更新日:2025/12/11

ボスマネジメントとは?上司と信頼関係を築き、上司にふりまわされず成果創出する方法を解説

ボスマネジメントとは?上司と信頼関係を築き、上司にふりまわされず成果創出する方法を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ボスマネジメントとは、部下が仕事を円滑に進めるために上司との関係構築に主体的に取り組むことを指します。働き方の多様化が進む現代において、新しいマネジメントのあり方として注目されています。この記事では、ボスマネジメントの意味やメリット、取り組む際のポイントについて解説します。

 

01ボスマネジメントとは?

ボスマネジメントとは「仕事を円滑に進める目的で、部下が上司に能動的に働きかけ、意識的に上司と協働するプロセス」のことを指します。英語では「managing up(マネージングアップ)」とも呼ばれ、プロフェッショナルなビジネスパーソンに必要なスキルとして認識されています。

チームが円滑に機能してパフォーマンスを最大化していくには、上司・部下相互の適切なコミュニケーションと関係強化が重要です。そのため「ボスマネジメント」は、上司との相互協力関係を構築し、やり取りを円滑にすることで、信頼関係を築きビジネス成果につなげることを目的としています。具体的な取り組みとしては、対話を通じて相互の人となりや強み・弱みを理解したり、上司の視点を理解した先回りの業務遂行をしたりすることが挙げられます。

ボスマネジメントに注目が集まっている理由

ボスマネジメントの考え方は、もともとアメリカの労働慣行の中で生まれたと言われています。アメリカではジョブ型雇用が根付いています。現場の管理職が部下の配属や評価の決裁権を握っている現状があり、部下が自身の希望を実現するには、上司へ積極的に働きかけることが不可欠なのです。一方日本においては、年功序列型でジェネラリストを育成する慣行が根付いていたため、ボスマネジメントはなじみが薄い概念でした。しかし近年では、市場のグローバル化や外資系企業の日本進出、ジョブ型雇用の浸透などを背景に、日本でも徐々に認知され始めています。

 

02ボスマネジメントがもたらすメリット

ボスマネジメントがもたらすメリットは、主に以下の4つがあります。

  • ・上司と部下双方のパフォーマンス向上
  • ・心理的安全性の醸成
  • ・エンゲージメント向上・定着率改善
  • ・正当な評価とキャリアアップの実現

以下にそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。

上司と部下双方のパフォーマンス向上

ボスマネジメントは、上司と部下間の関係深化とスムーズなコミュニケーションを通じて、双方のパフォーマンスを高めるメリットをもたらします。

まず上司の観点では、部下が上司の性格や思考の癖を理解したうえでコミュニケーションをとることにより、仕事の差し戻しやコミュニケーションエラーの発生を低減させられる可能性があります。また部下が自発的に提案や相談をすることで、業務進捗やコンディション把握にかかるマネジメント負担が軽減しやすくなります。

また部下の観点でも、自己開示を積極的に行い上司からの理解を深めることによって、上司から的確なサポートを受けやすくなります。またキャリアビジョンや得意・苦手な業務が伝わっている場合は、自分にあった業務アサインも受けやすくなるでしょう。

心理的安全性の醸成

ボスマネジメントは、「心理的安全性」の醸成にも寄与する可能性があります。心理的安全性とは、チーム内で自分の意見や報告、質問を過度な批判を恐れず安心して言える状態のことです。前提として、部下が安心して考えを述べられる環境をつくるためには、発言によって不当な非難や不利な評価をされないと認識できていることが必要です。ボスマネジメントを通じて上司に対する理解を深め、戦略的にコミュニケーションがとれるようになることは、上司の反応を解像度高く想定できることにつながります。

一方でボスマネジメントとは、必ずしも「上司が部下の意見をなんでも受け入れる」状態をつくるものではないため、トップダウンの色が強い上司に対しては必ずしも心理的安全性の醸成につながるわけではない点には注意が必要です。

