キャリア研修の内容とは?|キャリアデザインを人材育成に落とし込むための6つの工程

キャリア研修(キャリアデザイン研修)で、将来的なキャリアデザインを意識したスキルアップ・業務への落とし込みをすることで、これまでの研修のような一方向的な研修ではなく、人材育成という側面を強めた研修を実施することができます。
- 01.キャリア研修とは
- 02.キャリア研修の目的
- 03.キャリア研修を実施している企業の割合は?
- 04.キャリア研修の効果
- 05.効果的なキャリア研修の内容
- 06.オンラインでのキャリア研修にはSchooがおすすめ
- 07.キャリアデザイン研修のよくある質問
- 08.まとめ
01キャリア研修とは
キャリアの定義とは?
そもそもキャリアとは、どのような意味なのでしょうか。厚生労働省はキャリアを下記のように定義しています。
引用:厚生労働省『キャリア形成を支援する労働市場政策研究会』報告書
したがって、ビジネスの場で言われる「キャリア」とは、働くことでスキルを蓄えていく過程のことと言えるのではないでしょうか。つまり、どういうキャリアを積みたいかという問いは、どういうスキルを身につけていきたいかという問いと同義と言えます。そのため、キャリアを所属していた企業や役職だけで考えることは本質的ではなく、スキルを軸にキャリアは捉える必要があるのです。
キャリア研修とは
前述したようにキャリアをスキルを軸に捉える必要があるとするのであれば、キャリア研修(キャリアデザイン研修)とは、ビジネスマンとしてどのようなスキルを身に付けていきたいかを考える力を養い、後押しするための研修と定義できます。そのため、キャリア研修はそれを受ける各社員のためだけではなく、実施する企業にとっても重要なものと言えるでしょう。
02キャリア研修の目的
キャリア研修は、職業人生だけでなく自分の人生そのものを展望し、自分のあるべき姿は何か、何を求められているのか、ということを考えるための研修です。多くは階層別に行われるため、本章では階層別の目的をご紹介します。
若手社員向けキャリア研修の目的
職業キャリアのスタート地点にいる若手社員のキャリア研修では、それぞれがこの先どのような方向に向かっていくのか、どんなスキルを身に着ける必要があるのか、ということを客観的に考えてもらうことが目的となります。具体的には、それぞれの目指す地点に対して、目標までに身につけなければならないスキルは何か、どのような取り組みをすれば目標に近づくか、ということを具体的に描いてもらうことが目的です。
中堅社員向けキャリア研修の目的
後の管理職となるポジションである中堅社員のキャリア研修では、自分がどのようなリーダーになるべきか、本格的に部下を育成していくには何が必要かということを客観的に考えてもらうことが目的となります。具体的には、管理職にはマネジメントスキルや人を動かす力が必要になりますが、それらの力をどのようにして身に付けるのか、という成長のプロセスを具体的に描いてもらうことが目標になります
管理職向けキャリア研修の目的
会社の主役として活躍してきた管理職のキャリア研修では、今後管理職になるであろう中堅社員に対して、どのようにノウハウや知識、業務などを教えていくか、ということが目的となります。具体的には、自分の経験やマネジメントのスキルを次期管理職の中堅社員に伝えるためにはどのような方法がいいのか、ノウハウをまとめたものを作るのか、直接教えるのかなど、具体的に知識やノウハウの伝承方法を考えてもらうことが目的です。
03キャリア研修を実施している企業の割合は?
キャリア研修は転職が当たり前になった現代社会だからこそ、注目され始めました。終身雇用が普通だった期間が長い日本では、キャリア研修が浸透している割合は高くないかもしれません。そこでマンパワーグループが実施したキャリアデザイン研修に関しての調査を基に、日本ではキャリア研修を実施している企業がどの程度あるのか、また主な対象者はどのような年代なのかをご紹介します。
キャリアデザイン研修を実施している企業は約3割
マンパワーグループが実施したキャリアデザイン研修に関する調査結果によると、約3割の企業がすでにキャリア研修を実施、さらに約3割の企業が実施を検討しているということがわかりました。

マンパワーグループ: キャリアデザイン研修に関する調査結果
人数の規模が1,000人を超えている企業では、4割以上がキャリアデザイン研修を実施しており、大規模な会社ではキャリア形成の重要性が着々と浸透している段階にあると言えます。一方で100~300人規模の企業では、キャリアデザイン研修を実施している割合は2割にも満たないという結果となりました。これはキャリア形成がスキルではなく転職ありきで考えられているからかもしれません。100~300人規模の企業では転職が大企業よりも通例化しており、そのための後押しを企業側からすることは離職率を上げる行為と認識されている可能性が考えられます。
キャリアデザイン研修の対象は30代が7割
キャリアデザイン研修を実施する対象者年齢については、30代が約7割で最も多く、次いで40代が約5割という結果でした。

