オンライン研修のメリットとは|やり方や効果的な研修にするためのコツも併せて紹介

2019年4月に施行された「働き方改革関連法」をきっかけに、働き方や人材育成に対する見直しが行われています。働き方の一環として企業のテレワーク導入が推進されていく中、オンライン研修が徐々に人材育成の手法として浸透し始めています。この記事では、オンライン研修のメリットやデメリットについてご紹介します。研修の在り方を検討される際にお役立てください。
- <目次>
- オンライン研修とは
- オンライン研修のメリット
- 時間や場所を問わず学習できる
- 教育の質を均一に保てる
- 学習の進捗状況を管理できる
- オンライン研修にもデメリットはある
- 受講者同士のコミュニケーションが無くなる場合もある
- 強制力が無い
- オンライン研修のやり方
- Zoomを利用する場合
- オンライン研修サービスを利用する場合
- オンライン研修を行う際に意識するポイント
- リアクションを大きくする
- カメラを常時オンにする
- チャット機能を活用する
- セルフマネジメントがより重要になる
- オンライン研修でグループワークを効果的に行うコツ
- 1.ファシリテーターを参加させる
- 2.参加者の役割や立ち位置を明確にする
- 3.チャットを活用する
- オンライン研修におすすめのweb会議ツール3選
- 1:Zoom
- 2:Hangouts Meet
- 3:Microsoft Teams
- オンライン研修の導入事例
- 株式会社アントレ
- 株式会社ボールド
- デジタル・アドバタイズ・コンソーシアム株式会社
- Schooのオンライン研修を紹介
- 階層別研修
- 職種別研修
- テーマ別研修
- まとめ
オンライン研修とは
近年の働き方改革により、時差出勤やテレワークが浸透し、一人一人の働き方に変化が見られる今、研修方法として注目されているのがオンライン研修です。オンライン研修とは、様々な研修をクラウド型サービスを使って行うもので、録画されたものをみる形式の研修と、オンラインで講師と双方向でコミュニケーションを取りながら行う形式の2種類があります。
1:録画された講義を見るオンライン研修
録画された講義を見るタイプのオンライン研修は、講師の手配や受講する時間などの設定も必要なく、研修を受ける人が好きな時間に好きな場所で自由に研修を受けることができます。そのため、研修に社内リソースを大きく時間を割くことのできない企業にはおすすめのオンライン研修方式です。また、事前学習や復習という側面でも効果を発揮するので、オフィスの遠方に住んでいる状態が多い内定者研修で使用したり、新入社員研修のグループワークのお題としても利用することができます。
2:リアルタイムで行うオンライン研修
前述した録画された講義を見るオンライン研修ではなく、zoomやSkypeのようなWeb会議システムなどを利用し、インターネットを通じてリアルタイムで研修を受けることもオンライン研修では可能です。講師のいる場所と研修を受ける社員に場所の制約はなく、各々好きな場所で研修を受けることができますが、時間は統一する必要があります。ただし、録画された講義を見るオンライン研修よりも、リアルタイムで質問やディスカッションができるので、双方向の密度の高い研修をオンラインで受けられるのがメリットと言えるでしょう。
オンライン研修のメリット
様々な種類があり、働き方改革に対応した研修方法として近年注目を浴びているオンライン研修ですが、時間や場所を問わず学習できる、教育の質を均一に保てる、などのメリットがあります。
時間や場所を問わず学習できる
オンライン研修では、時間・場所を問わず研修を実施することができます。集合研修は、同じ時間に1つの場所に集まって行う必要がありますが、録画された講義を見る形式のオンライン研修であれば受講者の都合に合わせて、受講者のペースで学習を進めていくことができるのです。また、リアルタイムで行うオンライン研修においても、インターネット環境さえあれば場所は各個人で自由に選択できるので、人事だけでなく研修を受ける社員も工数を減らすことができ、研修の効率化が行えます。
教育の質を均一に保てる
オンライン研修では、同じ学習教材を用いる場合、教育の質を均一に保つことができるので社員の成長の度合いにあまり差が出ません。講師を招いて行う集合研修のような対面型学習では、講師の質や会場の構造(講師の声の聞こえやすさ)などによって社員間で成長度合いに差が出てしまうこともありますが、オンライン研修では社員間の成長度合いの差をより小さくすることが可能です。
学習の進捗状況を管理できる
オンライン上の管理画面で受講者の管理ができるオンライン研修では、学習の進捗状況をデータ化して確認できたり、どの程度理解しているかをレポート提出機能によって把握することも可能です。そのため、オンライン研修では学習の進捗状況を手書きで入力したり、レポートを紙ベースで提出する必要もなくなるため、簡単かつ効率的に受講者の受講状況を管理することができます。
