女性リーダー研修 - 管理職候補・管理職女性の活躍を促すポイントを解説

女性リーダー研修 - 管理職候補・管理職女性の活躍を促すポイントを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

女性リーダー研修は、女性が管理職を目指す際の不安や迷いを解消し、自信を育むための研修です。本記事では、セルフマネジメントやマネジメントの方法論、キャリアデザインといった主な女性リーダー研修で取り扱うテーマについて、それぞれ詳しく解説します。さらに女性登用を促進するための方法や研修を効果的に実施する方法もご紹介するため、女性リーダー研修の実施に携わる方にとって役立つ内容となっています。

 

01女性リーダー研修の目的とは

女性リーダー研修の主な目的は以下の3点です。

  • 1:リーダーとしての意識づくり
  • 2:管理職に必要なスキルの習得
  • 3:キャリア設計のサポート

これらの取り組みは、女性の活躍を後押しする女性活躍推進法の理念とも一致しています。研修を通じて、女性が自信を持ってリーダーシップを発揮できる環境を整えることができます。

▶︎参考:厚生労働省|女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)

リーダーとしてのマインドの醸成

日本では、性別役割分業の慣習やジェンダー・ステレオタイプにより、女性が男性に比べて管理職昇進をためらう傾向が強いことが指摘されています。そのため女性リーダー研修では、リーダーシップのあり方について学ぶことで、自分らしいリーダーシップを発揮する方向性を見出し、リーダーとしてのマインドを醸成することが最大の目的となっています。 研修では、自身の強みを理解し、多様なリーダー像を学ぶことで、「自分はリーダーに向いていない」という思い込みを解消します。これによりリーダーとして組織を牽引する自信を育み、女性が前向きにキャリアを考えられるよう支援します。

管理職に必要なスキルセットの習得

管理職の役割は、個人ではなく組織としての成果を最大化させることです。そのため女性リーダー研修は、管理職に必要なマネジメントスキルの習得も目的としています。効果的にスキルアップを達成するには、まずリーダーとして求められる役割や行動を具体的に理解することが重要です。管理職に必要なスキルを理解し、身につけることで、リーダーとしての活躍の場を広げることができます。

キャリアデザインの支援

女性のキャリアは結婚・出産や子育てなどのライフイベントに左右されやすく、現状では国際的に見ても、日本の女性管理職比率は低いことが指摘されています。そのような環境において、女性リーダーの活躍を支援するためには、キャリアデザインの支援も欠かせません。研修では単なる職務の計画に留まらず、女性特有のキャリア課題を乗り越え、自分自身の価値観に基づいたキャリア計画を描けるよう支援することが重要です。

 

02女性リーダーに必要なスキル

女性リーダーに求められるスキルは多岐にわたりますが、大きく「セルフマネジメント能力」と「組織マネジメント能力」に集約されます。

まずセルフマネジメントにおいては、責任ある業務を完遂するために必要なストレスマネジメントや感情マネジメント、高度なタイムマネジメント能力が不可欠です。また組織マネジメントの観点からは、組織視点で適切に課題設定・解決していくために、戦略思考・論理的思考・分析思考といった思考力が欠かせません。加えて、部下育成・指導力やチームマネジメント能力といった、対人で影響力を発揮するためのマネジメントスキルも必須要素となります。

 

03女性リーダー研修の主なテーマ

女性リーダー研修の主なテーマとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 1:女性としてのキャリアデザイン
  • 2:セルフマネジメント
  • 3:マネジメントの方法論

女性としてのキャリアデザイン

労務行政研究所の調査によると、日本の役職別平均年齢は、係長で39歳、課長で45歳となっています。つまり日本では、女性が出産や育児を経験しやすい年齢と昇格の選抜が行われる年齢に重なりがあり、ライフイベントによってキャリアが断絶したり、過度な負荷がかかったりすることに不安を覚える人も多くいます。そのため、それらの不安・悩みを解消し、前向きにキャリアに向き合えるようにすることが、女性リーダー研修の重要なテーマの1つです。自身のwillを深掘りし、リーダーとなるメリットを正しく理解することで、ライフイベントを考慮した中長期的なキャリア形成を具体的に描けるよう支援します。

