マネジメント研修の内容とは|今時の若者に対する3つのマネジメント法

マネジメント研修で優秀な管理職を育成することは、企業の成長に大きなインパクトを与えます。管理職に求められるスキルとは何か、どのように研修を実施すればいいのか、確認していきましょう。
- 01.マネジメント研修とは
- 02.マネジメント研修を実施する企業の割合
- 03.マネジメント研修の目的
- 04.マネジメント研修の対象者
- 05.マネジメント研修の具体的な内容
- 06.今時の若者に対するマネジメント法
- 07.マネジメント研修の実施方法
- 08.マネジメント研修において注意すべき3つのポイント
- 09.Schooのマネジメント研修
- 10.マネジメント研修のよくある質問
- 11.まとめ
01マネジメント研修とは
マネジメント研修とは、目標管理やリーダーシップ、部下の管理・育成に関わる能力を高めるために行われる研修のことです。マネジメント研修は、課長(マネージャー)・部長を対象者として行われることが一般的ですが、チームを率いる係長(リーダー)も対象となることがあります。
マネジメントは管理と訳されることがありますが、本来は「何とかやりくりする」という意味です。つまり、マネジメント研修とは、目標を何とかやりくりして達成するために必要な、リーダーシップや部下の育成、目標設定などのスキルを身につける研修と言えます。
▶︎関連記事:Schoo for Business|マネジメント研修
02マネジメント研修を実施する企業の割合

HR総研の調査によると、管理職研修を実施している企業の割合は全体の62%という結果となっています。一方で、300名以下の企業では研修の実施割合が46%と低い傾向にあります。この要因には、管理職研修を実施するだけの予算が取れなかったり、管理職がプレイヤーも兼任していて研修を受ける時間がなかったりするのかもしれません。
▶︎参考:HR総研:人材育成「管理職研修」に関するアンケート調査 結果報告(2019年)

管理職研修の内容を見てみると、マネジメントが最も多く81%となっています。次いで、リーダーシップ・目標管理が上位に位置しています。リーダーシップや目標管理、コーチングなども含めて、広く捉えるとマネジメントに必要なスキルと言えるため、マネジメント研修は管理職研修の中で最も重要視されている研修と言えるでしょう。
まとめると、全体の62%が管理職研修を実施し、その中で81%がマネジメント研修を実施しているので、全体の50%がマネジメント研修を実施しているということになります。
03マネジメント研修の目的
マネジメント研修を実施する目的は、優秀な管理職を育成することにあります。それでは、優秀な管理職とはどのような人材のことを指すのでしょうか。
マネジメントが管理職や経営の意味を持つことから考えると、「部下を管理・育成でき、組織を強くすると同時に、業績の面でも会社を成長させることができる人材」は優秀な管理職と言えるでしょう。そのため、マネジメント研修で学ぶべき内容は、人材マネジメントスキルだけでなく経営に関する知識なども必要とされます。

マネジメント研修の目的も、時代とともに変化しています。昨今のビジネスシーンでは多様性や変革性が重視されており、管理職にはその中でメンバー毎に適切なマネジメントを行い、組織を牽引することが求められています。従来のマネジメント手法がマッチしないことに課題を感じるとのお客様のお声もよく伺い、それら課題の解決に研修が役立てられています。
04マネジメント研修の対象者
マネジメント研修は、管理職を対象に行われます。管理職には、新任管理職・中間管理職・上級管理職があり、それぞれでマネジメント研修の内容も異なります。
新任管理職向けのマネジメント研修では、マネジメントの基礎を中心に学びます。一方で、上級管理職向けのマネジメント研修は経営の知識を中心に学ぶことが多いでしょう。
新任管理職
新任管理職とは一般社員から昇格した人を指し、主に係長やリーダー、マネージャーが該当します。
新任管理職は、これまでマネジメント業務を担った経験がない人も多いため、マネジメント研修を受け、マネジメントの基礎を学習する必要があります。
研修でマネジメントの基礎をインプットし、実務でアウトプットしながら、上長と定期的にMTGを行うなどして、まずは伴走してもらいながらマネジメント業務に慣れていきます。
中間管理職