マンパワーグループ: キャリアデザイン研修に関する調査結果
また、厚生労働省が実施した平成30年雇用動向調査で、離職率は20代後半から大幅に下がり始め、30代後半には8.6%まで低下するという結果が出ています。上記2つのデータを踏まえると、やはりキャリアデザイン研修は離職率の増加に寄与すると考えられている可能性があり、離職する可能性が低い30代から自社でのキャリアを念頭に置いた状態で、キャリアデザイン研修を実施していると見ることができます。
04キャリア研修の効果
キャリア研修を、「ビジネスマンとしてどのようなスキルを身に付けていきたいかを考える力を養い、後押しするための研修」とこのコラムでは定義しました。それでは、社員がどのようなスキルを身に付けていきたいかを考える力が養われると、どのような効果があるか。また、企業が社員のスキル習得を後押しすることで、どのような効果があるのかを紹介します。
業務への意識が変わる
キャリア研修を行うことで、自分の過去を振り返り、現在を見つめ、未来を見据えることができます。その中で、自分が身に付けたいスキルや必要なスキルが出てくるはずです。それを意識して業務に取り組むかどうかで、効率や生産性が大きく変わる可能性があります。「この業務は自分が身に付けたいスキルに近いかもしれない」、「この業務は自分がすでに取得しているスキルだから生産性をさらに上げて、他の業務に充てる時間を増やそう」など、自分のスキル向上を軸にすることで、現在の仕事を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
自発的な学びを促進させる
自分のキャリア形成を意識することで、不足しているスキルを自発的に学習しようという意識になる社員もいるでしょう。「人に言われてやるのでは意味がない」という言葉がありますが、これは核心をついていて、強制されたことよりも自発的に行う方が何をやるにも効果が出やすいのです。これは社員の人材育成という面でも同様で、キャノン株式会社では自発的な学びを重要視し、「学び方改革」というコンセプトで研修を行う時間帯の見直しなどを実施しています。これは自発的な学習の促進が、自らを管理し、自分の立場・役割・状況を把握し、自発的に仕事へ取り組むようになるという考えの基で実施されているのです。
会社への信頼感が向上する
キャリア研修は会社への信頼感の向上にも繋がります。キャリアデザインは企業が決めるものではなく、社員それぞれが考えるため、社員それぞれのキャリアデザインを企業が尊重し、後押しすることで、社員の会社への信頼感は向上するでしょう。また、社員の会社への信頼感が向上するということは、離職率の改善にも繋がる可能性があります。少なくとも自分のことを真剣に考えてくれる企業を、マイナスの理由で離れる人は減るはずです。
05効果的なキャリア研修の内容
キャリア研修には、社員・企業の双方にメリットがあることがわかりました。しかし、まだ約7割の企業がキャリア研修を実施していないため、どのようなキャリア研修が効果的かわからない人もいるでしょう。そこで、効果的なキャリア研修の方法を6つの工程に分けて、ご紹介します。

