公開日:2021/05/27
更新日:2023/07/04

マーケティングとは?その意味・手法や戦略を基礎から解説

マーケティングとは?その意味・手法や戦略を基礎から解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

マーケティングとは、「商品やサービスが売れるようにする一連のプロセス」です。顧客のニーズが多様化していることから、マーケティング活動が思うように進まない方も多いのではないでしょうか。当記事ではマーケティングの意味から、基礎的な手法や戦略を徹底解説します。

 

01マーケティングとは何か

マーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。 具体的には、市場調査/商品開発/広告宣伝/販売促進/営業/販売などすべての工程を含んでいます。つまり、効率的に商品が売れるように行う一連のプロセスを全てまとめてマーケティングと呼ぶのです。

マーケティングの定義や意味

経営学者ピーター・ドラッカーは、「マーケティングとは販売を不要にするもの」と定義しています。 つまり、マーケティングは顧客に自ら売り込むことではありません。適切なターゲットに適切な発信をしていくことで、「顧客が自然と買いたくなる仕組みをつくる」ことです。 顧客の求めるニーズを正しく読みとり、そのニーズを満たす商品やサービスを提供していくことが理想状態といえるでしょう。

その変遷

マーケティングの考え方や捉え方は時代とともに変化しています。 マーケティングの大家、フィリップ・コトラーはマーケティングの時代変遷を4つに分類しています。 ・マーケティング1.0:製品主義 ・マーケティング2.0:消費者中心 ・マーケティング3.0:価値中心 ・マーケティング4.0:自己実現 ここでは上記の時代変遷について詳しく解説します。

マーケティング1.0:製品主義

1960年代までは、マーケティング1.0と呼ばれる「製品主義」の時代です。 この時代では、マスマーケティングと呼ばれ市場のニーズは考慮せず、商品やサービスを売ることに重きが置かれていました。 背景は、需要に対して共有が圧倒的に不足していたことです。顧客より企業が優位な立場であり、すぐに商品を売ることができたのです。 そのため、企業は「自社製品や企業について知ってもらうこと」をマーケティングの目的としていました。

マーケティング2.0:消費者中心

1960年代から1980年代はマーケティング2.0と呼ばれる「消費者中心」の時代です。 この時代では、技術革新が大きく進んだことから、消費者のニーズを満たすマーケティングに重きが置かれるようになりました。商品を大衆に売るのではなく、「顧客の生活をより便利にするため」の商品開発が進みました。

マーケティング3.0:価値中心

1980年代から2000年代にかけては、マーケティング3.0と呼ばれる「価値中心」の時代です。 この時代では、環境問題や貧富の格差といった社会問題が深刻化していました。それにより、企業が社会に与える価値やミッションが見直され、「世界をより良いものにしていく」ことに重点を置いたマーケティングが行われるようになりました。 顧客は単に自分のニーズを満たす商品ではなく、商品の裏にあるストーリーに魅力を感じ共感できることを重要視するようになりました。

マーケティング4.0:自己実現

2010年以降は、マーケティング4.0と呼ばれる「自己実現」の時代です。 自己実現とは、マズローの5段階欲求説の最上級の欲求です。SNSに上げる写真1枚で人の印象が決まる時代では、「そのサービスや商品を使っていることで、なりたい自分に近づくことができるか」が重要となります。 つまり、顧客の自己実現を叶えるためのマーケティングといえるでしょう。

マーケティングの必須要素

マーケティングの必須要素としては次の3つが挙げられます。

  • 顧客(Who)
  • 提供者(What)
  • 仕組み(How)

マーケティングの必須要素として、上記の3つが挙げられます。顧客はマーケティング活動の中心であり、商品やサービスを購入する人々です。そのため、彼らのニーズや欲求を理解し、満足させることが重要です。次に提供者ですが、提供者とは商品やサービスを提供する事業者やブランドを指します。顧客に対して魅力的な価値を提供し、競争力を持つことが求められます。最後に、仕組みはマーケティング活動を支える基盤やプロセスを指します。市場調査や広告、販売促進などの手法や戦略などが含まれます。これらの要素は相互に関連し、効果的なマーケティング活動を実現するために不可欠と言えます。

 

02マーケティングのゴールは何か

ここまで、マーケティングの基礎的な意味や具体的な手法について解説してきました。 ではそもそもマーケティングは何をゴールにして行うのでしょうか。マーケティングのゴールについて理解し、目的を見失わずに取り組みましょう。

