オンライン研修でグループワークを効果的に行うための3つのポイント
研修対象者が遠隔地にいるため、全員で集まってグループワークができないといった理由から、オンライン研修でのグループワークを検討している方は少なくありません。 この記事では、オンライン研修でグループワークを実施するためのツールの使い方や、より効果的なものにするためのポイントについて解説します。
01オンラインでグループワークはできるのか
結論からいうと、オンラインでもグループワークが可能です。グループワークは通常オフラインで実施しますが、コミュニケーションがチャットツールなどでIT化が進んでいるのと同様に、ツールが充実したことで研修もオンラインで実施できるようになっています。
オンライン研修でのグループワークの例
オンライン研修で行うことができるグループワークは「討論型」、「ブレインストーミング型」、「ロールプレイング型」の3つがあります。ここでは、それぞれの内容について解説します。
討論型
討論型のオンライン研修のグループワークは、参加者が特定のトピックや問題について意見交換を行う形式です。通常、モデレーターが設定され、参加者は互いの意見を尊重しながら、議論やディベートを行います。討論型グループワークを通じて、受講者のコミュニケーションスキルや論理的思考の向上が期待できます。
ブレインストーミング型
ブレインストーミング型のオンライン研修のグループワークは、アイデアの創出と収集を中心に展開されます。参加者は特定の課題やプロジェクトに対して、自由にアイデアを出し合います。出たアイデアはビジュアルなツールやデジタルホワイトボードを使用して可視化し、参加者全員が参加しやすいように構造化されます。
ロールプレイング型
ロールプレイング型のオンライン研修のグループワークは、シナリオや役割を与えて、参加者が特定の役割を演じてもらいます。この形式は、対話、協力、問題解決能力を向上させる目的で実施されることが多いです。ロールプレイング型のグループワークは、実際の状況に対処するスキルを鍛え、エンゲージメントを高めるのに役立ちます。
02オンライングループワークのメリット
オンラインでグループワークを行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、主なメリットを3つ解説します。
準備などの負担が軽減される
オフラインの研修では、会場の手配や資料の準備などで時間とコストがかかるだけでなく、受講者のスケジュールを考慮して研修の日程を調整する必要がありました。 一方、オンライン研修ではそういった手間はかかりません。また、受講者も会場へ移動する必要がなくなるため、双方の負担が軽減できます。
受講者同士でコミュニケーションがとれる
講義型のオンライン研修では、休憩時間に雑談をするなど社員同士でコミュニケーションをとる機会がありません。オンライン研修でコミュニケーションの機会を提供するには、グループワークが有効です。アイスブレイクやゲームを実施することで、受講者同士のコミュニケーションが促進されます。
受講者が主体性を発揮できる
講義型のオンライン研修では受講者が発言しづらく、委縮しがちになります。オフラインの研修と比較しても、発言に抵抗を感じる人は少なくありません。 一方で、グループワークでは受講者が発言しないと話が進みませんから、受講者それぞれが主体性を発揮しやすくなります。
03オンライングループワークのデメリット
オンラインでグループワークはメリットだけではなく、もちろんデメリットも存在します。ここでは主なデメリットについて解説します。
ワークの進捗管理がしづらい
オンラインでのグループワークのデメリットは、ワークの進捗を効果的に管理することが難しいことです。リアルタイムで対面での共同作業がないため、タスクの進行状況や誰が何を担当しているかを把握するのが困難です。特に長期間にわたるプロジェクトでは、進捗のトラッキングが課題となることがあります。そのため、グループないで作業の進捗等を管理する役割を立てておく必要があります。
活用できるリソースに個人差がある
オンライングループワークにおいて、参加者の利用可能なリソースには個人差が生じます。これには、高速なインターネット接続、適切なデバイス、ソフトウェアのアクセス権限などが含まれます。一部のメンバーが充実した環境で作業できる一方で、他のメンバーはリソースの不足から効果的な参加が難しい場合があります。そのため、あらかじめ使用するツールを定義しておくなどの事前準備が必要になります。
グループの雰囲気を感じ取りづらい
オンライン環境では、リアルな対面コミュニケーションと比べて、グループの雰囲気やメンバー間の相互作用を感じ取りづらいという問題があります。表情、ジェスチャー、声のトーンといった、非言語コミュニケーション要素が制限され、メンバー同士の感情やモチベーションを理解するのが難しくなります。そのため、グループワーク以外の時間帯に雑談の機会を設けておくなどのコミュニケーションを取れる工夫が必要です。
04オンライン研修でZoomを使ったグループワークを行う手順
Zoomとは、Zoomビデオコミュニケーションズというアメリカの企業が提供しているオンラインミーティングツールです。アカウント作成から利用までの容易さや、多様な活用方法があることから、世界中で利用されています。Zoomを利用するのが初めての場合、ツールの使い方がよくわからないという方が多いでしょう。 ここでは実際にオンライン研修でZoomを使ってグループワークを実施するための手順を解説します。
グループワークを行う手順は、以下の3つに分けられます。
- 1:アカウントを作成する
