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マインドフルネス研修の効果とは?実施方法とポイントを紹介

公開日:2021/05/28
更新日:2021/05/31
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マインドフルネス研修の効果とは?実施方法とポイントを紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

本記事では、マインドフルネスの基本概念から、その効果や導入のメリット、マインドフルネス研修を受ける際の注意点について紹介します。これから、マインドフルネス研修を導入しようと考えている企業の担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

 

マインドフルネスとは

「マインドフルネス(mindfulness)」とは、現在の自分の心や体、その瞬間の自分の経験に集中して意識を向ける状態や過程を指します。 もともと仏教の教えに由来した思想ですが、近代になって宗教色が排除され、ビジネススキルや自己啓発スキルとして広まりました。 マインドフルネスが注目されはじめた背景には、GoogleやAppleといった大手企業が取り入れ、効果的であるという認識が広まったことがあげられます。 社員の心の状態を整えることによって、社員の幸福度が高まり、会社全体として生産性が上がるなど、多方面でメリットがある手法といえます。 一見すると瞑想に似ていることから、マインドフルネスといえば瞑想や呼吸をイメージする人が少なくありません。瞑想や呼吸はマインドフルな状態にするための手段に過ぎず、過去の経験や先入観といった雑念にとらわれず、身体の五感に意識を向けます。 「今、この瞬間の気持ち」「今ある身体状況」といったあるがままの現実を知覚し、受け入れる心を育むことに重きを置いています。

 

一般的なマインドフルネスの方法

マインドフルネスは、以下のシンプルな3ステップで実施できます。一見簡単なように思えますが、ひとつひとつのステップを集中して行わなければ、効果を期待できません。最初はゆっくりで構いませんので、ひとつひとつの動作を丁寧に行う姿勢が求められます。

1.良い姿勢で坐る

床に座布団や坐布を置き、その上にあぐらをかいて腰掛け、背筋をまっすぐ伸ばした状態で座ります。椅子や正座でも問題ありません。手のひらは下にむけ、膝や太ももの上に置きます。目は優しく開けたまま伏し目がちにして、視線を1.5mから2m程度はなれた先の床を眺めます。

2.呼吸を正しく整える

複式呼吸で息をしながら、身体の隅々にまで息を巡らせるイメージを持ちます。ゆっくりと息を吸いながらお腹を膨らませ、その後ゆっくりと息を吐きながら徐々にお腹をへこませていきます。

3.心を整える

呼吸のリズムに合わせて数を数え、吸う、吐くに集中します。頭で何か考えていることに気づいても、それを追いかけず意識を呼吸に戻します。今、自分が何を考え、なぜこのように思ったのか、ありのままの状態を受け入れ、心を整えます。

 

マインドフルネスが企業で注目されている理由

マインドフルネスを導入することで、企業としてはどのような効果が得られるのでしょうか。ここからは、マインドフルネスが企業で注目されている理由を解説します。

モチベーションアップ

マインドフルネスにより、思考をせずに脳を休ませ、何も考えない時間をもつと、リラクゼーション効果のある副交感神経が優位に働き、自律神経の働きが整う効果があります。1日1回継続的にマインドフルネスを行うと、仕事の効率も高まり、モチベーションアップにつながります。

仕事のパフォーマンスの向上

マインドフルネスを企業で導入する一番大きなメリットは、社員1人ひとりのパフォーマンスの向上が見込めることです。マインドフルネスを通じて心の中を整理し、ニュートラルな状態で仕事に望むことで、目の前の仕事に100%集中した状態で取り掛かることができます。これにより、ビジネスパフォーマンスが向上し、業務の生産性を最大限高めることができるのです。

情緒の安定と集中力アップ

マインドフルネスには、ストレス軽減や集中力アップといった効果もあります。瞑想によって、自分の中のネガティブな感情に目を向け、それを知覚することで心を平静に保つことができます。やるべきことを整理できれば、不安な気持ちや、慌てたり焦ったりすることもなく、気持ちが安定し、常に集中した状態で仕事に臨むことができます。

創造力が高まる

マインドフルネスによって思考がクリアになり、余計な不安や考え事に悩まされることがなくなると、目の前の問題にフラットな視点で向き合えるようになります。 そうすることで、従来はさまざまな考えに邪魔されて出てこなかったような、新たな発見や発想が生まれやすくなるというメリットが期待できます。さらに、物事をありのまま受け入れることで、洞察力や直感力が高まり、それらすべての要素が影響して創造力の向上にもつながります。

