公開日:2021/02/22
更新日:2023/12/17

社会人研修でおすすめの内容10選と実施手順やポイントを解説

社会人研修でおすすめの内容10選と実施手順やポイントを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

企業の将来を担う重要な人材である新入社員が一人前に成長するために欠かせないことが、基礎スキルを身に着けるための社会人研修。 しかし、研修を実施するにあたり、設計方法がわからなかったり、どのように進めていけばいいのかなど、様々な悩みを抱えている担当者は少なくないと思われます。 そこでこの記事では、社会人研修の実施内容やその設計方法、成功させるためのポイントを細かく解説してきます。

 

01社会人研修の目的

社会人研修は主に新入社員を対象とした研修として実施されています。 そして、主な目的としては以下のようなものが挙げられます。

学生から社会人への意識転換

新入社員の中には、学生気分が抜けきっていない方も少なくないと思われます。学生から社会人としての第一歩を踏み出すためには、まず自分が社会人である自覚してもらうことで、行動変容を促すことが重要です。 研修を通して、社会人とは何か、社会人として必要な考え方を一から学ぶことが、今後のキャリアや働きかたに対する考え方の軸を形成することにつながるのです。

業務を円滑に遂行する上での基礎スキルの定着

自分の仕事を滞りなく行うために必要な考え方やスキルを身に着けることも社会人研修の大きな目的の一つです。 PCスキルといった内容だけでなく、コミュニケーションの取り方やチームワークといった傾聴力や柔軟性を養う研修も実施することで、社会人として働くうえでの基盤を形成できます。


 

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02社会人研修の内容10選

社会人研修として多くの企業で実施されている研修内容には様々なものがあります。 ここでは、社会人研修で最低限実施しておきたい研修について解説します。

ビジネスマナー研修

人の第一印象は3秒で決まると言われており、ビジネス現場では、クライアントに与える第一印象がその後の商談などの結果を左右します。 見出しなみや、言葉遣い、挨拶の仕方、電話対応など、社会人としての第一歩を踏み出すうえでビジネスマナーは必要不可欠なスキルと言えます。 また、ビジネスマナーを身に着ける過程で、新入社員も社会人としての意識が醸成され、気持ちが引き締まり、公私の分別を正しく判断できるようになることも期待されます。

<ビジネスマナーについてのSchooおすすめ授業>

社会人として、必須で求められるビジネスマナーですが、電話、メール、チャットといったコミュニケーションの仕方から、身だしなみなど種類は多岐に渡ります。本授業では、全5回にわたって、ビジネスマナーの基本について学んでいきます。

「仕事がデキると思われるビジネスマナーの基本【2023年版】」

仕事がデキると思われるビジネスマナーの基本【2023年版】

  • 株式会社スパークスラボ マスタートレーナー

    株式会社スパークスラボ マスタートレーナー。国際コミュニケーション学学士、心理学学士。日本航空客室乗務員、研修会社講師を経て、枠に囚われない現場のニーズに即した学びと気づきの場を提供すべく、現会社設立に参画。その後、ホテル インターコンチネンタル東京ベイの研修支配人としても活躍した。心理学やコミュニケーション学に基づいたメソッドをもとに、新入社員研修、接遇研修、管理職研修などを企画から実施まで手がけ、研修を通じ企業の人材育成に携わっている。受講生からは「浅井さんのようになりたい!」との声、ファンレターも多数。スパークスきっての人気講師。 共著に『仕事がデキる人が必ずおさえている謝罪・クレーム対応の鉄則』(インプレスコミュニケーションズ)がある。

コミュニケーション研修

ビジネスにおいては、組織の内外問わず様々な人と関わることとなります。多種多様な価値観を持った人材と多様な働き方が一般的となりつつある昨今では、良好な関係を気づいたり、円滑に仕事を進めるうえでコミュニケーションは欠かせないスキルとなっています。 コミュニケーション研修では、話し方だけにとどまらず、相手にわかりやすくどう伝えるのかを学んだり、相手の話す内容を聞いて意図や心理を汲み取るスキルを身に着けることが目的となります。 また、報連相といった業務を円滑に進めるうえで欠かせないコミュニケーションの取り方も研修で学んでいきます。