中間管理職とは、主に課長や次長のことを言います。中間管理職はマネジメントの経験を一定積んでいる状態なので、さらにマネジメント能力を伸ばす目的でマネジメント研修を実施することが多いです。
また、上級管理職の候補として事業を担う能力を身につけることを目的に、マネジメント研修が実施されることもあります。
上級管理職
上級管理職とは、主に部長のことを言います。上級管理職は経営の一歩手前の状態であるため、経営数字や組織開発などの視点を身につける目的で、マネジメント研修が実施されます。
部長は、部門を統括する役割も担っているため、中間管理職(次長・課長)の育成スキルも、マネジメント研修の内容含まれることが多いです。さらに、CxOという次のステップに進むために、その部門で求められる高度な専門知識を研修で習得することもあります。
05マネジメント研修の具体的な内容
マネジメント研修で、習得すべきスキルは主に以下の3つが挙げられます。
- ・部下を育成するスキル
- ・組織を形成・強化するスキル
- ・経営に関するスキル
それぞれのスキルについて詳しく見ていきましょう。
部下を育成するスキル
部下を育成するスキルは新任マネージャーだけでなく、既存の管理職の方も深掘りすべきスキルと言えるでしょう。成長し続ける企業は総じて人材育成に重きを置いており、優秀な人材の流出を防ぎ、社内で優秀な人材が次々と台頭していきます。部下を育成する上での考え方は多岐に渡りますが、このコラムでは部下を育成する際に利用できる考え方をご紹介します。
組織を形成・強化するスキル
管理職は部下のマネジメントだけでなく、組織形成も役割の1つです。部下と部下をつなぎ相乗効果を生み出すことはもちろんのこと、他部署との連携も含めて企業として強い組織を作っていく。このようなスキルを持っている管理職がいる会社は、部署間での対立や障壁を上手に乗り越え、最大限のパフォーマンスを発揮する傾向にあります。
経営に関するスキル
優秀な管理職は自分のチームの数字だけを考えるのではなく、企業全体の数字を意識する必要があります。将来的に経営層となるためにも、「経営数字力」をマネジメント研修で身につけることは必要不可欠なのです。
06今時の若者に対するマネジメント法
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2019年に行った調査によると、「私生活に干渉されたくない」と考える新入社員が年々増加傾向にあります。今の若者は、オフの時間に仕事とは全く別の生活を送りたいと考える傾向にあり、自分らしい生活・過ごし方に重きを置いていると言うことがわかります。
管理職・マネージャーが若者の職業観や思考性を理解し、育成し、良い会社=自分らしくいられる会社=現職となるように、マネジメントすることが大事なのです。下記で、今時の若者に対するマネジメント法を3つ紹介します。
ゴールデンサークル理論
ゴールデンサークル理論とは、マーケティングコンサルタントであるサイモンネック氏が提唱した指導法です。これは、「Why:なぜ」・「How:どうやって」・「What:何を」の順で想いを伝えることで、相手からの共感を得ることができるというもので、マネジメントの方法としても注目を集めています。日々の業務でWhyを深掘りすることができておらず、HowやWhatに焦点を当ててしまいがちではないでしょうか。人を育成する上で大切なことは「Why:なぜ」を確認した上で指導することです。どうしてその方法や手段に行き着いたのかを最初に確認することで、HowやWhatに問題があった際に、どこで誤った考え方をしてしまったかがすぐに判断できます。また、「なぜ」は部下の感情が入り込む部分でもあるため、指導される側も自分の考えを尊重してくれる上司と認識してくれるのです。
ライフキャリアレインボー
キャリアデザインの考え方に、各個人には仕事をする社員としてだけではなく、プライベートのことも含めて、虹色のように多種多様な役割を持っているという「ライフキャリアレインボー」という考え方があります。キャリアと言われると「仕事上のもの」と考えがちですが、年齢を重ねるに連れて結婚や出産、育児など人生において主軸となる出来事が増えてきます。そのため、キャリアデザインを描く上で仕事上のことだけで考えてしまうのは効果的ではなく、プライベートも踏まえて理想の姿を上司と部下で作り上げていく。このような人材育成の方法を取ることができるマネジメント手法が、現在求められているのです。
Will・Can・Must
