ビジネスにおけるアスピレーションとは?高める方法や具体例を徹底解説

アスピレーションとは、強い願望・大きな志を指す言葉です。近年、就労環境の変化を背景に、従業員一人ひとりのキャリアに対する自律性が求められるようになっており、ビジネスにおいてもアスピレーションの重要性が高まっています。本記事では、アスピレーションの意味や関連用語、個人の志を育む方法から、社員のアスピレーションを高める企業の取り組み事例までを詳しく解説します。
01アスピレーションとは?重要性について
アスピレーションとは、日本語で「熱望」「大志」「向上心」などと訳される言葉です。ビジネスの文脈では、成し遂げたい事柄やありたい姿に対する「志」や「強い思い」を指します。キャリアでよく使われる「Will Can Must」のフレームワークで言えば、Willと類似する概念と言えるでしょう。
アスピレーションは人によって千差万別です。例えば以下のように、仕事の意義付けや、どんな働き方・人生の送り方をするかといったように、さまざまな形があり得ます。
- ・「顧客の悩みに誰よりも寄り添い、『あなたに相談して本当に良かった』と言われる存在でありたい」
- ・「仕事でしっかり成果を出しつつ、家族との時間を最優先にできる働き方を体現し、後進のロールモデルになりたい」
特に、長期的なキャリアに対する願望を「キャリアアスピレーション」と呼ぶことがあります。また企業によっては、達成したい目標を独自に「アスピ目標」などと表現する場合もあります。
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アスピレーションの重要度が高まっている背景
アスピレーションの重要度が高まっている背景には、労働環境と価値観の変化があります。ここでは、それぞれの背景について詳しく紹介します。
労働環境の変化
アスピレーションの重要度が高まっている背景の1つ目は、労働環境の変化によって、キャリア自律の考え方が広く求められるようになっていることです。
かつての日本では、特に大企業を中心に、新卒で入社した企業に定年まで勤め上げる「終身雇用」の雇用慣行がよく見られました。これを前提とすると、キャリアは企業の人員配置や能力開発によって築かれる割合が大きくなり、従業員が自律的にキャリアを築く必要性は、企業にとっても個人にとっても低くなりがちでした。
しかし現代では、グローバル化による競争の激化や環境変化のスピードが上がっていることなどによって、「一度入社すれば定年まで安定的に働ける」という確信は持てない環境となっています。そのため従業員は、キャリアを「企業が与えてくれるもの」ではなく、自ら考え切り開くものとして捉え直す必要性が高まっているのです。
▶︎参考:働く環境の変化に対応できるキャリアコンサルタントに関する報告書, 厚生労働省(2021)
価値観の変化
アスピレーションが重視される背景の2つ目は、環境変化に伴う個人の幸せに対する価値観の変化です。
厚生労働省の『令和7年版 労働経済の分析』では、働く目的について、2001年には「お金を得るために働く」と回答した人が約50%、「生きがいを見つけるために働く」とした人が24%でした。一方2024年には、前者が63%に上昇した一方、後者は13%まで低下したことが紹介されています。また同白書では、仕事と余暇のあり方について、「余暇・仕事両立型」と「余暇優先型」の価値観が相対的に増加している傾向も指摘されており、労働者のライフスタイルや価値観の多様化を反映していると分析されています。
一方、マネジメントの観点で言えば、従業員が仕事を「ただお金を稼ぐためのもの」と捉えるよりも、働きがいをはじめとした「意義があるもの」と捉える方が、主体性やパフォーマンスの向上につながりやすくなります。そのため、個人が大切にしたい価値観や志と、組織が目指す方向性との接点を見いだす手がかりとして、アスピレーションが重視されるようになってきているのです。
▶︎参考:令和7年版 労働経済の分析|厚生労働省
02アスピレーションに関連する言葉
アスピレーションに関連する言葉には、「職業アスピレーション」と「キャリアアスピレーション」があります。この章では、これらの言葉の意味について詳しく説明します。
職業アスピレーション
職業アスピレーションとは、個人が将来就きたいと望む職業への志向を指す概念です。人の職業選択やその後の社会的地位の達成に対して影響力のある要素として、社会学の分野などで研究されてきました。
例えば、「30歳頃にどのような職業に就いていたいか」といった将来の希望職業を尋ね、その職業の威信スコアをもとにアスピレーションの高低を測定する、といった手法が用いられてきました。つまり職業アスピレーションとは、「人生の中でどのような職業的地位を目指すか」という、より長期的・構造的な志向を表す概念といえます。
▶︎参考:林拓也『職業アスピレーション再考――職業感類似判定と選好度データに基づく計量分析――』社会学評論, 63(3), 359-375.
