更新日:2026/05/16

ハラスメント研修におすすめの講座10選 - 目的から選ぶポイントまで解説

ハラスメント研修におすすめの講座10選 - 目的から選ぶポイントまで解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ハラスメントは職場環境や組織の信頼性に大きな影響を及ぼす問題であり、予防と適切な対応が欠かせません。そのため、多くの企業では従業員一人ひとりに正しい知識と行動指針を身につけてもらうため、ハラスメント研修を導入しています。しかし、研修と一口に言っても目的や内容、対象に応じてさまざまな形式やプログラムが存在します。本記事では、研修の目的や選び方を整理したうえで、Schooの講座からおすすめの10選をご紹介します。

 

01ハラスメント研修とは

ハラスメント研修とは、職場におけるさまざまなハラスメントの種類やその影響、適切な対処法を従業員に周知するための教育プログラムです。職場環境の改善や従業員の安心・安全な働き方の実現、企業のリスクマネジメントにもつながります。研修は集合型やeラーニング、ロールプレイなど多様な形式で実施され、具体的な事例を交えて学ぶことで理解を深めます。

ハラスメント研修の目的と重要性

ハラスメント研修は、従業員が安心して働ける職場環境を整えるうえで不可欠な取り組みです。単なる法令対応にとどまらず、企業の信頼性や生産性にも大きく関わります。

職場環境の改善

ハラスメントを未然に防ぐことは、職場における風通しの良さや、健全な職場環境の確保につながります。従業員が安心して働ける環境が整えば、意見や提案がしやすくなり、チーム内の信頼関係や協力体制も高まります。結果として、業務が円滑に進み、ストレスの少ない職場が実現され、生産性の向上にも寄与します。

コンプライアンス遵守と企業リスクの低減

ハラスメントの発生は、企業における法的責任の発生、SNS等で情報が拡散されることによる企業イメージの悪化といった、深刻なリスクを伴います。社会的にもハラスメントに対する意識は高まっており、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、カスタマーハラスメントなどに対する事業主の対処義務が、法整備を通じて強化されています。研修を通じて法令を遵守し、リスクを未然に防ぐことは、企業の成長を支える基盤となります。

▶︎参考:職場におけるハラスメント対策パンフレット|厚生労働省

従業員エンゲージメントの向上

ハラスメントが発生すると、被害者が大きなストレスを抱えるだけでなく、その状況を見聞きする周囲の従業員にも心理的負担や不安が及ぶ可能性があります。このような環境は従業員の疲弊につながり、業務に対する前向きな意欲や組織の活力を阻害する要因になり得ます。そのため、ハラスメントの発生を防止することは、従業員エンゲージメントを支えるうえでも重要な取り組みの一つといえるでしょう。


 

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ハラスメント研修の内容

ハラスメント研修では、まず職場におけるハラスメントの定義や法的背景を理解し、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントなどの具体的な種類について学ぶことが一般的です。あわせて、加害者・被害者・周囲の従業員それぞれの心理状態や影響を理解することで、無自覚な加害や傍観による悪影響を防ぐ意識を高めます。また、知識の習得にとどまらず、具体的な行動につながる実践的な内容を取り入れることも重要です。マネジメントに関わる従業員に対しては、指導とハラスメントの違い、配慮ある言動、適切なフィードバックの伝え方、日常的な信頼関係の構築なども学ぶことが望ましいでしょう。

 

02ハラスメント研修の選び方

ハラスメント研修を実施する際は、自社の職場環境や課題に合った内容を選ぶことが大切です。ここでは、ハラスメント研修を選定する際のポイントを解説します。

職場の課題に合った内容か

ハラスメントにはパワーハラスメント、セクシュアルハラスメントなどさまざまな種類があり、業種や職場環境によって起こりやすい傾向も異なります。そのため、自社の現状や過去のトラブル、リスクの高いポイントを踏まえて、研修内容を選定することが重要です。たとえば顧客対応が多い部署ではカスタマーハラスメントへの対処を重視し、組織の階層が厳しい職場ではパワーハラスメント防止に重点を置くなど、実情に即した構成が求められます。

法令の内容を反映しているか

ハラスメントの中には、企業に対応義務が課せられているものがあります。例えば令和7年6月11日に公布された法律では、カスタマーハラスメントと求職者に対するセクシュアルハラスメントへの対策が、事業主の措置義務となっています(令和8年10月1日施行)。このように、ハラスメントに関する法令や指針は拡充・変更されることがあるため、研修を選定する際は、最新の内容に対応していることを確認する必要があります。

