9/27(Mon)

今日の生放送

ロジカルシンキングを鍛えるには?考え方のポイントや例題をご紹介

公開日:2021/06/30
更新日:2021/09/08
  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE
ロジカルシンキングを鍛えるには?考え方のポイントや例題をご紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ビジネスパーソンの必須スキルと言われているロジカルシンキングとは、どんな定義を持つ用語なのでしょうか。本記事では、ロジカルシンキングの定義から重要性をもっているからと、例題について解説していきます。ロジカルシンキングの考え方について理解していきましょう。

 

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとはどんな考え方なのでしょうか。最初にロジカルシンキングの定義や重要性について解説していきます。ロジカルシンキングの理解を深めていく材料にしていきましょう。

ロジカルシンキングの定義

ロジカルシンキングとは、「筋道を立てて考える思考法」と定義つけることができます。ロジカルとは「物事が体系的に整理されており、話の筋道に矛盾がないこと」、「シンキング」とは「考える方法」と訳すことができます。その組み合わせとなるロジカルシンキングは、ビジネスにおいて必要な思考法として重要視されています。現在では、「論理的思考法」と呼ばれることもあります。

ロジカルシンキングの重要性

ロジカルシンキングの重要性は高く、ビジネスシーンにおいても重要視されています。ビジネスにおいて目標を達成するためには、「問題の構成要素を抽出」「分解」「重要性を評価」の段階を追う必要があります。ビジネス上での最適解を導き出すには、感覚論ではなく合理的な思考方法が必要で、その方法がロジカルシンキングとなります。様々なビジネスシーンにおいて常に最適解を求める必要があるためロジカルシンキングの重要性が高いと言われています。

 

ロジカルシンキングと類似用語との違いとは

ロジカルシンキングとの類似用語との違いについて解説します。類似用語との違いを理解することで、ロジカルシンキングの理解を深めていきましょう。それぞれの違いを理解し適切な用語で利用することは非常に大切なことです。

クリティカルシンキングとの違い

最も類似しているとされ比較されるのが「クリティカルシンキング(批判的思考)」です。クリティカルシンキングとは、「客観的に考える」ことをを意味しておりデータなどを参照し「どうしてそうなったのか」という仮説検証を行ったり、ある意見に対し「本当に正しいか」と懐疑的に考えることです。批判的・客観的な視点を持つことは、より事実に近づく方法です。それに対して、ロジカルシンキングは客観的なデータをもとに、論理的な問題解決を進めていく考え方になります。批判する余地のない主張を組み立てることを意味しています。

ラテラルシンキングとの違い

「ラテラルシンキング(水平思考)」は、既成概念などの前提を取りはらい発想を広げる考え方を示します。新たな発想によるイノベーション、既存の技術を組み合わせて新たな発明をする際に活用されます。それに対して、ロジカルシンキングは意見や情報をまとめる方向に働きかけ、「筋道を立てる」「考えを掘り下げる」ことで論理的に結論を導き出すことを意味しています。

 

ロジカルシンキングを活用するメリットとは

ロジカルシンキングを活用するメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。次にロジカルシンキングを活用するメリットについて解説していきます。ロジカルシンキングが持つメリットを理解しておくことは、活用シーンをイメ―ジすることができると理解しておきましょう。

分析力の向上

分析力とは、「問題や事象を要素分解し、その構造を明らかにする力」のことです。ロジカルシンキングでは、物事の筋道が通る原因や構造を整理するため、問題の事象になぜ、どうしてそうなっているかを考えることで、分析内容の深堀りに繋がります。

問題解決力の向上

ロジカルシンキングは複雑な課題を分類し因果関係や相関関係を見抜くことで原因を突き止めたり、解決に必要な要素を見つけていきます。問題をやみくもに考えるのではなくフレームワークなどを活用し複数の視点を整理し簡素化した状態で問題の発生箇所や原因を特定していきます。この仕組みを利用することで、場当たり的ではなく、複数の視点から分析した根拠と結論を導きだすことで問題解決力を向上させます。

提案力の向上

意見がかみ合わないことも多々あるビジネスシーンにおいて、時には自分自身の意見を通して物事を進める必要がある場合もあります。ビジネスにおいては、視点や役割の違いを意識せず説得する必要がある場合もあるため、ロジカルシンキングを身に付けることで、相手を納得させる論理的な根拠や筋道を立てた提案内容の説明ができるだけの提案力が必要になります。繰り返し提案を行うことで、提案力が格段に向上します。

コミュニケーション力の向上

ロジカルシンキングの習得により情報の切り分けがスムーズに行われ受取側が理解できる結論に対する論拠を的確に伝えることができます。結果的に、相互間での意見交換もスムーズに行われコミュニケーションの向上が図られます。

 