旧来型のマネジメントは「Will=どうなりたい」のかだけを聞くことが多いですが、今時の若者は特に何がやりたいという訳ではない傾向にあります。自分の能力を活かす仕事をしたいと思っている人もいれば、自分の能力開発に繋がる仕事をしたいと思っている人もいるかもしれません。もしくは、期待されることが重要で、やりたいことは特にないという人もいます。そのため、目標設定時などに各メンバーの志向性や特徴を正しく把握し、Will・Can・Mustのバランスを適切に設定することがマネジメントをする上で重要です。Willは本人の意思・やりたいこと。Canは本人の能力。Mustは期待する業務・ミッション。これらのバランスが崩れることで、自分のやりたいことができない会社と部下が感じてしまったり、放置されすぎて期待されていないと悲観的になったりしてしまいます。
07マネジメント研修の実施方法

HR総研の調査によると、管理職研修の実施形式は「集合研修」が最も多く73%、次いで「オンライン講座」が37%、「eラーニング」が23%という結果となっています。
▶︎参考:HR総研:人材育成(階層別研修)に関する調査 結果報告【中堅社員・管理職研修編】
この章では、それぞれの方法についてメリット・デメリットなどを紹介します。
集合研修
集合研修は、オフラインで行う研修のことを指します。集合研修は社内で研修講師を立てる方法と、社外の研修講師を招いたり、不特定多数の人が参加する社外の研修に参加したりする形式があります。
集合研修のメリットは、その場で講師に質問ができ、参加者同士でのコミュニケーションも取りやすい点にあります。一方で、デメリットとしては参加するために時間を空ける必要があることが挙げられます。多くの管理職がプレイヤー業務も兼任している中で、研修に丸一日・数日割かれると業務に支障が出るという人もいるでしょう。
オンライン講座
オンライン講座はZoomを代表とするWeb会議ツールを用いて、オンラインで講義を受ける研修形式を指します。
オンライン講座のメリットは、時間や場所の制約もなく、講義に直接質問もできる点にあります。一方で、デメリットは参加者同士で雑談する機会が作りにくかったり、グループワークやディスカッションに制限があったりすることが挙げられます。
eラーニング
eラーニングは、録画された動画を受講する研修形式を指します。
eラーニングのメリットは、オンライン講座と同様に時間や場所の制約も受けないこと。さらには、倍速再生や途中で中断することもできるので、短時間で効率よくインプットができる点にあります。一方で、デメリットは受講者同士のコミュニケーションが取れず、グループワークなども出来ないという点にあります。
08マネジメント研修において注意すべき3つのポイント
マネジメント研修で最も重要なことはスキルの定着です。ですが、方法や目的を見誤るとスキルの定着を図ることができず、研修の意味をなさなくなってしまいます。次では、マネジメント研修を実施する上で注意するべきポイントを解説します。
1.研修自体を目的としない
マネジメント研修において注意すべきポイントの1点目は、研修自体が目的となってしまわないようにする、ということです。研修計画を立てる段階では、研修を通してどのようなスキルを身につけ、成長してもらいたいかをイメージできていても、研修を進めていくに連れて、研修を行うこと自体が最終的な目的となってしまうことはよくあります。そうならないためにも、研修計画を立てる段階で、研修を行ってから振り返るまでのフローを計画するようにしましょう。
2.研修をやりっぱなしにしない
2点目は、研修をやりっぱなしにしてしまわないということです。1点目でも述べましたが、研修自体が目的となり、研修の効果がよくわからなくなってしまうというケースもよくあります。そのため、研修をやりっぱなしにするのではなく、研修を受けた社員に対してアンケートやレポートを書いてもらい、研修をしっかり振り返るというステップを設けるようにしましょう。
3.最初に具体的な研修の目標を立てる
3点目は、最初に具体的な研修の目標を立てる、という点です。1、2点目で説明したように、研修自体が目的となってしまったり、やりっぱなしになってしまっては研修の効果は小さくなってしまいます。そのため、研修を計画する段階で具体的な研修の目標を立て、研修を受けた社員がその目標にどれくらい近づいたかを振り返ることで、研修の効果を図るようにしましょう。
オンライン研修でマネージャーのお悩みや課題を解決!