マーケティングのゴールは「差別化」

マーケティングのゴールは、他社との強い「差別化」です。 市場や顧客のニーズに対して、自社の商品やサービスはどのような立ち位置にあるのかを提示する必要があります。また、自社にしかない商品やサービスのストーリーがあることも、強い差別化になります。 商品ができるまでの背景や、使っている人のストーリーを顧客の共感を得るような形で発信しましょう。

 

03マーケティングの種類

マーケティングと呼ばれる手法のうち、代表的なものは3つあります。ここではそれぞれの内容や効果について解説します。

マスマーケティング

マスマーケティングとは、不特定多数の顧客に対してプロモーションを行うマーケティングのことです。代表的な方法にはテレビCMや新聞・雑誌広告などがあり、いわゆるマスメディアと呼ばれるものが活用されています。直接的に購買につなげるだけでなく、認知の拡大やイメージ戦略としての効果が期待できます。 多くの顧客をターゲットとするため、多額のコストがかかることがほとんどで、主に大企業が実践している方法です。

ダイレクトマーケティング

ダイレクトマーケティングとはターゲットを定め、プロモーションを展開するマーケティング手法です。テレビショッピング、ECなどで利用されるケースが多いです。例えば、メール、SNSなどを通じてのプロモーションも、ダイレクトマーケティングの1つです。顧客の反応をデータとして分析することができるので、効果検証がしやすいというメリットがあります。費用対効果を見ながら有効に予算を活用したいという場合におすすめと言えます。

インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、WebサイトやSNSなどで役立つ情報を提供し、自社を見つけてもらい、見込み顧客を獲得・育成していくマーケティングの手法です。現代の顧客の行動様式に合わせて提唱されている概念で、インターネット検索で自社ホームページが表示されやすくするSEO対策や、商品・サービスに関する読みものを提供して見込み顧客を集めるコンテンツマーケティングなどが挙げられます。 他の手法と比較して、低コストでの実施が可能な点が特徴です。

 

04マーケティングの具体的な手段と手法

ここまで、マーケティングの定義や時代変遷について解説しました。 マーケティングとよく間違われるキーワードを知り、マーケティングについてより深く理解しましょう。

モノやサービスを売るために

マーケティングは「商品を売る仕組みをつくる」ことであり、「商品を売り込むこと」ではありません。 商品やサービスを買う気がない顧客になんとかして売るために、商品を魅力的に見せても顧客のニーズを満たせません。 顧客の正しいニーズをくみ取り、適切な対象に商品を売ることこそがマーケティングです。

広告や販促活動との違い

マーケティングは広告や販促活動と間違われがちです。販促活動とは期間限定の割引や特典のプレゼントなど、今買うきっかけをつくるものです。 また、広告はテレビやSNSネット広告を通して、商品を知ってもらうプロモーション活動の一種です。つまり、広告や販促活動はマーケティングの取り組みの一部であるともいえます。 マーケティングでは「どのターゲットにどのように届ければ、ターゲットのニーズを満たせるのか」に重きを置いて広告や販促活動に活かします。

セグメンテーションとターゲティング

セグメンテーションとターゲティングはマーケティングを行ううえで知っておくべき重要な概念です。 セグメントは直訳すると「部分、区分」で、特定の条件などによって分けられるものです。例えば、購入者の年齢・性別・職業などの区分(セグメント)に応じて分ける行為をセグメンテーションと呼びます。 またターゲットとは、セグメントによって分類されたグループのなかから、商品やサービスの顧客対象となる領域のことです。セグメントのなかから自社のターゲットを決める行為をターゲティングと呼びます。

 

05マーケティングに必要なスキル

マーケティング専門の部署がある企業も多いのではないでしょうか? しかし、マーケティングとは「商品やサービスが売れる仕組みをつくる」という経営の根幹にかかわるものです。そのため、「結局どの部署もマーケティングの役割をもつのではないか。」と感じる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、マーケティングを行うために必要なスキルについて解説します。

