公開日:2020/04/06
更新日:2022/08/29

研修とは?|種類や手法から研修報告書の書き方、助成金をご紹介!

研修とは?|種類や手法から研修報告書の書き方、助成金をご紹介! | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

この記事では研修の種類や手法、研修報告書の書き方からフローや助成金まで、研修に関することを包括的にご紹介していきます。 初めて研修担当者になった人におすすめの記事です。

 

01研修とは

研修とは、仕事に必要とされる知識や技能(スキル)を習得・向上させるために、講習や実習をすることです。研修は主に「社内研修」と「社外研修」の2つに分けることができ、この章ではその2つの概念について解説します。

研修は英語で「Training」

研修は英語でTrainingと一般的に言われています。日本において「トレーニング」は、スポーツの練習や訓練という意味で使われていますが、英語圏では研修の意味も包括しています。

社内研修

社内研修とは、社内の施設を使い、自社で用意した研修プログラムを使って研修を行うことを言います。新入社員研修や中堅社員研修といった階層別研修などの研修が社内研修で行われることが多いと言われています。人材育成の方針や、新入社員にどのようなスキルを身につけさせたいか、ということは会社によってそれぞれだと思います。社内研修ではそれぞれの会社のニーズに合った研修プログラムを作成し、それに沿って研修を行うことができるため、会社の方針に合わせた人材育成を行うことができます。しかし、研修担当者は研修の専門家ではないため、専門的な知識が必要な場合には不向きと言えます。

社外研修

社外研修は、社内研修とは反対に外部の研修会社や外部機関が行っている研修です。社外研修を活用することで、社内研修よりも高いレベルの知識やスキルを身につけることができ、外部講師からの新鮮な学びを得ることができます。研修担当者としては、社内研修のように工数をかけることなく高いレベルの研修を行うことができるという点が大きなメリットです。ただし、外部機関の研修を利用するため、社内研修よりも費用がかかってしまうケースも少なくありません。

 

02研修の目的と意味

研修の目的には研修を行う会社側の目的・意味と、研修を受ける社員側の目的・意味が存在します。この章では、双方の目的と意味について説明します。

人材育成

研修を行う会社側の大きな目的と意味は人材育成にあると言えます。特に新入社員は会社で働く上で必要なスキルを身につけ、より早く実践で活躍することが望まれるため、研修による人材育成が重要であると考えられています。加えて、中堅社員、管理職と、階層が上がっても階層ごとに求められるスキルは違うため、それぞれの階層に適した研修を行うことが、人材育成においては大切なのです。

社員のスキルアップ

研修を受ける社員側から見た研修の目的と意味は、社員個人のスキルアップや成長です。セミナーなどの外部研修では、社員が自発的に申し込んで参加することができるものが多く存在します。そのような外部のセミナーに参加することで、社員が新しい学びを得てさらに成長し、成果のアップに繋がります。さらに、社員が自発的に外部の研修に参加し、成果をあげることで会社自体の成長にも繋がります。

 

03研修の種類

ビジネスの場において行われる研修には様々な種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、研修の種類とそれぞれのメリット・デメリットについて説明します。

OJT

研修の種類|OJT

OJTとは、「On the Job Training」のことで、多くの企業で研修に用いられている手法です。OJTでは、研修の対象者に実際の業務を行ってもらい、実務の中で必要な知識やスキルを身に着けていく。 メリットとしては、実際に業務を行うことで知識やスキルといった座学で得られるものだけでなく、経験も積むことができるため、人材の即戦力化を期待できる点です。 一方、デメリットは、人材不足に悩んでいる企業には不向きであるという点です。一般的に、OJTは従業員1人に対して教育担当を1人つけるというスタイルが主流であり、大人数を教育することが難しいと考えられているからです。さらに、教育担当者の知識やスキルによって教育の質が左右される可能性があることもデメリットの一つと言えるでしょう。

▼OJT研修に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】成功するOJT研修とは?