▶︎参考:昇進年齢の実態とスピード変化の動向:労政時報調査記事

セルフマネジメント

セルフマネジメントは男女を問わずリーダーにとって重要なテーマですが、特に家庭との両立を目指す場合や、女性管理職が少なく少数派である組織の女性リーダーにとって、高いセルフマネジメントスキルはパフォーマンスに影響する大切な要素です。ストレス管理やタイムマネジメント能力を向上させることで、時間的な制約がある中でも最大限のパフォーマンスを発揮できるよう研修を通じて支援します。加えて、自己の価値観や強み、弱みを深く理解するセルフリーダーシップも養います。これにより、周囲にモデルとなる社員が不在の環境においても、自分らしいリーダー像を築くことを目指します。

マネジメントの方法論

個人でパフォーマンスを発揮することと、組織のパフォーマンスを引き出すことは別物であるため、管理職やリーダーを担う人にとって体系的にマネジメントについて学ぶことはとても重要です。特に女性がリーダーを担うシーンにおいては、「マネジメント=指示・命令」というイメージをもち、強権的な姿勢や行動をしなければならないと思い込むことが、心理的なハードルになるケースも少なくありません。そのため女性リーダー研修では、多様なマネジメントスタイルの中から自身に合ったマネジメント方法を見出し、自分らしいスタイルで成果を出せば良いことを学びます。


 

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04女性リーダー研修の導入メリット

女性リーダー研修を実施すると、女性がリーダーとして登用されやすい環境の整備に役立ちます。社内に女性管理職が増えれば、中長期的には後進の女性社員にとってのロールモデルになるでしょう。ここでは、女性リーダー研修の導入メリットを紹介します。

登用・抜擢のハードルが下げる

女性リーダー研修を実施すると、経営や組織として女性登用を重視していることのメッセージになります。女性がリーダーに就任するうえでのハードルとして、心理的側面が大きい中、組織からの「期待」は前向きにキャリアを捉えるきっかけになり得ます。またさまざまな環境や無意識のバイアスの影響で「自分はリーダーに向いていない」という思い込みをもった社員に対しても、その認識を刷新させることにつながります。

自信がつきキャリア意欲が向上する

女性リーダー研修を導入することで、女性社員は自身の強みを理解し、「自分でもリーダーとしてやっていけそう」という自信を獲得できます。また、例えば市場価値の向上やコントロール領域の拡大など、リーダーポジションを経験することで得られるさまざまなメリットを理解することで、キャリア意欲の向上にも寄与するでしょう。これにより、受講者は「リーダーになる」という選択肢を現実的に受け止め、主体的なキャリア形成のきっかけになります。また会社視点では、中核的役割を担う人材の候補を増やし、経営基盤を強化することにつながります。

社内のロールモデル創出

女性リーダー研修を実施し、管理職として登用される女性が増えれば、後進の女性社員にとってのロールモデルになります。若手の女性社員にとって、身近に活躍している女性リーダーがいない、家庭と仕事を両立できるイメージが湧かない、などの状況は、自身がリーダーを目指す上での心理的なハードルになります。女性リーダーがいきいきと働く実例が増えることで、それをモデルとして具体的なキャリアパスを描きやすくなり、育成やマネジメントもしやすくなるでしょう。組織としては、抜擢された女性リーダーを全面的に支援し、ロールモデルとして大成できるような取り組みが必要です。

 

05女性リーダー研修を実施する際のポイント

女性リーダー研修の効果を高めるには、職場全体の理解を醸成する仕組みが欠かせません。組織全体で女性がリーダーに登用されることを当たり前だと思う文化を作る必要があります。また、研修自体にも、内省と対話の機会を設ける設計や、研修後のフォロー体制の構築という工夫が求められます。

職場全体の理解を醸成する仕組みとの連動

女性リーダー研修を設計する際は、職場全体での理解醸成と連動するようにしましょう。女性がリーダー職にチャレンジできるかどうかは、若手の頃からの上司との関わりや、業務アサインの内容が大きく影響します。そのため上司や経営層の「女性は管理職に向かない」などの無意識のバイアスを解消する、アンコンシャス・バイアス研修を実施することも連動施策と言えます。他にも、多様な女性リーダーの活躍事例を共有し、組織全体の意識変革を促すなど、女性登用の心理的・組織的ハードルを下げる取り組みと連動する必要があります。

内省と対話の機会を設ける設計

女性リーダー研修における重要なポイントは、内省と対話の機会を設ける設計です。これは、参加者が自身の強みを理解し、多様なリーダー像を認識することで、自己理解を深めることを目的とします。例えば、自己診断ツールを用いたワークショップで強みを確認し、他者との双方向の議論や対話を通じて、自分らしいマネジメントスタイルを模索します。これにより、「リーダーになる自信がない」という不安を解消し、管理職への意識的障壁を刷新できます。

