7/2(Thu)

今日の生放送


かいせつ先輩

仕事で重要となることや試験勉強の内容など、日常生活で覚えたいことはたくさんあるよね。でも、覚えたいと思っているのに記憶力がなくてなかなか覚えられないと悩んでいる人も多いんじゃないかな。


そこでオススメしたいのが、記憶力日本一が教える記憶に残るメモ術


本授業では、メモの取り方をはじめとする記憶の残し方について学べるよ。自分には記憶力がないと悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてね。


ーこの授業を無料で観るー

先生名:池田 義博

授業の概要:物忘れが多い、多くのことを記憶できない、など、記憶力に関する悩みをお持ちの方も少なくないでしょう。記憶力は先天的なものであると思われがちですが、実は後から鍛えることもできるのです。この授業では、記憶力日本一を6度獲得された、池田義博先生に「強く記憶に残すためのメモ・ノートの取り方」「メモをアイデア創出のツールとして活用する方法」を教えていただきます。この機会に、記憶力をアップさせ、仕事の質をあげられるビジネスパーソンになりましょう!

 

記憶力日本一が教える記憶に残るメモ術
を無料で見る



「記憶に残るメモ術」とは?

 

猫田くん

記憶に残るメモの取り方って、あるの?

 

かいせつ先輩

メモは急いでいるときに取ることが多いし、あとで見返したときに記憶に残っていなくて「何これ?」となりがちだよね。だからこそ、話の要点だけでなく、思い出すきっかけになりそうなことを一緒に書いておくのがおすすめなんだ。

 

例えば日付や場所、その瞬間に感じた思いなどを書いておくと、あとから思い出しやすくなるよ。

 

もっと具体的なメモの取り方については、後ほど詳しく紹介するね。

 

 

かいせつ先輩

ここからは、授業で先生が解説してくれた、記憶に残るメモの取り方を学べるよ!メモの取り方はもちろん、記憶しておきたいことをスムーズに覚えられる方法についても解説してくれているから、メモの取り方を身に付けたい人だけでなく、記憶力を向上させたい人は参考にしてみてね!


先生のご紹介

池田 義博 (いけだ よしひろ)

記憶力日本一を6度獲得した記憶力のグランドマスター

 

エンジニア、塾経営を経て記憶術との出会いから脳の使い方を学び始める。そこから「記憶」に興味を持ち記憶力を競う日本記憶力選手権大会に出場を決意。約10ヶ月の練習の末、初出場した2013年の大会で優勝し記憶力日本一となる。 その後2019年まで出場した大会では6連覇。 また2013年にロンドンで開催された世界記憶力選手権において日本人初の「記憶力のグランドマスター」の称号を獲得。 現在は記憶力も含め、世の多くの人たちの「脳力」開発に貢献することを自身のミッションとし活動中。 フジテレビ「ホンマでっか!?TV」TBSテレビ「マツコの知らない世界」をはじめ多くのテレビ・ラジオに出演。 著書多数。最新刊は「見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル」(サンマーク出版)。

 

【記憶力日本一が教える!】記憶に残るメモの取り方とは

 

池田先生:メモ・ノートの用途としては、外部記憶装置と覚えるというのがあります。頭に入れず、必要なときだけ参照するという使い方もありますよね。もう1つは、試験勉強などのために覚えなくてはならないこともあります。今回は、覚えるという方に特化してお話させていただきます。

 

アメリカのプリンストン大学とカリフォルニア大学の研究では、デジタル機器を使用するよりも手書きでメモを取った方が長く記憶でき、かつアイディアを思いつきやすいという結果が出ています。なので、今回は手書きに限定してお話しします。

 

 

記憶というのは脳で行なっているというのはイメージできるかと思いますが、脳のなかでも特に記憶に関係している場所として、海馬というところがあります。頭に入ってきた情報に対して、これは重要だから覚えておこうと判断するのがこの海馬なんですね。記憶の門番みたいなものです。裏を返せば、海馬にこの情報は重要だと思わせれば、記憶に入るということです。

 

 

海馬が重要だと判断する条件は何かというと、「感情」です。感情が動くと、記憶が強化されます。なぜかというと、情動を生み出す場所が海馬と隣り合わせになってくっついているからですね。何かの感情を発すると海馬が刺激を受けて、記憶を強化してくれます。

