公開日:2020/08/31
更新日:2023/07/14

マネージャーの役割とは|求められるスキルやリーダーとの違いについても解説

マネージャーの役割とは|求められるスキルやリーダーとの違いについても解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

マネジメント研修はマネージャーの役割を知ることで、マネジメント研修の成果が大きく異なります。最大限の効果を発揮させるために、マネジメント研修の目的や内容を、しっかり理解しておきましょう。

 

01マネージャーとは

まずそもそもマネージャーはどのような役割を担っているのかや、リーダーとどう違うのかについて解説します。

企業における様々な業務の運営責任者

マネージャーには様々な種類があり、それぞれに違う役割があります。しかし、全ての種類のマネージャーに共通しているのは、企業や組織、あるいは部署、プロジェクトのトップである、と言うことです。日本では長らく「部長・課長」などといった呼び方が使われており、マネージャーは外資系企業などで使われていた呼び名だったと言われています。しかし、近年では多くの企業がマネージャーという呼び名を取り入れています。

リーダーとの違いは?

マネージャーとリーダーは同じ意味で使われることもしばしばありますが、両者には少なからず違いがあります。第一に、リーダーは事業や部署を自分自身で引っ張っていくと言う役割があります。それに対して、マネージャーはプロジェクトや部署のメンバーのやる気を引き出し、そのプロジェクト・組織全体で成績を残せるようにすると言う役割があります。視野を広く持ち、メンバー1人1人をサポートして成績を残せるようにマネジメントする、と言う点がリーダーとは違う点です。

リーダーとマネージャーの違いについては、「マネージャーの“いままで”とそして“これから”を考える」というSchooの授業で、株式会社ポケットカルチャー代表取締役の冨塚氏は以下のように述べています。

リーダーというのは、リーダーシップですから「Lead the Self」。自分自身をリードして、「Lead the People」=人々をリードできるような立場になって、「Lead the Society」=社会をリードできる人間になっていくと捉えています。簡単にいうと、「リーダーになれ」とは、共感を生める人間になりなさいという意味です。「あの人がそういうことをやっているんだったら、私もそういうことをやってみたい」と思われる人間になれば、勝手にみんながついてくる。一方でマネージャーはやりくり上手なので、やりくりをしながらゴールに向かって進んでいって、みんなをゴールの方に導くという人のことです。したがって、概念としてはリーダーシップの要素としてマネジメントが含まれていると私は考えています。

  • 株式会社ポケットカルチャー 代表取締役

    1988年3月立教大学法学部法学科卒業、株式会社リクルートに入社。人材領域に16年間携わり、営業部長、リクナビ編集長などを歴任。2004年より国内旅行領域(じゃらん)の責任者となり、 2008年に株式会社リクルート執行役員に就任。じゃらん・ホットペッパーなどを扱うリクルートライフスタイルの社長、ゼクシィ・スタディサプリなどを扱うリクルートマーケティングパートナーズの社長など、様々な領域の責任者を歴任。累計1万人以上をマネジメントしてきた。2018年3月に同社を退職し、現在は現職の他、株式会社イオレの代表取締役社長、株式会社Gunosyの社外取締役・複数の企業の顧問を行う。
 

02マネージャーの種類

マネージャーと一口に言ってもいくつか種類が存在し、それぞれの役割は異なります。ここでは、「ゼネラルマネージャー」、「プレイングマネージャー」、「プロジェクトマネージャー」の3種類についてそれぞれの役割を解説します。

ゼネラルマネージャー

ゼネラルマネージャーは、管理職の中でも特に階層の高い社員に使われることが多く、いわば部門の責任者と言ったような立場にあります。会社にもよりますが、基本的には現場で指揮をとるわけではなく、経営陣に近い階層で経営や企業戦略、大きなプロジェクトなど、重要な事項に関与します。非常に重要な役割であり、より大きな組織、プロジェクトをマネジメントすることになるため、大きな責任を負います。

プレイングマネージャー

プレイングマネージャーとは、マネージャーの中でもリーダーに近い役割を持っています。マネージャーとして組織全体をマネジメントするのはもちろん、自らもプレイヤーとして組織を引っ張っていくのがプレイングマネージャーです。プレイヤーとして組織を先導するだけでなく、組織全体に目を配り、それぞれのメンバーのマネジメントも同時に行う必要があるマネージャーだと言えます。