研修後のフォロー体制を構築する

いずれの研修にも言えることですが、研修を実施してもその場限りとなり、行動変容に繋がらなければ意味がありません。そして女性リーダー研修の実施において、参加者の行動変容を促すには、フォロー体制の構築が不可欠です。特に、研修で得た知識やスキルを定着させ、現場で適用するためには、定期的な上長との1on1を通じて、個別の課題設定とアクションを継続的に支援することが有効です。また他の社員との面談機会を設けたり、メンタープログラムを実施することは、「自分でもリーダーになれる」という自信を醸成し、キャリア意欲の向上につながります。


 

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06女性リーダー研修を選ぶ際のチェックポイント

外部の研修会社に女性リーダー研修を委託したり、プログラムを導入したりする際は、「研修の目的とゴールが明確か」、「参加者の階層・業務内容と合っているか」、「社内展開や継続的な取り組みが可能か」という3点を確認しましょう。

研修の目的とゴールが明確か

女性リーダー研修を選ぶ際、研修の目的とゴールが明確であり、自社の目指す方向と一致しているかは最重要の確認ポイントです。単に「女性活躍推進」だけでなく、研修を通じて受講者にどのような意識変革やスキル習得を期待し、それが組織のどのような成果に繋がるのかを具体的に確認しましょう。目的が明確であれば、研修後の効果を評価する基準も設定しやすく、企業の継続的成長と女性活躍推進に資する、自社に最適なプログラムであるかを見極めることができます。

参加者の階層・業務内容と合っているか

参加者の階層や業務内容に合ったプログラムになっているかも確認しましょう。自社の経営環境や組織課題、受講者一人ひとりの意識やスキル特性を踏まえ、それに即した内容が提供されるかによって、研修の効果は変わります。例えば、管理職手前の層には「マネジメントの具体的な方法論」を、若手には「マインドの醸成」を重視するなど、対象者の課題に合わせた個別最適化された研修設計が、効果を最大化します。

社内展開や継続的な取り組みが可能か

女性リーダー研修を選ぶ際は、単発で終わらず社内で定期的に展開し、組織全体に効果を波及させられるかも重要です。研修後のフォローアップ(定期1on1、ロールモデル面談など)や、職場全体の理解を醸成する仕組み(アンコンシャス・バイアス研修、活躍事例共有など)を支援する体制があるかを確認しましょう。

 

07女性リーダー研修におすすめの講座

Schoo for Businessでは、約9,000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。ここでは、女性リーダー研修に関する授業を紹介します。研修や人材育成のご担当者であれば10日間の無料デモアカウントも配布しておりますので、ご興味がある授業があればデモアカウントのお申し込みをお願いいたします。

多様性社会を生きるライフキャリア論

多様性社会を生きるライフキャリア論

この授業では、ジャーナリスト・前Business Insider Japan統括編集長・元AERA編集長の浜田敬子氏をお迎えし、女性がいかに「やりたいことをやる」ためのマインドを獲得すればいいのか、学んでいきます。

  • ジャーナリスト

    1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。記者として女性の生き方や働く職場の問題、また国際ニュースなどを中心に取材。米同時多発テロやイラク戦争などは現地にて取材をする。2004年からはAERA副編集長。その後、編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。編集長時代は、オンラインメディアとのコラボや、外部のプロデューサーによる「特別編集長号」など新機軸に次々挑戦した。 2016年5月より朝日新聞社総合プロデュース室プロデューサーとして、「働く×子育てのこれからを考える」プロジェクト「WORKO!」や「働き方を考える」シンポジウムなどをプロデュースする。2017年3月末で朝日新聞社退社。 2017年4月より世界17カ国に展開するオンライン経済メディアの日本版統括編集長に就任。2020年12月末に退任。 「羽鳥慎一モーニングショー」や「サンデーモーニング」などのコメンテーターや、ダイバーシティーや働き方改革についての講演なども行う。 著書に『働く女子と罪悪感』(集英社)。

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※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

まじめすぎる女性のためのキャリア処方箋

まじめすぎる女性のためのキャリア処方箋

この授業では、人材育成の研修や個人向けキャリア相談の傍ら「昼スナックひきだし」を経営する木下紫乃さんを講師としてお迎えします。木下さんは、多くの「ごく普通の女性たち」のキャリア相談にのってきました。まじめな女性たちを取り巻く「不安・もやもや」の言語化とアドバイスを通して、授業の最後にはキャリアを取り巻く不確定要素を楽しむ気持ちを持ってもらうことを目指します。