マーケティングのために必要なこと

マーケティングを行うために必要なスキルは以下の通りです。

  • ・市場調査する行動力
  • ・調査後の分析力
  • ・トレンドを掴む情報収集能力
  • ・相手に伝えるプレゼンテーション能力

マーケティングの主な業務内容は、市場調査の結果をもとにターゲットの分析を行い、新商品やサービスの戦略を立てることです。 そのため、マーケティングには市場調査や情報収集能力、調査や収集したデータをもとに分析する力が必要不可欠となるでしょう。マーケティング職は、内勤のイメージが強く、コミュニケーション能力などは不要なイメージが強いですが、プレゼンテーション能力など、調査・分析した結果を適切に伝えていく力も求められるのです。

 

06マーケティング戦略を考える際の流れと分析手法

マーケティングの具体的な手法について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、マーケティング戦略のポイントや、今すぐ活用できる具体的な手法について解説します。

マーケティング戦略を考えるときの流れ

マーケティング戦略を考えるまでの流れは以下の通りです。

  • 1.リサーチ
  • 2.ターゲットの選定
  • 3.マーケティング戦術の策定
  • 4.実務と検証

ここでは上記の4つについてそれぞれ詳しく解説していきます。

リサーチ

マーケティング戦略の策定には、まずリサーチが重要です。市場や顧客のニーズ、競合他社の状況など、必要な情報を収集・分析します。具体的な方法としては、市場調査や顧客インタビュー、データ分析などが挙げられ、これらの手法を使用して、現状を把握することが可能となります。

ターゲットの選定

リサーチができたら、リサーチ結果を基に、戦略のターゲットとなる顧客セグメントを選定します。ターゲット顧客の属性や行動、ニーズを理解し、戦略を彼らに合わせてカスタマイズすることが重要です。特定の市場セグメントにフォーカスすることで、効果的なマーケティングメッセージを作成することができるようになります。

マーケティング戦術の策定

選定したターゲット顧客に対して、具体的なマーケティング戦術を策定します。具体的なマーケティング戦術の策定は、広告、プロモーション、販売促進、PR、デジタルマーケティングなどの手法を活用しましょう。ターゲット顧客が関心を持つメディアやチャネルを選択し、メッセージやコンテンツを設計することでマーケティング戦術を明確にしていくことができます。

実務と検証

マーケティング戦術が定まったら、戦術の実行をしていきましょう。実行したら、効果を評価・検証します。キャンペーンの実施、データの収集、成果の分析などを行い、戦略の成果を評価してください。必要に応じて調整や改善を行い、結果を次の戦略に活かしていくことが重要です。これらのステップを順番に進めることで、効果的なマーケティング戦略を立案し、実行することができます。また、改善のサイクルができ、マーケティング戦略をブラッシュアップすることが可能になるのです。

マーケティングの分析フレームワーク

ターゲット像の理解や競合分析には、フレームワークを活用すると効率的に行うことができます。代表的なフレームワークは以下の4つです。

  • ・PEST分析
  • ・3C分析
  • ・SWOT分析
  • ・4P分析

ここでは、上記の4つのフレームワークについて詳しく解説します。

PEST分析

マーケティング施策の1つ目は、PEST分析です。 PESTとは、「Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)」の頭文字からきています。PEST分析は、これら4つの視点から自社を取り巻く外部環境について分析する方法です。 コトラーはPEST分析について「市場を再定義する」と述べています。マクロな環境を分析することで、まだ明らかにされていない顧客の真のニーズに気づくことができるでしょう。

3C分析

マーケティング施策の2つ目は、3C分析です。 3Cとは、「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の頭文字からきています。この方法では、マーケティングにおいて必要な要素を事実として抽出します。 これら3つについて明らかにすることで、自社の事業が進むべき方向性が見えてくるでしょう。

SWOT分析

マーケティング施策の3つ目は、SWOT分析です。 SWOT(スウォット)とは「Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)」の4つの頭文字からきています。SWOT分析では、自社の商品やサービスについて深く掘り下げるため、自社の現状を知ることができます。 それにより、自社製品の市場機会や改善すべき課題を明らかにできるでしょう。

4P分析

マーケティング施策の4つ目は、4P分析です。 4Pとは、「Product(どんな製品)を、Price(いくら)で、Place(どこで)、Promotion(どのように)」の頭文字のPからきています。4P分析とは、施策立案の際に用いられる手法で、具体的なターゲット像へのアプローチ設定に役立ちます。 自社製品の特徴を再定義したうえで、ターゲットに対して適切な価格設定やプロモーション方法を見つけましょう。

 