- 2:ミーティングを立ち上げる
- 3:メンバーをミーティングに招待する
1:アカウントを作成する
まずは、Zoom公式サイト でアカウントを作成します。 メールアドレスを入力する欄を入力し、生年月日を入力すると登録したメールアドレスに認証依頼のメールが届くので認証します。 氏名とパスワードを設定するページが表示されるので、必要項目を入力すれば登録が完了します。 また、会社で使用しているGoogleアカウントと連携することで簡単に登録を済ませることが可能です。既にGoogleアカウントを持っている、またはアカウントをいくつも作成するのは手間である、という場合は連携するのも良いでしょう。
2:ミーティングを立ち上げる
アカウントを作成したら、ミーティングを立ち上げます。自分のアカウントにログインをして、画面右上にある「ミーティングを開催する」にカーソルを合わせると、参加する形式を選択します。 形式を選択すると、別ブラウザにてミーティングのページが立ち上がります。
3:メンバーをミーティングに招待する
ミーティングのページが立ち上がったら、参加者を招待します。 ビデオ画面が表示されるので、画面下にある「参加者の管理」を選択すると参加しているメンバーが表示されます。 メンバー表の一番下の「招待」というボタンを選択すると、招待方法を選択できます。 メールで招待することも可能ですが、「URLをコピー」を選択すれば、ビデオ会議にアクセスできるURLを取得できるので、それを共有するのも良いでしょう。参加者は共有されたURLを開くだけで、グループワークに参加できます。
自宅からオンライン研修に参加する場合は仮想背景を設定するのがおすすめ
自宅からオンライン研修に参加する場合、人によっては家の様子を見られたくないと思う人もいるでしょう。Zoomは利用者のプライバシーにも配慮しています。 メニュー画面のカメラマークの横の矢印を選択するとメニュー画面が開き、「仮想背景を設定してください」というメニューがあります。 そこで、背景を自分が指定した画像に変更することができます。
05オンライン研修で効果的なグループワークを実施する3つのポイント
オンラインでのグループワークは実際に顔を合わせて行う研修とは異なり、戸惑いが生じるかもしれませんが、ツールの使い方をしっかりと把握すれば、スムーズに進めることができるでしょう。 オンラインでより効果的にグループワークを行うためにはしっかりとした事前準備が必要です。ここでは、オンラインでのグループワークを効果的にするためのポイントを紹介します。
オンライン研修で効果的なグループワークを実施するポイントは以下の3つです。
- 1:ファシリテーターを参加させる
- 2:チャットを活用する
- 3:参加者の役割や立ち位置を明確に
1.ファシリテーターを参加させる
ファシリテーターは、ものごとを円滑にし、合意形成を促進する役割を担っており、会議などにおいて、参加者の意見を引き出し、全体をまとめるといったサポート役のことを指します。 参加者が気兼ねなく意見を言い合える環境でなければ、納得の行く結論が得られません。 ファシリテーターは、全員の意見をできるだけ引き出せるような働きをします。 また、参加者の意見に対して、なぜそう思うのか?など理由を聞いて意図を探ったり、出た意見を整理することも行います。 顔を合わせて行うグループワークとは異なり、オンラインでのグループワークではどうしても円滑なコミュニケーションが取りづらいです。そんな環境だからこそ、ファシリテーターの役割の重要性がより増してくるのです。
ファシリテーターのスキルは研修で身に着けられる
ファシリテーターは普通の司会・進行役とは異なり、意見をしっかりと理解し、参加者にわかりやすいようにまとめる能力が求められるため、一朝一夕で身に着くスキルではありません。 しかし、今後オンラインでワークを実施するなら、ぜひ身に着けておきたいものです。 Schooではeラーニングを活用した動画講義を提供しており、ファシリテーター研修も視聴することができます。 円滑にオンライングループワークを進め、実りのあるものにしたいと考えている方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ファシリテーションに関するSchooの授業1:実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキル
ファシリテーションとはなんなのかわからない。あるいは研修講師をすることになったが、ファシリテーションのスキルが全くない、という方もいると思います。そこで、この授業では、「問いかけ、引き出し、混ぜ合わせる」というファシリテーションの基本スキルから、研修を進行する上で、さまざまな困った場面への対処法と、実践的な分野までを全五回の授業で幅広く学びます。
株式会社SRA、豆蔵など大手SIerにて、SE、プロジェクトマネージャー、プロセスコンサルタント、研修講師を経験した後、2007年「ビジネスファシリテーション・サービス」を起業。自身の多様な経験を生かして、ビジネスにおけるあらゆるファシリテーション・サービスを提供する。 IT、製造業を中心に、ファシリテーションとアクションラーニングを取り入れた、チーム開発、リーダーシップ開発、プロセス改善、会議改善、組織改革を得意とする。 ビジネスモデリングを取り入れた要求開発、CMMをベースとしたSEPGおよびSQAの活動支援も行う。 IT業界におけるファシリテーションのエバンジェリスト兼実務者。 東京理科大学理学部卒。 著書: 「ITリーダーが確実にファシリテーションを身につける本」/日経BP社 「ファシリテーターの道具箱」(共著)/ダイアモンド社 「システム開発現場のファシリテーション」(共著)/技術評論社 オンサイトセミナー/ビジネスコーチングお問合せ:support@bizfaci.jp