Off-JT

研修の種類|OFF-JT

OFF-JTとは、「Off the Job Training」のことで、集合研修と言われることもあります。OFF-JTは外部講師による講義や社員によるグループワーク形式で行うことが一般的です。 OFF-JTのメリットは、研修を受ける社員が一箇所に集まって研修を受けるため、一度に大人数を教育できる点です。また、講義であれば講師は一人ですので、OJTのように教育する側の社員の質によって研修の質が左右されることもなく、教育の質を均一に近づけることが可能です。 デメリットとしては、集合研修であるため、研修参加者が実務から一定期間離れてしまうという点が挙げられます。企業によっては多くの社員が業務から離れてしまうと会社の活動に支障が出るというケースも考えられるため、人事担当者としては困難なスケジュールの調整を行う必要があります。 さらに、支社や支部など、遠方から参加する社員には交通費の支給、場合によっては宿泊場所が必要になったり、研修会場の確保・外部から講師への謝礼など、別途費用が発生してしまうこともデメリットと言えるでしょう。

▼OFF-JT研修に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】OFF-JTとは?OJTとの違いやメリット・デメリット、活用方法を解説

オンライン研修

研修の種類|オンライン研修

オンライン研修とは、スマートフォンやパソコンなどの端末を使ってオンラインで講義動画を視聴して学習する手法です。 メリットとしては、インターネットがあれば時間や場所に関係なく学習ができることが挙げられます。そのため、OJTのように教育担当を着ける必要がなく、OFF-JTのように社員が業務から離れて研修を受ける必要もありません。また、企業向けのオンライン学習サービスは数千円から利用でき、Off-JTで必要だった研修会場の費用や講師への謝礼などのコストがかかりません。 一方、デメリットには、他の研修手法と違って、各従業員が個別で学習することになるため、モチベーションの維持が難しいという点が挙げられます。そのため、企業としては受講者のモチベーションを下げないようにする何らかの工夫が必要になります。

▼オンライン研修に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】オンライン研修のメリットとは|やり方や効果的な研修にするためのコツも併せて紹介

自己啓発(SD)

研修の種類|自己啓発(SD)

自己啓発(SD)とは、個人が自発的にスキルアップにつながる学習を行うことを言います。自己啓発(SD)は個人がプライベートで行うことが多いため、どうしても費用が高くなってしまいがちです。そのため、企業によっては検定代や書籍費などの補助している企業もあります。厚生労働省の『平成30年度「能力開発基本調査」』のデータによると、正社員の自己啓発(SD)に対する支援を行っている企業は79.5%となっており、多くの企業は自己啓発(SD)を前向きに捉え、支援を行っている傾向があることが分かります。具体的には、就業時間の配慮(短時間勤務、時間外労働の免除など)、資格手当の支給、職業給付金や助成金の活用などの支援が行われています。

出典:厚生労働省:平成30年度「能力開発基本調査」

メンター制度

研修の種類|メンター制度

メンター制度とは、メンティと呼ばれる新入社員や若手の社員を、メンターと呼ばれる知識や経験が豊富な先輩社員が業務のサポートや相談を通して支援する制度のことです。メンター制度では一般的に、メンティとは他部署の先輩社員がメンターを努めます。メンティは同部署の先輩だと、将来のキャリアに関する悩みなどをなかなか相談することができませんが、他部署の先輩社員にメンターを勤めてもらうことで、メンターに気軽に相談することができます。さらに、メンター側の社員も後輩を育成する経験をすることができるため、メンターも成長することができる制度です。

▼メンター制度に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】メンターの役割や導入背景|研修で学べるメンターに求められる能力とは

ジョブローテーション

研修の種類|ジョブローテーション

ジョブローテーションとは、単なる人事異動とは違い、社員の能力開発を目的として行われる配置転換のことです。企業の人材育成計画に基づいて行われ、一般的には部門間や職場自体の異動がメインとなる配置転換です。人材育成の手法として若手社員のジョブローテーションを行う場合、数ヶ月単位で職場・部署間の配置転換が多くなります。ジョブローテーションを積極的に活用することで、若手社員は配置転換先の部署から多くを学び、成長することができるというメリットがあります。

