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次世代リーダー育成とは?身に付くスキルや課題点を解説

公開日:2021/09/09
更新日:2021/09/14
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次世代リーダー育成とは?身に付くスキルや課題点を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

マーケットの急激な変化やグローバル化が進む昨今のビジネスにおいては、変化や新たな価値観に柔軟に対応できる次世代リーダーの育成が重要な課題といえます。本記事では、次世代リーダー育成の定義を明らかにしつつ、次世代リーダー育成で身に付くスキルや留意点を紹介します。

 

次世代リーダー育成とは

次世代リーダー育成の定義はさまざまですが、一般的には「次世代の組織のリーダーを担う人物を計画的に輩出するために、早いうちから研修や意図的な配置転換を通して、リーダーとして必要なスキルや考え方を育成する」取り組みのことです。日本においては、2000年代に入ってから、次世代リーダー育成に取り組む企業事例が増えているといわれています。

経営幹部を早い段階から育成する取り組み

次世代リーダー育成においては、経営幹部候補となる人材を選抜したうえで、対象人物に早い段階から研修など教育を施します。次世代リーダー育成の対象となる年齢層は、一般的には40歳前後といわれていますが、最近では20代の若手のうちから育成を行うケースも増えています。早い段階から経営幹部候補であることを意識させることで、若手社員のモチベーションやパフォーマンスの向上を期待できるためです。通常の研修や育成と比較して、育成のタイミングから実際にスキルを活用するまでに、タイムラグが生じやすいのが特徴といえます。

次世代リーダー育成が求められる背景

次世代リーダー育成に注目が集まる背景に潜んでいるのは、ビジネスを取り巻く世界情勢および社会情勢の変化です。昨今においては、マーケットは刻一刻と変化し、グローバル規模における企業競争も熾烈を極めています。また、ダイバーシティが加速したことで、多様な価値観や人材が企業に在籍するようになってきています。 このような情勢においては、急速な変化への柔軟な対応ができると同時に、ダイバーシティを尊重して広い視野を持つことができる、次世代のリーダーの育成が経営上、強く求められているのです。

 

次世代リーダー育成で身に付くスキルとは

次世代リーダー育成は、将来の幹部候補者となる人材を選抜したうえで、研修や配置転換など、さまざまな方法によって教育を施す必要があります。次世代リーダー育成を通して、どのようなスキルが身に付くと期待されているのでしょうか。ここからは詳しくみていきます。

経営者の視点や経営に関する知識が身に付く

次世代リーダー育成の研修では、経営に関する知識を体系的に学ぶとともに、経営者としてのものの見方に触れる機会が用意されていることが多いものです。通常の業務時間には学べない知識と経営者視点が身に付くことで、事業計画や企業戦略に対して当事者意識と興味を持てるようになる可能性が大いにあります。 育成研修を行ったあとは、成長戦略に関わる業務を経験するなど、経営者の視点を実感できる環境を用意すると、さらなる成長を期待できます。

課題の解決能力や変革力が身に付く

次世代リーダー育成研修での演習では、経営課題の本質の捉え方や解決方法、また過去にはない革新的なやり方で組織を推進する変革力などを学ぶことができます。さらに、あえて過酷な環境に人材を配置する手段を取ると、次世代リーダー候補は実際に困難な課題に直面することにんり、課題解決能力や本質を見抜く力の強化を期待できるのです。 マーケットにおけるニーズや価値観の多様化の影響によって、昨今では従来の手法では大きな成果を上げることが困難になっています。そして、過去に捉われずに革新を起こす力が強く求められているものです。このような力はリーダーに限らず、これからの社会を生きる人材すべてに共通して必要なものであり、必ず研修で身に付けておきたいスキルのひとつです。

リーダーに必要なマインドセットができる

リーダーが有している人間性や価値観が、組織の経営を左右することは多いものです。リーダーに必要な価値観には、仕事に対する考え方である仕事観や、人生に対する捉え方である人生観を例として挙げられます。これらの価値観がリーダーに備わっていることで、従業員は「このリーダーならついていきたい」「このリーダーは尊敬できる」と感じてくれるかもしれません。マインドセットは、リーダーシップの発揮にも大きく関わる問題です。 次世代リーダー育成研修には、自分自身の内面と向き合って価値観を磨くことで、リーダーに必要なマインドセットができるカリキュラムも存在しています。早い段階からリーダーとしての価値観を洗練していくことで、将来は組織と従業員を力強く牽引できる人材として成長できるでしょう。

 

次世代リーダー育成の課題点とは

次世代リーダー育成の必要性が高まる一方で、実施するうえでの課題点が、次世代リーダー育成の推進の妨げとなっている現状があります。次世代リーダー育成が抱える性質上、どのような課題点が潜んでいるのでしょうか。