 

例えば思い出は、覚えようとしなくても自然と覚えていますよね。思い出は体験・経験したときに、楽しいとか悔しいとかの感情が紐づいているので、強く残るというわけです。ただ、感情を使うといっても、テキスト見て勉強しているときに嬉しいとは思わないですよね。

 

そこでどうすれば良いかというと、エピソードを作ると良いです。覚えるものをエピソードにしてしまえば、記憶に残りやすいということです。これを、メモやノートにどう応用するか。例えば授業の板書をそのままノートに写すのは、エピソードではありませんよね。なので、ノートやメモをエピソードになるような形に最初から作り変えておく必要があります。

 

 

これは1つの例ですが、ノートやメモをあらかじめ3列に区切って機能を持たせておくと良いですね。1番左の列は授業の板書や会議の議事録、Factなどを書く欄にしておく。それに対して中央は、板書などを書いているときに浮かんだ疑問や気づき、事実から連想したことを書く欄にしておきます。そして最後の右端は、浮かんだ疑問をあとで先生に聞いたり調べたりして出した結論を書く。この一連の作業が、エピソードになるんですね。

 

 

それでさらに欲を言うと、もっと覚えたものを強化したい場合は、覚えたものを人に説明すると良いです。つまり、声に出してアウトプットするということですね。記憶には、アウトプットしたものが強く残るという性質があるんです。人に説明するときにうまくできなくても、うまくできなかったという経験が思い出すきっかけになってくれます。

 

とはいっても、説明する相手ってなかなかいませんよね。でも最近の研究で、説明する相手は本当の人でなくても良いという結果が出ています。例えばぬいぐるみとかポスターの人物とか、人に対して説明しているという意識を持ってアウトプットをすると、相手は人間でなくても構いません。

 

 

続いて、ちょっとメモから離れますが、人の顔と名前を覚えるコツをご紹介します。人の顔と名前を覚えるのって、画像情報と文字情報を同時に覚えないといけないから難しいんです。だから顔と名前を覚えるときも、エピソードにしてやれば良いんですよ。

 

まず、感情をなるべく動かしたいので、相手の印象を言語化してあげる。そして、名前からエピソードを作ります。名前の漢字の意味からお話を作ったり、有名人や知り合いと同じ名前だったらその人の親戚ということにして覚える。ここの例では「望月(もちづき)」さんなので、ダジャレで餅つきをしているところをイメージする。そのイメージを頭のなかで見ることが、エピソードになるんです。覚え方を相手に説明する必要はないので、頭の中の作業として覚えてしまいましょう。名刺交換をしたときは、特徴などを書いておくとあとで復習できます。

 

 

さて、先ほど海馬が重要と思う条件として感情を挙げましたが、もう1つが「復習」です。人間って基本的に、1回覚えたことをずっと覚え続けられる人はいないんですよ。記憶は、初期の段階で急激に失われていくという特徴があります。メモとかノートを取っても、しばらく放っておくとあとから思い出そうとしても思い出せなくなります。だからまずは、記憶がフレッシュなうちに復習するのが効果的です。遅くても翌日までに1回復習するのが良いですね。

 

 

そして、なるべくメモに記憶の手がかりを残すと良いです。日付を入れておくとその日のSNSの投稿を見返すことで思い出せるかもしれませんし、会議や打ち合わせの同席者を書いておくと、そのときの臨場感が思い出されるきっかけになります。

 

 

ここで、メモやノートも含めてもっと大きな記憶という枠で、学習や勉強のときに使える考え方をお伝えします。学習心理学で、「分散効果」という言葉があります。これは記憶の学習というのは一度に深くやるよりも、薄い記憶を重ねて厚くすることで長く残るというものです。例えば英単語を覚えるときに1日4時間だけやるよりも、1日1時間でバーっと全部の単語を覚えて、それを4日続ける方が長く記憶できるんですね。

 

これにはもう1つ利点があって、じっくり時間をかけて勉強してふと気がつくと、もっと勉強したいのにまだこんなところで止まっていると挫折する可能性があります。でも薄くて良いと考えると、ある程度ゴールが見えやすいですよね。まずは脳に全体を見せるというのが、範囲がある勉強の鉄則です。

