9/28(Sat)

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やる気とは?やる気がでない原因や出し方について仕組みを解説

<目次>
1:そもそもやる気とは
2:やる気がある状態とは
3:やる気が出ない状態
4:やる気が出る仕組みとは
5:やる気が出ない・やる気を失う原因
6:やる気の出し方
7:やる気に関連する授業を紹介
8:まとめ

誰でも、仕事や学習を頑張りたいのになんとなくやる気が出ない、前に進めないと思うことがあるのではないでしょうか。

ここではやる気を高めて一歩踏み出したい方に向けて、やる気が出ない状態とは何なのか、そしてやる気を出すためにはどのようなアプローチ方法があるのかを解説します。

 

そもそもやる気とは

そもそもやる気とは

まず初めに、やる気とは何かについて説明します。やる気の定義を学び、類義語との違いを知ることで、やる気とはどういったものなのかを理解していきましょう。

 

やる気の定義

やる気とは「進んで物事を成し遂げようとする気持ち・欲求」のことを指します。つまりやる気があると、人は目標や課題に対して積極的に取り組み、達成のために行動することができるのです。

やる気がある状態とない状態では、物事に向かうときの積極性に差が生まれます。そのため、目標に向かって成果をコンスタントに創出することが求められるビジネスシーンにおいても重視されており、自分自身のやる気のコントロールやチームメンバーのやる気を引き出すことが課題となるケースも多くあります。

 

モチベーションとの違い

やる気と同じようによく耳にする言葉として、モチベーションがあります。やる気を英訳するとmotivationになるため、両者は同じ意味で使われることも多い言葉です。しかし、厳密にはモチベーションの定義は「動機付け」や「物事を行う理由」といった、行動するための理由という意味が強い言葉です。また所説あるものの、心理学の観点では労働生産性を向上させるための要素の研究に起源があるとされています。

そのため、モチベーションを動機付けという定義から見た場合、やる気(進んで物事を成し遂げようとする気持ち)は、モチベーションによって生み出されるという関係とも言えます。

 

やる気がある状態とは

やる気がある状態とは「進んで物事を成し遂げようとしている状態」であることが分かりました。では「進んで物事を成し遂げようとしている状態」とは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。次で詳細を見ていきましょう。

 

達成したい目標がある

達成したい目標がある

やる気がある状態は、達成したい目標に向き合っている状態と言えます。何か絶対に達成したい目標がある時、人はゴールに向けて達成のための詳細なプランニングをしたり、努力をしたりすることができます。

例えば社内での昇進や資格の合格など、具体的に目標を定めて努力している時の方が、ただ目の前のタスクを漫然とこなす時よりも前向きな感情や充実感を感じやすくなります。このように、やる気がある状態とは、目標設定と密接な関係にあります。

 

前向きに物事を考えられる

やる気がある状態の人は目標に向かってエネルギッシュに行動し、たとえ困難な状況に陥っても自身を奮い立たせることができます。そのため、やる気に満ちていると前向きに物事を考えやすいと言えるでしょう。

また、物事を前向きに捉えることができると、人はネガティブな感情を抱えているときに比べ視野を広げることができます。つまり、ポジティブ思考はやる気を出しやすくする要素でもあると考えられます。

 

活力に溢れている

活力に溢れている

活力に溢れているとは、人や組織が生き生きとしていたり、活発的に活動している状態のことを意味します。そして活力の源となるのは、身体的な健康や体力の他、興味関心があること・やりがいのあることに触れたり何かを楽しんだりすることによる精神的な充実です。やる気にあふれる人は、自ら意義を感じる目標に向かって積極的に行動し、これらが精神的な充実に繋がります。そのため、やる気がある人は活力に満ちている傾向があります。

 

困難に挫けずに続けられる

やる気に満ちた人は、目標達成に目線が向いているため、困難に挫けずに物事に取り組むことができる傾向があります。

高い目標を達成しようと考えるほど、失敗や困難はつきものです。そしてやる気を失っている時、または取り組むことに意義を見出せていない時には、失敗や困難によって前に進むことができなくなるケースもあります。やる気に満ちた状態は、目標への取り組み意義が腹落ちし積極的に達成を望む状態であるため、困難にぶつかった時にも諦めずに行動を続けることができるのです。

 

失敗を恐れずに挑戦できる

やる気がある状態では、失敗を恐れずに挑戦することができます。失敗を恐れずに挑戦できるとは、人の目を気にせず、真っ直ぐに立ち向かうことができることです。

何か大きな挑戦や、新しい経験を得ようとするとき、待ち受けているであろう負荷や失敗のリスクを考えて躊躇してしまうことはよくあります。一方、やる気には目標達成に向けて自らを鼓舞する効果があり、やる気に満ちた状態にあると大きな課題にも積極的にチャレンジしやすくなります。

