要件定義研修パッケージ

公開日:2026/05/07
更新日:2026/09/03



要件定義は、関係者やITベンダーと認識をそろえ、システム開発を円滑に進めるために欠かせない工程です。この研修では、業務の目的や条件を整理し、必要な要件をまとめて、関係者と合意をつくる方法を学びます。

平均評価スコア
4.3/5.0(308件)

研修概要

時間

全3コース / 合計9時間

(13コマ)

料金

1,650円 / ID(最少20ID〜)

※定額・見放題プラン
※ボリュームディスカウントあり

受講形式

オンライン

※講師派遣(対面)やワークショップ形式への変更もご相談ください

対象者

・若手エンジニア
・プロジェクトリーダー
・システム担当者

要件定義研修のよくあるお悩み

  • check関係者の要望がまとまらず要件が曖昧になる
  • check業務側と開発側の認識がずれ手戻りが増える
  • checkベンダーへの依頼内容を具体化できず困っている

到達目標・ゴール

  • check要望と要求を整理し要件として言語化できる
  • check業務要件とシステム要件を分けて考えられる
  • check要件定義後の進行管理まで見通して進められる

研修の概要

要件定義では、関係者から要望を集めるだけでなく、業務で実現したいことや制約を整理し、開発側と共有できる形に落とし込む必要があります。ここが曖昧なまま進むと、認識のずれや仕様変更が重なり、納期や予算にも影響しかねません。

本研修では、要件定義の基本的な考え方から、業務要件・システム要件の整理、RFPの作成、後続フェーズの進行管理までを扱います。エンジニアやプロジェクトマネージャーだけでなく、DX推進やシステム発注を担う企画部門にも役立つ内容です。自社の目的を明確にし、関係者と同じ前提でプロジェクトを進めるための判断軸を養います。

要件定義研修の特徴

  • check要件定義の基本から完了後の確認まで扱える
  • checkPMBOK®を基に失敗しやすい場面を考えられる
  • check発注者側のRFP作成とベンダー管理を学べる

要件定義研修プログラム詳細

要件定義を始めても、関係者の要望を集めるだけで終わり、何を決める工程なのかが曖昧になることがあります。本コースでは全4回(30分、40分×2、35分)を通じて、要望を要求や要件へ整理する考え方を確認します。業務の全体像や制約を押さえ、機能要件と非機能要件を分けて考えるため、開発の出発点で判断に迷いにくくなります。要件定義を初めて担当するエンジニアや、進め方を見直したいリーダーにおすすめです。


学習内容

第1回 alarm30分

要件定義を単なる要望整理で終わらせないために、要望・要求・要件の違いから確認します。開発手法による位置づけや上流工程の役割を踏まえ、最初に何を明らかにすべきかを考える授業です。

  • 要件定義とは?
  • 要件定義のプロセス
  • 要望・要求・要件
  • 開発手法による要件定義の位置づけ
  • 近年の要件定義
  • 要件定義において大事なこと
  • 要求・要件を取り扱う上流工程とは
  • 要件定義の3つのセオリー
  • 要件定義でまずやるべきこと
第2回 alarm40分

個別の要望をそのまま仕様にせず、企業や業務の全体像から要求を捉える視点を扱います。4つの図を使って関係者の考えを整理し、部分最適に偏らない要件定義の準備を進める授業です。

  • エンタープライズアーキテクチャ
  • 全体最適と部分最適
  • 要求をどうやってまとめるのか?
  • ビジネスをまず押さえる!
  • 要件定義の演習
  • 要求を表す4点の図
  • 4点の図の作成手順
  • 要件を明らかにする4つの図
  • ビジネス鳥瞰図
  • ビジネス地図
  • ビジネス航路図
  • ビジネス行動図
  • 4点の図の具体的な関係性
  • 4つの図を作成する際のポイント
  • 図作成のお作法

要件定義で扱う範囲が広がりすぎたり、制約の確認が後回しになったりする状況を防ぐための授業です。二つの進め方を押さえたうえで、データと業務プロセスを要件として表す視点を整理します。

  • 要件へ
  • そもそもの確認事項
  • 2パターンの要件定義
  • 代表的な制約
  • 要件定義の範囲
  • 要件定義のやり方
  • データに関する要件定義
  • プロセスに関する要件定義