07マーケティング施策を成功させるポイント

マーケティング施策を考えるときにどのようなことを抑えておくべきなのでしょうか。ここでは3つのポイントを解説します。

ターゲット一人ひとりに合った施策を考える

従来はテレビCMや新聞広告といった大衆に向けて1つのメッセージを発信するマスマーケティングが主流でした。しかし、モノや情報で満たされている現代はニーズが多様化し、マスマーケティングだけでは期待する効果を得られない可能性があります。 今後も顧客に求められる商品やサービスを提供するためには、ターゲット1人ひとりのニーズを把握し、それに応えていくことが重要です。顧客リストやデータベースをうまく活用することで効果的にマーケティング施策を実施することができます。

顧客のデータを効率的に集める

顧客1人ひとりに合わせたマーケティングを行うためには、自社の顧客がどのような人なのか?というデータを集めて整理しておく必要があります。顧客が購入するタイミングを把握し、そこに合わせてプロモーションをしたり、継続的に購入してもらえるようなマーケティング施策を行うことができます。顧客データとして基本的な情報は、年齢・性別、住所、家族構成や趣味、職業といった属性や、どのような商品をどれくらい購入しているかといった情報が挙げられます。

顧客のフォローアップを万全にする

フォローアップ体制を設けておけば、自分たちの商品やサービスの継続的な利用につながり、顧客が他社に流れるリスクを下げることができます。フォローアップの方法としては、カスタマーサポートを設けたり、購入後の顧客にとって役に立つ情報を提供したりすることが挙げられます。

 

08人材育成の手法としてのSchooビジネスプラン

Schooビジネスプランでは約8,000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schooビジネスプランの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。

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1.研修と自己啓発を両方行うことができる

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2.マーケティング人材育成におすすめの講座

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マーケティング基礎【2021年版】

マーケティング基礎【2021年版】
 

マーケティングの業務は調査や戦略立案、集客、広告、測定など、非常に広範囲かつ多岐に渡り、全体像がつかみづらくなっています。加えて、ここまで解説してきたように、ひとえにマーケティングといっても、さまざまな種類が存在し、全体像の把握がますます困難になっています。特に若手のビジネスパーソンは、SNSの運用やSEO対策、広告運用など施策実行の一部に業務が偏りがちで、自分の業務と戦略を結び付けて考えることが難しいのではないでしょうか。
この授業では、「マーケティングの全体像を把握し、自分の業務と戦略がどのようにつながっているのか理解を促す」ことを目指します。自身の業務だけではなく、マーケティングの全体像を俯瞰して捉えることができるようになることを目指します。

  • 株式会社やさしいビジネスラボ 代表取締役

    経営学者/YouTuber。経済学博士(東京大学)。大阪大学経済学研究科准教授を経て独立。「アカデミーの力を社会に」をモットーに、日本のビジネス力の底上げと、学術知による社会課題の解決を目指す。専門は、イノベーション・マネジメント、経営戦略論。 主な著書に『ど素人でもわかる経営学の本』(翔泳社)『感染症時代の経営学』(千倉書房)『戦略硬直化のスパイラル』(有斐閣)など。YouTube「中川先生のやさしいビジネス研究」では毎週火・木・土に経営学講義や時事解説動画を配信中。

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デジタルマーケティング基礎

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DXなどの推進により、デジタルはビジネスにおいて必要不可欠な領域です。これは、マーケティング業務においても同様です。コンテンツマーケティングやWEB広告など、デジタルマーケティングはすべてのビジネスパーソンが理解しておくべき領域の一つと言えます。
この授業では、WEBマーケティングやSNSマーケティング、コンテンツマーケティングなど、デジタルマーケティングの基本について学んでいきます。デジタルマーケティングの基本を抑え、効果的な施策を考えられるようになることを目指していきます。

ビジネス本などでデジタルマーケティングについて学ぶ方も多いかと思いますが、本授業を通して、ビジネス本では解消できなかったデジタルマーケティングにまつわる疑問をクリアしていきましょう。

  • 株式会社WACUL(ワカル)代表取締役

    東京大学経済学部卒業後、株式会社ビービット入社。大手クライアントのWeb改善コンサルティングに携わる。2013年、株式会社WACUL入社。 データ分析から改善提案や成果の測定といった「Webマーケティングの売上拡大のPDCA」をAIが支援するSaaSツール『AIアナリスト』を生み出す。 現在は代表取締役兼WACULテクノロジー&マーケティングラボ所長として、さらなるノウハウの構築と新規プロダクトの創出を担当。 3万サイト超の分析とユーザ行動観察から得たデジタルマーケティングの知見を、研究所レポートやTwitter、講演・セミナーなどで発信し、マーケター・コンサルタントから経営者・マネジャーまで幅広い層から支持を集める。