▶︎関連記事:心理的安全性とは|ぬるま湯組織との違いや高める方法について解説

エンゲージメント向上・定着率改善

厚生労働省の公表する「労働安全衛生調査(令和6年)」によると、現在の仕事や職業生活について強い不安、悩み、ストレスを感じている人は全体の68.3%でした。その主な内訳としては、「仕事の量」「仕事の質」「対人関係」「仕事の失敗や責任の発生」などが挙げられています。ボスマネジメントは、上司と部下の協力関係を強固にすることで、業務進行をスムーズにし、成果創出につなげやすくします。このことは、業務アサインの最適化による仕事の量と質の調整、上司と部下の相互理解の深まりによる、対人関係の円滑化などにもつながり得ます。つまりボスマネジメントを成功させることは、業務の円滑化とストレスの低減を通じて、エンゲージメント向上や定着率向上といったメリットも生み出す可能性があると言えるでしょう。

▶︎参考:厚生労働省「労働安全衛生調査【個人調査】(令和6年)」

正当な評価とキャリアアップの実現

仕事に対して納得度の高い正当な評価を受け、キャリア展望を踏まえた業務機会を獲得することは、やりがいを持って仕事に取り組むうえでとても大切な要素です。ボスマネジメントを適切に行うと、部下は自己開示を通じて自身の強みやキャリア展望を上司に伝えやすくなります。また自身の仕事ぶりについて、上司の性質を踏まえた適切なコミュニケーションを通じて伝えることができるため、内容を正しく把握してもらいやすくなります。つまりボスマネジメントは、上司の部下への理解を深め、評価の納得度向上とキャリアアップのための機会獲得に寄与する可能性があるのです。


 

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03ボスマネジメントに取り組む際のポイント

ボスマネジメントに取り組む際のポイントには、以下の6つがあります。

  • 1:自分の強みや弱み・キャリア意向を積極的に発信する
  • 2:上司の働き方や人間性・価値観を理解する
  • 3:こまめな報連相を心がける
  •   
  • 4:適切に頼り、フィードバックを受け入れる
  • 5:上司と共通の目標を持つ
  •   
  • 6:フォロワーシップを発揮して信頼を獲得する

それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

1:自分の強みや弱み・キャリア意向を積極的に発信する

ボスマネジメントにおいて、自身の強みや弱み、今後のキャリア意向を積極的に上司へ開示することは重要です。一方で上司が日常の業務のなかで、自然と部下一人ひとりの能力や希望を把握するのは困難です。部下が自分から意向を伝えることで、上司は個人の能力や意欲、将来像を深く理解できるようになります。

特性やキャリア意向が理解されていると、向いている業務や、希望する役割を任されやすくなります。例えばリーダー職に挑戦したいという意向を伝えておけば、該当ポジションが空いた場合などに候補として想起してもらいやすくなるでしょう。

また伝える際には抽象的な言葉で話すのではなく、日頃の業務や具体的な成果を通じて対話することが重要です。それにより上司は適正を見極め、貢献を正当に評価しやすくなります。その結果、上司との信頼関係が深まり、より大きな仕事や昇進といったキャリアアップの実現につながる可能性が高まります。

2:上司の働き方や人間性・価値観を理解する

ボスマネジメントのポイントは、上司の働き方や人間性、価値観を踏まえた戦略的なコミュニケーションを展開することです。そのためには、前提となる上司の人となりについて情報を取得し、対話を通じて信頼関係を築くことが欠かせません。上司の好みや考え方を把握すれば、相手の目線に合わせたやり取りができ、心理的な距離を縮めやすくなります。

上司のことを知るためには、相手の行動をよく観察することが重要です。特に仕事において、どのような行動をしやすいか、どんな判断基準を持っているかに着目しましょう。上司からどのような要求が多いか、どんな口癖があるかなども参考になるでしょう。また上司が不機嫌になったシーンを思い返すことで、相手がストレスに感じやすいポイントを探るのも有効な手がかりになります。

3:こまめな報連相を心がける

ボスマネジメントに取り組む際は、上司の性質を踏まえたうえで、こまめな報連相を心がけましょう。現代の管理職はプレイングマネジャーであることも多く、常にさまざまな業務を抱え、多忙な傾向にあります。そのため、上司からの確認を待つのではなく、自ら業務進捗を整理して適切に報告・連絡・相談ができる部下は、マネジメントコストが低く信頼を得やすくなるでしょう。

また業務状況が適切に伝わることで、上司の仕事である業務の割り振りやさまざまな意思決定を、スピーディかつ精度高く行いやすくなります。「この人に任せている仕事は心配いらない」、「困ったことがあれば早めに相談をくれるだろう」と感じてもらうことが、上司・部下間の協働関係を築く上で重要な土台となるのです。

