タイムパフォーマンス(タイパ)とは?高めるメリットやタイパ改善策方法を徹底解説!

タイムパフォーマンス(タイパ)とは、費やした時間に対して、どれだけ成果や満足度を得られたかを示す言葉(=時間対効果)です。デジタルメディアの普及や情報過多といった社会環境の変化や、特にZ世代を中心としたライフスタイルと価値観の変化を背景に注目されるようになりました。タイパを高めることで、業務効率化や生産性向上はもちろん、ストレス軽減や自己成長、キャリアアップ加速といった多様なメリットが期待できます。本記事でタイパの詳細と高める方法を解説します。
01タイムパフォーマンス(タイパ)とは?
まず「タイムパフォーマンス(タイパ)」という言葉の意味と、類似した言葉である「コストパフォーマンス(コスパ)」との違いについて解説します。
タイムパフォーマンス(タイパ)の意味
仕事が素早く的確に進むスピード意思決定術タイムパフォーマンス(タイパ)とは、費やした時間とそれによって得られた効果や満足度の対比、すなわち「時間対効果」を意味します。これは「タイパ」と略され、特にZ世代を中心に「短い時間でどれだけの効果・満足度を得られるか」という価値観が、「タイパ思考」として注目されています。
タイムパフォーマンスが高いとは、かけた時間に対して、得られる成果、満足度、情報量などが非常に大きいことを指します。日常の例としてよく挙げられるのが、動画の倍速視聴です。1時間のコンテンツを倍速で視聴すれば、時間あたりの情報のインプット量は2倍になり、タイパが上がります。ややカジュアルな印象がある言葉であるため、ビジネスシーンよりも日常で使用されることが多いですが、ビジネスシーンの例では「膨大な資料をAI要約を使って内容把握する」行動などが挙げられます。
コストパフォーマンス(コスパ)との違い
似た響きの言葉に「コストパフォーマンス(コスパ)」があります。コストパフォーマンス(コスパ)とは、支払った費用(コスト)に対して得られる効果や満足度の対比、すなわち「費用対効果」を意味する言葉です。つまりタイパとコスパは、効率を重視する点が時間か費用かという点において異なります。
コストパフォーマンスが高いとは、少ない投資で高い効果や満足度が得られた状態を指します。例えば、安価でありながら質の良い商品やサービスを利用できた場合などが挙げられます。コストを抑えつつ満足度の高い選択ができれば、経済的なメリットが大きくなります。一方で、タイパは時間の有効活用を優先するため、多少コストがかかっても時間を節約できる選択が好まれる傾向にあります。
02タイムパフォーマンスが注目されている理由
タイムパフォーマンスが注目されている理由は、主に以下の5つがあります。
- 1. デジタルメディアの普及と情報量の爆発的増加
- 2. Z世代など若者を中心とした価値観の変化
- 3. IT技術の進歩と効率化ツールの台頭
- 4. 企業における生産性向上の必要性
- 5. VUCA時代における迅速な意思決定の重要性
以下、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
1. デジタルメディアの普及と情報量の爆発的増加
タイムパフォーマンスが注目される背景として、まず近年のデジタルメディアやSNSの普及と、それに伴う情報量の爆発的な増加が挙げられます。インターネットとSNSの発達、そしてスマートフォンの普及によって、現代では誰もが簡単に発信者となることができ、情報の流通量が爆発的に増えました。実際に総務省の「情報通信白書」でも、国内のトラフィック量は過去10年で指数関数的に伸びており、特にコロナ以降の伸びは顕著であることが確認できます。情報過多の現代では、自分が本当に得たい情報にだけアクセスすることは難しく、短時間で効率よく情報を確認できるタイパを重視する人が増えています。
▶︎参考:総務省|令和6年版 情報通信白書|トラヒックの状況
2. Z世代など若者を中心とした価値観の変化
タイムパフォーマンスが注目される背景を理解するには、Z世代を中心とした若者の価値観の変化も押さえておく必要があります。Z世代とは1990年代中盤から2010年代序盤に生まれた人々を指す言葉です。この世代は生まれた時からデジタル環境に身をおいてきた「デジタルネイティブ」世代であり、SNSや動画・ゲーム配信など、触れられるコンテンツ量が圧倒的に多い環境で育ってきたため、情報を素早く理解し、取捨選択することが自然と身についています。また変化の激しい時代環境を背景に、自分らしさを重視する人が多く、仕事においてはワークライフバランスを重視する傾向があると言われています。そのため他の世代と比べても、限られた時間でより高い効果や満足度を得る「タイパ」を重視する傾向があります。