オンライン研修にもデメリットはある
上記のように、様々なメリットがあるオンライン研修ですが、もちろんデメリットも存在します。ここではそのデメリットを紹介するとともにそのデメリットに対する解決策もご紹介します。
受講者同士のコミュニケーションが無い
これまでオンライン研修のメリットを紹介してきましたが、オンライン研修を導入することにデメリットもあります。
その一つは、受講者同士のコミュニケーションが無いことです。同じ研修を受けることで関係値が深まることで受講者同士が刺激を受けたり、助け合ったりするという機会はなくなってしまいます。
解決策:ディスカッションの場を用意する
コミュニケーションの機会も重要だと感じる場合は、研修内容に関するディスカッションの場を設ける方法もあります。受講した内容を一人だけで解釈するよりも、複数の人の意見と交換することでさらに咀嚼することもできるのではないでしょうか。
Schooの「オンライン集合学習」という機能では、約5,000本のSchooの授業や各社のオリジナル動画を社員が「みんなで×リアルタイムに」視聴できます。授業を見ながらチャットで気づいたことや学んだことを話し合ったり、イイねを気軽に押すこともできるので、一方通行型になりがちな集合研修ではなく双方向の集合研修が実施できるはずです。
強制力が無い
また、もう一つのデメリットには強制力の無さが挙げられます。オンラインでの受講にしてしまうと、コンテンツを視聴するかしないかの判断を個々に委ねることになります。
たとえメール等でフォローしたとしても、確実に実行するかどうかはわかりません。せっかく用意したコンテンツも、受講してもらえなければ意味がありません。必要な研修に関しては、ある程度強制力を働かせる工夫が求められるでしょう。
解決策:管理画面で受講の有無を確認
強制力を働かせる方法としては、管理画面を使って受講の有無を確認し、未受講の人に対して個別にフォローをしていくという方法があります。
システムを構築する際にコストは発生しますが、長期的な視野で考えれば必要な機能だといえます。
オンライン研修のやり方
オンライン研修には様々な種類があります。web会議システムを使ったリアルタイムの研修や、オンライン学習サービスを使ったオンデマンドの研修がありますが、本章ではweb会議ツールであるZoomを使ったオンライン研修のやり方をご紹介します。
Zoomを利用する場合
Zoomを利用するのが初めての場合、Zoomをどう使えば良いかよくわからないという方が多いでしょう。 ここでは実際にオンライン研修でZoomを使ってオンライン研修を実施するための手順を解説します。
1:アカウントを作成する
まずは、Zoom公式サイト(https://us04web.zoom.us/)でアカウントを作成します。 メールアドレスを入力する欄を入力し、生年月日を入力すると登録したメールアドレスに認証依頼のメールが届くので認証します。 氏名とパスワードを設定するページが表示されるので、必要項目を入力すれば登録が完了します。 また、会社で使用しているGoogleアカウントと連携することで簡単に登録を済ませることが可能です。既にGoogleアカウントを持っている、またはアカウントをいくつも作成するのは手間である、という場合は連携するのも良いでしょう。
2:ミーティングを立ち上げる
アカウントを作成したら、ミーティングを立ち上げます。自分のアカウントにログインをして、画面右上にある「ミーティングを開催する」にカーソルを合わせると、参加する形式を選択します。 形式を選択すると、別ブラウザにてミーティングのページが立ち上がります。
3:メンバーをミーティングに招待する
ミーティングのページが立ち上がったら、参加者を招待します。 ビデオ画面が表示されるので、画面下にある「参加者の管理」を選択すると参加しているメンバーが表示されます。 メンバー表の一番下の「招待」というボタンを選択すると、招待方法を選択できます。
メールで招待することも可能ですが、「URLをコピー」を選択すれば、ビデオ会議にアクセスできるURLを取得できるので、それを共有するのも良いでしょう。
参加者は共有されたURLを開くだけで、グループワークワークに参加できます。
自宅からオンライン研修に参加する場合は仮想背景を設定するのがおすすめ
自宅からオンライン研修に参加する場合、人によっては家の様子を見られたくないと思う人もいるでしょう。Zoomは利用者のプライバシーも配慮しています。 メニュー画面のカメラマークの横の矢印を選択するとメニュー画面が開き、「仮想背景を設定してください」というメニューがあります。 そこで、背景を自分が指定した画像に変更することができます。
原則顔出しで会議を進行する
