自己啓発とは?社内で実施するメリット・デメリットや効果的な方法について解説

自己啓発を推奨する企業が増加しています。スキルアップした魅力的な従業員が、職場で幅広い活躍をすることを期待して、人材育成を行う企業も少なくありません。この記事では、自己啓発活動を実施する必要性と具体的な方法を紹介しています。
- 01.自己啓発とは?社内における自己啓発の必要性
- 02.企業が従業員にできる自己啓発支援の方法
- 03.自己啓発の方法
- 04.自己啓発のメリット
- 05.自己啓発のデメリット
- 06.自己啓発を援助するときの注意点
- 07.自己啓発を奨励している企業の事例
- 08.自己啓発におすすめの内容
- 09.人材育成の手法としてのSchooビジネスプラン
- 10.まとめ
01自己啓発とは?社内における自己啓発の必要性
自己啓発とは、一般的に本人の意思によって自分の能力を高めたり、精神的な成長を目指したりして行う訓練等の行為を意味する言葉です。人事の中ではSD(Self Development)と呼ばれることもあります。それもビジネスにおける「自己啓発」となると、仕事に関わる知識・スキルなどを社員が自らの意志で意欲的に学ぶことを意味します。 思考力を向上させたり、心を成長させたりすることが、ビジネスシーンにおいて成果を上げることにつながることから、企業にとっても人材育成に非常に役立つ手法です。
自己啓発を実施している企業は8割
厚生労働省が行った「企業調査」によると、現在、従業員の自己啓発に対して支援を行っている企業は、正社員で82.5%と8割を超えており、多くの企業が、社員の自己啓発活動に対してさまざまなフォローを行っています。社員の自己啓発をサポートする体制を整えることで、自己啓発に対する自発性や意欲をさらに高めることができ、企業全体の活性にもつながっていくはずです。
02企業が従業員にできる自己啓発支援の方法
社員が積極的に自己啓発を行うことで、視野の拡大やポテンシャルの向上など、企業にとってもさまざまなメリットがあります。そのため、現在は多くの企業で自己啓発支援制度が導入されています。 では企業側ができる支援とは具体的にどのような内容があるのでしょうか?
今回は、よく見られる以下の3つの支援方法をご紹介します。
- 1:金銭的支援
- 2:時間的支援
- 3:場所・情報の提供
1.金銭的支援
自己啓発をするときには、参考書の購入やセミナー参加料など、さまざまな費用が発生します。本来、それも会社が個人として支払わなければならない費用の一部、ないしは全額を負担し、金銭的負担に対する懸念を解消することで、従業員の学びに対するモチベーションの向上を計れます。さらに意欲的に自己啓発に取り組んでもらうことができるはずです。
2.時間的支援
自己啓発を進めるときには、ある程度まとまった時間が必要となります。サラリーマンとして日中働いている以上、十分な勉強時間を日々確保することは、そう容易ではないでしょう。そういった対策として、勉強にあててもらうための休暇日を設けたり、就業時間内に勉強時間を取り入れたりすることによって、社員が自己啓発に取り組む体制を整えることが可能です。
3.場所・情報の提供
自己啓発に関する内容は、世にたくさんあふれているため、まずどういった内容から学んでいけばいいのか分からず、勉強することに躊躇してしまう場合があります。そのため、定期的に外部の講師を呼び、社内で講習会を開いてもらうなど、社員が気軽に参加・挑戦できる環境作りが大切です。 そのほか社内のフリースペースをうまく活用し、勉強時に使用してもらったり、自己啓発に関する内容を定期的に情報発信したりすることなども効果的です。
03自己啓発の方法
個人のスキルを高める自己啓発として考えられる方法を4つ解説します。
書籍
最も一般的な方法は仕事に関連する書籍ではないでしょうか。少ない費用負担ですき間時間を活用しながら学習ができることがメリットです。一方で、インプットだけでアウトプットする機会がなければ効果が出づらくなることには注意が必要です。
資格取得
資格取得は学習を通じて成長が見込めるだけでなく、網羅的にスキルを学べるメリットがあります。合格することで自分の知識に自信を持つことができ、意欲的に仕事に取り組むことができるでしょう。また、企業側から推奨の資格を提示することで、従業員も何を学習すべきか明確になります。
外部の教育機関
外部のスクールや通信教育のような教育機関を利用することで、スキル習得の目標が達成しやすくなります。 近年は自治体などで無料講座も開講されていますが、資格スクールなどを利用すれば受講料が発生するので費用面で負担が必要になるでしょう。
副業
近年では副業を通じて個人のスキルアップを推奨する企業が増えています。本業以外の仕事を経験することで視野が広がり、さらなる成長が期待できます。ただし、時間管理がうまくできていないと、本業に悪影響が及ぶ可能性があることには注意しなければなりません。
04自己啓発のメリット