3. IT技術の進歩と効率化ツールの台頭
IT技術の進歩と効率化ツールの台頭も、タイパが注目されている背景にあります。例えば、AI要約や自動チャプター分割機能の普及により「まず要点をつかみ、深堀りするか決める」行動が一般化し、時間投資のコントロールがしやすくなりました。さらに、本の要約サービスや翻訳ツールなどの「時短系サービス」や倍速配信といった「時短系機能」が台頭し、その利用はタイパ至上主義とも呼ばれるほど伸びています。
4. 企業における生産性向上の必要性
個人の価値観だけではなく、企業においても「生産性」という観点でもタイパを重視するようになっています。背景には、生産性向上が企業の喫緊の課題となっているためです。深刻な人手不足やデジタル化を背景に、企業は無駄を省いた効率的な働き方を追求する必要に迫られています。また、ワークライフバランスの向上やウェルビーイング、健康経営などの観点からも、従業員の生産性向上は重要です。
5. VUCA時代における迅速な意思決定の重要性
現代社会は変化が激しく将来の予測が困難な時代として、「VUCA時代」と呼ばれています。このような環境において、迅速な意思決定が求められることもタイパ普及の背景にあります。デジタル技術やIT技術の急速な発展により、世界中で情報が爆発的に増加し、テクノロジーや市場構造が短期間で変化しています。企業は、こうした変化の速い環境下で生産性向上や効率的な働き方を追求し、企業戦略の変更サイクルも加速しています。そのため、限られた時間でより高い効果や満足度を得る「時間対効果」の高いアプローチが不可欠なのです。
03タイムパフォーマンスを意識した行動例
タイムパフォーマンスを意識した行動例は、以下のとおりです。
- ・動画コンテンツの倍速視聴、切り抜き・ショート動画の視聴
- ・AudibleやVoicyなどを使った「ながら作業」(※聴きながら別のことをする
- ・冷凍食品や完全栄養食の活用(家事時間の短縮)
- ・flierなどの要約サービスの利用
- ・タスク管理ツールを活用した業務効率化
- ・オンラインイベント参加による移動時間の削減
- ・リモートワークで時間や手間の削減
- ・採用活動のオンライン化
- ・ChatGPTやGeminiなどのAI活用による情報収集の効率化
生成AIの台頭によって、さらにタイパを意識した行動は増えるでしょう。特にビジネスの場においては、AIを用いて時間効率を上げなければ、求められる生産性を維持できなくなるのは時間の問題です。
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04タイムパフォーマンスを高めることで得られるメリット
タイムパフォーマンスを高めることで、個人と企業双方にさまざまなメリットがあります。多くの以下にそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。
業務効率化・生産性向上
タイムパフォーマンスを高めることで、業務効率化と生産性向上につながります。短い時間で最大限の成果を得ることを意識する結果、様々な業務が無駄なく効率化されるのです。これにより、これまでと同等以上の成果をより短い時間で達成可能となり、企業の生産性が向上します。業務効率化で生まれた余剰時間は、より重要な仕事やコア業務の品質向上に充てることが可能となります。
ワークライフバランスの実現
タイムパフォーマンスの向上は生産性を改善し、長時間労働の抑制が可能になります。これにより生まれた余剰時間を、自己研鑽や趣味、家族との時間など自身の好きなことに充てることができ、生活全体の満足度向上につながるのです。仕事とプライベートのバランスが改善されることで、心身のリフレッシュにもつながります。結果として、生活全体の満足度向上だけでなく、モチベーションの維持や仕事へのパフォーマンス向上も期待できます。
ストレスの軽減