 

自己効力感が高い

自己効力感が高い

自己効力感とは、心理学者のアルバート・バンデューラが提唱した概念です。ある状況において自分が目指す成果を達成または遂行できることを、自分自身が信じられる感覚のことを指します。そして一般に、自己効力感が高い人ほど高い目標に向かってチャレンジする傾向があり、その成功確率も高いとされています。

やる気がある状態とは、積極的に物事を成し遂げようと思う気持ちです。仮に自分に自信が持てず、到底できる気がしていない場合、諦めずに向き合い続けるのは非常に困難になります。つまり、やる気がある状態は自己効力感に支えられていると言えるでしょう。

 

やる気が出ない状態

やる気が出ない状態

ここまで、やる気がある状態について解釈を深めてきました。では逆に、やる気が出ないとはどのような状態なのでしょうか。こちらも要素を分解しながらより詳しく見ていきましょう。

 

不安や燃えつき感がある

不安や燃え尽き感がある時、やる気は失われてしまいがちです。挑戦に不確実性はつきものであるため、適度な不安は良い緊張感につながることもあります。しかし、過度な不安や継続的な不安は心身にストレスを与え、自己防衛の本能から前向きに取り組む気持ちを削いでしまうことがあります。

また、燃え尽き感とは突然意欲や熱意を失ってしまう感情で、自身の限界を超えて極度に疲労した際に起こります。これはバーンアウトとも呼ばれ、発生した場合には簡単にやる気を取り戻すのは難しい状態となります。

 

出来る気がしない

やる気は自己効力感に支えられていると前述した通り、自己効力感が低く、取り組む事に対して「出来る気がしない」状態ではやる気はなかなか湧きづらくなります。出来る気がしない要因は様々ありますが、主にはあまりにタスクの量が多い、過去に同じことに挑戦して失敗した経験がある、難易度が高すぎるなどが挙げられます。

また、自己効力感のレベルは環境や過去の経験が影響していることも多く、人それぞれ異なります。そのため、同じ業務レベルの人が同じ課題に向き合った場合でも、出来そうかどうかの判断は変わり、それがやる気にも影響すると考えられます。

 

やるべきことに集中できない

やるべき事に対して集中を欠いている状態にあると、やる気は湧きにくくなります。例えば、プライベートで気がかりなことがあって目の前の事に集中できない時、いつもやる気をもって取り組んでいる仕事も手がつかなくなる場合があります。

また、集中できない状態ではパフォーマンスも上がりにくくなるため、他に気を取られる状況が長く続くと達成感の低下にもつながり、さらにやる気を削ぐことにも繋がるでしょう。

 

やる気が出る仕組みとは

ここまでやる気がある状態・ない状態について深ぼって見てきました。では、これら「やる気」は、何によって作り出されているのでしょうか。ここからは、脳科学の観点から、やる気の出る仕組みについて「ドーパミン」「フロー状態」の2つの切り口で解説します。

 

ドーパミンが出ている状態

ドーパミンが出ている状態

脳科学の観点では、やる気とドーパミンは深い関係があります。ドーパミンとは人の脳内で生成される神経伝達物質のことで、心地の良さや何らかの報酬が得られる期待がある時に分泌されるとされています。またドーパミンが出ている時、人は意欲的になれたり、幸せを感じたり、集中力が高まったりすることが分かっており、ここから「やる気がある状態」とはドーパミンが出ている状態だと言えます。

人の脳の中心部にはドーパミンを受け取るD1とD2という受容体が存在しています。国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構が発表した研究によると、これら受容体が介在することで、人は取り組みにかけるコストと得られる報酬を天秤にかけやる気を調節しています。私達が時に大きな労力や時間をかけてでも目標のために努力できるのは、これら脳の働きが影響しているのです。

※参照: 量子科学技術研究開発機構「ご褒美がもらえる」と「大変だけど頑張ろう」の2つの『やる気』システムを解明 〜うつ病の仕組みとその改善法を知る上で重要な手がかり〜

 

フロー状態

通常のやる気がある状態から更に進んだ段階として「フロー状態」があります。フロー状態とは、心理学者のチクセントミハイが提唱した概念であり、簡単に言えば超集中状態のことです。フロー状態に入っている人は、目の前のタスクに時間を忘れて没頭し、疲れも知らず集中することができます。そしてフロー状態にある人は取り組むことを楽しみ、やる気が持続すると言われています。