機能だけを決めて要件定義を終えるのではなく、品質や使いやすさなどの非機能要件も検討します。CRUDマトリクスやFURPS+を手掛かりに、要件の確認と後続工程へのつなぎ方を考える授業です。

  • 要件定義のやり方
  • CRUDマトリクス
  • FURPS+
  • 機能要件定義
  • 非機能要件定義
  • 要件定義が終わったら
要件定義で失敗しないPMBOK®活用術の授業サムネイル
alarm講座合計4時間40分

要件定義は、プロジェクト全体の中で役割を捉えないと、決める範囲や完了の判断が曖昧になりがちです。本コースは全5回(60分×3、50分×2)で、PMBOK®を手掛かりに要件定義の位置づけを確認します。スコープを明らかにし、業務要件とシステム要件を切り分け、後続フェーズの計画へつなぐ考え方を扱います。関係者の認識差や進行の停滞に悩むプロジェクトマネージャーに向いた内容です。


学習内容

要件定義だけを切り出して考える前に、プロジェクトマネジメント全体の中での役割を確認します。関係者が同じ前提に立つために、基本用語と要件定義フェーズの重要性を押さえる授業です。

  • プロジェクトマネジメントとは何か?
  • プロジェクト管理の標準的な手法
  • 要件定義フェーズの位置づけと重要性

プロジェクトの対象範囲が曖昧なまま進むと、追加要望や認識のずれが起こりやすくなります。スコープマネジメントの目的を理解し、WBSを使って要件定義を進める際の考え方を学びます。

  • スコープマネジメントの定義と目的
  • WBS作成のルールと勘所
  • 要件定義フェーズの進め方

業務で実現したいことと、システムで実現する内容を混同しないための授業です。二つの要件定義の違いを踏まえ、目的や実現レベルを開発へつなげる際の整理方法を確認します。

  • 業務要件定義とシステム要件定義
  • 業務要件定義の進め方
  • システム要件定義の進め方

要件定義が行き詰まる理由を、現場で起こりやすい六つのパターンから振り返ります。プロジェクトマネージャーが状況を見極め、次の対応を考えるために押さえたい勘所を扱う授業です。

  • 要件定義フェーズが難しい理由
  • 現場で起こる6つの典型的なパターン
  • プロマネとして押さえておくべき16の勘所

要件定義を終えた後に何を確認し、次の工程へどう引き継ぐかを考えます。クロージングの判断や次フェーズの計画を押さえ、後続工程で要件の抜けや認識差が表面化する事態を防ぐ授業です。

  • 要件定義フェーズのクロージングポイント
  • 次フェーズ計画の組み立て方
  • 後続で失敗しないプロジェクト管理のポイント

ITベンダーに依頼した内容が期待とずれる場合、発注側で目的や業務課題を十分に整理できていないことがあります。本コースでは全4回(35分、30分×2、20分)を通じて、RFPに何を書くべきかを考え、業務要件を伝わる形へ落とし込みます。裁判事例を交えながら、要件定義の曖昧さが招く問題と、WBSなどを用いた進行管理も確認します。外部ベンダーとの協働を担当する企画職やシステム担当者におすすめです。


学習内容

外部ベンダーへ提案を求める前に、自社の目的や業務課題をどう整理するかを考えます。RFPの役割と記載項目を確認し、システム化の目的を曖昧にしない発注側の準備を学ぶ授業です。

  • Introduction:多様なDX
  • 業務課題をITで解決する際の問題
  • RFPとは?
  • RFPの記載項目
  • 記載項目の詳細①:組織の基本情報・組織を取り巻く環境と当社の状況
  • 記載項目の詳細②:組織の方針・組織の課題
  • 記載項目の詳細③:KGI・KPI
  • 現行業務の課題(ラブエム事例)
  • 現行業務の改善
  • 【裁判の事例】システム化の目的に関する紛争事例

RFPを具体化する際に、業務要件とシステム要件をどう分けるかを扱います。発注側が先に整理すべき業務の姿を確認し、ベンダーへ渡す要件が曖昧になる原因を考える授業です。