タイパを高めることで、業務効率化による時間的ゆとりが創出され、ストレスの軽減にもつながります。常に時間に追われているように感じる「時間貧困」状態が解消され、睡眠時間や余暇が増加し、結果として心理的ストレスの軽減や幸福感、仕事満足度の向上に繋がるのです。ただし、タイパ追求に過度に注力し、急激な効率化を進めすぎると、かえって現場に悪影響を及ぼし、新たなストレスを生む可能性もあるため注意が必要です。
自己成長とキャリアアップへの加速
タイパ向上により生まれた余剰時間は、自己研鑽やキャリアアップのために充てることが可能です。自己研鑽に励むことで、自身のスキルや知識が向上し、昇給・昇進といったキャリアアップにつながります。また、学びによりスキルの幅を広げたり、複業やプロボノ活動を通じて経験の幅を広げれば、キャリアの選択肢を増やすことにもつながるでしょう。
05タイムパフォーマンスを向上させる方法
タイムパフォーマンスを向上させる方法は、主に以下の6つがあります。
- ・やらなくて良いことを見つける
- ・作業に優先順位をつける
- ・時間管理テクニックの活用
- ・効率化ツールを使用する
- ・集中できる環境構築
- ・業務プロセスの見直しと改善
以下にタイムパフォーマンスを向上させる方法について、詳しく紹介します。
やらなくて良いことを見つける
タイムパフォーマンスを高めるためには、まず「やらなくて良いこと」を見つけましょう。業務の中には、無意識的に惰性で続けているものが潜んでいることも多いものです。例えば、「テキストメッセージで済むはずの報告のために、毎週1時間の定例会議が実施されている」、「誰も読んでいないのに詳細な記録を残し続けている」など、思い切って見直すことでタイパ向上につながる業務があるかもしれません。取り組む仕事の目的や効果を客観的に見直し、不要と見極めたものは勇気を持って断ることで、タイムパフォーマンスを高められるのです。
作業に優先順位をつける
次に、作業に優先順位をつけることが重要です。それぞれの業務や作業が、どれだけの成果や満足度につながるのかを見極め、「やるべき作業」「やった方がいい作業」「やらなくてもいい作業」「やらない方がいい作業」などと分類することが出発点となります。これにより、限りある時間を最も効果的な活動に集中させ、タイパを高めることができます。
時間管理テクニックの活用
実践的な時間管理テクニックの活用も、タイムパフォーマンスの向上に役立ちます。具体的には、25分間の集中作業と短い休憩を繰り返すポモドーロテクニックや、1日をタスクごとに時間で区切り具体的なスケジュールを立てるタイムブロッキングなどがあります。これら効率化のテクニックを活用することにより、限られた時間を最も効果的な活動に集中させ、タイパ向上につなげます。
▶︎関連記事:タイムマネジメントとは? タイムマネジメントのコツと鍛え方を紹介
効率化ツールを使用する
タイムパフォーマンスを向上させる効果的な方法の1つは、効率化ツールの積極的な活用です。例えば、Microsoft Excelのような一般的なツールに加え、タスク管理・プロジェクト管理の専用ツールなど、自身の業務に活用できるものがないかを探してみると良いでしょう。また、顧客情報を一元管理するCRMツール、営業支援のSFAツールなどを導入することで、個人だけではなく組織全体で効率化を実現できる可能性もあります。組織全体の業務効率化は、より高い成果や顧客満足度を生み出すことにもつながるでしょう。
集中できる環境構築
タイムパフォーマンスを高めるには、個人の意志の力に頼らず、集中力を最大限に引き出す環境を構築することが鍵です。集中できる環境づくりのポイントは、まず余計な情報を視界に入れないことです。スマートフォンを視界に入る位置に置かない、机の上を整理して関係のない本や資料を置かないなど、作業環境に配慮しましょう。また、デジタルツールを介したさまざまな「お知らせ」や「通知」は便利な反面、集中力を分断する大きな要因になります。時間効率を最大限に高めたいときは、あらかじめ周囲に「集中時間」を公言した上で通知をOFFにするなど、中断のリスクをコントロールすることも大切です。
業務プロセスの見直しと改善
業務プロセスの徹底的な見直しと改善も、タイムパフォーマンスを向上させるために不可欠です。ワークフロー内に無駄はないか、AIやデジタル技術を用いて短縮できる部分はないかを検討することで、時間効率を大幅に改善できるかもしれません。1つの作業時間としては数分の短縮だった場合でも、1年や全社員に換算すれば大きな生産性向上となることもあります。