幅広い研修動画で一人ひとりに合わせたスキルアップができるスクーの資料をダウンロードする
■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など

09Schooのマネジメント研修
Schooでは約8,000本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。マネジメント研修に活用できる授業も多く、部下育成スキルから経営視点、目標管理まで幅広く研修を実施することが可能です。また、eラーニングによる研修のため、日々の業務で忙しいプレイングマネージャーでも隙間時間で研修を受講できます。
Schoo for Business |
|
受講形式 | オンライン (アーカイブ型) |
アーカイブ本数 | 7,500本 ※2023年3月時点 |
研修管理機能 | あり ※詳細はお問い合わせください |
費用 | 1ID/1,500円 ※ID数によりボリュームディスカウントあり |
契約形態 | 年間契約のみ ※ご契約は20IDからとなっております |
Shcooのマネジメント研修の特長
schoo for Businessのマネジメント研修の特長としては3点あります。
1.隙間時間でインプットできる
Schoo for Businessは、倍速再生や中断地点からの再生もできるので、隙間時間で研修を受講することができます。普段は業務で忙しいマネジメント層に、短時間で質の高いインプットをしてほしいという企業におすすめのサービスです。
また、スマートフォンのアプリからも視聴できるので、通勤時間やお昼休憩などの時間を活用して、研修を受講することもできます。
2.何度でも復習可能
Schooは、eラーニングによる研修であるため、何度でも同じ動画を見返すことができます。インプットした内容を実務でアウトプットしてみて、上手くいかなかったところを再度試聴して復習するといった使い方ができるのも、eラーニング形式であるSchooのメリットと言えます。
3.第一線で活躍するビジネスパーソンが講師
通常、研修は研修講師という職業の人が、講師を務めます。もちろん、教えることに関しては研修講師は専門家で秀でていますが、実際の実務で得た経験や知見といった内容が欠けており、教科書どおりの内容となってしまうことも珍しくありません。
しかし、Schooの講師は第一線のビジネスパーソンにお願いしております。GoogleやYahoo、リクルートやサイバーエージェントでマネジメント業務を担ってきた一流のビジネスパーソンから、血の通ったマネジメントを学ぶことができるという点はSchoo最大の特長と言えるでしょう。Schooのマネジメント研修に適している講座の講師例は以下のとおりです。
-
株式会社ポケットカルチャー 代表取締役
1988年3月立教大学法学部法学科卒業、株式会社リクルートに入社。人材領域に16年間携わり、営業部長、リクナビ編集長などを歴任。2004年より国内旅行領域(じゃらん)の責任者となり、 2008年に株式会社リクルート執行役員に就任。じゃらん・ホットペッパーなどを扱うリクルートライフスタイルの社長、ゼクシィ・スタディサプリなどを扱うリクルートマーケティングパートナーズの社長など、様々な領域の責任者を歴任。累計1万人以上をマネジメントしてきた。2018年3月に同社を退職し、現在は現職の他、株式会社イオレの代表取締役社長、株式会社Gunosyの社外取締役・複数の企業の顧問を行う。
-
株式会社クロスリバー 代表取締役CEO
マイクロソフト米国本社に入社し業務執行役員としてPowerPointやTeamsなどの責任者を歴任。2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3日・複業(専業禁止)しながら800社以上の働き方改革と学び方改革を支援。著書25冊『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』など。フジテレビ『ほんまでっか!?TV』準レギュラーなどメディア出演多数。