▶︎参考:職場におけるハラスメント防止のために|厚生労働省

研修対象に合わせた内容か

ハラスメント研修は、受講者の役職や立場に応じて内容を適切に設計する必要があります。管理職向けには部下への適切な指導方法や相談対応の留意点、一般社員向けにはハラスメントの理解と相談先の案内、新入社員向けには職場での言動の基本など、それぞれの立場に即した内容が求められます。一律のプログラムでは十分な効果が得られない可能性があるため、対象層に合わせたカスタマイズが有効です。


 

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03ハラスメント研修におすすめの講座10選

Schoo for Businessでは、ハラスメント研修に活用できる講座を多数ご用意しています。ここでは、研修に活用しやすいおすすめの講座10選をご紹介します。

ハラスメントを正しく知る - 全ビジネスパーソン向け

ハラスメントを正しく知る

全従業員を対象に活用していただける、ハラスメントの基本を押さえるための講座です。コースでは3つの授業を収めており、ハラスメント対策の必要性、よくあるハラスメントの種類、ハラスメントのない職場を目指すための考え方について学びます。授業のゴールは、ハラスメントに対する正しい知識を持ち、日々の言動がハラスメントになっていないか意識を高めることです。

ハラスメントを正しく知るを詳しく見る

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ハラスメントへの「アサーティブ」な対応 - 全ビジネスパーソン向け

ハラスメントへの「アサーティブ」な対応

ハラスメント対策を行う上でよく課題になるのが、コミュニケーションの取り方です。この授業では、ハラスメントを「加害者」と「被害者」の二項対立で捉えるのではなく、誰もが当事者であるとの認識に立ち、ハラスメントの芽を摘むことを目指します。具体的には、ハラスメントにならない指導法、第三者としての介入方法、批判や指摘を前向きに受け止める方法などを実践的に学びます。

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コーチングスキル - ハラスメント対応・壁打ち

コーチングスキル - ハラスメント対応・壁打ち

特に管理職やリーダー層は、職場におけるハラスメントの発生時に、被害者や行為者から相談を受けたり、面談に関わったりする可能性があります。この授業では、コーチングのマインドとスキル、面談の進め方、部下からの相談への対応方法について学びます。対話を通じて「事実把握」をし、「意識変革・行動変容」を適切に促す力を身につけることを目指します。

コーチングスキル - ハラスメント対応・壁打ちを詳しく見る

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パワハラと業務指導 線引きの考え方 -管理職向け

パワハラと業務指導 線引きの考え方

管理職や経営者など、部下に業務指導を行う立場の方を対象に、業務指導とパワーハラスメントの線引きについての考え方を解説します。線引きが不明確なために適切な指導を躊躇してしまう管理職が、自信を持って業務指導を行えるようになることを目指します。実際の裁判例などを基に、パワハラの判断要素である「必要性」と「相当性」を具体的に解説し、適正な業務指導の範囲を理解することをゴールとしています。

パワハラと業務指導 線引きの考え方を詳しく見る

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「これってハラスメント?」と思ったら -第三者のあなたにできること

「これってハラスメント?」と思ったら

ハラスメントの現場に居合わせた第三者の視点に立ち、見て見ぬふりをするのではなく、状況を改善するために何ができるかを学びます。特に「アクティブ・バイスタンダー」という考え方を取り上げ、傍観者にならないための具体的な行動の選択肢を提示します。ハラスメント対策を「気をつけること」として消極的に捉えるのではなく、「できること」に目を向けてポジティブに行動するためのポイントを学ぶことができます。

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管理職が考えたいハラスメント

管理職が考えたいハラスメント

本講座では、ハラスメントを「人と人との間、日常のコミュニケーションの延長線上で誰にでも起こりうる問題」として捉え、管理職がビジネスの現場で適切に対応するための基本的な知識とスキルを体系的に学びます。「どこからがハラスメントになるのかの判断基準が難しい」「部下から相談が来た時に、どのように対処すればよいか分からない」といった、管理職の方が抱えやすい具体的な疑問を取り上げ、対応のポイントを解説します。

管理職が考えたいハラスメントを詳しく見る

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セクハラちゃんと理解していますか?

セクハラちゃんと理解していますか?