自己啓発を行ったことによって得られる最大のメリットは、「従業員自身の成長につながる」ということでしょう。従業員自身が学習内容を決められるため、自らが求めていた新しい考え方や正しい知識を学ぶことができ、それにより自身の能力開発やスキルアップにつなげられます。また、精神面からの成長を促す効果もあるため、人との関わり方から仕事への取り組み方といった思考力そのものにも効果を与えることが可能です。
05自己啓発のデメリット
自己啓発のデメリットとしては、必ずしも企業側が期待していた通りの効果が得られるとは限らないことが、まず挙げられます。また、自己啓発に取り組むことそのものに重点を置きすぎてしまい、実際の現場で能力を発揮できずに終わってしまう可能性も考えられます。「せっかく時間とお金を使ったのに、まったく実りがなかった」ということがないように、次章で紹介するポイントを抑えて自己啓発を促すようにしてください。
06自己啓発を援助するときの注意点
積極的に支援を行うことで、さまざまな利点が得られる自己啓発支援ですが、ルールを設けず、やみくもに支援を進めると、結果的に企業にとってマイナスとなってしまうこともあります。ここでは、企業が社員の自己啓発を支援する際の注意点をいくつか紹介します。
自己啓発を援助するときの注意点は、主に以下の3つです。
- 1:援助を受けられる条件を決める
- 2:みずから学んでもらえるよう促す
- 3:OJTやOff-JTと併用する
1.援助を受けられる条件を決める
自己啓発に対する援助を導入する際には、援助を受けられる条件を設けることが必要です。条件を設けていなければ、業務に直接関係のない自己啓発への対応や、学んだ内容を活かせない部署に異動した従業員などの待遇があいまいになってしまいます。自己啓発の目的や対象の種類、支給額・支給方法などを明確にして、社内規定に反映させるとよいでしょう。
2.みずから学んでもらえるよう促す
さまざまなメリットを得られる自己啓発ですが、社員が自己啓発を「やらなければいけないこと」と認識している状態は、決して好ましい状態ではありません。自己啓発においては、あくまでも従業員一人ひとりが自主的に勉強しようというモチベーションを持ち、実際に行動へと移すことが重要となるのです。
3.OJTやOff-JTと併用する
自己啓発は、職場で実際に仕事をしながら学ぶOJTと、職場から離れてセミナーや研修などで学ぶOff-JTの両者を上手く組み合わせて行うことをおすすめします。いずれの方法もメリット・デメリットがあるため、複数の手法を組み合わせることで、より充実した制度を整えることが可能です。従業員もそれぞれメリハリをつけて、スキルを習得できるはずです。
07自己啓発を奨励している企業の事例
社員が自己啓発を進めることは、本人のみならず企業にとってもメリットとなることから、現在さまざまな企業が社員の自己啓発に対して支援をしています。この章では、実際に自己啓発を推奨している大手企業の導入事例をご紹介します。これから自己啓発を自社内に取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
今回紹介する事例は、以下の2つの企業についてです。
- 1:ファミリーマートの「ファミリーマート・ビジネスカレッジ」
- 2:カルビー株式会社
1.ファミリーマートの「ファミリーマート・ビジネスカレッジ」
大手コンビニチェーンとして有名なファミリーマートでは社員の成長を支える人財戦略として、 ・人財の採用 ・人財の育成 ・適正配置・定期的なローテーション ・処遇 の4つに力をいれています。なかでも自己啓発にあたる「人財の育成」については、2011年度から教育専門部署を立ち上げ、「ファミリーマート・ビジネスカレッジ」と銘打って、全階層のビジネススキル・語学プログラム・ダイバーシティマネジメント研修や、選抜型・公募型の研修といった内容を学びたい人が自由に活用できるよう、独自の教育プログラムによる支援制度を設けています。
▶︎参考:ファミリーマート:ビジネスカレッジ
2.カルビー株式会社
かっぱえびせん、ポテトチップス、じゃがりこ等、数多くのヒット商品を持つスナック菓子業界の最大手、カルビー。現会長の松本会長は「トップはコスト・リダクションとイノベーションを掲げ、“実行していくのは社員一人ひとりだ、一人ひとりが自立的に成長し、それによって組織も成長しない限り将来はない”」という強いメッセージの元、人財育成に力を入れており、従業員への自己啓発サポートプログラムを充実させています。 直雇用者全員を対象に、eラーニング、スクーリング型のメニューなど従業員自身で選択したカリキュラムについて費用の一部補填を行うほか、グループで受講に参加し、全講義を終了したさいには図書カードをプレゼントするなど、社員のやる気をより奮い立たせる面白い支援制度も用意しています。
▶︎参考:カルビー:人財育成の考え方
08自己啓発におすすめの内容
自己啓発は主にキャリアアップのためのスキル習得や、マネジメント力の向上なども含めた能力開発を指します。ここでは具体的な内容としてSchooの授業を紹介します。
心理学
モチベーションの保ち方