実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキルを無料視聴する
ファシリテーションに関するSchooの授業2:課題解決するファシリテーション
解決すべき問いが正しく立てられ、参加者全員が闊達に意見を出し合える会議であれば、問題はありませんが、もし、あなたの参加する会議に「立場の違いによる認識のズレ」や、「的外れな議題」といった問題があれば、正しいファシリテーションの知識が必要です。 本授業では、日頃のビジネスシーンにおける課題を解決する技術としてのファシリテーションを学びます。会議の進め方やワークショップデザインといったテクニックだけでなく、課題の再定義(リフレーミング)や、プロセスのデザインをケーススタディで行い、実践的なテクニックを身につけます。
東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。博士(学際情報学)。商品開発、人材育成、組織開発などの産学連携プロジェクトに取り組みながら、ワークショップの実践と評価の方法について研究している。主な著書に『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』(共著・慶応義塾大学出版会)、『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』(藝術学舎)がある。
ファシリテーションに関するSchooの授業3:オンライン会議でも活きるファシリテーションスキル
オンライン会議で使えるファシリテーションの極意について学んでいきます。 ファシリテーターの役割から考えるオンラインでの振る舞いや印象づくり、アイデア出しのやり方などお伝えします。 皆さんのオンライン会議でのファシリテーションの悩みに対しても、授業で解消していきます。
新卒でNECマネジメントパートナーに入社。経理で10年間下積み後、事業計画部門へ異動。事業計画部門では、損益管理だけでなく、人材開発や組織風土改革までフィールドを広げ、様々なプロジェクトマネジメントを経験。在籍事業部(300名)の組織変革プロジェクトリーダーも経験し、年間1,000本の会議を圧倒的なファシリテーション力で取り仕切り、2億円の営業利益改善に導く。2016年4月に独立。「プロファシリテーター」として、大手からベンチャー企業まで年間100本以上の会議を仕切るほか、2,500人以上のファシリテーターの育成に携わる。
オンライン会議でも活きるファシリテーションスキルを無料視聴する
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【関連記事】ファシリテーター研修で身につくファシリテーションスキルと役割の実例
2.チャットを活用する
多くのウェブ会議ツールにはチャット機能があります。オンライン研修の中でディスカッションのことで頭がいっぱいになってしまい、チャットツールをあまり活用できていないケースもあります。URLなどの情報をチャットに載せることができたり、研修の進行の妨げにならないように質問などをチャットに載せられるなど、チャットツールを活用することでオンライン研修がさらに円滑に進みます。
3.参加者の役割や立ち位置を明確に
オンラインでのグループワークは、会場の広さが限定されないため、参加者が増えてしまうことがあります。それぞれの参加者に役割があって発言をしてくれるなら良いのですが、話を聞いているだけの参加者はあまり意味がありません。それだけでなく、大幅に参加者が増えてしまうと、話すべき人が話しにくくなってしまったり、会議の進行が遅くなってしまう可能性があります。そのため、参加者の役割を明確にし、不必要に参加者が増えてしまわないようにしましょう。
役割分担1:ファシリテーター
オンライン研修の中で誰がどのような順番で発言するのか、トピックをどのように回していくかなど、ファシリテーターの存在がなければ曖昧になってしまい、研修が円滑に進みません。そのため、ファシリテーターは研修において非常に重要な存在となります。会議を行う時は必ず誰がファシリテーターになるのかを事前に決め、研修が円滑に進むようにしましょう。
役割分担2:議事録係
発言の記録をとるために、議事録担当を1名決めておき、チャットもしくは共有できる場所に書き留めてもらいます。研修で話された内容を全員が詳細に覚えておくことはまずありません。そのため、どこかに研修の内容を詳細に残しておくための議事録係を設置する必要があります。
役割分担3:タイムキーパー
グループワークは時間無制限で行うことができるわけではありません。タイムキーパーがいなければだらだらとしたグループワークとなってしまい、生産性を大きく下げかねません。そのため、タイムキーパーを設置し、時間不足に陥らないようにすることが大切です。
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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など
06Schooのオンライン集合学習機能でグループワーク
オンライン集合学習機能とは
オンライン集合学習機能とは、Schooビジネスプランが提供する、複数人でコミュニケーションを取りながらリアルタイムで行う新しいオンライン学習機能です。 集合研修に替わるものとしての利用や、グループ勉強会で利用することができ、1つの動画を1人で観て学ぶだけではなく、同時に複数名での受講や、双方向のコミュ二ケーションを取りながら視聴することができます。