エリアマネージャー

会社によってはエリアマネージャーが存在しない会社もありますが、エリアマネージャーもマネージャーの1つです。エリアマネージャーは基本的に、それぞれのマネージャーの担当エリアにおける管理・運営を行います。販売・サービス業界など、広域で事業を展開する会社などでよく配置されており、担当エリア内にある店舗の売り上げ向上や、それぞれの店舗へのコンサルティングなども行います。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとは、その名の通りプロジェクトの管理・運営を行うマネージャーです。常にプロジェクトの進度や売り上げを把握し、それらのマネジメントを行うだけでなく、リスクマネジメントも業務に入ります。ゼネラルマネージャーのように大きな組織、プロジェクトを担当するわけではありませんが、プロジェクトのPDCAサイクルを回し続けてプロジェクトの改善を図ると言う大事な業務を担うマネージャーです。

 

03マネージャーに求められる役割

マネージャーの役割を考える上で、まずマネジメントの定義について整理しておきましょう。「元 Google シニアマネージャーが教えるマネジメントの授業」というSchooの授業で、Aqxis合同会社 代表の多田氏は以下のように述べています。

マネジメントとは、目的を達成するための最適化手法です。最適化手法と言っているように、マネジメントとはあくまで手段であって、目的を達成するためにあります。マネジメントを日本語にすると「管理」と訳され、マネージャーを管理職という言い方もします。しかし、マネジメント=管理と捉えるとマネジメントの本質を見誤ると思っています。管理はマネジメントの一側面にしか過ぎません。制約がある中で、なんとかやりくりをして最適解を見出すことがマネジメントの本質だと思っています。

  • Aqxis 合同会社 代表

    Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立。2年間のフリーランス (個人事業主) を経て Aqxis 合同会社(https://aqxis.biz)を設立し代表に就任。Google 以前はインテージにてマーケティングリサーチ業務に従事。

では、このマネジメントの定義を踏まえると、マネジャーの役割は以下の3つに整理できます。

  • 1.目的を達成する
  • 2.成果を最大化させる
  • 3.仕組みをつくる

以下では、上記3つの役割について詳しく紹介いたします。

1.目的を達成する

前述したように、マネジメントとは目的を達成するための最適化手法なので、当然マネージャーとしての役割の1つとして「目的を達成する」が含まれます。マネージャーは、組織の目的や戦略を深く理解し、それを達成するための方針や戦術を考えます。そして、メンバーや時には他部署の人とも協力しながら、この目的を達成するための行動を実行していく必要があるのです。

2.成果を最大化させる

単に目的を達成するだけではなく、その中でいかに成果を最大化させるかが、マネージャーの役割としての2つ目になります。マネージャーは、メンバーの能力を最大限引き出し、活用することで、組織の成果を最大化させなくてはなりません。そのためには、目的・目標・戦略を明確にするだけでなく、コーチングやフィードバック、ティーチングなどを使い分けながら、メンバーを育成していくことも求められます。

3.仕組みをつくる

マネージャーがチームや組織にいなかったとしても、その組織がしっかりと回るような仕組みを作っていくことが、マネージャーの役割の3つ目になります。業務プロセスやルールを明確にし、適切な役割分担やコミュニケーションの確立、情報の共有など、組織運営に必要な要素を整備していく必要があります。さらに、現代のビジネス環境においては、変化が激しいため、組織の仕組みを適宜見直し、改善することが求められます。マネージャーは、組織の変化に敏感に対応し、必要に応じて仕組みを見直し、適切な改善を実施していく必要があるのです。

 

04マネージャーに必要なスキル

マネージャーには主に以下のスキルが求められます。

  • ・コミュニケーション能力
  • ・ロジカルシンキング
  • ・判断力・決定力
  • ・アンガーマネジメント
  • ・リーダーシップ
  • ・プレゼンテーションスキル
  • ・プロジェクト管理スキル