  • 株式会社ヒキダシ代表取締役社長兼スナックひきだし紫乃ママ

    1991年新卒でリクルート入社。キャリアの中心は人材育成。結婚→退職→転職→海外帯同→家出→無職→離婚からの転職→大学院→独立…等公私とも多彩な経験を経て2016年ミドル・シニアのキャリア支援を柱とする㈱ヒキダシを設立。50代向けキャリア研修講師や、個人向けにはキャリアの壁打ち(人生相談)を生業とするかたわら、2017年より人をつなぐコミュニティとして、昼だけ開店する「昼スナックひきだし」を開店。紫乃ママとしてカウンターに立つ。人の強みや持ち味をヒキダシながら、挑戦する人を様々な形でエンパワーメントしています。 日経ARIA「昼スナックでママに人生相談」連載中。2020年「45歳からのやりたくないことをやめる勇気」出版。

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互いのキャリアを諦めない夫婦のあり方

互いのキャリアを諦めない夫婦のあり方

この授業では、共働き夫婦が互いのキャリアの自己実現を果たすための、夫婦のあり方やコミュニケーションのコツについて学ぶことができます。講師は『共働きのすごい対話術』の著者・あつた ゆか先生です。家庭の共同経営者としてのコミュニケーションや、これからの夫婦のあり方について講義しています。

  • 「共働きのすごい対話術」著者

    株式会社すきだよ代表取締役。家族・パートナーシップに関する社会課題を解決し、ふたりらしい生き方を支援する事業を行っている。2022年に著書「仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術」を出版。共働き夫婦の対話支援ツール「ふたり会議」を運営中。企業・自治体向けに、育休取得者向けキャリア研修・夫婦間のコミュニケーション講座・ジェンダー平等研修も提供している。TBS・フジテレビ・アベマTVほか、日経ウーマン・日経新聞などメディア掲載多数。

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子育て社員の不安解消講座

子育て社員の不安解消講座

このコースでは、育休からの復職時に直面するトラブルやモチベーション低下の解決策を、ケーススタディを通じて学びます。家庭と両立しながら、仕事のやりがいも追求できる方法を身につけることができます。復職準備を始めたい方、産後のキャリアに不安を感じている方はもちろん、育休当事者以外のビジネスパーソンにも役立つ内容が満載です。

  • 株式会社ワークシフト研究所 代表取締役社長

    慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士/米国コロンビアビジネススクール留学(MBA) 慶應義塾大学ビジネススクールケースメソッド授業法研究普及室認定ケースメソッド・インストラクター。 GEキャピタル等外資系金融機関に約15年勤務。第二子出産後、両立の壁に直面し退職。「育休プチMBA®」に出会い起業。三児の母。名古屋商科大学大学院女性リーダープログラム評価委員 講師として企業、官公庁等年間100回以上登壇。著書に『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』(日経BP)

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多様性社会を生きるライフキャリア論

多様性社会を生きるライフキャリア論

1960年代〜70年代の工業中心の経済社会で定着したキャリア・人材育成のフォーマットは、男女が仕事と家庭で役割を分けることを前提としていました。しかし1980年代以降、産業の中心がサービス業へ移行し、女性の社会進出が進んだ現代でも、古い仕組みが色濃く残っています。その名残りが現在、各々の能力・個性を十分に発揮することを阻む大きな要因です。この授業では、社会の変遷というマクロな視点から、それぞれが自身のライフキャリアをどう考えればよいのかを学びます。

  • 日本女子大学人間社会学部 名誉教授

    南イリノイ大学経済学部博士課程修了。Ph. D(経済学)。 シカゴ大学ヒューレットフェロー。ミシガン大学ディアボーン校助教授、亜細亜大学助教授・教授を経て2021年3月31日まで日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授。同現代女性キャリア研究所所長。専門は労働経済学。 主な著書は『ワークライフバランス社会へ』(岩波書店)『女性はなぜ活躍できないのか』(東洋経済新報社、2015)など。

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「元ビリギャル」小林さやかさんが語るキャリアの決断力

「元ビリギャル」小林さやかさんが語るキャリアの決断力

キャリア形成に大切なことは「可能性を広げること」だけではありません。時には「辞める」こと、すなわち「決断」が求められることもあり、「決断」こそが新たな選択肢を生むきっかけになります。理解はしているものの、実際に行動に移すには勇気が必要。小林さんの体験談をもとに明日からできる心構えについて学ぶ1時間です。