次世代リーダーの定義づけがあいまいになりやすい

次世代リーダーの定義は、企業が描く将来のビジョンや経営戦略に応じて変化するものです。したがって、次世代リーダー育成をより効果的なものにするためには、経営戦略や企業の将来像について、育成の計画段階で明確にする必要があるといえます。次世代リーダー育成は、自社の将来を大きく左右する重大事項であるからこそ、経営層が時間をかけて入念に次世代リーダー育成の定義づけをしていかなければなりません。

学習後スキルを発揮するまでの期間が長い

早期段階でリーダー候補のスキルを育成したあと、リーダーとなって実際に学んだことを活用するまでに、十数年から数十年のタイムラグが生じる可能性が懸念されます。次世代リーダー育成研修で知識や経営者の視点を学習しても、実務において学びを活かす機会がなければ、学習内容が風化していってしまうのです。したがって、次世代リーダー育成研修の定期的な開催や、学びを実践できる業務を用意することが重要といえます。

経営戦略のなかで優先順位が低くなりやすい

次世代リーダー育成は、実施効果が測定しにくいうえに、効果が表れるまでに長い期間を要するものです。したがって、経営戦略のなかで、次世代リーダー育成の優先順位は低くなりやすい傾向にあります。この問題の対策としては、育成に関わる明確な評価基準やテストを用意して、効果測定の難易度を下げることが好例といえるでしょう。

育成の分野が広いため時間が多くかかる

次世代リーダー育成では、経営学やマインドセット、マネジメントやリーダーシップなど、学ぶ分野が多岐にわたるため、学習に膨大な時間を要することが少なくないものです。次世代リーダー育成の対象となる人材は、通常の業務をこなしながら育成を受けるため、本人や周囲の負担の増加が懸念されます。そのため、次世代リーダー育成を行う際には、対象者の業務上の負担を軽減するなど、企業の細やかなサポートが欠かせません。

 

次世代リーダー育成を行う際のポイントとは

次世代リーダー育成は、研修を一度実施すれば完了というものではなく、経営戦略と連携させながら長期的に推進する必要があるものです。したがって、次世代リーダー育成を行ううえでは、将来に期待する効果を明確にしたうえで、有効な方法を考えていくことが重要といえます。ここでは、次世代リーダー育成を行う際に、注意したいポイントを解説します。

次世代リーダーの理想像や必要なスキルを明確にする

次世代リーダー育成の計画段階において、育成担当部署と経営層とが協議の場を設けて、次世代リーダーの理想像や必要とするスキルの明確化は必須項目です。次世代リーダー育成の目的やビジョンを明確に示すことで、関係者の理解とサポートを得られやすくなる可能性があります。また、育成対象者に対しても、育成計画の狙いや期待を伝えることで、モチベーションの向上が期待できるものです。一人で決めるのではなく、経営層や人事担当者間で話し合って理想像を確立しておきましょう。

ストレッチアサインメントを取り入れる

次世代リーダー育成においては、現在の力量では困難と想定される業務を担当させることで能力の強化を図る、ストレッチアサインメントが有効といわれています。具体的には、新規事業の立ち上げや部署横断の大きなプロジェクトを経験してもらう方法が理想的と言えます。 ストレッチアサインメントを取り入れることで、幹部候補としての自覚が芽生えて、視野が広がる可能性を期待できるものです。また、事業の成長戦略に携わる業務を経験することが、育成研修で学んだ「経営者の視点」の実践にもつながります。

次世代リーダーが抱える不安を払拭する

次世代リーダー育成の対象者として選抜された従業員は、「本当に自分が適任なのだろうか」「他に適した人物がいるのではないか」などと、不安を抱えることは多いものです。したがって、次世代リーダー育成の対象者に対して、個別の相談やカウンセリングを行って、本人の不安や心配事を払拭するのが良いでしょう。メンター制度を設けると、良いかもしれません。

 

まとめ

次世代リーダー育成は、単なる人材開発とは異なり、企業の成長戦略や事業計画と大きく関わるものです。したがって、次世代リーダー育成の計画においては、人事担当者・育成担当者だけではなく、経営層や経営トップが積極的に話し合いに携わる必要があるといえます。また、次世代リーダー育成計画は、将来を見据えて長期的かつ包括的に立てること、育成対象者の周囲のサポートを得られるようにすることを忘れずに行ってください。 本記事で紹介した内容を参考にして、自社の経営戦略や将来のビジョンに見合った次世代リーダーを育成できるよう、全社的に計画を推進していきましょう。

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