10/9(Wed)

今日の生放送

 

かいせつ先輩

近年働き方改革が推進されていることから、会社員とは違うフリーランスという生き方に興味を持つ人も増えているね。でも会社員からフリーランスになるのってなんとなくハードルが高いイメージがあるし、そもそもフリーランスの実態がよくわからないって人も多いんじゃないかな。

そこでオススメしたい授業が、フリーランスによるフリーランスのためのフリーランスの授業

本授業では、実際にフリーランスとして活動されている先生方が、どんなふうに働いているのか教えてくれるよ。これからフリーランスになろうと考えている人や、もしくはすでにフリーランスとして活動しているけれど方向転換を考えている人にとってはヒントが得られる授業だから、ぜひチェックしてみてね。

 

フリーランスとは

猫田くん

そもそも、フリーランスって何?

かいせつ先輩

フリーランスは、特定の企業や団体、組織に専従せず、自分のスキルを提供することで社会的に独立している働き方のことだよ。ライターやカメラマン、プログラマー、デザイナーなどの職種が多いけど、どんな職種でどう働くのかは自分で決められるんだ。

フリーランスは自由業と呼ばれることもあるし、自由に仕事ができるというイメージが強いね。でもその一方で、すべての責任を自分で負う必要があるよ。きちんと計画を立てて働かないと収入がゼロになるリスクもあるし、会社員として働く場合とは違うことに気をつけなければいけないね。


CanではなくWillから始めるフリーランス生活:1、理想のフリーランスLifeの実現方法

かいせつ先輩

ここでは、理想のフリーランス生活を実現するための方法を2人の先生が解説してくれるよ。実際にフリーランスとして働いている先生の話を確認して、フリーランスのイメージを具体的なものにしよう。

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田島先生:まず僕が最初にお伝えしたいのが、「仕事に自分を合わせずに、自分に仕事を合わせよう」ということです。今みなさんはいろいろな働き方をされていると思いますけど、どちら側なのかなというのは考えてみてほしいところです。僕はフリーランスになる前までは、仕事に自分を合わせていたんですね。自分が住みたい方向にある会社に就職して、入った職種でスキルを高めていこうとしていたんですけど、その繰り返しだったんですよね。

朝起きて時間に追われながら会社に向かって、会社に着いたらミーティングしてタスクをこなして、お客様に喜んでもらうためにはどうすれば良いのか考えて、家に帰ってきてという繰り返しで。果たして20年30年これを続けるのかと考えたら、何か違うような気がして。「自分は何をやりたいのか」という軸で、一度立ち止まって考えてみる必要があるなと思ってフリーランスになりました。

フリーランスになりたいという方は多いと思いますが、自分に合わせた働き方を実現できるのがまさにフリーランス(Free-lance)だなと。僕はそこに非常に可能性を感じたんですね。僕と同じくフリーランスに可能性を感じている方は、何を大事にして自分のキャリアを築いていけば良いのかを今一度考えてみてください。

今は人生100年時代といわれていて、いろいろな働き方がありますけど、そもそも今の株式会社っていう形態も日本では145年くらい前からできた形ですよね。それまでは実家で商いをやっていて、そこからサラリーマンというのが安定して収入を得られるからという理由で憧れの働き方になっていった。

そして今はテクノロジーの進化によって遠隔で仕事ができるようになってきたりとか時代の変化に合わせて、今度はフリーランスで安定して稼げる仕事が出てきたら、サラリーマンの方がフリーランスを魅力的に感じるじゃないですか。そういった100年単位の時代の流れもあると思うんですけど、今はちょうど過渡期なんじゃないかと思っていて。だからフリーランスおすすめですよと思います。

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実際に僕がフリーランスになってどういったことが変化したのかというところをご紹介します。まず、目覚まし時計を使わなくなりました。朝日で起きる感じになりましたね。あとは満員電車に乗らなくて済むようになりました。

そして自分のパフォーマンス・マネジメントがしやすくなりましたね。やる気があるタイミングで仕事をして、やる気がない日は休むという形で仕事ができるようになりました。

あとは、仕事場所を自由に選択できるようになりました。僕は機材を持ってお客さんの会社や指定された場所に伺って収録するスタイルなんですけど、収録以外はPCがあればどこでも仕事ができるので、カフェで仕事したりしていますね。オフィスがなくても仕事がやりやすくなってきたのかなとは思います。