 

 

もう1つ、「想起練習」というものがあります。例えば詩の暗唱テストがあるときに、何十回も読んで覚えるか、伏せて思い出しながら忘れたときに見返すかという2つの方法があると思います。効率が良いのは、後者です。記憶学習は、インプットするだけではダメなんですよ。途中で思い出すという工程を入れることで、記憶が強化されるんです。

 

 

思い出すという工程を入れた方法として、1分間ライティングというものがあります。頭のなかに知識は入っているけど、テストのときに出せるようにしておかなければならないことがありますよね。なので、使える記憶にする練習として、覚えた内容を1分間手を止めずに書き続けます。心理学で締め切り効果というのがあって、締め切りが決まっていると脳が頑張って働いてくれるんですね。だから短い時間で区切って頭のなかの情報を吐き出すことで、足りないことが明確になります。

 

 

最後に、何の脈略もない10個の単語を覚えてもらおうと思います。先ほど説明したエピソードを使って覚えるというのがどういうことかという感覚をつかんでもらいたいんですね。これらの単語をエピソードにしたいと思ったとき、1番簡単なのはお話にしてしまうことです。そして、ただ単にこれらの単語を使ってお話を作るだけではダメなんです。このお話を頭のなかに映像として思い浮かべて、その映像を見ることで初めてエピソードになります。ですから、今から僕がこれらの単語を使ってお話を作りますので、頭のなかでその映像を見てエピソードにしてください。では、いきます。

 

「「富士山」の頂上に、「雪だるま」くんがいます。雪だるまくんが「ジェットコースター」に乗って、麓まで猛スピードで降りてきました。麓にある「田んぼ」にそのまま突っ込むと大きな穴が空いて、その穴から大きな「風船」がふわふわと浮いてきました。なぜかその風船の先には「トランプ大統領」がくくられていて、そのまま空へ浮かんでいきました。しばらくして下を見ると、「地球」が見えます。地球には、火のついた巨大な「ロウソク」が立っています。「自由の女神」がそのロウソクをつかんで立ち上がると、「雨」が降ってロウソクの火が消えました。」

 

こんな感じです。ストーリーを作るために単語を選ぶわけではないので、突拍子もないストーリーになるんですよね。でも、感情が紐づくと記憶に強く残るので、かえって突拍子もないストーリーの方が、おもしろいとかくだらないとかで覚えやすいと思います。

 

Q&A!みんな気になる、あの疑問に先生が回答

かいせつ先輩

ここでは、授業を受けた方の質問とそれに対する回答を紹介していくよ!

 

Q1:コントの内容など、どうでもいいことは事細かに覚えているのに、大事なことを忘れてしまうのはなぜでしょうか?

 

A1:コントの内容とかってやっぱりおもしろいと思うので、自然と覚えられるんですよね。どうでもいいと思っているだけで、実は感情が動いているんです。海馬が覚える条件として感情と復習を挙げましたが、実は「覚えようとする意思」というのもあります。覚えようとする意思がないと、記憶って定着しないんですよね。

 

例えば家のなかで鍵やリモコンの場所を忘れることがあると思いますが、それは何も考えずに置くから忘れるんです。覚えようと思って置いていないんですね。でも、「鍵をサイドテーブルに置いた。覚えておこう」と覚える意思を出すと、覚えやすくなります。あとは、イメージをつけたり感情に紐づけたりすることが重要だと思います。

 

Q2:英語学習で単語を覚えるために、意味を絡めるとしてどのようにストーリーを考えるのでしょうか?

 

A2:これは、ストーリーというより語呂合わせの話ですね。英単語は、発音をカタカナ語にして意味が取れるように分解したりして、日本語の意味と絡ませると良いです。

 

例えば、「tremendous(トリメンデス)」という単語があります。「凄まじい」という意味があるんですけど。これを覚えたいと思ったら、「トリ」「メ」「デス」と分解できますよね。「鳥が目出すほど凄まじい」というように、発音をカタカナ語にして意味と絡ませるようなイメージにすると良いですね。

学びのハイライト

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