この講座は、職場や日常生活で問題となるセクシュアル・ハラスメント(セクハラ)に焦点を当て、正しい知識を身につけることを目的としています。セクハラの定義と現状、セクハラが起こるメカニズムと判断基準、周囲の介入方法、コミュニケーションの取り方について、具体的な事例も交えながら解説します。

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組織で働く人のためのコンプライアンス

組織で働く人のためのコンプライアンス

組織で働くすべての人を対象に、コンプライアンスを「自分ごと化」することを目指す講座です。コンプライアンスは単なる「法令順守」ではなく、会社のルールや社会規範も含まれる概念です。組織においてコンプライアンスを重視することがなぜ重要なのか、組織の不祥事がなぜ起きるのか、流されずに身を守るための心構え、そして個人として何ができるかを学びます。

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カスハラから自分の心を守る

カスハラから自分の心を守る

改正労働施策総合推進法によって、2026年10月から、カスタマーハラスメントの防止は事業主の措置義務となります。本講座では、社会的関心が高まっている「カスハラ(カスタマーハラスメント)」をテーマに、従業員が自分の心を守るための具体的な防衛術を学びます。カスハラの基本的な知識や事例、なぜ人はカスハラをしてしまうのかを理解した上で、被害を受けた際に個人ができる対応策を学びます。産業医・精神科医である講師から、その場での対処法と、その後のストレス管理方法について専門的な知識を得ることができます。

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アンコンシャス・バイアス - 無意識の偏見

アンコンシャス・バイアス - 無意識の偏見

本講座では、誰もが持ち得る「アンコンシャス・バイアス=無意識の偏見」について、その正体と具体的な対応策を学びます。アンコンシャス・バイアスが組織や個人に与える影響、組織がこれに対応する目的、バイアスがどのように形成されるのか、そして個人がどう対応すべきかといった内容を深掘りします。無意識の偏見を理解し、職場や日常生活における多様性(ダイバーシティ)推進とより良いコミュニケーションに貢献するための知識を習得できます。

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04ハラスメント研修の成功のためのポイント

ハラスメント研修を効果的に機能させるためには、単発で実施するだけでは不十分です。計画的かつ実践的な取り組みを通じて、従業員の意識を高め、職場全体の行動変容を促すことが重要です。

継続的な実施

ハラスメント研修は一度実施すれば終わりではありません。知識や意識は時間とともに薄れてしまうため、年1回や人事異動のタイミングなど、定期的かつ継続的に実施することが重要です。反復によって、従業員の理解が深まり、日常の行動として定着しやすくなります。継続的な取り組みが、職場の風土そのものを変えていきます。

実践的な研修設計

研修は知識のインプットだけでなく、ケーススタディやロールプレイングを取り入れた実践的な内容にすることで、実務にすぐ活かせる知識・スキルを身につけられます。実際の職場で起こり得る状況を想定することは、自分ならどう行動するかを考える機会につながり、学びが現場で活かされやすくなります。

研修後のフォローアップ

ハラスメント研修は継続的に実施するだけでなく、研修後のフォローアップまで含めて設計することも大切です。例えば、相談窓口や報告ルートの再周知、管理職による指導方法の見直し、1on1ミーティングなどの対話機会を通じた職場状況の把握などが挙げられます。フォローアップの実施は、知識とスキルの定着だけでなく、問題が起きた際に早期に相談しやすい職場づくりにもつながります。

相談しやすい環境づくり

職場でのハラスメントを未然に防ぐためには、知識やスキルを教えるだけでなく、相談しやすい環境づくりも重要です。相談窓口は、設置するだけでなく、従業員が安心して利用できる状態にする必要があります。相談を受ける担当者には、プライバシー保護に関する知識や、傾聴・対応スキルの習得が求められます。こうした体制を整えることで、「相談しても大丈夫」という安心感が生まれ、相談しやすい職場風土の醸成や問題の早期把握につながります。


 

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
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05まとめ

ハラスメント研修は、法令対応やリスク回避のためだけではなく、従業員が安心して働ける環境を整え、組織の生産性や信頼性を高めるための基盤となります。研修を選定する際には、自社の課題や対象者に合った内容であるか、最新の法令に準拠しているかが重要です。さらに、継続的な実施やフォローアップを通じて学びを定着させることが欠かせません。適切な研修を導入することで、組織全体がハラスメント防止に向けて一体感を持ち、健全な職場文化の構築につながります。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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