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プレイングマネージャーとは?求められるスキルや設置する際の注意点を解決

公開日:2021/05/28
更新日:2021/05/31
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プレイングマネージャーとは?求められるスキルや設置する際の注意点を解決 | オンライン社員研修・eラーニング研修 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

プレイングマネージャーは、現場で業務に携わる「プレイヤー」でありながら、管理職として部下に指示を与える「マネージャー」でもあります。この記事では、プレイングマネージャーと管理職との違いや求められるスキル、設置する際の注意点について解説します。

 

プレイングマネージャーとは?管理職との違い

スポーツの世界では、「選手兼監督」の意味でプレイングマネージャーという言葉が使われますが、ビジネスの世界にもプレイングマネージャーが存在します。ここでは、プレイングマネージャーの基本情報や、管理職との違いについて解説します。

プレイヤーとマネージャーの両方を担うポジション

監督が自ら打席に立つなど、野球界においてのプレイングマネージャーの姿を目にする機会があります。。これと同様にビジネスの世界でも、プレイヤーとマネージャーの両方を担うポジションである、プレイングマネージャーとして活躍している人材が多く存在します。 プレイングマネージャーは、自身もプレイヤーとして現場に立ち業務に携わります。他のプレイヤーと同様、個人成績にも気を配りつつ、業務を遂行しながら、並行してチーム内では上司として指示を与え、チーム全体の成績にも責任を持つ「マネージャー」でもあります。

管理職との違いは現場の目標達成への関わり方

プレイングマネージャーと管理職の違いは、現場の目標達成への関わり方です。プレイングマネージャーは、自ら現場に立ち、自身の成績も含めてチームの成績を上げるよう動きます。それに対して管理職は、部署やチームの成績に注意を集中します。 プレイングマネージャーは、チームの一員として、現場で指揮を執ります。現場の状況を理解しているため、現場に即したアドバイスを与えることができます。しかし、チームの規模が大きいと、マネジメントが困難になる側面をもちます。それに対して、チームの成績を上げるために、部下の指導に集中できる点で、管理職は大規模のチームをマネジメントすることも可能です。

プレイングマネージャーが必要とされるようになった背景

バブル崩壊後に、直接生産にかかわることのない管理職がリストラの対象としてピックアップされました。そして、プレイヤーとして活躍しつつ、チームをまとめることのできる人材が価値を高めるようになったのです。現場の最前線に立つことで、スピード感のある意思決定ができることもメリットになります。 それに加えて、少子高齢化の影響による人材不足も、プレイングマネージャーの必要性を後押ししています。マンパワーを有効に用いて、現場と管理職を兼任できる人材の育成がトレンドとなっています。 また、多様化する働き方が浸透することで、既存の年功序列によるエスカレーター式昇進の制度が崩壊していることも関係しています。管理職への昇進よりも、プレイングマネージャーとして現場に残ることを望む社員も少なくありません。

プレイングマネージャーが活躍できる職種

プレイングマネージャーが活躍できる職種に、営業職が挙げられます。自ら現場に立つことで、顧客のニーズに敏感に対応することができ、部下に対しても、顧客ごとに合わせて現場レベルでの的確なサポートが可能です。 また、エンジニア職でもプレイングマネージャーが活躍しています。自ら手を動かし、実業務に携わりながら、プロジェクト全体の進捗を管理し、他部署や社外との交渉も行います。しかし、作業量の多いエンジニア職では、自身の作業に追われるあまり、マネジメントまで手が回らないケースも多いようです。

 

プレイングマネージャーの仕事内容

ここでは、プレイングマネージャーの具体的な仕事内容を紹介します。大きく分けて以下の4つがあります。

自身の目標を達成する

プレイングマネージャーは、ひとりのプレイヤーとして、自身の目標を達成する必要があります。営業職であれば、新規顧客の獲得など、成果を数字で表さなければなりません。他のメンバーと同様、ノルマが設定されている場合もあります。目標達成に関しては、上司としてのプライドやチームのモチベーションにもかかわるため、計画的に取り組む必要があります。

チームの目標達成をサポート

プレイングマネージャーの評価は、個人の成績だけなく、チーム全体の成績でも行われます。そこで、チームとして目標が達成できるよう、全体をサポートしなければなりません。部下の能力やレベルに合わせて行動計画を立て、高いモチベーションを維持できるよう働きかけます。自身の成功体験も踏まえて、戦略をチームで共有し、進捗状況の確認を行います。