ロジカルシンキングの3つの柱とは

ロジカルシンキングには、3つの柱と呼ばれる基本となる考え方があります。この3つの柱を理解しておくことは、ロジカルシンキングの基本的概念を理解する第一歩となりますので、内容をしっかりと理解しておくようにしましょう。

帰納法

統計などでも利用される手法です。帰納法は個別の事柄から全体を通しての結論を導き出す考え方をもちます。ビジネスシーンにおいて帰納法は、複数の周辺環境から方針を導き出したい時などに利用する概念です。具体的には、コンセプトを決める、ターゲットを決めるなど周辺環境を分析した上で方針を決める際に利用します。

演繹法

「決められたルールに物事を当てはめて結論を出す」論理的思考法が演繹法です。ビジネスシーンにおいては、決められた方針をもとに、方針に従ったアクションプランを導き出す際に活用し、商品の販売する方針を決めた際に、安いと感じたことで価格を決めるなどのように利用する考え方です。

弁証法

「 事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法」が弁証法です。基本的には物事には対立があり、それらを統合したより上位の概念をうむことを示します。1つの商品がある際に、他の商品との融合商品を制作し販売するなどと利用する考え方です。

 

ロジカルシンキングの代表的なフレームワーク

ロジカルシンキングを実施する際には、フレームワークを活用することが有効です。フレームワークには、いくつもの種類が存在しています。その中でも、ロジカルシンキングに適したフレームワークを解説していきます。

フレームワークとは

フレームワークとは、既に確立された枠組みを利用し複数の視点から物事を整理する考え方のことです。この枠組みを利用することで、何もない状態での比較よりも簡易に複数視点で漏れなく事象を分析、整理することが可能になります。

MECE

「互いに排他的で完全な網羅=漏れなし・ダブりなし」と紹介されることが多いMECEは、ものごとを整理する際に利用されます。複雑にみえる事象を整理し簡素化して関係性を整理するための手法で、起きている課題に対して何が原因であるかなどをダブルことなく整理し根本原因の追求に役立てるフレームワークです。

3C分析

現状分析を行うためのフレームワークです。「Company(自社)」「Customer(顧客)」「Compatiror(競合)」の頭文字をとって「3C分析」と呼ばれています。この3つのCの観点で物事を捉え整理することで客観的な分析が可能になります。サービス開発や視聴調査などで利用されるフレームワークです。

イノベーター理論

イノベーター理論とは、ある製品やサービス、技術が、普及していく過程を、その製品やサービスを購入・利用・採用する人たちを5つの性質「イノベーター」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」分類して説明する方法です。

PDCA

最も代表的なフレームワークをの1つでPDCA(Plan Do Check Action)の略語で「計画→実行→評価→改善」の一連のサイクル全体を指しています。ビジネスシーンにおいて使われることが多いPDCAサイクルですが、日常生活のあらゆる場面でも活用することができます。

プロダクトライフサイクル

プロダクトライフサイクル(製品ライフサイクル/PLC)とは、「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4つのステージからなるS字型のカーブの製品・市場の成長パターンを表します。競争環境や顧客ニーズの変化などを予測し、数年後にとるべきアクションを想定する際などに活用していきます。

 

ロジカルシンキングの例題

ロジカルシンキングの具体的な例題をご紹介します。様々なサイトで例題の紹介をしていますが、基本となる例題を参考にロジカルシンキングの考えたを理解しておきましょう。ロジカルシンキングの理解には、複数の問題を解くことで理解度が向上されます。


参考:日本能率協会マネジメントセンター「ロジカルシンキングコース サンプルテキストからの引用」

演繹法の例題

 

大前提:脱税は厳しく罰せられるだろう

小前提:Aという行為は脱税にあたる

質問:結論はなんでしょうか。

回答:Aという行為は厳しく罰せられるだろう

   →「脱税は罰せられる」+「Aの行為は脱税」となりAは罰せられることになります。

「脱税は罰せられる」「Aの行為は脱税」の2つの事実が組み合わさった回答になります。

  • 日本能率協会マネジメントセンター「ロジカルシンキングコース サンプルテキストからの引用」

帰納法

「A君は最近、仕事のパフォーマンスが低い」

「A君は最近、遅刻や欠勤が多い」

「A君は最近、元気がない」

質問:結論はなんでしょうか。

回答:A君は病気なのかもしれない

   →「パフォーマンスが低い」「遅刻や欠席が多い」「元気がない」の事実に対して      病気ではないかの推論をつける。

  • 日本能率協会マネジメントセンター「ロジカルシンキングコース サンプルテキストからの引用」
 

まとめ

本記事では、ロジカルシンキングの概念と例題について解説しています。ロジカルシンキングには多くのフレームワークが存在しますので、1つ1つのフレームワークの特徴を理解し活用できるようにしていきましょう。

人気のコラム記事

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