MBO(目標管理制度)

研修の種類|MBO(目標管理制度)

MBOとは「Management By Objectives」の略で、経営学者のドラッカーが提唱した目標管理の手法です。日本語に訳すと「目標による管理」となり、社員それぞれが設定した目標に対してどれほど成長し、成果をあげることが出来たかを評価対象に育成する手法です。MBOでは、自ら設定した目標を元に取り組む業務を決めることができるため、行うべきことが明確になり、業務効率が上がります。そして、評価は上司が行うことになるものの、自分で目標設定した上で業務を決めるため、社員の職務能力が向上するというメリットがあります。

コーチング

研修の種類|コーチング

コーチングとは、上司が部下の目標達成を支援する人材育成手法のことです。コーチングでは、上司は部下の能力や希望に合わせて部下のキャリアアップや成長を補助します。コーチングの大きな特徴は上司が命令や指示をすることで部下に行動を促すのではなく、上司と部下がお互いに質問や問いかけを繰り返し、そのプロセスの中で部下自身が「この先のキャリア」を決めるというところです。そのため、コーチングを行う側の上司は部下の悩みや足りていない点を敏感に感じ取る必要があり、豊富な知識や経験が求められます。

▼コーチング研修に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】コーチング研修の目的とは?|具体的なカリキュラムや内容をご紹介!

ストレッチアサインメント

研修の種類|ストレッチアサインメント

ストレッチアサインメントとは、本人の力量よりも難易度の高い業務を割り当てることで社員の能力を伸ばすという育成手法で、人材育成の分野では広く知られている効果的な手法です。様々な階層で行われている上に、会社によって手法が異なるストレッチアサインメントですが、一般的に若手社員には「部門や部署をまたがる業務」などを任せ、管理職には「新規部門・新規事業の立ち上げ」などを任せます。ストレッチアサインメントでは、本人としては難易度が高く、チャレンジングとも思われる業務を行うことで、これまで気づかなかった能力や、自分の課題や改善点は何なのかを確認することができます。加えて、特に若手社員に対してストレッチアサインメントを行うことで、難しいタスクに取り組む姿勢や、工夫して解決に導く姿勢を見ることができるため、将来の管理職候補の選抜も行うことができます。

1on1ミーティング

研修の種類|1on1ミーティング

1on1ミーティングは日常の基本的な業務で行われているものですが、人材育成においても有効な手法です。普段の業務における1on1では上司が部下の目標進捗を管理したり、業務内外のトラブルや問題の報告・連絡・相談を主たる目的として行われますが、人材育成における1on1では上司が部下のキャリアプランを設定することが主たる目的として行われます。1on1ミーティングでは上司と部下が深く関わり合い、サポートすることになるため、部下の成長を促進させられます。それだけでなく、上司と部下がお互いのことをより理解することになるため、業務効率の向上にも繋がります。

 

04研修を行うフロー

研修を行うフロー

研修を行うにはフローを理解し、ある程度フローに則って研修を行う必要があります。ここでは、場当たり的な研修にならないように、効果的に研修を行うフローについて解説します。

研修の目標を立てる

研修を行う前の重要なステップとして、目標設定があります。会社には様々な課題が存在します。そのような課題を整理し、研修でどのように人材育成を行たいかということを明確にした上で研修の目標を立てます。課題を整理する際には、会社の方向性や、会社にどのような人材が必要かということを軸に課題を考えます。そして、社員それぞれが自身のスキルや能力にどのような課題を感じているかということも、事前アンケートなどを行うことで把握しておきましょう。このようにして把握した課題を解決できるような目標を立て、研修計画を立てていきます。

