公開日:2021/06/30
更新日:2022/12/21

現代に必要なリーダーシップスキルとは? 次世代リーダーが身につけるべきスキルを解説

現代に必要なリーダーシップスキルとは? 次世代リーダーが身につけるべきスキルを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

リーダーシップについては、これまでさまざまな理論が展開されてきました。時代により求められるリーダー像は変化し変遷を重ねてきたといえます。変化の激しい現代において力を発揮するリーダーシップとはどのようなものでしょうか。当記事では次世代を担うリーダーが身につけるべきスキルについて解説します。

 

01リーダーシップの本質

リーダーシップの本質は「責任感」や「使命感」であるといえるのではないでしょうか。リーダーシップは指導者的立場の人が「リーダー」という役割を通じて発揮するものと捉えられがちですが、実はそうではありません。「責任感」や「使命感」は、組織で働くすべての人に求められるものです。そのように考えるとリーダーシップは、あらゆる立場の人に期待されるものであるといえます。

 

02リーダーシップのスタイル

リーダーシップにはさまざまなスタイルがあります。これまでたくさんのリーダーシップ論が展開されてきましたが、昨今ではおおむね次の4つのタイプに分類されることが多くなっています。

支配型リーダー

支配型リーダーシップは、かつての日本において主流であったスタイルです。リーダーの強い意思や信念に基づき、組織を強い統率力で牽引するタイプです。自分のアイデアを形にすることや、目標達成のためにメンバーに指示を出し従わせます。組織が未成熟な場合や早期に結果が求められる場合に成果を出しやすい特徴があります。

民主型リーダー

支配型リーダーがトップダウンで物事を進めるのに対し、民主型リーダーは意思決定に際し助言はしますが、最終的な決断はメンバーの意向を尊重します。メンバー自身が自分の頭で考え行動する必要があるため、人材育成の面でも長期的に効果を発揮します。反面、短期的な成果を出すには不向きなスタイルといえます。

奉仕型リーダー

昨今注目を集めているのがこの奉仕型リーダーです。従来のリーダーシップのように先頭に立って組織を牽引したり、意見を集約してまとめるというスタイルとは異なります。メンバーが動きやすいように環境を整えたり、意欲を上げるためにポジティブな言葉をかけるなど、メンバーに奉仕するスタイルです。このタイプのリーダーシップは信頼関係を築き、自主性を引き出し、メンバーのやる気を呼び起こします。組織に一体感をもたらすメリットがあります。

ビジョン型リーダー

奉仕型リーダーと並び、注目を集めているのがこのビジョン型リーダーです。近い将来のあるべき姿を明確にビジョンとして示し、メンバーに指針を与えます。達成への道筋や役割分担は大まかに指示しますが、実際の行動はメンバーの自主性に任せます。ただ放任して任せるのではなく要所においては確認し、良い行動は適切に評価し、そうでなければ軌道修正するというように、目指すビジョンの実現に向けて最短距離を進むべくメンバーを導きます。

 

03時代により求められるリーダーシップは変化する

経済の成長や社会の成熟により、それぞれの時代で求められるリーダーシップは変化してきました。各時代においてもっとも成果を上げやすいスタイルがあり、その資質をもった人物がリーダーとして力を発揮してきた歴史があります。 また時代の変遷は企業の成長サイクルになぞらえることができそうです。企業の成長サイクルは、創業期から急成長期を経て成長が緩やかになる成熟期に至るというような段階があります。ひとつの企業のなかでもそれぞれの段階において、求められるリーダーシップは変化するのではないでしょうか。

経済成長下でのリーダーシップ

1990年頃までの経済成長が右肩上がりの時代は、消費が旺盛で人々の志向も画一化された傾向がありました。一定のクオリティの商品を大量に作れば、大量に売れていくという環境です。このような時代では指示・命令でメンバーを動かす、支配型のリーダーシップが成果を上げやすいスタイルであったといえます。 これを創業期から急成長期の企業にあてはめると、リーダー(社長)の号令のもと従業員が足並みをそろえ、一直線に目標に向かっていくというような段階にあるといえます。

変化の時代のリーダーシップ

変化の激しい現代では、支配型リーダーシップのように画一的な方法では成果が上げにくくなっています。人々の志向や価値観が多様化しており、そのニーズの変化に対応するためには、さまざまな個性をもつメンバーのもち味を活かしていくようなリーダーシップが求められます。リーダーには指示命令でメンバーを動かすのでなく、その特性を活かし専門性を高める手助けが求められます。 企業活動においては成熟期にあたるのがこの段階です。顧客ニーズの変化・多様化に対応するためにさまざまな人材を登用し、力を発揮できるように導くリーダーシップが必要となります。支配型リーダーシップから民主型リーダーシップへ、そしてゆくゆくは奉仕型/ビジョン型リーダーシップへ変遷していく必要があるでしょう。