キャリアアスピレーション
キャリアアスピレーションとは、働き方や仕事を通じて実現したい姿のことです。分かりやすい例としては、「管理職やリーダーとして組織を率いたい」といった昇進志向などが挙げられます。企業は、昇進制度や評価制度を通じて従業員のこうした志向に応えることで、モチベーション向上を図ってきた側面があります。
一方、近年は価値観の多様化を背景に、必ずしも企業における昇進を望まない人も増えていると言われています。例えばパーソル総合研究所の『働く10,000人の就業・成長定点調査』において、「今後どのようなキャリアを考えていますか?」という問いに「現在の会社で管理職になりたい」と回答した人は、2025年データで16.7%でした。
そのため現代社会においては、キャリアアスピレーションを狭義に「昇進意向」だけと捉えるよりも、自己実現を含む「働き方や仕事を通じて実現したい姿」と捉えることが、柔軟性の高い制度設計につながる可能性があるでしょう。
参考:パーソル総合研究所の『働く10,000人の就業・成長定点調査』
前川英司,2005,「キャリア・アスピレーションの規定要因」専修大学卒業論文要旨
03アスピレーション(志)の醸成サイクル
Schoo for Businessの授業『20代で身に付ける志(キャリア)の考え方』に登壇するグロービス経営大学院の田久保善彦先生は、アスピレーション(志)は以下のような段階を踏んで、らせん状に成長すると解説しています。
- ・客観視
- ・自問自答
- ・新たな目標の設定
- ・達成への取り組み
- ・取り組みの終焉
「らせん状の成長」とは、大きな志は初めからあるのではなく、小さな志を積み重ねることで、徐々に形作られるものであることを意味しています。ここでは、授業を参考にサイクルのそれぞれの過程について解説します。
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グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修了。スイスIMD PEDコース修了。株式会社三菱総合研究所にて、エネルギー産業、中央省庁(経済産業省、文部科学省他)、自治体などを中心に調査、研究、コンサルティング業務に従事。現在グロービス経営大学院及びグロービス・マネジメント・スクールにて企画・運営業務・研究等を行なう傍ら、グロービス経営大学院及び企業研修におけるリーダーシップ開発系・思考科目の教鞭を執る。共著に『志を育てる』、『グロービス流 キャリアをつくる技術と戦略』(東洋経済新報社)など多数。
客観視
「客観視」とは、一つの志のサイクルが終わった後に訪れる、新しいアスピレーション(志)への取り組みが始まる最初のステップです。
具体的には、自分の実力が世の中全体から見てどの程度か、どんなことを達成できる力があるのかを第三者的に見つめます。また、自分がこれまでやってきた仕事や成果が、社会的にどのような価値を持つのかを振り返ることなども含まれます。このように第三者的視点で自身を振り返ることで、より具体的に自身のやりたいことを考えられるようになります。
自問自答
自問自答は、客観視の後、または客観視と行き来しながら、新たな目標を探るフェーズです。ここで大切なのが、自分の実力や立場を客観視した内容を土台に、考えを深めることです。つい「自分は何がしたいのか」を考えてしまいがちですが、授業で田久保先生は、最初から「次はどうしよう」とだけ考えていても、悩むばかりで思考の深化にはつながりにくい点を指摘しています。
「自分の実力を踏まえると、次はどんなチャレンジができるのか」といったことを、具体的な中身を伴って、思考を深めます。このプロセスを通じて、新しい目標を見出すことができるのです。
新たな目標の設定
アスピレーション(志)の醸成サイクルにおいて、「客観視」と「自問自答」の次に来るのが「新たな目標の設定」です。新たな目標の設定と言うと、すべて自分の意思で行うイメージがありますが、必ずしもそうではありません。例えば配置替えや異動など、他者から与えられる機会によって、自分が本当にコミットできる仕事に出会うケースも少なくないためです。
特に客観視や自問自答のフェーズで十分に思考を深められている場合、自身の強みや向いていることにアンテナが高まるため、訪れる機会を逃しにくくなります。また、普段から能力開発を怠らないこと、人的ネットワークを大切にすることなども、新しい目標との出会いを広げる要素になり得ます。
達成への取り組み
目標が定まったら、続いて「達成への取り組み」フェーズに移ります。これは、設定した目標に向かって、がむしゃらに努力する期間を指します。
この段階で最も重要なのは、120%や130%といった高いエネルギーレベルを維持し、「やりきった」という感覚が生まれるまで、徹底的に取り組むことです。ここでエネルギーレベルを抑えて中途半端な取り組みをしてしまうと、能力開発につながりにくいだけでなく、ダラダラと継続して次の「志」に進む機会を失うことにもなり得ます。
この情熱は、困難な状況を乗り越える精神的な支えとなります。また、周りを巻き込む際には、志を言語化して「旗印」として示すことで協力を得やすくなります。この全力投球こそが、志のサイクルを回す最大のポイントと言えるでしょう。
取り組みの終焉
アスピレーション(志)の醸成サイクルにおける「取り組みの終焉」とは、一つの目標への取り組みが終わる段階を指します。授業では、志の終焉パターンとして以下の3点を紹介しています。