オンライン集合学習の特徴
オンライン集合学習には、以下の4つの特徴があります。
- 1:同時視聴機能
- 2:チャット機能(返信可)
- 3:いいね!機能
- 4:受講生のステータス確認機能
〔1〕同時視聴機能
オーナーが設定した開始時間に合わせて、対象社員で同時に同じ動画を視聴できます。約8,500本の『Schoo』の授業や、各社オリジナル動画から自由に選んで視聴することができ、様々なシーンに合わせて利用することができます。
〔2〕チャット機能(返信可)
チャット機能を使って、リアルタイムに社員同士でコミュニケーションが行えます。その場で疑問を投げかければ、同僚や先輩社員、人事がその場で疑問に答えることもできるため、疑問を素早く解決できます。
〔3〕いいね!機能
社員のさまざまな考え方や見方に対し、「いいね!」を活用することで、オンライン上でも社員同士で学びを深めることができ、モチベーションの向上にも繋がります。
〔4〕受講生のステータス確認機能
参加者名を一覧で確認することができます。集中して受講していないと「黄色いひよこ」が眠り、名前の横に点灯している印が赤く変わります。この機能により、受講者の受講状況を一括で管理することができるため、社員へのフィードバックを適切に行うことができます。
07Schooのオンライン研修を紹介
Schoo for Businessでは8,500本以上の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schoo for Businessの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。
Schoo for Business |
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受講形式 | オンライン (アーカイブ型) |
アーカイブ本数 | 8,500本 ※2023年3月時点 |
研修管理機能 | あり ※詳細はお問い合わせください |
費用 | 1ID/1,650円 ※ID数によりボリュームディスカウントあり |
契約形態 | 年間契約のみ ※ご契約は20IDからとなっております |
階層別研修
上記したように、Schoo for Businessでは8,500本以上の授業を用意しているため、内定者研修から管理職研修までを幅広くカバーすることができます。これまで手間のかかっていた研修設計も、Schoo for Businessであればカリキュラムと対象者を選択するだけで完了することができ、研修担当者の工数を大きく削減することもできます。
階層別研修におすすめの研修パッケージ
階層別研修では、新入社員には基礎的なマナーやスキルを学んでもらい、中堅社員や管理職には部下の育成やマネジメントなどについて学んでもらうことが一般的です。ここでは、新入社員から管理職までの研修におすすめの研修パッケージを紹介します。
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「ロジカルシンキングとは何か」や「ロジカルシンキングの基礎となる技術」などについて学ぶことができるパッケージです。
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このパッケージでは、新入社員や若手社員が最低限知っておくべきExcelのスキルを学ぶことができます。
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全10時間で、ビジネスマナーや報連相を学ぶことができるパッケージです。
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報連相やPDCAといったビジネスマンとしての基礎の部分をしっかりとやり抜く「業務遂行力」について学ぶことができるパッケージです。
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ビジネスパーソンに必須である課題解決力を身につけられる研修パッケージです。
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社員一人ひとりが自分の悩みに合わせたコミュニケーションスキルについて学ぶことができる研修パッケージです。
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マネージャーがチームのパフォーマンスを最大化させるために必要な部下育成のスキルを学ぶことができるパッケージです。
職種別研修
職種によって求められるスキルは様々ですが、Schooの研修パッケージを活用して職種別研修を行うことができます。Schooでは、営業職からデザイナー・エンジニアまで、幅広い職種に対応した授業を用意しているため、多様な職種に対応した研修を行うことができます。
職種別研修におすすめの研修パッケージ
全職種に共通するスキルもありますが、職種によって求められるスキルは様々です。ここでは、それぞれの職種に必要なスキルを体系化した研修パッケージをご紹介します。
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営業経験が浅い、もしくは経験のない方を対象とした研修パッケージです。
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基礎からwebマーケティングを学びたいという方を対象とした研修パッケージです。