危機の時代のリーダーシップ

現代は危機の時代であるともいえます。自然災害やテロ、疫病など経済活動や社会生活を脅かす事態が起きています。有事の際に求められるリーダーシップは平常時とはまったく異なるものになります。非常時においては素早い決断と行動がもっとも必要とされ、メンバーの意向に反することになっても冷徹に判断を下せるような強さが求められます。 企業活動においても経営難や不祥事などの危機の状況においては、冷徹な判断を下さなくてはならない場面は発生するでしょう。 その場合、決断力をもったリーダーが号令をかけ、組織の足並みをそろえる必要性が出てきます。すなわち、かつての支配型リーダーシップが効果を発揮する可能性があるのです。ただし、このときの支配型リーダーシップは危機下における一時的なものであると理解しておきましょう。

 

04変化の時代に必要なリーダーシップスキル

変化の時代に必要なリーダーシップは「ビジョン型」と「奉仕型」のハイブリッドタイプであるといえます。企業として明確に目指すべきビジョンを示した上で、従業員個人の力を最大限発揮してもらうべく支援するようなスタイルです。それを実現するためには以下のようなスキルが必要となります。

ビジョンを描く洞察力

変化の時代に企業が持続的に成長するためには、近い将来の「目指すべきビジョン」を描かなくてはなりません。そのために必要なスキルが洞察力であるといえます。洞察力とは、現状で起きている些細な変化やその兆しから今後の変化を予測し、その変化に自社がどのように対応し成長していくかを見通す力です。このようにして描いたビジョンを掲げ、メンバーに共有してもらい実現に向けた行動を促します。

育成を推進するサポート力

変化の時代、リーダーはビジョンや目標を示しメンバーがそれを達成できるように環境を整え手助けをすることが大きな役割です。それに加えメンバーが自分の頭で考えさまざまな変化に対応できるように、育成を推進しサポートする力も求められます。メンバーの育成をサポートするには、それぞれの個性と得意分野を活かせる環境と、メンバーの現状の力量より少し高い目標を与え、達成に向け支援する手法が効果的です。支援のプロセスにおいて信頼関係を構築することで組織は強くなり、持続的な成長が見込めるようになります。

決断力

変化が激しい現代において、決断力はリーダーにとって重要なスキルです。変化が生じるたびに、進むべき方向性の舵取りや人材の登用など決断を要求される回数は増加します。こうした状況ではリーダーは確固とした自分の判断軸をもつ必要があります。過去の経験からの学びや信念、目指すべきビジョンから判断を重ね、その軸を明確にすることが決断力を高めることにつながります。

継続的な学習能力

変化の激しいビジネス環境では、常に幅広いアンテナを張り巡らせ、情報収集を行いながら臨機応変に意思決定を行う必要があります。そのため、リーダーにはさまざまな知識を身に着ける学習能力が必要です。古い習慣に捉われず、新しいやり方や最適な方法はないかなど、常に学ぶことが重要です。

責任能力

リーダーはメンバーのミスや行動に対して責任を取る必要があります。責任を取らないリーダーはメンバーからの信頼を失うことになり、チームとして機能しなくなってしまいます。そして、成果が出せないチームのリーダーは経営層からの信頼を失うことにも繋がります。リーダーには、自分だけでなくメンバーの責任までとる意識が必要です。

モチベーションを管理する能力

リーダーは自分のモチベーションだけでなく、メンバーのモチベーションまで気を配る必要があります。チームとして仕事をするうえでは、メンバーのモチベーションが低いと全体の効率が下がってしまいます。リーダーはメンバー一人ひとりと向き合い、モチベーションを管理できるようにする必要があるのです。

 

05危機の時代に必要なリーダーシップ

現代は自然災害や疫病・テロなどさまざまな危機に直面しています。企業単位においては不祥事やSNSにおける炎上など、経営を揺るがすような危機に遭遇する可能性はゼロではありません。ひとたび危機に見舞われると、平常時とは違ったリーダーシップが求められるようになります。

優先順位を判断する力

危機的状況に陥ったときにまずリーダーとして発揮しなければならないのは、優先順位を判断する力です。非常時にはさまざまな問題が同時多発的に勃発し、状況も刻一刻と変化していきます。そうしたなかで正しく判断するためには、「まず最優先にすべきは人命である」「安全は何事にも優先する」というような原則を普段から意識しておくことが必要になります。