この授業では、目標に向かって行動していく際に、どうやってモチベーションを維持し、管理していくのかについて学びます。 また、具体的なモチベーション維持のテクニックや管理方法に加えて、スケジュールどおりに行動している中で出てくる「途中でやりたいことが変わったけど、このまま続けるべきなのだろうか?」といった疑問や、忙しくてどうしてもスケジュール通りできなかった時の対処法についても紹介していきます。
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㈱LEBEN CAREER CEO ㈱MEXUS CCO
秋田県は男鹿市の生まれ。 大学卒業後、小売流通業界にて店舗運営責任者として従事。 前社退職後、東南アジアにて半年間のバックパッカー生活。 帰国後、製薬業界にて、人事戦略室、社長秘書室、人事総務業務に従事。 2014年に人材開発事業「LEBEN CAREER」を創業し、法人設立後は代表取締役に就任。 同社では「コーチングを受けたい・学びたい」というビジネスパーソン向けにコーチングサービスの『LCPコーチング』及び、コーチングスクール『LCPコーチングアカデミー』を運営。 株式会社MEXUSでは、CCOとしてパーソナルコーチングサービス『REEED』を企画運営。専門領域は、キャリア変革を目的とした行動変容的アプローチ。
マインドリーディングの効果

心理スキルは、相手をこちらの望むように誘導できる有効な手段ですが、使い方を間違えると人間関係を根底から壊してしまう諸刃の刃でもあります。 この授業では、心理スキルを上手く日常で活かすために「知っていると知らないとでは大違い」な大原則をお話しします。
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一般社団法人日本マインドリーディング協会理事
上智大学経済学部卒、多摩美術大学芸術学部除籍。大学卒業を前に萩本欽一さんの事務所で芸人になるが、お笑いが「人の心理」や「言葉」に大きく左右されることに魅せられコピーライターに転身。「人の心を動かす言葉」を深めたあと32歳でオープンした7坪の眼鏡店が年商5億円を突破するとテレビや新聞などマスコミ取材が殺到。1,500社が集うマーケティング団体で年間最優秀賞を受賞した。ところが目の前に、安さが武器の大型店がオープンして売上げ半減。「心理学は役に立たないのか」との絶望の中、無意識に介入する知見に巡り合いV字回復。近年は実業のかたわら、自身を助けてくれたこの心理学を本や講演やラジオなどを通して伝え、多くの成功例を生んでいる。『禁断の心理話術エニアプロファイル』(フォレスト出版)や『人生を変える心理スキル99』(きこ書房)など著作多数。
思考法
推論[入門]- 不確実な状況で確実性の高い結論を導く-
![推論[入門]- 不確実な状況で確実性の高い結論を導く-](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/i.schoo/images/class/600x260/8502.jpg)
不確実な状況で、確実性の高い仮説や結論を導きましょう。 論理的思考には自信があるが、論理的に考えられる以上のことについて考えるのが苦手な方が、推論を構成する帰納法・演繹法・アブダクションの3要素について理解できることを目指す入門講義です。
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株式会社朝日広告社 プランニングディレクター
株式会社朝日広告社ストラテジックプランニング部プランニングディレクター。産業能率大学院経営情報学研究科修了(MBA)。日本マーケティング協会マーケティングマスターコース修了。外資系コンサルティングファームなどを経て現職。「外資系コンサルティングファームで培ったロジック」と「広告代理店で培った発想力」のハイブリッド思考を武器に、メーカー・金融・小売り等、幅広い業種のクライアントを支援。マーケティングやブランディング・ビジネス思考をテーマにしたブログ「Mission Driven Brand」を運営。ハンドルネームはk_bird。著書に『問題解決力を高める「推論」の技術』(フォレスト出版)がある。■Mission Driven Brand:https://www.missiondrivenbrand.jp/
推論[入門]- 不確実な状況で確実性の高い結論を導く-を無料視聴する
思考力を高める3つのレンズ