研修担当者を決める

研修の方法を決めたら、研修担当者を決めましょう。研修を社内研修で行う場合でも、社外研修で行う場合でも、研修を担当する社員が必要になります。社内研修を行う場合は、ファシリテーター役として研修を受ける社員を引っ張ることができる社員が必要になります。そして、社外研修で研修を行う場合は外部の研修会社とコミュニケーションを取り、交渉できる人が担当者に適しています。さらに、研修担当者の中でも役割分担をして、1人1人の研修担当者の負担が重くなりすぎ無いように工夫しましょう。

研修方法を決める

研修の目標を決定したら、研修を行う方法を決めます。社員の課題や研修の目標によって研修方法は異なります。上記したように、研修の方法には様々なものがあり、それぞれの研修に向き不向きが存在します。基礎的なスキルセットがほとんど無い社員にOJTのような実務を伴う研修を行ってもあまり意味はありません。スキルセットが無い社員には、基礎的な知識やスキルを座学で身につけてもらうために、OFF-JTのような研修方法で基礎的なスキルを身につけてもらう必要があります。このように、研修の目標に即して研修方法を決定することが大切です。

研修内容を決める

研修方法や研修担当者が決まれば、研修内容を決めましょう。研修内容の決定は研修の実施前のステップの中でも非常に重要な段階です。研修内容はそれぞれの会社の課題、人材育成方針、研修方法などを考慮して決定します。この時、研修を受ける側の社員のレベルに合わせた内容にすることを心がけましょう。少し背伸びをさせて難しい内容にチャレンジさせるのも一つの方法と言えますが、難しすぎる内容で社員が理解できなかったり、それによりモチベーションを下げてしまうことも考えられるため、研修内容は社員のレベルをしっかり考慮した上で、慎重に行うようにしましょう。

研修の実施

ここまで、研修前の事前準備について詳しく説明してきました。研修は準備が非常に重要ではありますが、やはり本番で失敗してしまっては意味がありません。OFF-JTのような座学型の研修では、研修を受ける側の社員ができるだけ多くのことを学べるように、研修担当者はサポートに徹するようにしましょう。具体的には、タイムマネジメントやファシリテーションなどをしっかりと行い、社員が学びやすい環境を整えることが大切だと言えます。そして、OJTなどの実務を伴って行われる研修においても、研修担当者は研修対象者をしっかりとケアし、不満や困りごとが無いかをこまめにチェックすることが大切です。

研修の振り返り・報告書の作成

研修が終了しても、研修を行うだけで終わってしまっていては研修の効果は小さくなってしまいます。つまり入念に準備をした上で研修を実施し、終わってからは振り返りをしっかりと行うまでが研修を行うフローであると言えます。研修が終わったら、研修を受けた社員には研修受講報告書というミニレポートを書いてもらいましょう。そして、研修を実施した側も研修実施報告書を作成します。研修受講報告書では、研修で学んだこと、研修で見つかった課題や改善点、課題解決のためのネクストアクションを書きます。研修実施報告書では、研修自体の成果はいかほどだったのか、社員の反応はどうだったのか、次までに改善しておくべき課題などを記載します。このように、研修受講・実施報告書を作成するまでが研修のフローなのです。

 

05研修報告書の書き方

研修を行った後の振り返りとして重要な研修報告書ですが、研修を行う側が作成する研修実施報告書と、研修を受けた側が作成する研修受講報告書の2種類が存在します。ここでは、それぞれの書き方とテンプレートを紹介します。

研修実施報告書の書き方

研修実施報告書を書く理由は、研修の振り返りを行うためです。受講者の理解度を確かめたり、該当する研修を継続してこの先も続けていくべきか、どのように改善する必要があるか、ということを見極めるという目的があります。そのため研修実施報告書では、受講者が研修の内容をどの程度理解したかを確かめる必要があるのです。受講者の理解度を把握するために、以下のような方法が考えられます。