4:適切に頼り、フィードバックを受け入れる

上司からの信頼を得るためには、自身の状況や課題について上司に相談し、提供されたアドバイスを素直に聞き入れ実践する姿勢を見せることも大切です。このように細かく連携することで、上司は「この部下は自分を信頼している」と感じ、積極的にサポートしようという気持ちになります。上司が部下を「戦友」のように感じれば、全力で支援したいという気持ちも湧きやすくなります。

また上司・部下間で強固な信頼関係が築かれると、仮に業務進行上トラブルが発生するようなケースにおいても、必要な支援や助言を引き出しやすくなります。部下の状況に対してあらかじめ情報がインプットされており、課題に対する解像度が高いため、的確な指示や支援が可能になるのです。

5:上司と共通の目標を持つ

上司と共通の目標を持つことは、ボスマネジメントにおいて重要です。例えば、上司が「今期の売上を前年比120%にする」という目標を掲げているなら、部下もそれをブレイクダウンした形で「自分の担当エリアで新規顧客を20件獲得する」といった具体的な貢献目標を設定します。上司に「この目標に向けて、私はこう動きます」と宣言することで、上司は部下のことを、利害が一致した仲間であると認識しやすくなります。

同じゴールを目指す仲間としての意識を強く持って働けば、上司は進捗を気にかけてくれやすくなり、困ったときには具体的なアドバイスをくれる場面も増えるでしょう。また組織としての成果が出たときには、「あなたのおかげで達成できた」と貢献を評価してもらいやすくなるでしょう。

6:フォロワーシップを発揮して信頼を獲得する

あなたのフォロワーシップでチームを動かす

フォロワーシップとは、部下が上司や組織の成果を最大化する観点で、上司を積極的に支える姿勢のことです。発揮することで、組織を支えるために尽力する人材として上司から信頼を得やすくなります。

Schoo授業『あなたのフォロワーシップでチームを動かす』に登壇する松山一紀先生(同志社大学教授)は、フォロワーシップ行動は上図のプロセスで発揮されると説明します。「従我」とは、上司からの指示命令などに迅速に反応しようとする自我のことであり、「観我」とは上司からの誤った指示などに思わず反応しそうになるのを抑制する自我のこと(例:上司の指示よりもよい方法を思いつき提案する)です。この「従我」と「観我」は日々のコミュニケーションや業務経験によって磨かれ、双方がバランスよく発揮できたり、意識しなくても自然な行動として現れたりするようになると、組織貢献への期待レベルが高まります。


 

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あなたのフォロワーシップでチームを動かす

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  • 同志社大学社会学部教授・松下社会科学振興財団評議員

    1966年、奈良県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。博士(経済学)。組織行動学および戦略的人的資源管理論を専攻。近年は、パーパス・フォロワーシップやフォロワーシップ行動の発達モデルについて研究している。誰かのフォロワーになるのではなく、共通目的であるパーパスのフォロワーになることを提唱している。著書に、『フォロワーシップ行動論:「こと・ば」と言葉』(中央経済社)、『次世代型組織へのフォロワーシップ論:リーダーシップ主義からの脱却』(ミネルヴァ書房)、『戦略的人的資源管理論』(白桃書房)、『日本人労働者の帰属意識』(ミネルヴァ書房)などがある。

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  • NPO法人アサーティブジャパン 代表理事

    岡山県生まれ。一橋大学社会学部卒業。学生時代、イギリス滞在中にアサーティブに出会う。社会福祉士の資格を取得後、渡英先でソーシャルワーカーとして勤務した。アサーティブトレーナーの資格を取得して帰国後、2004年にNPO法人アサーティブジャパンを設立。多様な個人がお互いに誠実で対等な人間関係を築くことを目的に「アサーティブ」を伝える仕事を続けて20年、全国のトレーナーと共に、年間2万人を超える方々にアサーティブの研修・講演をしています。

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  • ヒューマンラーニング株式会社代表取締役/イースピリッツ講師