「自身の構築した論理を様々な角度から検証し、よりよい解へと繋げる『批判的思考法』を学ぶ授業です。」 批判的思考は、誰かを非難することではありません。そもそも〜?や、なぜ〜?と論理に問いを立てる事で、物事を正しく解決する方法です。ビジネスでの利用頻度が高く、ロジカルシンキングと合わせて身に付けたい思考法です。
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YouTuber/外資系コンサルタント
大阪府出身。ITソフトウェア企業に入社後、プロジェクト管理業務に従事。経済産業省プロジェクトマネージャ試験、国際資格PMP(Project Management Professional)などを取得。プロジェクトマネジメントの専門家として 大手メーカーのプロジェクトマネジメント業務に携わる。その後外資系コンサルティングファームに転職しIT・会計を中心とした経営コンサルタントとして従事。副業ではプレゼンテーション・思考法の専門家として、コンサル・セミナー・執筆などで活動。YouTubeチャンネル『マナビジネス』では「学び」+「ビジネス」をテーマに仕事の現場で使える仕事術についての情報を発信している。【YouTube】https://www.youtube.com/c/manabusiness
仕事術
達人たちの仕事術

この授業は、各分野でご活躍の先生同士がそれぞれの仕事術について、工夫されているポイントを語っていただく授業です。 仕事の進め方に正解はありませんが、パフォーマンスを最大化する方法は私たちの業務にもヒントとなるかもしれません。 業務を効率化して自分の時間をつくりたい、コミュニケーションをもっと円滑に進めたい、アイデアを仕事につなげたい...などみなさんの悩みを解消していきます。
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経営者・著者
ビジネストレーニング事業、業務コンサルティング、小売店支援、飲食店経営、飲食店コンサルティング、旅行代理事業、会議室事業など多岐に展開する。 埼玉県板戸市生まれ。ソフトバンクBB株式会社入社後、4年で独立。 飲食店事業において、スタンディングバー「SHINBASHI」は連日大行列となり、各種メディアに取り上げられる。 有限会社志縁塾が主催する日本最大級の講師イベント「全国・講師オーディション2015」の決勝にも残り、口コミから始めた講演会は、いまでは毎回400名以上も集まる、累計動員数では10万人を超える。 「すべての人の最大限の可能性に貢献すること」を企業理念に精力的に活動する。 業種を問わず、どこにいっても通用する一流のビジネスパーソンの育成をテーマに、パーソナルモチベーターとしても活躍。 多くの若者のメンターでもある注目の起業家である。 本書が著書としてのデビュー作となる。
明確な“指示”の出し方~“指示の設計”で意図が伝わらない、仕事がうまく進まないをなくす~

誰かに何かをやってもらいたい時、どのように指示や依頼を出すと意図が伝わり、仕事がうまく進むのか。指示の出し方、指示を出す上での事前準備、打ち合わせや会議をどう設計するかを学び、コミュニケーションギャップを埋める術を身につけましょう。
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株式会社エンタミナ 代表取締役
株式会社エンタミナ(https://webdirection.jp)ウェブディレクター協会 主宰。1999年、フリーのウェブディレクターとして独立後、ウェブディレクション・カンパニー『株式会社エンタミナ(旧:デスクトップワークス)』を設立。動画制作や動画配信にも意欲的に取り組んでおり、2014年~2020年までの6年間で1,300本以上のライブ配信を実施。「通称:田口ブラック」をはじめ、オンラインプレゼン表現の可能性を日夜追求している。田口真行のFacebook https://www.facebook.com/TaguchiMasayuki
明確な“指示”の出し方~“指示の設計”で意図が伝わらない、仕事がうまく進まないをなくす~を無料視聴する
モチベーション
目標を「絶対達成」させるために必要な力