- ・本人の意向の如何によらず終了
- ・成長実感の鈍化/完全にやりきった感覚になる
- ・別の目標の登場
本人の意向の如何によらない終了とは、例えば部活動の引退のように、予め定められた期限によって訪れるものなどが該当します。一方、明確な期限がない取り組みの場合、エネルギーが落ちた状態でも活動をずるずると続けることが可能です。そのため、自分の心の炎が小さくなったと感じたときは、次のステージへ進むために、勇気を持って「ふっと吹き消す」覚悟を持つことも大切です。この「終焉」は、次の「客観視」や「自問自答」といったステップに進むための重要な合図となるのです。
04社員のアスピレーションを高めるための取り組み
社員のアスピレーションを高めるためには、キャリア形成や目標管理と接続させたり、キャリアやジョブクラフティングの研修を実施したりすることが有効です。ここでは、それぞれの取り組みについて詳しく紹介します。
キャリア形成や目標管理と接続させる
社員のアスピレーション(志)を高めるには、企業におけるキャリア形成や目標管理の取り組みと接続させることが、有効なアプローチの一つです。社員が自らのアスピレーションを示し、それを踏まえてキャリア設計や目標のすり合わせを行うことで、日々の仕事が自分ごと化されやすくなります。
こうした取り組みを自社に導入する際は、まず既存の目標管理面談に「あなたが仕事を通じて実現したいことは何ですか」という問いを加えることから始められます。ただし、アスピレーションの言語化を一律に求めると、かえってプレッシャーになる社員もいるため、段階的に導入し、安心して志を語れる心理的安全性を確保することが大切です。
キャリアやジョブクラフティングの研修実施
価値観が多様化する現代において、社員にアスピレーションを示すように求めても、「自分にはそれほど高い志はない」と拒否感や困惑を感じるケースもあるかもしれません。このような時には、キャリア研修やジョブ・クラフティング研修などで、まず土台となる考え方を学ぶことが有効です。
研修では、過去の経験を振り返ったり、自分の興味や情熱を考察したりする方法論を学びます。これにより、キャリア形成の方針を定めるための自己理解が深まります。また、現代では従業員が自律的にキャリアを築く必要性が高まっています。そのため、研修で仕事の捉え方を主体的にデザインする方法を学ぶことは、向上心や成長意欲を高めるきっかけにもなり得ます。
05アスピレーションを活用した企業事例
この章では、アスピレーションを活用した企業事例として、以下の3社の事例を紹介します。
- ・東京海上日動火災保険
- ・All About(オールアバウトグループ)
- ・富士フイルムグループ
東京海上日動火災保険
東京海上日動火災保険は、社員一人ひとりの「My Aspiration(願望、大志)」を人事制度の中核に据えています。同社の「育成型人事考課制度」では、原則年4回の上司面接「My Aspirationチャレンジ制度」を実施し、個人のキャリアビジョンや希望する仕事内容について深く対話したうえで、目標設定や役割付与に反映しています。さらに原則月1回の「アスチャレ1on1」も行い、継続的な対話の場を確保しています。
▶︎参考:東京海上日動「人材育成」
All About(オールアバウトグループ)
生活総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトは、代表の江幡哲也氏の強いアスピレーションに基づいて設立されました。その志とは、「高度経済成長期に作られた古い社会システムから脱却し、国や企業に依存しない自立した社会システムの樹立を目指す」というものです。
このアスピレーションを実現するため、専門家が情報発信する場となるプラットフォームを構築し、コストの問題を解決しながら良質なコンテンツを増やすという事業モデルを確立しました。またAll Aboutでは、新規事業を開始するにあたって「起案者に強い志があるかどうか」が決裁可否の一つの判断要素となっていると語られており、経営においてアスピレーションが重視されていることが分かります。
▶︎参考:志をカタチにする「アスピレーション型」新規事業の作り方~前編 - About All About
富士フイルムグループ
富士フイルムグループは、2024年1月の創立90周年を機に「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」というグループパーパスを制定しました。その原動力として、従業員一人ひとりが持つ「アスピレーション(志)」を重視し、個人の挑戦が企業の持続的成長につながるという考え方を打ち出しています。
公式サイトでは、医療ITや素材開発など多様な領域で働く社員が、自身の志をどのように業務に反映させているかが紹介されています。個人の志と会社のパーパスを結びつけ、社会全体への貢献を目指す取り組みの一例です。
参考:富士フイルムHD「グループパーパス制定プレスリリース」(2024年1月22日)
富士フイルム「踏み出せ、道を拓け」
06アスピレーション形成に役立つSchoo for Business
オンライン研修/学習サービスのSchoo for Businessでは約9,000本の講座を用意しており、DXほか様々な種類の研修に対応しています。
| 受講形式 | オンライン (アーカイブ型) |
| アーカイブ本数 | 9,000本 (新規講座も随時公開中) |
| 研修管理機能 | あり ※詳細はお問い合わせください |