メンバーの育成と指導

メンバーの育成と指導も、プレイングマネージャーの大切な仕事です。面談によりメンバー一人ひとりの課題や苦手分野を洗い出し、克服するためのアドバイスを与えます。キャリアや個人的な相談を受けることもあるでしょう。育成と指導によりチーム力が上がり、成果に繋げることにもなるのです。

現場と上層部の橋渡し

プレイングマネージャーは、現場と上層部の橋渡しとしての役割も担います。上層部の決定事項を、部下に丁寧に伝えます。それとともに、時には部下の不満を聞かなければならず、両者の板挟みに合う厳しい立場でもあります。お互いの主張を、適切な表現で伝え、実行に移していけるようにしなければなりません。

 

プレイングマネージャーに求められるスキル

プレイングマネージャーに求められるスキルとして、以下の4つが挙げられます。

時間管理能力

個人とチームの目標を達成するには、時間管理能力が不可欠です。数多くのタスクを抱えることになるため、スケジュール管理を行い、タスクごとにかかる時間の予想に基づいた人員を配置し、進捗状況を確認しなければなりません。作業効率を上げるために、管理支援ツールの導入も検討できます。

コミュニケーションスキル

上層部と部下との橋渡しだけでなく、他部署や顧客とも直接コミュニケーションを取るため、高いコミュニケーションスキルが求められます。エンジニア職の場合は、専門用語がたくさんあるため、場合によっては誰にでもわかるような言葉に置き換えて話す力も求められます。

指導スキル

部下を育てることもプレイングマネージャーの仕事です。現在では、「背中を見て学べ」の考えは、なかなか通用しません。部下が一人前に育つように、一人ひとりに適切な指導を行う必要があるでしょう。部下の指導には時間がかかりますが、チーム全体の目標達成やチーム全体の底上げに不可欠です。

学習意欲

プレイヤーとして成果を出すことで、プレイングマネージャーに就任する場合、プレイヤーとしては優秀でも、マネジメントに関する経験が少ないということもあるでしょう。そこで、マネジメント能力を伸ばすためにたくさんの学習をしなければなりません。プレイヤーとして、現場にかかわる各情報のアップデートも必要で、学習意欲が求められます。

 

プレイングマネージャーを設置する際の注意点

プレイングマネージャーを設置する際に注意するべきポイントを2つ解説します。

プレイングマネージャーはオーバーワークになりやすい

プレイヤーとマネージャーを兼任することで、仕事量が大幅に増えます。責任感の強い人材の場合、オーバーワークになりやすいため注意が必要です。仕事量を適切に振り分け、こまめなスケジュール管理をしましょう。オーバーワークが原因で、業績が下がったり体調を崩してしまう場合もあります。

プレイングマネージャーの人事評価は難しい

人事評価が難しいのも、プレイングマネージャーを設置する際の注意点です。チームの目標が達成できなくても、個人としては優秀な成績を残している場合があります。正しい評価ができるように、役割に対する正しい認識を深め、適切なフィードバックを行いましょう。

 

企業としてプレイングマネージャーをサポートするには

プレイヤーとマネージャーを兼任するプレイングマネージャーは、負担を感じやすいポジションでもあります。企業としてサポートする体制を整えることも大切なポイントです。

プレイングマネージャーの働き方を見直す

プレイングマネージャーがオーバーワークにならないように、働き方を見直しましょう。実務の負担を減らして、マネジメントにかける時間が取れるような調整を行うのがポイントです。また、テレワークの導入などで、通勤や移動にかける時間を節約するのも有効です。

OJTへの制度的支援を行う

OJTをプレイングマネージャーに丸投げするのも良くありません。人材育成は、企業全体で行うべき課題です。プレイングマネージャーだけに押し付けるのではなく、OJTへの制度的支援を行うことで、負担を和らげることができるでしょう。部下の指導に関しては、上司や同僚のアドバイスも役に立ちます。

研修により自律的な成長をサポートする

マネジメント教育研修をはじめとし、各種研修を実施することで、プレイングマネージャーの自律的な研修をサポートできます。e ラーニングの導入など、少ない負担で研修が受けられるよう工夫するのも良いアイディアです。コミュニケーション能力やロジカルシンキングなど、マネジメントに必要なスキルアップが期待できます。

 

まとめ

プレイヤーとして優秀な成績を収めつつ、マネージャーとしてチームを管理するプレイングマネージャーは、企業にとって頼りになる存在です。特異な立場ゆえに、難しい問題に直面することもあります。企業として、業務そのものの見直しや、研修制度の導入など、適切なサポートを継続的に行うことが重要な課題といえるでしょう。

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