「目標を「絶対達成」させるために必要な力」について学んでいきます。 本授業でみなさんにお伝えしたい力は大きく分けてこの3つになります。 ・SMARTの法則&目標設定 ・自分を変化させる力 ・スイッチの入れ方 どうすれば絶対に達成することができるのか? 中期的な目線で自身の力をつけていくための方法を、みなさんと一緒に学んでいきましょう。
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経営コンサルタント
アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長。 企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。「日経ビジネス」「東洋経済」「PRESIDENT」など、各種ビジネス誌への寄稿、多数のメディアでの取材経験がある。メルマガ「草創花伝」は4万人超の企業経営者、管理者が購読する。『絶対達成マインドのつくり方』『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの他、『「空気」で人を動かす』『自分を強くする』等多数。著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。
チームを導くリーダーの セルフコーチング

今回の授業では、組織づくりやメンバー育成においてコーチングを活かすメリットや考え方に着目します。 コーチングという言葉を知っている人は、自身の目指す方向性を確認し、職場で実践するためにどうするかを改めて考えるきっかけにしてください。 コーチングを初めて知る人は、ポイントを知り、チームづくり・組織づくりのヒントを持ち帰ってください。
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㈱LEBEN CAREER CEO ㈱MEXUS CCO
秋田県は男鹿市の生まれ。 大学卒業後、小売流通業界にて店舗運営責任者として従事。 前社退職後、東南アジアにて半年間のバックパッカー生活。 帰国後、製薬業界にて、人事戦略室、社長秘書室、人事総務業務に従事。 2014年に人材開発事業「LEBEN CAREER」を創業し、法人設立後は代表取締役に就任。 同社では「コーチングを受けたい・学びたい」というビジネスパーソン向けにコーチングサービスの『LCPコーチング』及び、コーチングスクール『LCPコーチングアカデミー』を運営。 株式会社MEXUSでは、CCOとしてパーソナルコーチングサービス『REEED』を企画運営。専門領域は、キャリア変革を目的とした行動変容的アプローチ。
マネジメント
みんなが同じ方向を向くための「ゴール設定術」

本授業では、プロジェクトマネジメントに関する基本的な知識をインプットしながら、新規プロジェクトにアサインされた際にどこから手を付け、どう進めていくとよいのか、自らアクションが取れるようになることを目指します。
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愛知県生まれ。南オレゴン大学卒。インサイトテクノロジー入社。インド企業とのソフトウェア共同開発プロジェクトに従事。その傍ら、プロジェクトマネジメント協会の標準本の出版翻訳に携わる。マーケティングに特化後は、データベース監査市場にて2年連続シェア1位獲得に貢献 (ミック経済研究所)。 外資系製造企業FAROでは、アジア太平洋地域でのマーケティングやプロジェクトに責任者として取り組む。人材育成や多様性のあるチーム作りにも力を入れ、1on1ミーティングは1,000回を超える。現在は、マーケティング支援や人材育成(研修・講習・執筆)など多方面で活動中。著書に『童話でわかるプロジェクトマネジメント』(秀和システム)、『仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』(明日香出版社)、『令和上司のすすめ』(日刊工業新聞社)、『まわるリモートチームのマネジメント術』(明日香出版社)などがある。
ダイバーシティマネジメントの実践方法

この授業では、職場における多様な属性をもつメンバーの個々の力を活かしながら、組織力を高めるためのアプローチ手法、「ダイバーシティマネジメント」について学びます。
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(株)クオリア代表/プロフェッショナルファシリテーター
都市計画コンサルタント会社、NPO法人理事、会社経営等を経て、株式会社クオリアを設立。 長年女性の能力開発、キャリア開発、組織活性化などのコンサルティングを実践。 1996年、米国訪問時にダイバーシティのコンセプトと出会い、以降、組織のダイバーシティ&インクルージョン推進を支援している。意識や行動変容を促進するプログラムには定評があり、アンコンシャス・バイアストレーニングや女性のリーダーシップ開発など高い評価を得ている。 2017年、世界94ヶ国1400人の女性リーダーが集うGlobal Summit of Women(GSW)東京大会の招致に関わり、実行委員を務めた。また、2019G20大阪の公式エンゲージメントグループW20運営委員会委員として政策提言に携わった。 国際ファシリテーターズ協会認定プロフェッショナルファシリテーター(CPF) Standing in the fire認定(2015年)ダイバーシティスペシャリスト。
マーケティング
デジタルマーケティングの強み・弱みを把握する