  • ・研修後に受講者へ対する理解度アンケートを提出してもらう

  • ・受講者へ研修内容の確認テストを実施す

  • ・受講者から研修内容をまとめたレポートを提出してもらう

  • ・研修後に受講者が実践できているかを継続的に調査する

研修受講報告書の書き方

研修受講報告書を書く理由は受講者が研修内容をどの程度理解したかの共有と、研修内容の整理のためです。そのため、研修受講報告書を書く際には、要点を分かりやすくまとめて整理すること、学んだことを実践でどのように活かすかというネクストアクションを具体的に記しておくことが大切です。加えて、研修受講報告書では「理解度・達成度」と「実践計画」も書いておくとさらに効果的に振り返りを行うことができます。

研修実施報告書のテンプレート

研修実施報告書の例として、「新入社員向け第一印象を左右する服装のマナー研修」という架空の研修を例とします。

研修実施報告書のテンプレート

研修受講報告書のテンプレート

研修受講報告書でも、研修実施報告書と同じように「新入社員向け第一印象を左右する服装のマナー研修」という架空の研修を例とします。

研修受講報告書テンプレート

▼研修報告書の書き方に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】研修報告書の書き方とは|すぐに使えるテンプレートと例文も紹介

 

06研修に活用できる助成金

近年では、国も人材開発の重要性を認めており、人材開発の一環である研修にも補助金や助成金が支給されます。ここでは、それらの一部をご紹介します。

人材開発支援助成金

厚生労働省は人材開発支援助成金について、「労働者の職業生活設計の全期間を通じて段階的かつ体系的な職業能力開発を効果的に促進するため、事業主等が雇用する労働者に対して職務に関連した専門的な知識及び技能の習得をさせるための職業訓練等を計画に沿って実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度」としています。

人材開発助成金には、以下の7つのコースがあり、様々な研修手法の研修に対応しています。

  • ・特定訓練コース
  • ・一般訓練コース
  • ・教育訓練休暇付与コース
  • ・特別育成訓練コース
  • ・建設労働者認定訓練コース
  • ・建設労働者技能実習コース
  • ・障害者職業能力開発コース

この助成金の特定訓練コース・一般訓練コース・教育訓練休暇付与コースにおいては、「職業能力開発推進者の選任」と「事業内職業能力開発訓練計画」の作成が給付の必須要件となっているため、注意する必要があります。

参考:厚生労働省HP:人材開発支援助成金(特定訓練コース、一般訓練コース、教育訓練休暇付与コース、特別育成訓練コース)

キャリアアップ助成金

「キャリアアップ助成金」は、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者などの、いわゆる非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して、その費用を補助する制度です。

キャリアップ助成金には、以下の7つのコースがあります。

  • ・賃金規定等改定コース
  • →非正規従業員の賃金増額改定(2%以上)に対して補助がなされる
  • ・健康診断制度コース
  • →非正規従業員に健康診断を受けさせることで補助がなされる
  • ・賃金規定等共通化コース
  • →非正規従業員と正社員の賃金規程を共通化することで補助がなされる
  • ・諸手当制度共通化コース
  • →非正規従業員と正社員の手当を共通化することで補助がなされる
  • ・選択的適用拡大導入時処遇改善コース
  • →非正規従業員を新たに社会保険に加入させ、基本額をアップすることで補助がなされる
  • ・短時間労働者労働時間延長コース
  • →非正規従業員の週所定労働時間を増やし、新たに社会保険に加入させることで補助がなされる

以上のようなコースが用意されています。近年では、働き方改革などによって非正規社員に対する待遇改善の動きが活発化しています。このキャリアアップ助成金を活用することで待遇改善を、比較的低コストで行うことができます。

▼研修に使える助成金に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】【2020年最新版】人材育成の研修に使える補助金・助成金一覧

 