  • システムづくりのステップ(ウォーターフォールの場合)
  • 【裁判の事例】要件定義に失敗した事例
  • 要件定義の全体像
  • 業務要件定義の書き方

業務要件をいきなり文章にせず、まずシナリオとして書き出して整理します。業務を細かく分け、前提となる情報も添えながら、ベンダーが理解しやすい要件へ変える流れを学びます。

  • おさらい:要件定義のステップ
  • 業務要件定義(シナリオを書き出す)
  • 業務要件定義(シナリオから要件へ)
  • 業務要件定義(ブレイクダウン)
  • 業務要件定義(付帯状況)
  • 【裁判の事例】要件定義に失敗した事例

要件を渡した後も、進捗やリスクを把握しなければプロジェクトは安定しません。WBSやアーンドバリューマネジメントを使った見方を確認し、問題の兆候を早めに捉える管理方法を学びます。

  • プロジェクト管理の概要
  • 進捗管理の定量化:WBS
  • 進捗管理の定量化:アーンドバリューマネジメント
  • リスク管理
  • 【裁判の事例】プロジェクト管理に関わる紛争事例

※本ページに掲載のカリキュラムは一例(推奨構成)です。実際には、お客様の課題やニーズに応じて自由にプロダクト機能にてカスタマイズいただけます。管理画面の「研修設定機能」により、最短5分で最適なプランを作成可能です。詳細については、ぜひ営業担当までお気軽にご相談ください。


担当講師

赤 俊哉氏のプロフィール写真
ITエンジニア/コンサルタント

下請けプログラマーやSE、ユーザー企業のIT担当、デジタル責任者など、ベンダー側とユーザー側の双方でシステム開発に携わる。多くのプロジェクト経験を通じて上流工程の重要性を認識し、データを中心にビジネスとITを考える視点を発信している。

マナビジネス しゅう氏のプロフィール写真
YouTuber/コンサルティングファーム勤務

ITソフトウェア企業を経て、総合系コンサルティングファームで経営管理・IT領域のコンサルティング業務に従事。プレゼンや思考法の講師としても活動し、YouTubeチャンネル『マナビジネス』で仕事術を発信している。著書に『3秒で伝える』がある。

細川 義洋氏のプロフィール写真
ITコンサルタント(元東京高等裁判所IT専門委員)

システム開発・運用、ITコンサルティングに携わった後、東京地方裁判所と東京高等裁判所でIT紛争解決の調停委員・専門委員を務める。政府CIO補佐官も経験し、現在はシステム開発やITガバナンス、ITプロセス品質の向上に関する執筆・講演・研修を行っている。


受講者の評価

平均評価スコア
4.3/5.0(308件)

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この授業は大変すばらしいです。説明が分かりやすく私が過去設計業務に携わっていた時にこの授業があったらなあと思いました。どうもありがとうございました。

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前回に続き、要件定義の必要性が講義の中で良く理解できました。今までのやり方で講義内のアドバイスを有効活用し、より上手くメンバーへ提案出来るように心掛けたいと感じました。

受講者アイコン

現在の業務に役立ちそうな情報をたくさん得ることができました。


導入事例

株式会社ミロク情報サービスの導入事例画像
株式会社ミロク情報サービス
開発部門のビジネススキル向上と部門間コミュニケーションの活性化に向け、Schooの出張ワークショップを活用した導入事例です。
株式会社ドリーム・アーツのロゴ
株式会社ドリーム・アーツ
社員が自発的に学べる環境を整え、業務に必要な幅広い知識の習得を支援するためにSchooを活用した導入事例です。
能美防災株式会社のロゴ
能美防災株式会社
全社員へDX講座を案内した後、継続利用を希望する社員の自律学習にもSchooを活用した導入事例です。

よくあるご質問

Q.要件定義の経験がない人や、非エンジニアでも受講できますか?

要件定義や開発経験がなくても、業務部門や発注側の立場から理解しやすい内容です。要件定義は技術用語を覚えるだけでなく、業務で何を実現したいのかを整理し、関係者へ伝える仕事でもあります。本研修では、要望・要求・要件の違いや、業務要件とシステム要件の分け方を基礎から確認します。RFPの役割も扱うため、ベンダーへ依頼する企画担当者やDX推進担当者にも学びをつなげやすい構成です。

Q.要件定義について、どの範囲まで学べますか?