| 費用 | 1ID/1,650円 ※ID数によりボリュームディスカウントあり |
| 契約形態 | 年間契約のみ ※ご契約は20IDからとなっております |
アスピレーション形成に役立つ講座
ここでは、オンライン研修サービスSchooの講座から、アスピレーション形成に役立つ講座を紹介します。
人生の軸から描く、これからのキャリアデザイン
この授業では、人生全体のライフステージを段階的に考えていく「ライフキャリアレインボー」や「キャリアアンカー」といったキャリア理論を軸に、自分の価値観や人生で大切にしたいことを整理し、人生とキャリアをつなぐ新しい視点を学びます。
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法政大学キャリアデザイン学部 教授
法政大学キャリアデザイン学部教授。文学博士、臨床心理士、公認心理師、キャリアカウンセラー。ベネッセコーポレーション、大正大学臨床心理学科教授を経て現職。産業領域のメンタルヘルス、心理的援助全般、近年は中高年支援をテーマに研究。官民の企業研修なども行っている。著書に「失業のキャリアカウンセリング 再就職支援の現場から」(2006年金剛出版)、「これで解決!シゴトとココロの問題」(2023年労働新聞社)など。
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キャリア自律とWILL - 会社は"個人"にどう向き合えばいい?
近年、キャリア自律の考え方が広がり、個人の「Will」を企業におけるキャリア支援と紐づける考えが議論されるようになっています。本授業では、「Will」策定の支援を行う大川陽介先生をゲストに招き、企業におけるキャリア支援のあり方を考えます。
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旭化成株式会社 人事部 人財・組織開発室室長
日本生命・リクルート・富士ゼロックスを経て、2019年11月に旭化成株式会社にキャリア入社。入社以来、人事部人財・組織開発室に所属し、お互いの挑戦や成長を支援する企業文化の強化に向けて、旭化成グループ全体の人財育成施策の企画推進や自律型学習プラットフォームCLAP(Co-Learning Adventure Place)を導入し、新たなラーニング施策の展開を仲間と一緒に推進中。大事にしている言葉は「取り戻せ感情・解き放て個性・動き出せ社会へ」。趣味は日本の祭り。
キャリア自律とWILL - 会社は"個人"にどう向き合えばいい?を詳しく見る
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ビジョンマネジメント
この授業では管理職の方を対象としてビジョンマネジメントについて学びます。ビジョンとは何か?という基本的な内容から具体的なビジョン実現のためのアプローチやそのアプローチを現場に浸透させるための方法など、より実践的な内容までを学びます。
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パーソルキャリア株式会社 戦略人事統括部エグゼクティブマネジャー
2005年株式会社インテリジェンス入社。人材紹介事業、転職メディア事業において法人営業及びマネジメントを務め、一貫してホワイトカラー領域の採用支援、転職支援に従事。2013年にカルチャー変革の仕組みづくりと推進を担当。2014年7月より採用、人事制度企画、異動配置、組織開発、人材開発など、パーソルキャリア株式会社のビジョン実現に向けた戦略人事業務全般に従事。現在のテーマは、人の主体性と成長意欲を引き出し、湧き立たせる会社づくり。
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20代で身に付ける志(キャリア)の考え方
この授業では、自身が人生において何を成したいのかを考え、キャリアを築いていく為にベースとなる「志」について、「志を育てる」という書籍の内容をベースに解説いただいています。
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グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院理工学研究科修了。スイスIMD PEDコース修了。株式会社三菱総合研究所にて、エネルギー産業、中央省庁(経済産業省、文部科学省他)、自治体などを中心に調査、研究、コンサルティング業務に従事。現在グロービス経営大学院及びグロービス・マネジメント・スクールにて企画・運営業務・研究等を行なう傍ら、グロービス経営大学院及び企業研修におけるリーダーシップ開発系・思考科目の教鞭を執る。共著に『志を育てる』、『グロービス流 キャリアをつくる技術と戦略』(東洋経済新報社)など多数。
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07まとめ
アスピレーションとは、ビジネスにおける「志」や「ありたい姿」を指します。労働環境や価値観の変化に伴い、従業員が自律的にキャリアを築くことが求められるようになったため、その重要性が高まっています。個人のアスピレーションは、「客観視」や「自問自答」といったサイクルを経て醸成されます。企業は、目標管理との接続や研修の実施を通じて社員の志を高めることができ、実際に多くの企業が人事制度に取り入れ、個人の成長と企業の成長を結びつけています。