1:キャリアの棚卸しをする
まず、キャリアの棚卸しをすることから始めましょう。棚卸しは言い換えれば過去を振り返り現在を見つめることです。自分がどのような業務を行い、どのようなスキルを身に付けてきたかを振り返ることで、自分がいま持っているスキルがわかります。
2:自己分析をする
次に自己分析です。これは自分の強みや弱み、仕事に対してどのような価値観を持っているかなどを明らかにするために行います。しかし、仕事への価値観が「遊ぶ時間が一番大事なので、給料をもらうためのもの」など、上司に言いにくい場合もあるでしょう。そのような場合でも決して虚偽をしないように、事前に目的をはっきりと伝えておく必要があります。あくまでもキャリア研修は社員のためのものであり、どのような価値観を持っていても問題ないと念を押しておきましょう。嘘をつかれてしまうと企業としても間違ったアドバイスをすることになり、社員も本来の価値観とはかけ離れたアドバイスを聞くことになるため、誰のためにもなりません。
3:将来のキャリアを見据える
自己分析のあとは、将来のキャリアを見据えましょう。これまで何をしてきて、どのようなスキルを持っているかを前提にして、どのようなスキルが欲しいかを考えるのがおすすめです。また、この際に絶対に過去や現在のキャリアやスキルを前提にする必要はありません。これまで営業をしてきたが、実はクリエイティブな仕事をしたいという人もいるでしょう。そのような場合も、嘘をつかず本当になりたい自分というのを考えてみてください。
4:キャリアパスをデザインする
将来のキャリアを基に、その理想に至るまでの道のりを設計していきます。設計した道のりは上司とミーティングですり合わせるため、出来るだけ具体的に記載する方が好ましいです。例えば、営業部長になりたいという目標がある場合、何歳までになりたいのか。そこから逆算すると何歳までにマネージャーになる必要があり、その場合どのようなスキルを持っていなければいけないのかが見えてくるはずです。それらを細かく記載しておくことで、「実際はこのようなスキルも必要だよ」や「何歳までにマネージャーになるためには、このスキルはいつまでに身につけよう」など具体的な助言を得ることができます。
5:キャリアデザインについて上司と話し合う
作成したキャリアデザインを上司と話し合うことで、自分の作成したキャリアデザインが現実的なのかが分かります。また、不足している部分や自分では気づいていないだけで既に身につけているスキルもあるかもしれません。一方で、上司は提出されたキャリアデザインを基に具体的な目標に落とし込む手伝いをしてあげましょう。例えば、マネジメントスキルが不足しているのであれば、「マネジメントに関する書籍を今月1冊読む」、「後輩をサポートして3ヶ月連続で目標達成させる」といったように何をすればスキルを習得できるのかをイメージできる状態にします。提出されたキャリアデザインが、実際の業務と関連がなかったり、自社内では得ることが難しいという場合もあるでしょう。そのような際、自社内で得られるスキルでまだ習得できていないものはないかを中心に考えてみてください。長期的な視点になった時に、このスキルは自社内でも得ることができるから、そこを企業側としては提供するというスタンスで提案してみましょう。
6:定期的に振り返る機会を設ける
作成した目標を達成できているのか否か、そもそも描いたキャリアデザインに変更があるか否かなど、定期的に振り返る機会を設けましょう。未達成の場合は、どうして達成できなかったのかを一緒に考えて、達成できるようにどのようなサポートが必要かを考える機会にしてください。
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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など

06オンラインでのキャリア研修にはSchooがおすすめ
人生100年時代に突入し、働き方が多様化する中で自分は社会人としてどんなキャリアを歩んでいきたいかを考えることはとても大切です。ワークライフバランスを重要視しつつも、自分らしくありたい、といった自分の価値観を改めて見つめ直しそれを自己開示することで職場での理解も得られ、よりモチベーションを高く保ちながら働くことが可能になります。schooビジネスプランでは、社員一人ひとりが皆さんのキャリアに関する悩みや不安を解消できるようなキャリアデザインについて学べる研修をオンラインにて提供しています。
Schooビジネスプランでは約6000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schooビジネスプランの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。
1.研修と自己啓発を両方行うことができる
schooビジネスプランは社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自己啓発には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約6000本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自己啓発の双方の効果を得ることができるのです。
2.キャリア研修におすすめのSchooの講座
部下の指導法を学びたい/学ばせたい方には、Schooのコーチング研修パッケージがおすすめです。コーチング研修パッケージでは、コーチングの基礎からコーチングに必要なコミュニケーションスキルまで、カリキュラムを組み合わせて網羅的に構成されており、部下の指導に必要なコーチングスキルをおよそ3時間(各60分)で体系的に学ぶことができます。
さらに、社員に研修動画を受講してもらった後に、意見の共有会やディスカッションを行うことで、学んだことをより効果的に定着させることができます。
映画に学ぶキャリアデザイン

1970年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。2002年から法政大学キャリアデザイン学部に在職。約20年間、数々の人材マネジメントと職業キャリア形成の調査・研究を行う。また、マンガや映画といった文化的コンテンツを使った新しいキャリア論を一般読者に向けて発信し続けている。現在もWebマガジンのサイボウズ式では、「マンガから学ぶチームワーク」、「ビジネス偉人伝」を不定期連載している。主な著作として『仕事マンガ!-52作品から学ぶキャリアデザイン』(ナカニシヤ出版)、『GIANT KILLING チームを変えるリーダーの掟』(あさ出版)、(共編著)『大学生の学びとキャリア-入学前から卒業後までの継続調査の分析』(法政大学出版会)などがある。
30歳からのキャリア相談室