Zoomでオンライン研修を行う際は、原則顔出しで会議を進行するのがおすすめです。オフラインでは参加者の顔をいつでも見ることができるため、他の参加者の表情などを読み取ることは難しいことではありません。しかしながら、Zoomなどのweb会議ツールを活用してオンライン研修を行うと、それぞれの参加者が顔出しをするかしないかを選択することができるため、参加者同士が顔を合わせられないこともあります。オフラインと同じ程度の質を担保するために、参加者には原則顔出しをしてもらい、コミュニケーションを活発化させましょう。
オンライン研修サービスを利用する場合
研修に使うコンテンツを選ぶ
オンライン研修サービスを利用してオンライン研修を行う場合、最初にコンテンツを指定する必要があります。様々なコンテンツから受講生自身で選んでもらうのも良いですし、会社側が指定してもいいでしょう。オンライン研修サービス会社では様々な内容の講座が多数用意されていることが多いため、自社の研修方針に合う動画を選ぶようにしましょう。
体系的に受講してもらう
研修に使うコンテンツを選択したら、それらのコンテンツを体系的に学んでもらえるようにしましょう。ただ学んで欲しいコンテンツの動画をバラバラに受講してもらうよりも、学んで欲しいコンテンツを体系化して学んでもらう方が効果的です。Schooでは様々なコンテンツの講座を組み合わせてパッケージページを作り、オンライン研修で活用できるようにしています。このように、オンライン研修サービスによって体系化されているコンテンツを利用するなどして、体系的に学んでもらいましょう。
レポートやアンケートを提出してもらう
オンライン研修が終了しても、しっかりと振り返りを行わなければなりません。振り返りとしてよく使われている手法が、レポートとアンケートです。アンケートによる振り返りでは書く内容はあまり多くないため、短時間で振り返りを行うことができます。そして、レポートによる振り返りでは書く内容は多くなりますが、受講生自身がより深く研修を振り返ることができます。Schooではレポート機能を備えていますが、オンライン研修サービスによってはレポート機能がついていない物もあるため、レポートを受講生に課そうと考えている場合は、レポート機能を備えた会社を選びましょう。
オンライン研修を行う際に意識するポイント
当たり前ですが、オンライン研修は対面での研修とは大きく違います。そのため、オンライン研修を行う際には、対面で集合研修を行う際には意識する必要がなかったことを意識する必要が出てきます。ここでは、オンライン研修を行う際に意識するポイントをご紹介します。
リアクションを大きくする
集合研修では相手の表情から相手が何を考えているのかを有る程度は読み取ることができます。しかし、オンライン研修ではカメラ越しに参加者の顔を見ることになるため、オフラインと比べて相手の表情を読み取ることが難しいのです。そのため、オンラインで研修を行う際は、参加者全員に「リアクション」を意識してもらうことが大切です。リアクションを大きくすることで、相手の思考を表情から読み取ることができなくとも、リアクションからは有る程度読み取ることができるようになります。
カメラを常時オンにする
対面で行う集合研修と違って、オンライン研修では参加者が何をしているのか、話をしっかり聞いているのか、ということはカメラをオンにしていなければわかりません。さらに、カメラをオンにしなければ参加者がどのようなリアクションをしているのかも分かりません。そのため、参加者にはカメラを常時オンにしてもらい、コミュニケーションを取りやすくしましょう。
チャット機能を活用する
ZoomやGoogle meetなどのように、多くのビデオ通話ツールにはチャット機能がついています。このチャット機能を有効に活用することで、対面の集合研修にはないメリットが生まれるのです。例えば集合研修では多くの人が周りにいて、質問しづらいと感じる人もいるでしょう。そのような人たちにとって、チャットで質問を投げかけることは難易度が低く、より積極的に研修に参加できるようになります。このように、チャットを使うことで思わぬメリットも生まれますので、チャットを有効活用するようにしましょう。
セルフマネジメントがより重要になる
オンライン研修においては、教えられる側のセルフマネジメントが重要になってきます。オンライン研修では、オフラインでの研修のように講師がやっていることを見て覚えたり、講師が手取り足取り教えることはできません。そのため、オフラインでの研修時と比べて、教えられる側が研修内容を理解したりスキルを身に着けるため努力することが重要になってくるのです。
オンライン研修でグループワークを効果的に行うコツ
集合研修のようなオフラインで対面して行う研修でグループワークを行うのはそれほど難しいことではありませんが、オンライン研修でグループワークを効果的に行うためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
▼オンライン研修に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】オンライン研修でグループワークを効果的に行うための3つのポイント
1.ファシリテーターを参加させる