-
株式会社壺中天 代表取締役
2008年、リクルート社で人事コンサルタントとなり50社以上の人事制度を構築、組織開発を支援する。2016年、急成長中のアカツキ社で人事企画室を立ち上げる。2020年、「人事の意志を形にする」ことを目的として壺中天を設立。 20年間、人事領域を専門分野としてきた実践経験を活かし、人事制度設計、組織開発支援、人事顧問、人材マネジメント講座などによって、企業の人材マネジメントを支援している。 主な著作『人材マネジメントの壺』(2018)、『図解 人材マネジメント入門』(2020)など。
Schooのマネジメント研修パッケージ
Schooでは、複数の授業を選定してパッケージ化しております。マネジメント研修を実施したいけど、何を学んでもらえば良いのか不安という方は、このパッケージを研修設定していただければ、すぐにマネジメント研修が実施できるようになっています。マネジメント研修の各パッケージは、ストレスマネジメントやビジョンマネジメント、リスクマネジメント、モチベーションマネジメントなど、マネージャーに必要なマネジメントスキルに関するカリキュラムを組み合わせて網羅的に構成されており、マネジメントスキルを体系的に学ぶことができます。
-
中堅社員を対象とした、セルフマネジメントのカリキュラムです。仕事の効率化に活かせるセルフマネジメント方法について学べる内容になっています。
-
マネージャー向けのリスクマネジメントを学べるカリキュラムです。リスクマネジメントを事例を交えながら体系的に学べる内容となっています。
-
マネージャー向けの組織マネジメントについて学べるカリキュラムです。マネージャーの役割と業務について体系的に学んだ上で、具体的にチームで成果を出していくために必要なことについて学習できる研修となっています。
-
営業の効率化に活かせるタイムマネジメントについて学ぶカリキュラムです。営業マンが効率的に日々を過ごすコツについて学べる内容となっています。
-
マネージャー向けのビジョンマネジメントを学べるカリキュラムです。ビジョンとは何かという基本的な内容から具体的なビジョン実現のためのアプローチ方法まで体系的に学べる内容となっています。
-
ストレスマネジメントの基礎について学びたい方向けの研修パッケージです。職場におけるストレスとの付き合い方や、不安やストレスに悩まないための習慣づけなどを学ぶことができます。
-
マネジメントのスキルをレベルアップさせたいという方向けの研修パッケージです。チームや部下をマネジメントする際に必要な「即断力」について学び、「部下が自主的に動いてくれない」、「ルールを決めても守らない」といったお悩みを解消する「壁マネジメント術」について学ぶことができます。
-
部下や後輩などのモチベーションを向上させたいという方向けの、モチベーションマネジメントの研修パッケージです。行動変容を促す働きかけのコツや、モチベーションマネジメントの実践スキルなどについて学ぶことができます。
Schooのマネジメント研修の費用
Schoo for Businessは1ID1,500円から利用可能で、20名より申し込みができます。ご契約のID数が多ければ多いほどボリュームディスカウントもあるので、マネジメント研修だけでなく、若手社員研修や中堅社員研修などを組み合わせると費用を抑えて研修を実施することが可能です。詳しい費用はお問い合わせをいただくことで、お見積もりを出させていただきます。
Schoo for Businessを導入するまでの流れ
まずは資料請求・お問い合わせをお願いいたします。担当がお電話・メールにて詳細をお伺いして、お客様が抱えている課題やどのような研修を希望されているかをヒアリングさせていただきます。ご契約からは数週間で利用開始いただくことが可能ですが、ご希望に合わせて導入開始日は調整可能でございます。
Schooの導入企業事例