  • コロンビア教育大学院|教育研究家|「ビリギャル」本

    『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴・著)の主人公であるビリギャル本人。1988年3月生まれ、名古屋市出身。慶應大卒業後ウェディングプランナーとして従事した後、ビリギャル本人としての講演や執筆活動など、幅広い分野で活動中。2019年4月より、教育学の研究のため大学院に進学、21年に修士課程を修了。また2020年1月、YouTubeにて『ビリギャルチャンネル』を開設。学生・先生・親、すべての人に送るエンタメ教育番組を配信中。2022年秋から「子どもの能力を信じて引き出すことができる教育者の育成」を研究テーマに、米国コロンビア教育大学院にて認知科学を学んでいる。

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新しい時代に適応するためのセルフマネジメント

新しい時代に適応するためのセルフマネジメント

本コースでは、リモートワークなど働く環境が大きく変化している今こそ知っておきたい、セルフマネジメントについて学びます。ストレスのコントロールから、自己肯定感が上がるタイムマネジメントまで、幅広く実践的なスキルを身につけることができます。

  • 目標実現の専門家 メンタルコーチ

    株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。目標実現の専門家。第一線で活躍するリーダーのメンタルコーチ。中央大学卒業。長野県出身。 脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。「行きたい未来に指をさし、一歩踏み出す」を合言葉に事業展開。卓越したアプローチによって、これまで2万人以上の課題を解決してきたほか、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。再現性あるシンプルメソッドが話題となり、TV・ラジオ・ビジネス誌をはじめ各種メディアからの取材依頼多数。 法人向けに、「セルフリーダーシップ」「チームマネジメント」「10秒ノートで先延ばし撃退」をテーマに研修を提供。現在は、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社のマネージャー向けコーチング研修を2023年より継続的に担当。 個人向けに、起業家・士業・現場リーダーのためのコーチングスクール「NEXT」を主宰。公式「10秒ノート」が書店・文具店で発売中。行動イノベーションコーチングや10秒ノートの実践で業績を上げるだけに留まらず、人間関係や心身の健康にも効果を実感する人が続出。13冊の著作は累計発行部数は58万部を超え、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナムなど海外でも広く翻訳されている。おもな著書に、25万部突破の『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』、『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』『先延ばしは1冊のノートでなくなる』などがある。

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「自分らしさ」を武器にするこれからのリーダーシップ

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本コースは、リーダーとして「このやり方でいいのだろうか」と悩んでいる方、これからリーダーを目指そうとしている方、また非リーダーでも自らリーダーシップを発揮しながら仕事に取り組みたい方に向け、オーセンティックリーダーの考え方、明日から活かせるマインドセットなどを解説しています。

  • 株式会社チームボックス 代表取締役

    1973年福岡県生まれ。早稲田大学卒業、レスター大学大学院修了。三菱総合研究所勤務後、2006年に早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、自律支援型の指導法で大学選手権二連覇を果たす。 2010年、日本ラグビーフットボール協会 において初めてとなる「コーチのコーチ」、指導者を指導する立場であるコーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチを兼務。2019〜21年は理事を務めた。 2014年、企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックスを設立。 2022年、日本オリンピック委員会サービスマネージャーに就任し、全オリンピック競技の指導者育成を主導している。 ほかに、日本車いすラグビー連盟 副理事長、一般社団法人スポーツコーチングJapan 代表理事など。 著書に『ウィニングカルチャー 勝ちぐせのある人と組織のつくり方』(ダイヤモンド社)、『自分を育てる方法』(ディスカヴァー21)、『アンラーン戦略(監訳)』(ダイヤモンド社)など多数。

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08まとめ

女性リーダー研修は、女性がキャリアアップする上での心理的障壁を取り除き、「自分でもリーダーになれる」という自信を醸成することを目指します。ストレス管理やタイムマネジメントを含むセルフマネジメント、そして強権的ではない多様なマネジメント方法論を習得することで、仕事と家庭を両立しながら最大限のパフォーマンスを発揮する方法や、自分らしいリーダーシップのあり方を模索します。これにより、個人のキャリア意欲向上と組織の女性登用・定着が促進されます。研修の効果を最大化するためには、職場全体の理解醸成やフォロー体制の構築も不可欠です。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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