ファシリテーターは発言の機会をメンバーに平等に分け与えたり、最終的な合理形成をサポートするなど、様々な役割を果たしてくれます。オフラインの研修でもファシリテーターはよく参加しますが、オフラインでは特に重要な役割となります。オフラインと比べてオンラインでは相手の顔や表情を読み取ることが難しく、意思疎通が対面時よりも難しくなってしまい、なかなか良い議論が行えないことがしばしばあります。そんな時にファシリテーターが仲介役を担ってくれることで、中身のある深い議論ができるようになるのです。
2.参加者の役割や立ち位置を明確にする
オンラインでのグループワークは、オフラインのように場所や席の数が決まっていないため、参加者が増えすぎてしまうことがしばしばあります。すべての人がグループワークの中で役割を持っており、効果的な発言ができるのであれば問題はありませんが、あまり重要な役割でなく、意味のある発言をしない人をグループワークに入れてしまうと、本当に話すべき人が話せなくなってしまうなど、デメリットが多く生じることになります。そのため、参加者の数とそれぞれの役割に気を配り、べらぼうに人数を増やしてしまわないようんい注意しましょう。
3.チャットを活用する
上記にもチャットの重要性は記してありますが、オンラインでのグループワークにおいてもチャットは重要な役割を担ってくれます。例えばワークのメンバーとURLを共有したい時にチャットを活用することができたり、会議の進行の妨げにならないように質問をチャットに投稿することもできます。チャット機能はグループワークではあまり活用されない傾向がありますが、チャット機能を使うとより効果的にグループワークを進められるのです。
オンライン研修におすすめのweb会議ツール3選
オンライン研修に使うweb会議ツールにも、様々な種類があり、それぞれのツールによって使える機能が変わってきます。ここでは、いくつかの代表的なweb会議ツールについてご紹介します。
1:Zoom
多くの企業が導入しているZoomをまずご紹介します。Zoomには無料版と有料版があり、無料版ではミーティング時間が最大40分までとなっていますが、無料版でも十分web会議やオンライン研修に活用できる位の機能があります。特に、Zoomにはブレイクアウトセッションという、参加者を最大50のグループに分割する機能や、ホワイトボード、画面共有、画面録画など、web会議やオンライン研修に役立つスキルが備わっています。ブレイクアウトセッションをうまく使うと、最初は全員でグループディスカッションのお題や進め方を聞き、途中からグループに分けて少人数でディスカッションを行うことができ、より柔軟な研修を行うことができます。また、breakout roomsは時間を設定することも可能なので、30分など時間を設定しておけば、自然とグループから全員の画面に戻すこともできます。
2:Google Meet
Zoom同様にWeb会議ツールとして利用者が多いツールがGoogle Meetです。無料版のものはGoogle Hangoutと呼ばれています。元々はブレイクアウトセッションなどの機能は無く、小規模の会議などでよく使われていましたが、徐々に他社の機能に追いついてきているため、研修などに活用する会社も増加しています。そして、Google Meetの料金が本記事で紹介しているWeb会議サービスの中で最も安いというのも魅力の1つです。また、無料版のGoogle Hangoutでも一定の機能を利用できるというのも大きなメリットです。Zoomの無料版は40分しか利用できないという時間の縛りがありますが、Google Meet/Google Hangoutは時間の縛りがないため、ZoomとHangouts Meetを併用している企業が多く見られます。
3:Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、Microsoftが提供するオンライン会議サービスです。Teamsにはオンライン会議機能や通話・チャット機能のような、他のweb会議サービスが備ている機能に加えて、資料を共有する機能やoffice365との連携機能など、他のオンライン会議サービスには無い機能があります。例えばビデオ通話で会議を行いながらPowerPointやExcelなどを参加者の中で共同で編集することができるため、同時に資料を編集できます。そのため、その都度変更点を参加者に伝えたり資料を更新して参加者に送信する必要が無くなり、非常に便利です。
オンライン研修の導入事例
ここでは、オンライン研修が実際の研修でどのように活用されているのかを、事例を用いてご紹介します。
株式会社アントレ
独立・開業などの支援を中心に行っている株式会社アントレでは、オンライン研修サービスを活用し、会社全体で社員の成長をサポートするという形の人材育成を行っています。社員それぞれが自分自身の目標を半期ごとに設定し、その目標達成につながる講座を受けることで、社員のスキルアップを図っています。社員がどのように学び、その成果がどの程度出ているか、ということを定期的に上司と面談して確認するというシステムを採っており、会社全体での人材育成が行われています。