この授業では、デジタルマーケティング基礎」の授業は、「デジタルマーケティングの強み・弱みを把握する」と題し、デジタルマーケティングとは何なのか、またどのような強み・弱みがあるのかを学んでいきます。
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株式会社WACUL(ワカル)代表取締役
東京大学経済学部卒業後、株式会社ビービット入社。大手クライアントのWeb改善コンサルティングに携わる。2013年、株式会社WACUL入社。 データ分析から改善提案や成果の測定といった「Webマーケティングの売上拡大のPDCA」をAIが支援するSaaSツール『AIアナリスト』を生み出す。 現在は代表取締役兼WACULテクノロジー&マーケティングラボ所長として、さらなるノウハウの構築と新規プロダクトの創出を担当。 3万サイト超の分析とユーザ行動観察から得たデジタルマーケティングの知見を、研究所レポートやTwitter、講演・セミナーなどで発信し、マーケター・コンサルタントから経営者・マネジャーまで幅広い層から支持を集める
デジタル時代のマーケティング

デジタル時代に突入し、マーケティングの手法も様々な変化を遂げてきました。 日常的に私たちが関わることの多いBtoCマーケティングと企業と企業でのBtoBマーケティング、それぞれ時代の変化に合わせて適切な方法で行われています。 ですが、マーケティングと言われても具体的に何をすることなのかわからないことも多いのではないでしょうか? そこで今回、2020年5月29日に新刊『デジタル時代の基礎知識『BtoBマーケティング』』を刊行され、スクーでもデジタルマーケティングの授業を開講いただいた株式会社アイレップ執行役員の竹内哲也さんを講師にお招きし、デジタル時代のマーケティングについてお話しいただきます。
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株式会社アイレップ 執行役員
早稲田大学政経学部卒。NTT データ、コーポレイトディレクションなどを経て、2014 年にデジ タル・アドバタイジング・コンソーシアムに参画。2018 年よりアイレップも兼務し、グループ 全体の統合デジタルマーケティングを包括的に牽引。2019年度よりIREP執行役員。 NEWSY、タービン・インタラクティブ、シェアコト 3 社の社外取締役も兼任。専門は事業開発。著書は『統合デジタルマーケティングの実践 』(東洋経済新報社) 。
「研修をしてもその場限り」「社員が受け身で学ばない」を解決!
研修と自己啓発で学び続ける組織を作るスクーの資料をダウンロードする
■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など

09人材育成の手法としてのSchooビジネスプラン
Schooビジネスプランでは約6000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schooビジネスプランの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。
1.研修と自己啓発を両方行うことができる
schooビジネスプランは社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自己啓発には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約6000本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自己啓発の双方の効果を得ることができるのです。
2.受講者の学習状況を把握し、人材育成に役立てることができる
Schooビジネスプランには学習管理機能が備わっているため、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、受講者がどんな内容の講座をどれくらいの長さ見ていたのかも把握することができるため、社員のキャリアプランの傾向を掴むことも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面では受講者それぞれの総受講時間を管理者が確認できるようになっており、いつ見たのか、いくつの講座を見たのか、どのくらいの時間見たのか、ということが一目でわかるようになっています。

さらに、受講履歴からは受講者がどのような分野の動画を頻繁に見ているかが簡単にわかるようになっており、受講者の興味のある分野を可視化することが可能です。これにより、社員がどのようなキャリアプランを持っているのかを把握できるだけでなく、社員のモチベーションを高めながら人材育成するためのヒントを得ることができます。
さらに、社員に自己啓発を目的として受講してもらっている場合、社員がどのような内容の授業を受講する傾向があるのかを把握できるため、社員のキャリアプランを把握することができます。
10まとめ
自己啓発は人材の質を上げることにつながる投資ですので、これからの時代に非常に有効な施策です。社員一人ひとりが「よりよい自分」や「より大きな成功」を達成するために奮闘できる手段であるため、企業はぜひサポート体制を整えてあげてください。方法がわからないということであれば、プロの講師が提供する、オンライン研修の実施がおすすめです。自社にマッチした最適なプログラムを正しく活用することが、企業の更なる発展につながることでしょう。