それぞれこの章で詳しく解説します。

コミュニケーション力

マネージャーにとってコミュニケーション力は必須のスキルであると言えるでしょう。組織やプロジェクトをマネジメントしていく上で、上述したように部下のモチベーション向上などにも取り組まなければなりません。そのような役割を持つマネージャーがコミュニケーション力に欠けていると、部下を上手くマネジメントできず、部下のパフォーマンスが落ちるだけでなく、結果的に組織やプロジェクトのパフォーマンス低下にも繋がります。そのため、コミュニケーション力はマネージャーにとって非常に重要な能力となります。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングもマネージャーにとっては重要なスキルです。もちろんどんなビジネスパーソンにもロジカルシンキングは必要なのですが、マネージャーと言う人の上に立ち、指示を送る役職の社員にとっては特に重要なスキルと言えるでしょう。端的に、分かりやすく要点がすぐにわかる説明ができるかできないかでは、部下からの印象もかなり変わってくる上に、意思疎通にかかる時間が減るため、仕事スピードの向上にも繋がります。

判断力・決定力

判断力・決定力もマネージャーには必須の力と言えるでしょう。先述のように、マネージャーは組織やプロジェクトの目標・方向性を決定し、管理・運営していくと言う役割があります。プロジェクトが進んでいく中で素早い判断・決定を求められる場面があった場合、マネージャーが優柔不断で判断を下すのに時間がかかってしまうと、チャンスの喪失や大きな損失につながることもあります。そのため、判断力・決断力がマネージャーには必須なのです。

アンガーマネジメント

アンガーマネジメントは、怒りをセルフコントロールすることですが、アンガーマネジメントもマネージャーにとっては重要なスキルです。近年問題となっているパワーハラスメントなど、上司と部下の間でのトラブルはしばしば起こります。原因は様々ですが上司からの叱責が原因というケースも多くあるようです。そのようなトラブルを防ぐために、マネージャーはアンガーマネジメントスキルを持ち、怒りをコントロールできるようになる必要があります。

▼アンガーマネジメントに関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】アンガーマネジメントとは?怒りの原因や必要性、怒りの種類や実践方法などを紹介

リーダーシップ

マネージャーは、チームや部署を率いるためにリーダーシップ能力が必要です。リーダーシップ能力がある人は、周囲の人を自然と巻き込むことができ、組織のゴールに向かってチームをまとめることができます。

プレゼンテーションスキル

マネージャーは、時として経営会議でプレゼンテーションを行うこともあります。企業によりけりですが、評価査定の際には経営陣の前で自分の部下がどれだけ組織に貢献したのかをプレゼンテーションしなければなりません。また、メンバーに対してもチームとしての戦略・戦術・方針をプレゼンする場面は少なくないでしょう。そのため、マネージャーには自分の意見を他者に正確に伝え、相手の心情や行動を変化させるプレゼンテーションスキルが求められます。

プロジェクト管理スキル

マネージャーは、自らプロジェクトの管理をすることもあれば、メンバーが管理しているプロジェクトを管理することも時に求められます。進捗に問題はないか、他部署との連携でサポートに入るべきかなど、メンバーの意思決定機会を奪わないようにしながらも、目的を達成できるように適切なタイミングで介入する見極めも必要です。

 

05これからのマネージャーに求められること

VUCAと言われる環境変化の激しい時代において、複雑化・多様化する課題への迅速な対応が、これからのマネージャーには求められます。今までのやり方や技術、固定の考え方では解決できない課題(適応課題)に対して、いろんな人の意見や専門性を借りて、皆で取り組んで何とかこなしていく役割を、今後マネージャーは担わなくてはなりません。

適応課題は技術的問題(既存の方法で解決できる問題)と対比されて語られることが多いです。これまでのマネージャー像はいろんな経験があったり深い専門性を持つ知見のある人がマネージャーになるので、問題が起きた時に「いつまでに、これを実施してください」と指示・統制型のマネジメントスタイルが中心でした。

しかし、この指示・統制型では複雑化する課題を解決できません。そのため、これからは自分だけでは解決できない課題に対して、メンバーの意見を聞いたり、組み合わせたりする必要があります。時には自分よりメンバーの方が問題に詳しいかもしれません。このような背景の中でマネジメントスタイルも対話型・支援型に変化していく必要があるのです。しかし、技術的問題が全くなくなったわけではありません。そのため、指示・統制型と対話・支援型を場面によって使い分ける必要があります。