▼株式会社アントレの事例に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】株式会社アントレの事例
株式会社ボールド
IT系企業である株式会社ボールドでは、オンライン研修サービスを活用した人材育成を行っています。社員のスキルレベルの底上げを行うために集合研修を行っていたものの、社員が派遣先の会社に常駐しており、なかなか集まる機会が無かったため、十分な研修を行えていないという背景がありました。そこで、集合研修よりも社員がそれぞれの都合に合わせて学ぶことができるオンライン研修サービスに切り替え、社員のスキルアップを促進しているそうです。専門的な技術だけでなく、ビジネススキルなどといった一般的なスキルも含めた人材育成を、オンライン研修サービスを使って行っています。
▼株式会社ボールドの事例に関して詳しく知りたい方はこちら▼
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デジタル・アドバタイズ・コンソーシアム株式会社
インターネット広告に関する事業を展開するデジタル・アドバタイズ・コンソーシアム株式会社では、社員が自発的に学び、成長することによる組織開発を行っています。この会社ではオンライン研修サービスを活用し、コンテンツに関係なく社員が興味を持った内容の講座を自由に受けてもらうというスタイルで社員のスキルアップを図っています。オンライン研修を活用した人材育成においては、会社からやらされる形で学んでもなかなか社員は成長しないため、学ぶコンテンツに制限を設けないなど、社員が自発的に学ぶための工夫が大切です。
▼デジタル・アドバタイズ・コンソーシアム株式会社の事例に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】デジタル・アドバタイズ・コンソーシアム株式会社の事例
Schooのオンライン研修を紹介
Schooビジネスプランでは、オンライン研修に使える、5,800本を超える数の幅広いジャンルの授業をご用意しており、様々なスキルやノウハウを、オンラインで学ぶことができます。授業の講師には、各業界で働くトップランナーの方々をお迎えしています。それぞれの講師自らが経験したことに基づいて授業を行うため、分かりやすく、かつ実践で活かすことができるスキルやノウハウを学ぶことができます。さらに、生放送の授業限定ですが、受講者から講師にチャットで質問することもできるため、受け身型の学習にならないという点も、Schooのオンライン学習の特徴です。
階層別研修
上記したように、Schooビジネスプランでは5,800本以上の授業を用意しているため、内定者研修から管理職研修までを幅広くカバーすることができます。これまで手間のかかっていた研修設計も、Schooビジネスプランであればカリキュラムと対象者を選択するだけで完了することができ、研修担当者の工数を大きく削減することもできます。
階層別研修におすすめの研修パッケージ
階層別研修では、新入社員には基礎的なマナーやスキルを学んでもらい、中堅社員や管理職には部下の育成やマネジメントなどについて学んでもらうことが一般的です。ここでは、新入社員から管理職までの研修におすすめの研修パッケージを紹介します。
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「ロジカルシンキングとは何か」や「ロジカルシンキングの基礎となる技術」などについて学びことができるパッケージです。
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このパッケージでは、新入社員や若手社員が最低限知っておくべきExcelのスキルを学ぶことができます。
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全10時間で、ビジネスマナーや報連相を学ぶことができるパッケージです。
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報連相やPDCAといったビジネスマンとしての基礎の部分をしっかりとやり抜く「業務遂行力」について学ぶことができるパッケージです。
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ビジネスパーソンに必須である課題解決力を身につけられる研修パッケージです。
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社員一人ひとりが自分の悩みに合わせたコミュニケーションスキルについて学ぶことができる研修パッケージです。