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マーケティングの実務:誰が何をやるのか

マーケティングの実務:誰が何をやるのか
 

マーケティングは幅広く、昨今では、ほとんどの企業でデジタルマーケティングとリアルマーケティングで部署が異なり、具体的にどのようなことを実施しているのかわからないと感じる方も多いでしょう。
また、アドマーケティング・コンテンツマーケティングなど、デジタルマーケティングの中でも種類はさまざま存在します。
この授業では、マーケターを目指そうと思っている方、自社のマーケティング担当者は何をやっているのか気になる方向けに、"組織におけるマーケティングチームの仕事とその内容"を詳しく学ぶことができます。

  • ビジネスファイターズ合同会社 代表

    愛知県生まれ。南オレゴン大学卒。インサイトテクノロジー入社。インド企業とのソフトウェア共同開発プロジェクトに従事。その傍ら、プロジェクトマネジメント協会の標準本の出版翻訳に携わる。マーケティングに特化後は、データベース監査市場にて2年連続シェア1位獲得に貢献 (ミック経済研究所)。 外資系製造企業FAROでは、アジア太平洋地域でのマーケティングやプロジェクトに責任者として取り組む。人材育成や多様性のあるチーム作りにも力を入れ、1on1ミーティングは1,000回を超える。現在は、マーケティング支援や人材育成(研修・講習・執筆)など多方面で活動中。著書に『童話でわかるプロジェクトマネジメント』(秀和システム)、『仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』(明日香出版社)、『令和上司のすすめ』(日刊工業新聞社)、『まわるリモートチームのマネジメント術』(明日香出版社)などがある。

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マーケティング トレース チャレンジ

マーケティング トレース チャレンジ
 

冒頭で解説したように、マーケティングとは、マーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。

マーケティングにはさまざまな手法が存在しますが、実務でマーケティングをおこなう場合に大切なのが、マーケティング思考です。マーケティング思考は、マーケティングに携わっている人だけでなく、営業・バックオフィスなど、すべての方に必須のスキルです。

マーケッターのための筋トレ、「マーケティングトレース」の発案者であり、数々のメディアでマーケティング思考の身につけ方を発信されている、黒澤 友貴先生をお迎えし、マーケティング思考を鍛えていきます。

  • ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員 経営戦略室室長

    1988年生まれ。ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員 経営戦略室 室長。「日本全体のマーケティングリテラシーを底上げする」をミッションに6,000人近くのマーケターが集まる学習コミュニティ#マーケティングトレースを運営。2020年2月に書籍「マーケティング思考力トレーニング」を出版 note:https://note.mu/tomokikurosawa Twitter:https://twitter.com/KurosawaTomoki Newspicks:https://newspicks.com/user/121063

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3.受講者の学習状況を把握し、人材育成に役立てることができる

Schooビジネスプランには学習管理機能が備わっているため、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、受講者がどんな内容の講座をどれくらいの長さ見ていたのかも把握することができるため、社員のキャリアプランの傾向を掴むことも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方2

管理画面では受講者それぞれの総受講時間を管理者が確認できるようになっており、いつ見たのか、いくつの講座を見たのか、どのくらいの時間見たのか、ということが一目でわかるようになっています。

管理画面の使い方1

さらに、受講履歴からは受講者がどのような分野の動画を頻繁に見ているかが簡単にわかるようになっており、受講者の興味のある分野を可視化することが可能です。これにより、社員がどのようなキャリアプランを持っているのかを把握できるだけでなく、社員のモチベーションを高めながら人材育成するためのヒントを得ることができます。

さらに、社員に自己啓発を目的として受講してもらっている場合、社員がどのような内容の授業を受講する傾向があるのかを把握できるため、社員のキャリアプランを把握することができます。

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など


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09まとめ

マーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みをつくることであり、経営そのものであると言い換えることもできます。 どんなに魅力的な商品を作っていたとしても、届けるべき対象に届けることができなければ、商品は価値を発揮できません。 自社の商品をより必要としている多くの人に届けるためにも、マーケティング活動を強化していきましょう。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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