06タイムパフォーマンスを意識する際の注意点
タイムパフォーマンスを意識する際の注意点として、完璧を求めすぎない、無理のない範囲で行う、バランスも大切にするの3つがあります。以下、それぞれの注意点について詳しく紹介します。
完璧を求めすぎない
タイムパフォーマンスを意識する際は、完璧を求めすぎていないかに注意が必要です。タイパ向上には「選択と集中」が不可欠であり、すべてを完璧に仕上げようとすると、かえって時間がかかり非効率になります。効率的に成果を出すためには、期限を明確に定め、限られた時間の中で本当にやるべきことを取捨選択することが肝要です。これにより、時間対効果を高めることができます。
無理のない範囲で行う
タイパ追求を過度に意識し、急激な業務効率化や劇的な働き方改革を進めすぎると、かえってストレスを感じたり、効率を悪化させることもあります。例えば常にタイパを意識するあまり、進捗が悪いと必要以上に落ち込んだり、結果を急ぎすぎて判断を誤ることなどが挙げられます。そのためあくまで無理のない範囲でタイパの追求を行うことが重要です。急激な変化は心身の支障をきたす恐れがあります。無理のない範囲で徐々に変えていき、変えなくて良い部分に関しては割り切ることも大事です。
目的を意識してバランスを大切にする
タイムパフォーマンスを意識する際の重要な注意点は、その目的を見失わず、バランスを大切にすることです。タイパ追求はあくまで「時間を生み出すための手段」であり、それ自体が人生の目的ではありません。手段と目的を取り違えてしまうと、例えば人との交流や関係構築、趣味に関する時間など、プロセスそのものを楽しむ時間まで意味のないものと感じられてしまいます。「なぜタイパを追求し時間の余白を生み出したいのか」について立ち戻りつつ、徹底的に効率化と時短を目指す領域と、タイパを気にせずに時間をかけて楽しむ領域を見極めるようにしましょう。
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07タイムパフォーマンスを高めるSchooのオンライン研修
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| 受講形式 | オンライン (アーカイブ型) |
| アーカイブ本数 | 9,000本 (新規講座も随時公開中) |
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| 費用 | 1ID/1,650円 ※ID数によりボリュームディスカウントあり |
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仕事の無駄時間を減らすタイパ術
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主にYouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、仕事術/ キャリア戦略/ 日々の生活の質向上など、ビジネスマンに役立つ知見/情報を発信し、YouTubeチャンネル登録者数は約27万人を誇る。企業に根強く残る古びた文化や慣習に対して新しい切り口で本質的な情報を語る。本業では事業会社、コンサルティングファーム、外資系金融機関と渡り歩いた。副業では、自身のキャリアやマネジメントの経験から導き出された情報をYouTubeで発信するほか、審査基準が厳格な音声メディアVoicyでもパーソナリティを務める。
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ドイツ式ライフスタイルコーチ