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マネージャーがチームのパフォーマンスを最大化させるために必要な部下育成のスキルを学ぶことができるパッケージです。
職種別研修
職種によって求められるスキルは様々ですが、Schooの研修パッケージを活用して職種別研修を行うことができます。Schooでは、営業職からデザイナー・エンジニアまで、幅広い職種に対応した授業を用意しているため、多様な職種に対応した研修を行うことができます。
職種別研修におすすめの研修パッケージ
全職種に共通するスキルもありますが、職種によって求められるスキルは様々です。ここでは、それぞれの職種に必要なスキルを体系化した研修パッケージをご紹介します。
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営業経験が浅い、もしくは経験のない方を対象とした研修パッケージです。
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基礎からwebマーケティングを学びたいという方を対象とした研修パッケージです。
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プログラミング言語Javaを基礎から学びたい方を対象にしたパッケージです。
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1人でWebデザインの全行程を行えるようになりたいWebデザイナーの方を対象とした研修パッケージです。
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WebエンジニアとしてこれからRubyを勉強したいという方に向けて、基礎から学んだ知識を活用してWebアプリケーション作成を行うことのできる研修となっています。
テーマ別研修
社員それぞれの課題や改善点によって必要になってくるスキルは違います。Schooではビジネスマナーからチームビルディングまで、様々な種類の研修に対応できる研修パッケージを用意しています。
テーマ別研修におすすめの研修パッケージ
Schooのテーマ別研修では営業スキルやプログラミングスキルなど、幅広い分野のパッケージをご用意しており、それぞれの会社、社員のニーズに合った研修を行えるようになっています。ここではその一部をご紹介します。
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営業経験が浅い、もしくは経験のない方を対象とした研修パッケージです。
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基礎からWebマーケティングについて学べる学ぶことができるパッケージです。
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初めてJavaを学ぶ方を対象に、基礎から学ぶことができるパッケージです。
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WebエンジニアとしてこれからRubyを勉強したいという方に向けて、基礎から学んだ知識を活用してWebアプリケーション作成を行うことのできる
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デザイナーやアプリ開発に関わる企画職、エンジニア1人1人がアプリデザインの考え方やプロトタイプ制作について学習できるパッケージです。
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ザイナーとしてこれからWebデザインを勉強したいという方に向けて、デザインの基礎(レイアウト、色、文字、デザインの考え方など)とAdobe Photoshop CC / Illustrator CCの使い方について学ぶことができる研修パッケージとなっています。
まとめ
- ・オンライン研修は時間・場所を問わずに学習できる上に、教育の質を均質に保ち、学習状況の管理まで行うことができる。
- ・オンライン研修では、受講者同士の会話が少ない・強制力が小さいというデメリットもある。
- ・オンライン研修でグループワークを行う際は、リアクションを大きくするなど、意識しておく点がいくつかある。
- ・オンライン研修に活用できるweb会議サービスがいくつかあり、それぞれ出来ることが違う。
オンライン研修は、場所、時間を問わず学ぶことができ、受講者の学習状況の管理も行えるため、効率的に研修を行うことができます。
schooビジネスプランは約4700本もの授業を用意しており、授業の種類も豊富なため、ビジネスマナーやコミュニケーション力などの基本スキルから、営業・プログラミング・デザインなどの実務スキルまで学べるので、自発的に学び成長していける人材の育成促進につながります。