりたいこと」の優先順位をあらかじめ決めておくことも有効。

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 動画学習を活用することで事前に業務に関する知識をインプットをした上で、集合研修やOJTに臨むことができます。
 それにより集合研修やOJTの場は知識の定着を図ったり疑問点を解決したりといった時間に充てることができ、 研修をより効果的に行うことが可能です。
 ビジネスマナーやコミュニケーション力などの基本スキルから、営業・プログラミング・デザインなどの実務スキルまで学べるので、自発的に学び成長していける人材の育成促進につながります。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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