07研修時の服装

この章では研修時の服装について、女性と男性それぞれ紹介いたします。原則的には社内研修の場合はスーツ、社外研修の場合はビジネスカジュアルで参加するほうが良いと言われています。一方で、社内規定として服装が自由な企業の場合は社内研修では普段の服装で問題ないでしょう。ただし、社外の場合は講師の方への礼儀・マナーを守るという意味合いでもビジネスカジュアルで参加しましょう。

研修時の服装|男性の場合

社内研修ではスーツ着用のため、迷うことはないでしょう。そのため、社外研修でのビジネスカジュアルについて詳しく紹介します。色味は黒やグレーなど落ち着いたもの、襟付きのジャケットやシャツを着ることでプライベートとの区別をつけることができます。トップスが落ち着いたものであれば、ボトムスはそこまで気を使う必要はないですが、ジャージなどのラフすぎるものは避けておきましょう。スラックスなどがあれば適切ですが、黒いジーンズなどでも問題ありません。靴は可能な限りスニーカーは着用せず、革靴が好ましいです。カジュアル寄りの革靴がないという方は黒やグレーのスニーカーで代用しましょう。

研修時の服装|女性の場合

女性の場合は、社内・社外問わずビジネスカジュアルでも問題ないでしょう。ただし、新入社員研修時などは先輩社員や上司の意見を聞きつつ、各企業で適切と考えられているスタイルで受講するようにした方が無難です。ビジネスカジュアルといっても多少はフォーマル感を演出できるものが好ましく、パンツスーツやセットアップを着用すると良いでしょう。色は男性同様で黒やグレー、白やベージュなど落ち着いたものを選ぶようにしましょう。

 

08研修をオンラインで行う企業が増えている

働き方改革などの様々な要因により、オンラインで研修を行う企業が増えています。

6割以上の企業がオンライン研修を行っている

「内定者研修・新入社員研修の取り組み状況」に関するアンケート

こちらは、2020年度の新入社員研修の実施方法についてのグラフです。オンラインでの研修を取り入れた企業は67%にも上りました。今や半数以上の企業がオンラインでの研修を活用し、社員の育成を行っています。 また、オンライン研修とオフライン研修を活用している企業も多くあります。 研修内容に応じて、使い分けを行うことで、効果的な研修を行うことができます。

 

09Schooビジネスプランのオンライン研修

ここからはビジネスの場で研修を行う上で押さえておきたい5つの研修をご紹介します。研修を選ぶポイントとしては、社内ニーズに適した研修を精査することです。 研修の一番の目的は、研修で学んだスキルを実務で活かすことにあります。 しかし、実務への繋がりが希薄な研修を選んでしまうと、実務へ落とし込むことができず、研修を受けた社員もかえって混乱してしまうことになりかねません。 ですので、自身の会社の状況やボトルネックを再認識して、その最適解となる研修を選ぶことが大切です。

1.ビジネスマナー研修

ビジネスマナー研修は、社会人として常識的な挨拶や言葉遣い、身だしなみなど基本的な知識を身につける研修です。 マナーというと少し堅苦しく人によっては時代錯誤な印象を持つかもしれませんが、ビジネスのシーンでは現在も広い範囲で使われています。 ビジネスマナーをしっかりと徹底教育している会社は、対外でのやり取りが円滑になるのはもちろん、従業員一人ひとりが相手を気遣う思いやりを持つことができますので、会社全体の印象アップにも繋がります。 また、新入社員には学生から社会人への意識をスムーズに切り替えられるという効果もあります。 ですので、ビジネスマナー研修は内定者や新入社員、また外国人労働者へ向けて行われることが多くなっています。