ビジネス作家、ドイツ式ライフスタイルコーチ。自動車向け半導体部品を取り扱う商社のドイツ支社に勤務。国立大学理系修士課程修了。大前研一氏が学長を務めるBBT(ビジネス・ブレークスルー)大学大学院でMBA(経営学修士)取得。2つの会社での海外駐在で計17年間ドイツに在住、欧州向けビジネスに30年間にわたって携わっている。最初の勤務先では30代前半で5年間のドイツ駐在生活を経験。そこで衝撃を受けたドイツ流の働き方を帰国後の職場で実践、自走型人材を育成することに成功した。 帰国後は、さらなるステップアップを目指して、MBAを取得し、経営学、コミュニケーション、脳科学、心理学などの分野での自己投資を経て、43歳で転職し現在に至る。少数精鋭の組織を率い、ドイツ流の自律型の働き方を部下に指導。全員が有休消化し残業ゼロでありながら、高い労働生産性を実現している。自身が登壇するトヨタ自動車(株)、(株)デンソーなどの企業向けのオンラインセミナーでは、800名を超える受講者を集めることもあり、累計受講者数は5,000名を超えている。 2024年9月、初の著作となる「ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密」(すばる舎)を上梓した。(2025年2月現在7刷8.5万部)
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早稲田大学法学部卒。長野県原村生成系AIアドバイザー。 在学中より学部の垣根を越えて最新のインターネット技術に触れ、大和証券に入社後、ネット銀行の立ち上げや様々なネットサービスの開発に従事。その後、流通大手での大規模DXプロジェクトのマネージャーを経て、ニッセイアセットマネジメントにて生成AIの利活用推進やDX推進に携わる。「生成AI が資産運用を変える(金融財政事情研究会)」の執筆や、「実務に役立つ「生成AI」活用術(FPジャーナル:日本FP協会)」シリーズの監修、AWSでのセミナーなど、DXや生成AIに関する情報発信を積極的に行っている。
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マイクロソフト米国本社に入社し業務執行役員としてPowerPointやTeamsなどの責任者を歴任。2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3日・複業(専業禁止)しながら800社以上の働き方改革と学び方改革を支援。著書29冊 『トップ5%社員の習慣』など。フジテレビ『ホンマでっか!?TV』などメディア出演多数。
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行動科学専門家 / (株)ネットマン代表取締役
1966年静岡県沼津市生まれ。 1999年4月株式会社ネットマンを設立。学校や企業にITを活用した教育サービスを提供するパイオニア。全国の学校の教育DXを推進する。 行動科学や認知心理学をベースに、行動変容を促進するITシステムを考案・開発し、日米で特許を取得。米国でその功績が高く評価を受け、O−1ビザ(卓越能力保持者ビザ)が認められる。 これまで、1万5000人の行動変容データを検証・分析し、目標達成のための行動変容メソッド「PDCFAサイクル」を開発。多くの大企業の人材育成に採用されている。 また、長崎大学で「経験学習実践論」「行動分析学入門」などの科目で教鞭をとる。 さらに、学校やPTA向けに自己肯定感と行動変容がテーマの「できたことノート」の講演会を精力的に行う。4人の子の父。
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ワークスタイルデザイナー(キャリアコンサルタント/講師/著者)
2006年、産能マネジメントスクール外部講師として「段取り力開発セミナー」を開講。そのエッセンスを『面倒くさがりやでもうまくいく! ラク段取り』として発刊する(2013年)。手順設計と実践のコツを説く同著の2章「ラクな段取りで、決めるのがラクになる」をKDP『仕事が早くなる 決断の習慣: 決めれば終わる! 決めれば進む!』として再出版。仕事が早くなるための意思決定の仕方を紹介する。
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08まとめ
タイムパフォーマンス(タイパ)とは、時間対効果を意味する言葉です。デジタル化やZ世代の価値観変化により注目されています。タイパを高めることで、業務効率化や生産性向上に加え、ストレス軽減、自己成長、ワークライフバランス実現などのメリットが得られます。これを達成するには、「やらなくて良いことを見つける」「優先順位をつける」「時間管理テクニックや効率化ツールの活用」「業務プロセス見直し」などが有効です。ただし、完璧を求めすぎず、無理のない範囲で、バランスも大切にすることが肝要です。