    1958年東京都生まれ。日本大学法学部卒。経営者教育研究所研究員、東京ヨガ道場主任インストラクター、インサイトラーニング講師を経て現在。 幼少より極度のアガリ症で悩み、克服のために全国の話し方教室に通い、メンタルを鍛えようと、武道やヨガに励む。 研修を学生時代に受けていたころにスカウトされてその後講師としてデビュー。 全国の商工会議所、商工会などの講演を行い、企業内研修で活躍。多い時期には年間200回ほど実施。今は、大手企業・団体で研修講師をしている。30年を超すキャリアの中で累計の受講者は15万人を超している。

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本授業は、「指示がコロコロ変わる上司に振り回されている」という人を対象に、本当に指示は変わってるのか。変わってるとしたら「なにが」変わっていて、「なにが」変わっていないのか。その主旨を理解するために、上司の考えを理解する方法を学べる授業です。

  • 職場のコミュニケーション研究家

    株式会社メイクセンス 代表取締役。筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了(経営学修士)。IT企業で情報通信システムの開発や提案業務に携わったのち、コンサルタントに転身。NTTデータ経営研究所や日本アイ・ビー・エムで民間企業に対する情報戦略や組織戦略領域のコンサルティング、中央省庁や地方公共団体、業界団体からの委託による調査・研究を行う。その後、総合人材サービスグループ傘下のシンクタンクの上席主任研究員として、働き方改革、第4次産業革命による雇用への影響、個人の生産性やクリエイティビティ向上を目的としたマネジメントのあり方などの研究に携わる。現在は、組織人事コンサルタントとして、人材教育や制度改革のコンサルティングなど、組織人事領域から企業の支援に取り組む。2019年3月にCCCメディアハウスより『「A4一枚」から始める最速の資料作成術』を出版。高所は苦手だがバンジージャンプは好き。

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本授業では、実際の企業研修や海外での事例も交えながら、上司と部下の間に起こりがちなすれ違いや誤解の構造を解説します。「上司の言っていることがよく変わる」「上司は出世のために動いているだけ?」といった部下の本音に対し、上司側の視点を交えて紐解きながら、現場で使える上司との付き合い方のコツを紹介します。

  • 国際エグゼクティブコーチ

    株式会社グローバル・キャリアデザイン 代表取締役。 東京生まれ。ミラノ在住。コロンビア大学、INSEAD(インシアード・欧州経営大学院)MBA卒業後、国内外10カ国で、外資系の戦略コンサルタント、多国籍企業のマーケティング、新規事業の立ち上げ等、様々なキャリアを積む。 結婚後もプロジェクトリーダーを務めるなど、精力的に働いていたが、子どもが障がいを持って生まれたのを機に、自力だけではどうにもならないことがあると知り、働き方、あり方を見直す。様々な文化、考え方、事情を持つメンバーが一緒に仕事をし、結果を出すには、個々の良さを引き出し、最大限活用できる環境を作ることが必要だと考え、ポジティブフィードバックを実践しはじめる。 現在は、独立し、国際エグゼクティブコーチ、企業研修講師、コンサルタントとして活動。ポジティブフィードバックを活用したコーチングが好評を博し、法人、個人問わず、グループ面談やセミナーなどを提供。最近は、企業から依頼を受け、経営者、リーダー等にポジティブフィードバックを始めとするビジネススキルを伝承している。3児の母でもある。 また、HPやメルマガ、SNS等で、キャリアについて悩む人々に情報発信をしている。

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  • 株式会社堤産業医オフィス代表 / 産業医・精神科医

    大学病院精神科で助教・非常勤講師、メンタルクリニックの副院長を歴任したのち、現在は約20か所の企業・行政機関の産業医を務めている。また、株式会社ウェルプラなどヘルスケア企業やHR領域事業のメディカルディレクターを務めつつ、メディアや書籍などで幅広くビジネスパーソンのメンタルヘルスの情報発信をしている。「健康問題を経営問題にしない」をミッションとし企業・ビジネスパーソン双方のサポートを専門としている。

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05まとめ

ボスマネジメントは、部下が上司へ積極的に働きかけ、業務進行をスムーズにする手法です。自分の強みや希望を伝え、成果を報告し、アドバイスを素直に受け入れることで、上司は部下の能力や意欲を理解し、適切な仕事を任せやすくなります。また、困ったときに具体的な支援を得られるようになり、仕事が進めやすくなります。その結果、正当な評価を受けやすくなり、昇進や希望する仕事へのチャンスも広がりやすくなります。本記事を参考に、ぜひボスマネジメントに取り組んでみてください。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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