タイムマネジメント研修

タイムマネジメントとは、担当する業務に対して遂行に必要な時間や優先度を洗い出し、限られた時間を最大現に有効活用する能力です。 特に昨今では働き方改革により、生産性向上や残業削減が求められており、いかに効率的に業務に取り組み、成果を出すかが重要視されています。 タイムマネジメント研修を通じて、自分の時間の使い方を認識し、業務遂行力の向上に加えて、自発的に業務の効率化を図るようになるといった、コストに対する意識を高めることが期待されます。

<タイムマネジメントについてのSchooおすすめ授業>

時間の使い方を知っておくことで、生産性が上がり、業務効率化に繋げることができます。同じ時間でも、使い方のコツを知っているかどうかで量も質も変えることができるのです。この授業では、目標達成するための時間の捻出の仕方、時間当たりの生産性を上げる方法を学んでいきます。業務量は増えていく一方で、心身ともに疲弊してしまう前にタイムマネジメントについて学んでいきましょう。

「やりたいことを実現「すごい時間術」」

やりたいことを実現「すごい時間術」

  • 9つの仕事をこなす『時間管理の専門家』

    建設会社総務経理担当部長を本業に、税理士、大学客員研究員、ビジネス書著者(累計28冊)、人材開発支援会社役員COO、一般社団法人 国際キャリア教育協会理事、時間管理コンサルタント、セミナー講師、オンラインサロン石川塾主宰(受講者数250名)と、9つの肩書で複数の仕事を同時にこなす時間管理の専門家。 しかし、元々はダメダメなサラリーマン。 夜間の定時制大学に何とかもぐりこみ、しかも留年して卒業。 社会人になってからは、連日深夜11時まで残業するのが当たり前の生活。 そこで一念発起し、年100冊のペースでビジネス書を読み漁り、ビジネスセミナーに参加し、いいと思ったコンテンツやノウハウはノートに書きとめ、実践し、習慣化することで生産性を下げず残業を減らす仕事術を確立。 自ら習得した「時間管理術」をベースに、建設会社ではプレイングマネジャー、コンサルでは時間管理をアドバイスし、税理士業務では多くの経営者と仕事をし、セミナーでは「生産性向上」や「残業ゼロ」の講師をすることで、残業しないための研究を日々続けている。 「時間管理」や「勉強法」「会計」に関する書籍も28冊執筆しており、誰もが働きやすくなるノウハウを分かりやすい言葉で伝える著書は、全国のビジネスパーソンに好評で発売数日で重版となっている。

ロジカルシンキング研修

ロジカルシンキングとは、論理をもとにした筋が通っていて矛盾がない考え方のことで、論理的思考などとも訳されます。 実際のビジネスでは先入観にとらわれることなく、問題や課題に向き合うためにロジカルシンキングは欠かせない能力の一つです。 ロジカルシンキング研修では、問題を要素に分解して整理し、現状を正確に把握し、問題や課題解決に向けて仮説を立てて検証するプロセスを自分でできるようになることを目的とします。 また、ロジカルシンキングを身に着けることで、相手にわかりやすく筋の通った説明ができるようになり、ビジネスチャンスを掴む手助けにもなります。

<ロジカルシンキングについてのSchooおすすめ授業>

問題解決や提案・交渉の場など、ビジネスの様々な場面で求められるロジカルシンキング。実は身の周りの至るところに実践のヒントが存在しています。なかなかハードルが高いと感じる方も多いテーマですが、本授業では「相手の困りごとを可視化する」という題材を通じて、超入門スキルとしての第一歩を学びます。