これからのマネージャーに求められること
 

メンバーの強みを伸ばす

メンバーの能力が画一的で、どの社員に相談しても同じような回答しか出てこなければ、適応課題に対応できません。それぞれのメンバーが持っている専門性や知見を活かして、多様な意見を組み合わせながら複雑化する課題を解決していくには、画一的なメンバーを育てるのではなく、それぞれの社員の強みを伸ばしてあげることが重要です。例えば、コミュニケーションが苦手だが、データ分析が得意な社員がいた場合は、コミュニケーション能力を無理に伸ばすのではなく、得意なデータ分析を活かせるような業務を積極的に与えて、強みに磨きをかける方が良いでしょう。

多様な意見から最適解を導き出す

マネージャーは適応課題をどのように解決するか、メンバーの意見を聞いた上で最終的に意思決定する必要があります。多様な意見を集めるということは、採用される意見もあれば棄却しなければいけない意見もあるということです。その際に目的に立ち返って、論理的に意思決定をする能力がマネージャーには求められます。また、棄却された意見を発した人へのフォローも重要です。自分の意見が採用されない=自己否定と捉えてしまう社員も少なくないので、その判断に至った背景やプロセスを丁寧に説明し、棄却された意見も意思決定に非常に役立ったことを強調すると良いでしょう。


 

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Schooのマネージャー研修の特長

Schoo for Businessはアーカイブ視聴型のオンライン研修なので、なかなか研修にまとまった時間を割くことができないマネージャーでも、自由な場所・時間で研修を受けることが可能です。また、Schooには7,500本以上のアーカイブ動画があり、マネジメントやリーダーシップ、コーチングやチームビルディングなどを学べる授業が300本以上揃っています。そのため、研修で指定された内容だけでなく、業務の中で「コーチングがうまくできない」・「1on1で何を話せばいいのかわからない」などのような課題を感じた際に、自ら動画を受講して、すぐに実践に活かすという使い方も可能です。

マネージャー研修のカリキュラム例

  • 中堅社員を対象とした、セルフマネジメントのカリキュラムです。仕事の効率化に活かせるセルフマネジメント方法について学べる内容になっています。
  • マネージャー向けのリスクマネジメントを学べるカリキュラムです。リスクマネジメントを事例を交えながら体系的に学べる内容となっています。
  • マネージャー向けの組織マネジメントについて学べるカリキュラムです。マネージャーの役割と業務について体系的に学んだ上で、具体的にチームで成果を出していくために必要なことについて学習できる研修となっています。
  • 営業の効率化に活かせるタイムマネジメントについて学ぶカリキュラムです。営業マンが効率的に日々を過ごすコツについて学べる内容となっています。
  • マネージャー向けのビジョンマネジメントを学べるカリキュラムです。ビジョンとは何かという基本的な内容から具体的なビジョン実現のためのアプローチ方法まで体系的に学べる内容となっています。
  • ストレスマネジメントの基礎について学びたい方向けの研修パッケージです。職場におけるストレスとの付き合い方や、不安やストレスに悩まないための習慣づけなどを学ぶことができます。
  • マネジメントのスキルをレベルアップさせたいという方向けの研修パッケージです。チームや部下をマネジメントする際に必要な「即断力」について学び、「部下が自主的に動いてくれない」、「ルールを決めても守らない」といったお悩みを解消する「壁マネジメント術」について学ぶことができます。
  • 部下や後輩などのモチベーションを向上させたいという方向けの、モチベーションマネジメントの研修パッケージです。行動変容を促す働きかけのコツや、モチベーションマネジメントの実践スキルなどについて学ぶことができます。

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マネージャー研修におすすめの授業を紹介

ダイバーシティマネジメントの実践方法

この授業では、職場における多様な属性をもつメンバーの個々の力を活かしながら、組織力を高めるためのアプローチ手法、「ダイバーシティマネジメント」について学びます。 組織を束ねるマネージャーやリーダーたちが多様性について理解を深め、マネジメントをする上での留意点や効果的な関わり方を把握し、ダイバーシティマネジメントを実践できるようになることを授業のゴールとしています。