Schoo for Businessは、大企業から中小企業まで3,200社以上に導入いただいております。利用用途も各社さまざまで、階層別研修やDX研修としての利用もあれば、自律学習としての利用もあり、キャリア開発の目的で導入いただくこともあります。
導入事例も掲載しているので、ご興味のあるものがあれば一読いただけますと幸いです。以下から資料請求いただくことで導入事例集もプレゼントしております。そちらも併せて参考にいただけますと幸いです。
以下で、Schooを活用してマネジメント研修を実施している企業の一例を紹介します。
コニカミノルタジャパン株式会社
コニカミノルタジャパン株式会社は、事前課題としてSchooで知識の習得を行い、3日間の集合研修で自分の想いを整理したり視座を高めたりして変革プランを練って、その後半年間、職場で実践するという形をとっています。
これは、オンラインとオフライン双方のメリットを活用したブレンディッド・ラーニングという研修方式で、Schooは知識のインプットという面で活用いただいております。
▶︎関連記事:導入事例|コニカミノルタジャパン株式会社
株式会社BitStar
株式会社BitStarも、まずはSchooの授業をオンラインで視聴してもらって共通知識をインプットし、しばらく時間を空けて現場での実践を経た後に、改めて受講者を集めて対話型のワークショップを実施しています。

対話型のワークショップでは、意見交換を通じてマネジメント同士の横のつながりを作ってもらうことも目的としつつ、インプットした知識を実践してみた結果の振り返りも兼ねています。
BitStar様でも、ブレンディッド・ラーニングのインプット部分として、Schooを活用いただいている形です。
▶︎関連記事:導入事例|株式会社BitStar
09マネジメント研修のよくある質問
ここからは、Schooのマネジメント研修についてのよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。
質問:マネジメント研修の内容について教えてください。
回答:Schoo for Businessを使ったマネジメント研修では、チームマネジメントのスキルアップに関する講座がよくご利用いただけております。具体的には、部下やチームの行動変化のためのマネジメント術や、マネジメントに必要な判断力に関する講座などです。豊富な講座数があるため、マネジメント層の課題感によって内容を調整いただけます。
質問:授業はどのように選んだらよいですか?
回答:スクーでは職種別・階層別に様々な研修パッケージをご用意しています。研修パッケージはいくつかの授業によって構成されており、目的や対象に合わせて研修パッケージのテンプレートを選択するだけで簡単に研修を開始することができます。マネジメント研修パッケージの一例をご紹介すると、「チームマネジメント研修パッケージ」や「ビジョンマネジメント研修パッケージ」などがあります。
質問:当社の状況を踏まえたマネジメント研修パッケージは作れますか?
回答:授業を組み合わせてオリジナルの研修パッケージを作成することが可能です。 またスクーでは階層や職種に応じて様々な研修テンプレートをご用意しているので、1から研修を作る手間をかけずに社員に合った研修を始めることもできます。まずはお気軽にご相談ください。<お問い合わせフォーム>
10まとめ
- ・マネジメント研修の目的は、部下を管理・育成でき、組織を強くすると同時に、売上の面でも会社を成長させることができる優秀な管理職を育成すること。
- ・マネジメント研修の対象者は、新任マネージャーと既存の管理職。
- ・マネジメント研修の内容は、主に、「部下を育成するスキル」・「組織を形成・強化するスキル」・経営に関するスキルの3つ。
- ・今時の若者に対してのマネジメントは、職業観や志向性を意識すべき。
- ・マネジメント研修を実施する方法は、「社外研修」・「集合研修」・「オンライン研修」の3つ。
- ・オンラインでマネジメント研修をする企業は増えている。