「すぐに使える ロジカルシンキング超入門」

すぐに使える ロジカルシンキング超入門

  • 天平株式会社 代表取締役

    日体大卒。脳みそまで筋肉!と言われていた学生時代から、会社経営&コンサルができるまでに成長。その秘訣は「ロジカルシンキング」です。ロジカルシンキングのことを「苦手だな~」「自分なんかが受けても大丈夫?」と不安な方にこそ学んでほしい。安心して学べる場をご用意しています☆彡

チームビルディング研修

チームビルディングとは、メンバーのスキルや能力、経験を最大限に発揮し、チーム一丸となって目標達成を目指すための取り組みのことです。 いくら個々人の能力が高いチームであっても、チームとしての意識が薄い状態で働いていると、チーム内でのノウハウ共有や連携がうまくいかず、思うような成果を出せないことも少なくありません。 チームビルディング研修では、チームワークの重要性を理解し、チームとして仕事に取り組む姿勢を学びます。

<チームビルディングについてのSchooおすすめ授業>

チームビルディングでは、最適な人員配置や戦略も必要ですが、一番重要なものは、自分やチームメンバーが心からワクワクできる「熱狂の火種」を作ることです。
この授業では、チームで成果を出したい方向けに、「楽しく成果を最大化する」という思考法について学んでいきます。

「チームの成果を引き上げる 熱狂の火種」

チームの成果を引き上げる 熱狂の火種

  • Axia Strategic Partners代表取締役

    変革デザイナー。三井物産株式会社(人事や経理の他、営業ではインドネシアでの新会社4社立ち上げをリード)、ボストン コンサルティング グループ(年間MVP受賞)、クリエイティブ系スタートアップの事業統括責任者を経て、「人の持つ可能性を爆発させ、未来の憧れとなる人や組織を生み出す」ことを目的に、組織づくりのコンサルティングやエグゼクティブ向けコーチングサービスを提供するAxia Strategic Partnersを起業。 学生時代はアメリカンフットボール部で日本代表や日本一を経験。関西学院大学商学部、北京大学Executive MBA、桑沢デザイン研究所戦略経営デザインコース卒。著書「熱狂のデザイン 楽しく結果を出すチームのつくり方」は、Amazon7部門でNo.1のベストセラーに。 最近、2人の子供とブレイクダンスやキックボクシングを習い始めたが、既に子供に抜かれ、焦って影練中。

コンプライアンス研修

コンプライアンスは日本語で「法令順守」と訳され、組織が法律や規則を遵守しながら企業活動を行うことだけでなく、組織に求められる社会的責任と解釈を広げて用いられていることがほとんどです。 そして、インターネットやSNSの普及により、コンプライアンスは法人だけでなく組織に属する個人も意識を高めなければならない必要性が出てきました。 例えば、SNSを通じた機密情報の漏洩など、個人が何気なく発信した情報が拡散され、組織に大きな損害を与えてしまうことは少なくありません。 そのため、コンプライアンス研修では個人が順守すべきことや、自分だけでなく組織を守るための術を学びます。

ビジネス文書研修

ビジネス文書研修は、ビジネス文書の作成や編集のスキルを向上させ、効果的なコミュニケーションを支援することが主な目的です。 この研修では、報告書、メール、プレゼンテーション資料、提案書などのビジネス文書を効果的に書くための基本的なガイドラインとテクニックが教えられます。文書の構造、文法、スタイル、効果的なコミュニケーションのための戦略などが含まれます。

アサーティブコミュニケーション文書研修

アサーティブコミュニケーション文書研修は、自分の意見を我慢をしたり、一方的に自分の主張を押し通さず、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えるコミュニケーションであるアサーティブコミュニケーションスキルの向上を図り、効果的なコミュニケーションと対人関係の構築を支援します。この研修では、自己主張や意見表明、他人とのコンフリクト解決、効果的なフィードバックの提供など、アサーティブなコミュニケーションのスキルを養います。非攻撃的なコミュニケーション方法や自己意識の向上に焦点が当てられます。