あとは個人で生きる術を実践的に学べている気がしますね。自分の成長につながっているなと思います。インプットとアウトプットの繰り返しでキャリアを築いてきたので。そして収入が会社員時代の倍以上に増えて、人間関係をコントロールしやすくなりました。気が合う人と一緒に活動するという選択肢が増えましたね。

ちなみに黒田さんは、フリーランスになって変化したことは何かありますか?

黒田先生:私にとっては時間の使い方が1番変化が大きくて、優先度が高いことにちゃんと時間を使えるようになりましたね。優先度が高い順に仕事を割り振れるようになったのが大きくて、ほかの人の仕事の都合に振り回されることがなくなったというのは、自分で舵取りしている感があって良いかなと思いますね。

今までは場所や時間だけでなく、職種も決められていたんですよね。ライターやっていた人はライターにしかならなかったし、エンジニアだった人はエンジニアにしかならなかった。今の時代はフリーランスになったら職種すら自由になるので、やりやすくなったなと思いますね。

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田島先生:そうですね。では次に、そもそもなぜフリーランスになりたいのかというところに触れたいと思います。ここはすごく大事だと思っていて。フリーランスという肩書に移行しただけでは、理想のフリーランス生活は実現しません。

自分のありたいフリーランス像を思い描いたうえで、そこにどういう道筋を立てて近づいていくのかというのを僕はすごく考えてきました。

1番大きいのは、出会い関わる人の影響だと思うんです。Podcastを始めたのも、たまたま機会に恵まれたからなんですよね。そのままフリーランスとして勉強して頑張る感じじゃなくて、自分の身を自分が成長しやすい環境に移動させてあげることに時間とパワーを注いできました。なのでみなさんも、そもそもなぜフリーランスになりたいのかというのを今一度考え直してみてはいかがでしょうか。

考え方としては、フリーランスのライフスタイルを基準に考えると良いと思います。例えばどこで仕事をしたいか。あとはいつの時間帯で働きたいかも人によって違いますし、どんな人たちと仲良くなりたいか、どういう業界で活躍したいかとかもありますね。

そしてどんな人間でありたいか、何をして相手に喜ばれたいかというところも。「どんな仕事をしたいか」じゃなくて、「どういう人間で生きていきたいか」ベースで考えると、いろいろやってもブレないんじゃないかと思います。

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なので理想のライフスタイル基準をブラさずに、フリーランスキャリアを構築していきましょう。実際フリーランスになると、生計を立てていかないといけないので、そこのバランスが非常に重要なんですけど。

いろいろ模索して例えば1年2年経ってふと振り返ったときに、稼ぐことだけに集中していると意外と冷たい思考に囚われやすくなっちゃう気がするんですよね。これはいけないなと思って。なので自分のライフスタイル基準をブラさずに考えるというのがお伝えしたいところですね。

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そして人にはいろいろな欲求がありまして。マズローの5段階欲求というんですけど。こちらはフリーランスが自分を知るためにわかりやすい概念なんですね。僕もそうだったんですけど、今いる環境って心理的に安全なんですよね。

昨日と同じように過ごすことで安全に過ごせるのであれば、安全欲求が作用しますけど。フリーランスになろうと思ったときって、今までと知らない世界に飛び込むことになるじゃないですか。

キャリアチェンジするタイミングで安全欲求とか、もしかしたら食べることにも困るかもしれないので生理的欲求とか、あらゆる欲求が満たされなくなる可能性があるんですね。

生理的欲求とか安全欲求が欠如すると、意外と爆発的な能力が発揮される状態になるんですね。今まで自分ができそうになかったこと、僕の場合は知らない人ばかりのところに飛び込んだりとか、今いる環境を変えたりとかするようになりました。

そういう時期があったからこそ今につながっていると思います。人に備わっている欲求をなんとなく理解しておけば、フリーランスになってからも前向きな視点で欲求を捉えられると思います。

学びのハイライト

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