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プログラミング言語Javaを基礎から学びたい方を対象にしたパッケージです。
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1人でWebデザインの全行程を行えるようになりたいWebデザイナーの方を対象とした研修パッケージです。
テーマ別研修
社員それぞれの課題や改善点によって必要になってくるスキルは違います。Schooではビジネスマナーからチームビルディングまで、様々な種類の研修に対応できる研修パッケージを用意しています。
テーマ別研修におすすめの研修パッケージ
Schooのテーマ別研修では営業スキルやプログラミングスキルなど、幅広い分野のパッケージをご用意しており、それぞれの会社、社員のニーズに合った研修を行えるようになっています。ここではその一部をご紹介します。
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営業経験が浅い、もしくは経験のない方を対象とした研修パッケージです。
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基礎からWebマーケティングについて学べる学ぶことができるパッケージです。
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初めてJavaを学ぶ方を対象に、基礎から学ぶことができるパッケージです。
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デザイナーやアプリ開発に関わる企画職、エンジニア1人1人がアプリデザインの考え方やプロトタイプ制作について学習できるパッケージです。
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デザイナーとしてこれからWebデザインを勉強したいという方に向けて、デザインの基礎(レイアウト、色、文字、デザインの考え方など)とAdobe Photoshop CC / Illustrator CCの使い方について学ぶことができる研修パッケージとなっています。
ファシリテーション研修パッケージ を詳しく紹介
研修時間目安:7時間10分(60分×3コマ,50分×5コマ)
7時間10分の研修でファシリテーションの基礎知識から実演を通して学ぶ実践的なスキルまで、幅広く学べる内容となっています。会議はもちろんクライアントとの商談の場など複数のステークホルダーが関わっている場合のディスカッションでも円滑にコミュニケーションを行うことができるようになります。
授業名 | ワークショップデザイン -創造性を高める場のつくり方- |
時間 | 1時間(60分×1コマ) |
学べること | ・ワークショップの概要と事例 ・ワークショップのデザインと2つのポイント ・ワークショップを仕事で活かす方法 |
授業名 | 実演で学ぶリーダーのためのファシリテーションスキル |
時間 | 4時間10分(50分×5コマ) |
学べること | ・ファシリテーションの概要とその重要性 ・ファシリテーターとして身に着けておきたいマインドとスキル ・チーム脳で思考するチームにするためのフォローアップ質問 ・フォローアップ質問を使うときのポイント ・フォローアップ質問の作り方 ・ファシリタティブリーダーシップの概要 ・会議などでの話の長い人への対処法 ・会議でのホワイトボードの活用方法 ・会議時間がなくなったときの対処法 |
授業名 | 企画提案を通すための合意形成技術 |
時間 | 4時間10分(50分×5コマ) |
学べること | ・合意形成の本当の意味とメリット ・合意形成を上達させるための事前想定 ・ポジションが異なる複数のクライアントとの異なる意見の合意形成のポイント ・1対多数における合意形成のための進行方法 |
管理画面で受講者の学習状況を可視化できる
Schoo for Businessには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。
まず、Schoo for Businessの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。
この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。
08まとめ
- ・オンライン研修でグループワークを行うなら、Zoomがおすすめ。Zoomはグループワークの主催者だけがアカウント発行をするだけで、設定が他のツールに比べて非常に簡単です。
- ・オンライングループワークにファシリテーターを参加させ、参加者の発言を促したり、出た意見をわかりやすくまとめることで、議論が深まり、より効果的な議論が期待できます。
オンライン研修でのグループワークにschooを活用する。
eラーニング活用方法の資料を無料配布中!
動画学習を活用することで事前に業務に関する知識をインプットをした上で、集合研修やOJTに臨むことができます。
それにより集合研修やOJTの場は知識の定着を図ったり疑問点を解決したりといった時間に充てることができ、 研修をより効果的に行うことが可能です。
ビジネスマナーやコミュニケーション力などの基本スキルから、営業・プログラミング・デザインなどの実務スキルまで学べるので、自発的に学び成長していける人材の育成促進につながります。