 
  • (株)クオリア代表/プロフェッショナルファシリテーター

    都市計画コンサルタント会社、NPO法人理事、会社経営等を経て、株式会社クオリアを設立。 長年女性の能力開発、キャリア開発、組織活性化などのコンサルティングを実践。 1996年、米国訪問時にダイバーシティのコンセプトと出会い、以降、組織のダイバーシティ&インクルージョン推進を支援している。意識や行動変容を促進するプログラムには定評があり、アンコンシャス・バイアストレーニングや女性のリーダーシップ開発など高い評価を得ている。 2017年、世界94ヶ国1400人の女性リーダーが集うGlobal Summit of Women(GSW)東京大会の招致に関わり、実行委員を務めた。また、2019G20大阪の公式エンゲージメントグループW20運営委員会委員として政策提言に携わった。 国際ファシリテーターズ協会認定プロフェッショナルファシリテーター(CPF) Standing in the fire認定(2015年)ダイバーシティスペシャリスト。

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「人材マネジメント」について -理論と実践のツボ-

本授業では、「人材マネジメント」について解説します。 いまさら聞けない「人材マネジメント」の言葉の意味や目的、効果的な方法、今後のマネジメントを皆さんで学んでいきましょう。

 
  • 株式会社壺中天 代表取締役

    1999年、立命館大学理工学部を卒業後、エンジニアとしてIT企業(SIer)に就職。2001年、疲弊した現場をどうにかするため人事部門へ異動、人事担当者、人事マネジャーを経験する。2008年、リクルート社で人事コンサルタントとなり50社以上の人事制度を構築、組織開発を支援する。2016年、急成長中のアカツキ社で人事企画室を立ち上げる。2020年、「人事の意志を形にする」ことを目的として壺中天を設立。 20年間、人事領域を専門分野としてきた実践経験を活かし、人事制度設計、組織開発支援、人事顧問、人材マネジメント講座などによって、企業の人材マネジメントを支援している。 主な著作『人材マネジメントの壺』(2018)、『図解 人材マネジメント入門』(2020)など。

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個人と組織のパフォーマンスを最大限に引き出す方法

みなさんは「人間力」と聞いて、どのように定義しますか? どのような人のことを「人間力が高い人」だと思いますか? 属人的なその人だけの能力のように思いますが、この「人間力」が高ければ高いほど、組織の生産性は高くなり、周りに与える影響も大きくなります。 そして「人間力」は既存の考え方や思考習慣を変化させることによって、どなたでも高めることができるのです。 今回の授業では、願望や目標の達成を実現するためにどのように「人間力」を高めるべきか、その仕組みと方法論を学んでいきましょう。

 
  • 統合共育研究所代表 MGSアカデミー学長 C.E.メンター

    大学卒業後、渡米。州立オレゴン大学院修士課程卒業。様々な国の人材育成プログラム実践者を訪問し、グローバルエデュケーションモデルを模索。東洋思想、インド思想などとの出会いから東洋と西洋を融合するホリスティック人材育成を目指し、広範囲の教育ツールを研究、実践する。平成17年に「共育・共創・共進化」を基本コンセプトにした統合共育研究所を設立し、現在は、企業の人材育成や学校教育等の分野で価値のブレイクスルーを通して思考/行動変容を起こす独自の手法を用い、研修、コンサルティング、制度構築、講演活動などを行っている。

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07まとめ

マネージャーに必要なスキルはいくつかありますが、いずれもプレイヤー時代のスキルが通用しない場合があります。プレイヤーの感覚でマネジメントをしていくと、チームの成果が上がらないばかりか、若手人材の退職といったリスクも高まるかもしれません。適切なマネージャー研修を受けることで、チームメンバーの仕事を適切に管理し、若手メンバーが自走しつつも成長できるような組織づくりを目指しましょう。

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自律性を持った人材を育てる「自律型組織」についてのウェビナーアーカイブです。トップダウンの統率による組織に限界を感じ、ボトムアップで社員が自律的に動けるよう組織開発を行う企業が増えています。Zホールディングスにて次世代リーダー開発を担う伊藤羊一氏をお招きし、現代に適応した自律型の組織の作り方についてお話いただきます。

  • 登壇者:伊藤 羊一 様
    Zアカデミア学長 / 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 / Voicyパーソナリティ

    日本興業銀行、プラスを経て2015年よりヤフー。現在Zアカデミア学長としてZホールディングス全体の次世代リーダー開発を行う。またウェイウェイ代表、グロービス経営大学院客員教授としてもリーダー開発に注力する。2021年4月に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の学部長に就任。代表作に56万部超ベストセラー「1分で話せ」。ほか、「1行書くだけ日記」「FREE, FLAT, FUN」など。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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