<アサーティブコミュニケーションについてのSchooおすすめ授業>

アサーティブコミュニケーション習得のためには、まず自身の気持ちを整理することが重要です。会社や家庭で怒りが抑えられなくなり、それが要因となって失敗に繋がってしまうこともあるかと思います。
怒りに任せた発言をしてしまい、部下の生産性を下げたり、家族から信頼を失ったりと失敗を繰り返していた自分とは決別するために、アンガーマネジメントを習得し、アサーティブコミュニケーションのスキルの向上を図っていきましょう。

「怒りをコントロールするための「アンガーマネジメント」入門」

怒りをコントロールするための「アンガーマネジメント」入門

  • (社)日本リーダーズ学会代表理事 リーダーズアカデミー代表

    人づくり、組織づくりに特化をした、スクール形式では日本一のビジネススクール『リーダーズアカデミー』を経営。IT系企業に入社後、同期100名の中でトップセールスとなり、最年少営業部長に抜擢。 就任3か月で担当部門の成績が全国No,1に。28歳で独立、2004年株式上場(IPO)を果たす。 現在は、講演・企業研修・コンサルティングを行う傍ら、顧問・社外役員として経営に参画。リーダー育成の専門家として世界15都市でビジネスセミナーを開催。延べ50000人以上のリーダー育成に携わる。 シリーズ100万部のベストセラー「怒らない技術」をはじめ、著書累計は28冊で150万部を超える。

キャリアデザイン研修

キャリアデザイン研修では、個人のキャリア目標を明確にし、キャリアパスを計画し、達成するための戦略を開発することを支援します。この研修では、個人の強みや関心を評価し、それに基づいてキャリアゴールを設定する方法に焦点が当てられます。また、職業的な成長を促進するためのリーダーシップスキルやステップアップ戦略も含まれます。

DX研修

DX研修とは、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関連するスキルや知識を習得し、組織のデジタル化に貢献することを目的としています。DX研修は、デジタルテクノロジー、クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、人工知能、ブロックチェーンなどのトレンドやツールについての基本的な理解を提供します。参加者は、これらのテクノロジーを活用し、組織内のプロセスや戦略の改善に貢献できるようになります。

 

03社会人研修の設計・実施手順

新入社員が一人前の社会人に成長するために学ばなければならないことは多くありますが、研修自体も計画的に行わなければなりません。 そこで、ここでは社会人研修を設計と実施までの手順を解説します。

現状の課題の洗い出し

まずは、現状の課題を分析して洗い出します。企業の経営理念や事業戦略をもとに、ミッション遂行に必要な人材像と現状にどのような乖離があるのかを把握しましょう。 また、課題を見つけ出す方法としては、現場社員へのヒアリングも有効です。様々な角度から分析して課題を洗いだしてみましょう。

研修のゴールを設定する

課題を洗い出したら、次は社会人研修でのゴールを設定します。企業として求めるレベルに対して、社会人研修ではどのくらいのレベルに到達させるのか、またそのために必要なスキルは何なのかを検討します。 「社会人研修を通してどのような人材になってほしいか」といった、問いを立てて考えるとスムーズに進めることができます。

研修方法とフローを作成する

研修のゴールが設定できたら、達成するためにはどのタイミングでどのような研修を実施するかを検討し、研修フローの作成に入ります。 研修方法としては、インプットに重きを置いたOff-JTやeラーニング、現場でのOJTを通じて実施することが一般的です。 また、研修フローは入社前にPCやスマートフォンで学習できるeラーニングを導入し、入社後はOff-JTでロールプレイングなどを交えて学び、その後にOJTやフォローアップ研修を実施する、などがあります。 特に最適な研修フローは企業によって様々なので、自社に合ったものを取り入れてみてください。