 

マインドフルネスを導入している企業の事例

マインドフルネスは現在、多くの企業で導入しています。特に、GoogleやAppleなど、外資系企業の導入が目立つ印象です。ここからは、マインドフルネスを導入した企業の成功事例を紹介します。自社に最適な方法を模索してください。

Google

マインドフルネスはGoogleが取り入れたことで注目を浴びはじめたといわれています。社内エンジニアのチャディー・メン・タン氏が社員のストレス低減、集中力の向上、創造性向上などを目的として自主プログラムを作成しました。そのプログラムを実施するため、オフィス内に瞑想ルームを作り、一日に数分の瞑想を実践するよう推奨したのです。
参照元:SIY/Seach Inside Yourself/Google

Apple

Appleでは、社内に瞑想ルームを設置し、業務時間内のおよそ30分をマインドフルネスにあてるなど、積極的に取り組んでいます。 Apple創立者であるスティーブ・ジョブズも、重要なイベントの前にはマインドフルネス瞑想を行っていました。画期的な商品を世に送り出すため、創造性を豊かにしようと、積極的にマインドフルネスを取り入れています。
参照元:グーグル、アップルも注目した「マインドフルネス」とは|PHPオンライン衆知

Yahoo!

マインドフルネスを活用しているのは海外企業だけではありません。Yahoo!では、マインドフルネスを人材育成の手段として積極的に取り入れ、希望者には週1回のプログラムを実施するなどの取り組みを行っています。
参照元:ヤフーが取り組むマインドフルネス研修とは|Beyond Health

メルカリ

日本で数少ないユニコーン企業のメルカリでも仕事の効率向上を目的として、マインドフルネスが取り入れられています。社員にマインドフルネスを定着させるべく、プロのコーチを招いた本格的なワークショップなどを行っています。参加した社員からは、マインドフルネスを取り入れると、集中力を取り戻すことができるという声が上がっています。
参照元:変化の激しい時代に求められる心のメンテナンス|メルカリ

 

マインドフルネス研修を導入するときの注意点

マインドフルネスを自身で習慣化することは簡単ではありません。そのため、企業側が研修を導入することで、マインドフルネスの習慣が定着します。ここからは、研修を行うにあたっての注意点を解説します。

マインドフルネスの意義を受講者に説明する

まず、マインドフルネスの意義を参加者に説明します。実際に参加する社員自身が研修の意味を理解し、主体的に取り組んでくれるよう、マインドフルネスを実施するメリットや効果について周知します。

セルフコントロールの時間で目標を自覚させる

セルフコントロールの時間を設け、自分の中のさまざまな感情や奥底にある価値観を整理してもらいます。いま抱えている悩みや思いについて、なぜそのように思うのか、その奥底にある自分の価値観とは何か、といった点を各人で探ります。そして、今後自分はどのようになっていきたいのかという目標を見つめ直してもらいます。

ネガティブな思考に陥らないようにフォローする

マインドフルネスは、自分の心の中の感情に着目することになるため、自分自身のネガティブな感情にも向き合う必要があります。そのため、ネガティブな感情との向き合い方を知らない人にとっては、悪い感情に支配されて悪影響を及ぼす可能性が高まります。 研修を通じて、マインドフルネスの本来の目的や、ネガティブな感情への対処法を伝えていくことが非常に重要になります。

終了後にはフィードバックを行う

研修終了後には、社員1人ひとりと向き合い、その価値観が自社でどのように活かせるかについて最大限フォローしていく必要があります。また、実施後どのような効果を得られたか、フィードバックしてください。フィードバックを行うことで、実施したことへの意欲を高め、継続してマインドフルネスを行うことにつながります。

 

まとめ

最近話題のマインドフルネスについて、企業の導入事例を踏まえながら解説しました。 マインドフルネスを継続すると、心身の健康や集中力、創造性、自己認識力の向上などに効果があると考えられます。 企業にとっては、従業員の仕事に対するモチベーションアップやパフォーマンス向上が期待できます。また、ストレスの軽減や内発的動機付けとしての効果などさまざまなメリットが見込まれます。 本記事の内容を参考に、マインドフルネス研修を自社に取り入れることを検討してください。

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