ビジネスマナー研修パッケージ

  • 新社会人のためのビジネスマナーの基本を学ぶカリキュラムです。第一印象の磨き方(身だしなみ・挨拶・敬語)や、社内マナー(ホウレンソウ・名刺交換・電話応対など)について解説しています。
  • 内定者向けのビジネスマナー取得を目的とした研修パッケージです。第一印象の磨き方(身だしなみ・挨拶・敬語)や、社内マナー(ホウレンソウ・名刺交換・電話応対)など、社会人までに最低限身につけておきたいマナーについて解説しています。
  • 営業向けのビジネスマナーの習得を目的としたカリキュラムです。第一印象の磨き方(身だしなみ・挨拶・敬語)や社内マナー(報連相・名刺交換・電話応対)などについて解説しています。
  • テレワークの普及が進む中、必要性が増しているのがテレワークマナーについての研修です。この研修パッケージでは、テレワークならではのマナーやデジタルコミュニケーション力について学ぶことができます。
  • グローバルマナーについて学べる研修パッケージです。海外の人と関係を築く上でのビジネスマナーやコミュニケーション方法、メールの書き方などを学ぶことができます。

ビジネスマナー研修パッケージを見る

2.コンプライアンス研修

コンプライアンス研修は近年ますます、企業間での優先度が上がってきています。 コンプライアンスとは法令遵守という意味ですが、企業活動を行う上では法令だけにとどまらず社則や社会的倫理など幅広い意味を内包しており、しっかりとその意味や定義を理解することが難しくもなっています。 ただ、コンプライアンスを疎かにしたまま企業活動を行うと、思わぬ問題で社会的信頼を失ったりインターネット上で炎上をしてしまうなど、多大なリスクを背負うことになります。 事実、コンプライアンス違反によって経営破綻している企業は後を絶ちません。 そのため、どのようなことがコンプライアンス違反に抵触するのか、具体的にどのような事例があるのかなどを研修を通して、社内全体へ徹底的に啓蒙させることが大変重要となっています。 コンプライアンスに違反すると信頼を失い、最悪の場合経営が続けられなくなり倒産してしまうこともあります。また、コンプライアンスに違反した企業だけではなく取引先や顧客にも大きなダメージを与えてしまいます。そのような事態を避けるためにも、コンプライアンスという考え方が重要になります。 また、リスクマネジメントの観点に含まれますが、企業の業績拡大や短期的な利益の優先が要因でコンプライアンス違反が発生すれば、企業に社会的責任が求められるでしょう。まずは社員にコンプライアンスの徹底を啓蒙する必要があります。 もしコンプライアンス違反が起こってしまうと企業全体としての方針転換や意思決定を早急に行う必要がありますので、管理職社員や経営層を対象にした研修も多くなっています。

コンプライアンス研修におすすめの研修パッケージ

  • この授業は、ビジネスパーソンを対象に、⽇常的な情報漏えい防衛対策と情報管理・保護について、実際行うべきことと、なぜそれらを行うべきなのか、その意味や理由など本質を理解して、適切な情報セキュリティ対策が実践できるようになることを目的としています。
  • 「情報セキュリティ10大脅威 2020」は、2019年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者など約140名のメンバーからなる「10大脅威選考会」が脅威候補に対して審議・投票を行い、決定したものです。この授業では、『情報セキュリティ10⼤脅威2020』について、その活用法とともに、最新の脅威とその対策を学びます。
  • 社内セキュリティの基礎を知りたい方や、企業の情報管理・危機管理の担当者のための授業です。
  • この授業では、事前の対策を考えトラブルを未然に防ぐ必要のある経営者やセクハラ・パワハラのない職場のために重要な役割を担う管理職の方向けに、セクハラ・パワハラ防止のポイントを説明していきます。
  • 今回の授業では、実際に炎上したSNSの事例を見ながら、どんな投稿や事象が発端となって炎上が発生するのかをお伝えします。

コンプライアンス研修パッケージを見る

3.論理的思考法(ロジカルシンキング)研修

論理的思考法を身につける研修です。 論理的思考法とは、思考や話の道筋を体系的に整えて、前後関係に矛盾がなく物事を捉える思考法のことです。英語ではロジカルシンキングと呼ばれ、現代のビジネスパーソンにとって最も重要なスキルの代表とされています。 その証拠に論理的思考はビジネスシーンのあらゆる場面で用いられます。 例えば問題分析や企画提案、対人コミュニケーションなど、能力が求められる機会が非常に多く、しっかりと使いこなすことができれば会社内外からの評価にも大きく関わります 論理的思考法は、どの社員でも身につけておきたい必須のスキルですので、若手社員から管理職社員まで幅広く研修の対象となっています。