研修のプログラムを決定する

研修フローの作成ができれば、最後にどのような研修プログラムを実施するかを検討します。 新入社員のレベルを把握して、不足しているスキルを補うための研修内容、優先順位付け、研修方法や講師の選定などを決定します。 また、この際に外部の研修サービスを利用するのか、社内で実施するのかなども検討します。

 

04社会人研修を成功させるためのポイント

社会人研修を成功に導くために、押さえておきたいポイントは次の通りです。

  • ・目的に合った研修方法を採用する
  • ・研修効果の測定方法をあらかじめ決めておく
  • ・研修後の行動目標を受講者に立ててもらう

社会人研修の成功率が向上させ、受講者が研修から最大の価値を得るために、上記のポイントについて解説していきます。

目的に合った研修方法を採用する

特にOff-JTでは、座学やグループワークといった様々な方法が用いられます。研修の効果をより高めるためには、研修の目的に沿って研修方法を採用することが重要です。 例えば、コンプライアンスなどの知識をインプットする場合は座学での研修となりますが、ビジネスマナーのような実際に手や体を動かして身に着ける研修を座学のみで実施するのは効果が薄まってしまいます。 また、座学での研修は受講者にとって退屈に感じてしまい、集中力の低下につながりがちです。そのため、研修内容にもよりますが、座学は最低限で済ませて、受講者が興味を持って取り組める研修方法を取り入れることがベターと言えます。

研修効果の測定方法をあらかじめ決めておく

研修が終わった後も、当初立てたゴールに到達できているのか、学んだことを実際の現場で活かせているのかといった、効果測定は重要です。 研修効果の測定方法として有名なものとして、ナルド・L・カークパトリックの4段階評価法というものがあります。この方法では、研修効果が以下の4つに分類されます。 ・レベル1:受講者の満足度。研修後に実施するアンケートなどで測定する。 ・レベル2:研修内容の理解度。振り返りや理解度テストなどを研修直後や一定期間を置いて実施して測定する。 ・レベル3:実践度。実際の現場での行動を上司や同僚などから多面的に評価を受けて客観的に測定する。 ・レベル4:業績への貢献度。研修受講者と非受講者で比較したり、業績と関連性の高いKPIなどで効果を測定する。 レベルが高いほど測定は難しくなりますが、まずは簡単に実施できるレベル1・2を実施して測定するのもよいでしょう。

研修後の行動目標を受講者に立ててもらう

受講者に、研修を終えた後の具体的な行動目標を立てるよう促すことが重要です。これにより、研修を現実の業務やキャリアに結びつけることができます。例えば、受講者に対して、研修で学んだスキルや知識を具体的なプロジェクトに適用する方法や、スキルの向上に関連する職務への応募を目指す方法を考えさせましょう。これにより、研修の成果を実践に活かす意欲が高めることができます。

 

05Schooの研修サービスについて

社会人研修について様々な内容を解説しましたが、実施するには研修資料の作成や会場のセッティング、日程調整などのリソースの負担が大きくなることに課題感がある企業も少なくないと思われます。 Schooでは前述したeラーニングを活用して、企業の人材育成に役立つ研修サービスを提供しています。 ここでは、Schooの研修サービスの特徴について解説します。

時間や場所を選ばずに学習できる

Schooビジネスプランではeラーニングを活用しているため、PCやスマートフォンさえあればいつでも学習が可能です。 入社前の研修としての導入や、何度でも視聴できることで研修内容の復習にも役立てることができます。 また、eラーニングは個人で学習する形式のため、本当に学習しているかわからないのではという疑問があると思われますが、学習管理システムというツールを導入しており、各受講者の学習進捗を管理者側で把握できるようになっています。

豊富なコンテンツで社会人に必要なスキルを網羅的に学べる

Schooでは社会人研修として、この記事で解説したビジネスマナーやロジカルシンキングなどの研修といった、社会人に欠かせないスキルの研修動画を多くご提供しています。 新入社員は覚えなければいけないことが多く、それに伴い研修の数も多くなりがちですが、その一部をeラーニングで代替するといった組み合わせも可能です。 ここでは最後に、実際にSchooでご提供している研修動画をいくつかご紹介します。