臨機応変に行動する力

非常時においては組織のルールに反した行動が必要になる場合があります。災害時において現場レベルでやるべきことが分かっていても、本部の指示があるまで動けないというようではリーダーシップがまったく発揮できていないことになります。昨今、大雪で立ち往生した物流トラックが、積荷の食料を周囲のドライバーに無償で配るといった事例がありました。これは現場レベルのリーダーシップが発揮され、臨機応変に行動した良い例であるといえます。

批判を恐れない勇気

危機に際して、ときには冷徹な判断を下さねばならない場面に直面することがあります。非常時において優先すべき事柄に力を注ぐことは、そのほかを後回しにすることでもあります。災害時の医療現場における、重症度によってどの患者を優先的に治療するか順位づけを行う「トリアージ」がまさしくその典型的な例です。緊急時にはすべてに対し平等に対処することは不可能です。自分が下した判断に対する批判を恐れないという「強さ」は、危機下におけるリーダーシップに必要なスキルであるといえます。

 

06リーダーシップスキルを高めるために必要なこと

必要とされるリーダーシップは様々ありますが、それらを高めていくためにはどのようなことが必要なのでしょうか。ここでは個人ができることについて3つ解説します。

意思決定のスキルを磨く

チームはリーダーの意思決定に基づいて動きます。意思決定に時間を要してしまうと、チームとしてのスピードが遅くなり、ビジネスチャンスを逃す事になります。リーダーには迅速かつ的確な意思決定が求められますが、勘や経験だけに頼った意思決定は、誤った方向にチームを導いてしまう可能性もあります。そのため、情報収集力やチームにとって最適な方法を見極める能力も必要です。

チームビルディングに取り組む

チームビルディングはチームとして成果を出すための手法として重要な取り組みです。チームビルディングの目的は、チームとして方向性を示し、目標に向かって全員が動ける状態を作ることです。チームビルディングでは、トップダウンでチームを動かすのではなく、メンバーの気持ちをひとつにして目標を達成するというリーダーの方針が重要になります。定期的にミーティングを実施したり、一緒に食事をしてコミュニケーションを取ることで、理想とするチームを作ることができ、リーダーシップスキルも磨かれます。

コミュニケーション能力を高める

チームの状況を把握し、メンバーの力を最大限に引き出すためには、コミュニケーションが欠かせません。相手の話に耳を傾け、意思疎通することでメンバーは力を発揮しやすくなり、チームも成果も最大化されます。そして、メンバーだけでなく、部下や経営者、取引先など、さまざまな人の意見に耳を傾けることで、リーダーとして必要な行動が具体的に見えてくるでしょう。

 

07次世代リーダー育成のために必要なこと

次世代のリーダーには変化に対応する柔軟なリーダーシップと、危機に対応する強くて冷徹なリーダーシップの二通りが求められるようです。こうした相反する要素をバランス良くもち合わせるリーダーを育成するためには、どのような視点をもつ必要があるでしょうか。

長期的な視点で実践力を鍛える

まず、次世代リーダーの育成には時間がかかると認識し、長期的な視点での取り組みが必要です。現代にマッチする新たなスタイルのリーダーシップは、見習うべき手本が少ない状態です。試行錯誤を繰り返し長い時間をかけて練り上げていかなくてはなりません。 実践力を鍛えることも必要です。インプットにより知識を増やすだけではなく、その知識を実際の業務で実践する機会を多く与えることです。その際、現状の力量よりも高いレベルの試練を与えることが実践力を鍛えることにつながります。そのレベルをクリアすればもう一段高いレベルの試練を与えるというように、常に成長できる環境を用意することが育成への近道であるといえます。

リーダーシップの型を柔軟に切り替える能力を養う

現代は、一人のリーダーが常に同じ型のリーダーシップだけを発揮していれば良い、という状況ではありません。 平常時は変化の時代に合わせた奉仕型とビジョン型をハイブリッドしたリーダーシップを発揮しつつ、ひとたび危機に見舞われれば支配型リーダーシップに切り替えることが必要とされます。 リーダーシップの型をそれぞれ理解し、実践し、さらには時局にあわせて柔軟に切り替えられる能力を備えていることがベストでしょう。次世代リーダーを育成する際に、また自身のリーダーとしてのスキルを強化する際には、複数の型における能力を鍛えることをおすすめします。

 