ロジカルシンキング研修におすすめの研修パッケージ

  • 若手社員向けのロジカルシンキングに必要な思考法について学ぶカリキュラムです。論理性を高めて業務を遂行していく際に必要な思考法について解説していきます。
  • 若手社員向けのロジカルシンキングに必要な思考法について学ぶカリキュラムです。論理性を高めて業務を遂行していく際に必要な思考法について解説していきます。
  • マインドマップを用いてロジカルシンキングのスキルを磨く研修パッケージです。創造力、記憶力など、人間の脳が持っている可能性を最大限させるための思考ツールであるマインドマップを活用することで、論理的思考力を向上させてビジネス課題解決力を鍛えることができます。
  • 論理的で簡潔なプレゼンテーションスキルを磨くための研修パッケージです。より実践的に論理的な話し方やロジカルプレゼンテーションのポイントについて学ぶことができます。
  • ロジカルシンキングを実践的に学べる研修パッケージです。論理的思考力を仕事に活用する際のポイントを学び、ワークショップを通じてトレーニングしながらロジカルシンキングのスキルを身につけることができます。
  • 論理的な文章を書く力を身につけたい方向けの研修パッケージです。「相手に伝わる」文章を書く技術などを学ぶことができます。

ロジカルシンキング研修パッケージを見る

4.プレゼンテーション研修

プレゼンテーション技術やノウハウなどを習得できる研修です。 ビジネスパーソンであれば誰しもが一度はプレゼンテーションの経験があると思いますが、研修として学んだことがある人は意外にも少ないようです。 プレゼンテーションには効果的な表現方法や、そもそもの目的といったものがノウハウとして定型化しているため、そういった基礎や根本的な目的を理解せずに感覚のみでプレゼンテーションを行ってしまうと、知らない間に上司や取引相手に悪い印象を与えかねません。 プレゼンテーションは営業利益や社内の経営判断にも直結する重要な部分ですので、経験の乏しい若手社員からこれまでノウハウを知らずに実施していた中間層社員まで広くを対象に研修を行っておくことが大切です。

リーダーシップ研修におすすめの研修パッケージ

  • 中堅社員を対象とした、リーダーシップを学ぶカリキュラムです。先輩としてリーダーシップを発揮する場面が多い中堅社員。そんな中堅社員がリーダーシップを発揮できる方法について学びます。
  • マネージャー向けのリーダー力向上を目的としたカリキュラムです。偉人の考え方や過ごし方から、リーダー力向上のヒントになるような内容を学べる研修になっています。
  • リーダーとして活躍されている女性や、これから管理職につく女性へ向けたカリキュラムです。リーダーシップの基本的なコツや具体的なファシリテーションスキルなどについて学びます。
  • カスタマーサポートのリーダー育成を目的としたカリキュラムです。顧客満足度を向上させる上で大切なカスタマーサポートについて、企業の成功事例なども踏まえながら学べる内容となっています。
  • リーダー向けのリーダーシップのさらなる強化を目的としたカリキュラムです。ミーティングなどで求められるファシリテーションスキルなど、リーダーとして力を発揮するために必要なスキルについて解説していきます。
  • リーダーを目指す方向けのリーダーにステップアップすることを目的としたカリキュラムです。将来リーダーとして部下と接する際のコミュニケーションスキルなどについて学べる内容となっています。

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10まとめ

ビジネス研修には多くの種類がありますが、適切な研修を選択し実施できると大きな恩恵を受けることができます。 今自分の会社にて何が求められているのか、どのような問題があるのかなど、今一度現状を整理して効果的なビジネス研修を選択してみてください。


 

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