栃木県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。在学中に女優を志し、卒業後も女優業に従事。ニューヨーク大学MBA取得。留学後、ソフトバンク、マッキャン・エリクソン、日本コカ・コーラ等で新規事業立ち上げ及びマーケティング、ベンチャーキャピタルの日本アジア投資で投資業務を行う。現在は、エグゼクティブ・コーチとして、主にベンチャー企業、スタートアップ企業の経営者、自らキャリアに築く方のためへのコーチングを中心に活動。中小機構ビズネストのアクセラレータープログラムのメンターも務める。
若手メンバーのキャリアマネジメント

2002年株式会社インテリジェンスに入社し、一貫して人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。その後、DODAキャリアアドバイザーの総責任者、法人営業部隊も含めた地域拠点(札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡等)の総責任者等を歴任し、現職。JHR(一般社団法人人材産業サービス協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキングメンバーにも名を連ねる。
3.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる
Schooビジネスプランには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

まず、Schooビジネスプランの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。

この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。
06キャリアデザイン研修のよくある質問
ここからは、Schooのキャリアデザイン研修についてのよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。
質問:キャリアデザイン研修の内容について教えてください。
回答:Schoo for Businessを使ったキャリアデザイン研修では、自分自身のキャリアを見つめ直し、自分が思い描くキャリアを実現するための考え方や方法を学ぶ授業が利用されています。具体的には、「これからのキャリアの考え方」「自分らしいキャリアの築き方」「女性のキャリア」に関する講座などがご利用いただけております。
質問:授業はどのように選んだらよいですか?
回答:スクーでは職種別・階層別に様々な研修パッケージをご用意しています。研修パッケージはいくつかの授業によって構成されており、目的や対象に合わせて研修パッケージのテンプレートを選択するだけで簡単に研修を開始することができます。キャリアデザイン研修パッケージの授業を一部ご紹介すると、「自分らしさってなんだろう?- soarと考える自分の可能性を活かす生き方・働き方-」や「【20代の働く女性へ】30歳までの女性のキャリアと働き方」などがあります。
質問:当社の状況を踏まえたキャリアデザイン研修パッケージは作れますか?
回答:授業を組み合わせてオリジナルの研修パッケージを作成することが可能です。 またスクーでは階層や職種に応じて様々な研修テンプレートをご用意しているので、1から研修を作る手間をかけずに社員に合った研修を始めることもできます。まずはお気軽にご相談ください。<お問い合わせフォーム>
07まとめ
このコラムではキャリア研修について紹介しました。実際にキャリア研修を実施している企業は全体の約3割ではありますが、徐々にその必要性が認識され始めています。キャリア研修を行うことで、社員の自発性を高めたり会社への信頼感が向上したりと、企業としても社員としてもメリットがあります。効果的なキャリア研修を行うためには、前提として嘘がないことが重要です。あくまでも社員それぞれの考えや価値観に基づいたキャリアデザインをする必要があるため、まずは心理的安全性を作らなければならず、そのためには主体が社員ということを丁寧に説明しなければなりません。
▼【無料】人的資本を最大化するキャリアオーナーシップ型組織のつくり方|ウェビナー見逃し配信中

自律的な組織を作るうえで重要なキャリアオーナーシップについてのウェビナーアーカイブです。社員のキャリア形成について悩んでいる方、社員の自律性の低さに課題を感じる方、人的資本を最大化するためのキャリアオーナーシップ型組織の作り方をお話します。
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登壇者:田中 研之輔 様法政大学キャリアデザイン学部 教授
一橋大学大学院(社会学)を経て、メルボルン大学・カリフォルニア大学バークレー校で、4年間客員研究員をつとめ、2008年3月末に帰国。2008年4月より現職。教育・研究活動の傍ら、グローバル人材育成・グローバルインターンシップの開発等の事業も手がける。一般社団法人 日本国際人材育成協会 特任理事。Global Career人材育成組織TTC代表アカデミックトレーナー兼ソーシャルメディアディレクター。 著書―『先生は教えてくれない大学のトリセツ』(筑摩書房)『走らないトヨタ―ネッツ南国の組織エスノグラフィー』(法律文化社)『都市に刻む軌跡―スケートボーダーのエスノグラフィー』(新曜社)他多数
集合研修・OJTによる人材育成を加速させる。
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動画学習を活用することで事前に業務に関する知識をインプットをした上で、集合研修やOJTに臨むことができます。
それにより集合研修やOJTの場は知識の定着を図ったり疑問点を解決したりといった時間に充てることができ、 研修をより効果的に行うことが可能です。
ビジネスマナーやコミュニケーション力などの基本スキルから、営業・プログラミング・デザインなどの実務スキルまで学べるので、自発的に学び成長していける人材の育成促進につながります。