仕事がデキると思われるビジネスマナーの基本
 

社会人として、どんなスキルを覚えるよりもまず初めに覚えたいビジネスマナー。なぜなら、社会では10代から上は60代、70代と幅広い年齢層の方々が活躍しています。その中で円滑に仕事を進めるためにはマナーは必要不可欠。 すでに社会人の方もここで改めてマナーを復習しましょう。 好印象を与えるために、営業で新規獲得するために、選ばれるためにまず基本となるマナーを磨いてきましょう。 「ビジネスマナーの解剖図鑑」(エクスナレッジ社)の著書、北條久美子先生にわかりやすく解説していただきます。

担当講師:北條 久美子先生
キャリアカウンセラー/BRILLIANCE+執行役員

東京外国語大学を卒業し、ウェディング司会・研修講師を経て、2007年 エイベックスグループホールディングス株式会社人事部にて教育担当に。2010年にキャリアカウンセラー・研修講師として独立。全国の企業や大学などで年間 約2,500人へビジネスマナーやコミュニケーション、キャリアの研修・セミナ―を行う。 現在はライフスタイリストとしてワーク(仕事)寄りだった人生を、生きること=ライフにシフト。自分らしく、かつ生き方を自分らしく美しくすることを自らも目指し、それを広める場作りに力を入れる。 2016年4月、著書「ビジネスマナーの解剖図鑑」(エクスナレッジ)発行。

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ロジカルシンキング入門
 

「ロジカルシンキング」という言葉を初めて聞いた人、言葉は知っていても具体的にイメージできない人を対象とした入門編の授業です。 具体的には、「ロジカルシンキングとは何か」「ロジカルシンキングの基礎となる技術」などについて、3回の授業を通じて学びます。 この授業を通じて、ロジカルシンキングに興味を持っていただくことがゴールです。 そしてその延長で日々の仕事や、他者とのコミュニケーションの中で幅広く試してみたくなり、実際に活用し経験を通じて理解を深めていただくことを期待しています。

担当講師:中村 亮一先生
株式会社共生基盤 代表取締役

リース会社、投資銀行、M&Aコンサルティング会社等を経て、M&Aコンサルティング会社を設立。ストリートアカデミーでは500名以上が受講した経営分析と経営戦略の基本を学ぶセミナーを主宰。

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ケースでわかる「コンプライアンス」
 

この授業は、30代のビジネスパーソン、中でも管理職になる方、管理職を目指している方に向けたものです。 コンプライアンスという言葉が日本では当たり前に使われていますが、コンプライアンス違反は後を絶ちません。「その原因はどこにあるのか?」について授業を受ける皆さんと「共通認識」を持ち、ケーススタディの形式でコンプライアンスを学んでいきます。組織マネジメントの中で実践していくためにはどうすればいいのかを検討していきます。

担当講師:藤森 純一先生
八洲学園大学専任講師

1975年横浜出身。八洲学園大学専任講師。 専門分野は、知的資産経営、契約法、コンプライアンス・CSR。八洲学園大学では「コンプライアンス概論」「ビジネス文書の作成・読解」など実務家教員としてコンプライアンス全般に関わる講義を行う。 その他、大手製造業や飲食業で法律系の研修講師なども担当。また、実務家として、契約書作成や社内規約の作成など中小企業法務の支援、知的資産経営戦略の立案を行う。

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06まとめ

社会人研修は、新入社員が社会人として成長していくための基盤を作るための重要な研修です。 業務を円滑に遂行するために身につけなければならない知識やスキルは多いですが、しっかりとゴールを設定し、研修計画を立てることで、効果的な社会人研修を実施しましょう。 そして、研修後も実際に効果があったのか、この記事で解説した計測方法を実施するなど、研修内容の改善に努めることも大切です。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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