要件定義の基本から、要求の整理、業務要件とシステム要件の切り分け、機能要件・非機能要件まで学べます。さらに、RFPの作成やスコープ管理、WBSを使った進行管理も扱います。要件を固めるだけでなく、発注前の準備から要件定義後の引き継ぎまで、実際のプロジェクトの流れに沿って理解できる内容です。

Q.eラーニングでも、実務に結びつけた学習はできますか?

実務を想定した題材が多く、担当業務へ結びつけやすい内容です。『ITベンダーとのプロジェクト要件定義と進行管理』の授業では、RFPの作成や業務要件の整理、WBSを使った進行管理を扱います。裁判事例も取り上げるため、要件の曖昧さがどのような問題につながるのかを踏まえながら、自社の案件に置き換えて学べます。

Q.発注者として、ベンダーとの要件調整にも役立ちますか?

発注者として押さえたい要件整理と、ベンダーへの伝え方を学べます。『ITベンダーとのプロジェクト要件定義と進行管理』の授業では、RFPに盛り込む内容や、業務要件とシステム要件の分け方を解説しています。さらに、WBSを使った進行管理も扱うため、依頼前の整理から開発中の管理まで、発注者として押さえるべきポイントを学べます。

Q.お申し込みまでのフローを教えてください

1. 資料請求/お問い合わせ
お問い合わせ後、弊社担当よりご連絡いたします。ご利用用途や対象者などをお教えください。
2. ヒアリング/運用イメージのご提案
現在の研修状況や計画などをヒアリングし、最適な研修内容のご提案とお見積もりをいたします。
3.ご契約
お申し込みいただきご契約となります。

Q.最少申し込み人数はありますか

20IDからご契約が可能です。料金についてはご契約のID数によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

Q.Schoo for Businessの特長を教えてください

国内最大級となる9,000本以上の動画数でビジネススキルから政治・経済・金融・デザイン、プログラミング、 DX、AIまで全21カテゴリの幅広い領域を網羅しています。社員研修から自律学習まで幅広くご活用いただけます。また年間600本の動画が更新されるので、最新のトレンドや環境に合わせた研修や学習が可能です。

Q.Schoo for Business(法人向けサービス)とプレミアムプラン(個人向けサービス)の違いを教えてください

Schoo for Businessは法人でご契約いただき、各社員に視聴権限(ID)を割り振って受講いただくプランです。一方、プレミアムプランは個人でご契約いただく有料のプランです。そのため、管理機能・研修機能はSchoo for Business(法人でのご契約)のみでご利用いただくことが可能です。


要件定義研修の関連テーマ

要件定義の精度を高めるには、システム開発の知識だけでなく、事業課題を捉える視点や情報を整理して伝える力も必要です。IT、DX、論理的思考、AIの学びを組み合わせることで、案件に応じた要件を考えやすくなります。

要件定義の前提となるITリテラシーやシステム開発の知識を補い、業務と技術を結びつけて考える力を高める研修です。

デジタル技術の導入を目的にせず、事業や業務の課題から変革を考えることで、要件定義の目的を明確にしやすくなります。

複数の要望や課題を整理し、前提と結論の関係を明らかにする力は、要件の抜けや矛盾を見つける際に役立ちます。

AIを用いるシステムでは、できることと限界を踏まえて目的や要件を決める必要があるため、AIの基礎理解も重要です。


同一対象者へおすすめの研修

要件定義を担うエンジニアやプロジェクトリーダーには、顧客への提案、プロジェクト管理、エンジニア組織の運営、AI案件の要件整理に関する研修もおすすめです。

顧客へのヒアリングや提案書作成に必要な伝え方を学び、要望を引き出して関係者に分かりやすく共有する力を補えます。

WBSを使った計画、リスク管理、関係者との連携を学び、要件定義後もプロジェクトを安定して進める力を高められます。

1on1や評価、目標設定などエンジニア組織のマネジメントを学び、要件定義を担うメンバーの育成や支援に役立てられます。

AIの基礎とシステム発注の考え方を組み合わせ、AIを扱うプロジェクトで目的や優先順位を整理する視点を学べます。


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