08リーダーシップの研修ならSchooビジネスプラン

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上記でも説明したように、Schooでは約7000本もの動画を用意している上に、毎日新しいトピックに関する動画が配信されるため、研修に加えて自ら学び、成長する人材の育成が可能です。近年の社会のグローバル化やテクノロジーの進化などにより、企業を取り巻く環境が刻々と変化しています。それに伴い、社員の業務内容や求められるスキルも早いスパンで変化しています。このような予測のつかない時代の中で会社の競争力を維持するためには、社員一人一人が自発的に学び、成長させ続けることができる環境、いわば「学び続ける組織」になることが必要です。

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リーダーのためのコーチング

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  • 株式会社コーチ・エィ  国際コーチ連盟マスター認定コーチ

    上智大学文学部卒業。 日本で最初のコーチング・ファームである株式会社コーチ・エィのエグゼクティブ・コーチとして、これまで約300人の経営者や管理職を対象にコーチングを実施。組織の風土改革や業績向上のために、リーダー自身の意識や行動をどう変革するかをテーマとしてきた。 また、リーダーが実践的、体系的にコーチングを学べる「Coachacademia」の講師を18年勤めており、2万人以上のコーチ型リーダーを養成している。

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リーダーシップを発揮するための基本的なコツ

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  • 株式会社アイデミー執行役員、株式会社エイトアロウズ代表取締役

    株式会社アイデミー執行役員、株式会社Eight Arrows代表取締役、グロービス経営大学院客員准教授 東京大学文学部卒業。同水泳部主将。 電通、アクセンチュアを経て日本IBMに16年勤務。 その間コンサルティングサービス、人事部門、専務補佐、若手育成部門リーダー、サービス営業、ソフトウェア営業などを歴任。 大企業グループ向けを中心に複数社の人事制度改革やコミュニケーション改革、人材育成、組織行動改革などを推進。 現在はAI人材育成で会員数国内No.1の株式会社アイデミーで執行役員を務めるなど、複数の企業で役員や顧問に就任。 著書にシリーズ140万部を突破した『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』『同リーダーのコツ』『同メンタルのコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『現代語訳 学問のすすめ』(SBクリエイティブ)などがある。

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チームワークの教科書

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このコースでは、自らの起業を通して部下のやる気を引き出し、組織を伸ばしながら業績を好転させた経験を持つ早川さんをお招きして、やる気ゼロのメンバーでも心を動かし行動を変え、信頼関係を築き上げるリーダーシップについて実体験を解説いただきながら学んで行きます。

  • 株式会社AHGS代表取締役/グローバル起業家

    最終学歴は中卒。15歳から社会人として働き始め、22歳で東証一部上場企業に入社し、27歳で子会社の代表に就任。その後、英語力ゼロで海を渡り30歳でセブ島にて自己資本で起業。立上げ当初は部下のやる気を全く引き出すことができずに赤字続き。半年後には全財産を失うが、リーダーシップとマネージメントの型を一から学びなおした結果、組織を伸ばし業績が好転。現在は250名を超えるスタッフを抱えるベンチャー企業へと急拡大。 日本とセブとオーストラリアの3ヶ国で「英語学校」「日本語学校」「IT開発」「コールセンター」などのサービスを展開する。 また、講演家としても全国で活動中で、2020年2月には東京都庁にて400人を超える聴衆に講演を行う。

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3.受講者の学習状況を把握し、人材育成に役立てることができる

Schooビジネスプランには学習管理機能が備わっているため、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、受講者がどんな内容の講座をどれくらいの長さ見ていたのかも把握することができるため、社員のキャリアプランの傾向を掴むことも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方2

管理画面では受講者それぞれの総受講時間を管理者が確認できるようになっており、いつ見たのか、いくつの講座を見たのか、どのくらいの時間見たのか、ということが一目でわかるようになっています。

管理画面の使い方1

さらに、受講履歴からは受講者がどのような分野の動画を頻繁に見ているかが簡単にわかるようになっており、受講者の興味のある分野を可視化することが可能です。これにより、社員がどのようなキャリアプランを持っているのかを把握できるだけでなく、社員のモチベーションを高めながら人材育成するためのヒントを得ることができます。

さらに、社員に自己啓発を目的として受講してもらっている場合、社員がどのような内容の授業を受講する傾向があるのかを把握できるため、社員のキャリアプランを把握することができます。

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■資料内容抜粋
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09まとめ

リーダーシップの本質は「責任感」と「使命感」であることは当記事の冒頭で述べました。次世代のリーダー候補である若手人材にリーダーシップを身につけてもらうためには、まずこの責任感と使命感にアプローチすることが効果的です。問題意識をもち、自分の責任において問題解決を実践できる環境を整える必要があるのではないでしょうか。

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