フロー状態 脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方

『脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方』によれば、無意識領域を司る、脳幹にある青斑核がフロー状態へのスイッチの役割を果たします。一方、青班核は無意識領域にあるため意識的にコントロールすることができません。そのため、フロー状態に入りやすくするためには無意識領域を整えることが大切だとされています。

 

やる気が出ない・やる気を失う原因

ここまで、やる気をコントロールするためには脳の働きを高めることが大切であると分かりました。続いて、やる気が出ない・やる気を失う原因について見ていきます。

 

ドーパミン不足

前項にて、やる気がある状態とはドーパミンが分泌されている状態であると解説しました。つまり、やる気が出ない・やる気を失う原因の一つとして、ドーパミンの不足が考えられます。

ドーパミンが不足してしまうと、頑張る意欲や集中力が低下してしまったり、物忘れが激しくなってしまったりするため、自分に自信が持てず更なるやる気の低下にもつながります。ドーパミンが不足する原因ははっきりと解明はされていないものの、加齢や生得的な要因、接種している薬品の影響、その他ストレスや負の経験などによる心因的な要因などがあると言われています。

アンダーマイニング効果

アンダーマイニング効果も、人のやる気を失わせる要因になります。アンダーマイニング効果とは、米国の心理学者エドワード・L・デシ氏とマーク・R・レッパー氏によって提唱されたもので、外発的な動機づけが却って内発的な動機を阻害してしまう効果のことを指します。

外発的動機づけとは、金銭的な報酬や評価などの外部から与えられる刺激で動機付けを行うことであり、内発的動機付けとは興味関心や楽しむ心など内面から湧いてくる動機づけのことです。

アンダーマイニング効果の理論によると、元は純粋な興味で始めたことであっても、金銭的な報酬が与えられることで主な行動動機が金銭に置き換わり、それら報酬が得られない状態ではやる気を無くしてしまうなどの事象が発生します。このように、アンダーマイニング効果によって、本来はやる気を高めるための施策が却ってやる気の低下に繋がってしまうことが起こり得るのです。

 

ストレスによって脳がFF状態になる

ストレスによって脳がFF状態になる

大きなストレス、または継続的なストレスによってもやる気が失われます。疲労やトラブルによって一時的にやる気が低下することはよくあることですが、これが継続し、不安感が拭えなくなる、休んでもリラックスできないような時には脳が「FF状態」に陥っている可能性があります。

Schooオリジナル授業『脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方』の岩崎一郎先生によれば、FF状態とは、fight or flight(戦うか逃げるか)と考えてしまう状態のことです。人間の脳には古来より自己防衛の機能が備わっています。ストレスや危険に晒されるといち早くその状況から脱出するために、偏桃体が防衛に不要な脳回路をシャットダウンして緊急回避に集中した状態となるのです。そのため、脳がFF状態に陥っているときに、「やる気を出して困難にも立ち向かう」という思考は成立しなくなるのです。

 

やる気の出し方

やる気の出し方

ここまで、やる気のメカニズムについて見てきました。では、脳の仕組みやドーパミンを活用し、やる気を上手くコントロールするにはどのような方法があるのでしょうか。6つの手法について解説します。

 

まず行動する・初動を早める

やる気を出すためには、まず行動する・初速を早めることが効果的です。その理由は、やる気を出すのに大切なドーパミンは、身体を動かしたり作業に取り組むなど、実際に行動することで分泌されることが知られているためです。また作業を始めるとアドレナリンが分泌され、身体パフォーマンスや集中力が高まる効果が生まれます。

一方、これらホルモンの分泌は意志の力でコントロールできるものではありません。そのため、やる気が出ないと悩む前にまず着手してみることが効果的なのです。

 

達成できそうな目標を立てる

やる気を出すために、目標の水準も大切な要素です。自己効力感を持ちながら取り組めるよう、達成できそうな目標とすることがポイントです。

「やる気が出る仕組みとは」の項で触れた通り、私達の脳では「得られる報酬とかかるコスト」のバランスを見て、ドーパミンの伝達が調節されています。そのため、到底達成できそうにない目標を目の前にすると、調整機能が働き、取り組む意欲を失いやすくなるのです。そのため高い目標を目指す時にも、いきなりそれだけを目指すのではなく、目標を細分化することで達成しやすいステップに分けて管理することが効果的です。

 

習慣を作る

やる気や行動を継続する観点で、習慣作りも大切になります。理由として、潜在意識の重要性が挙げられます。人は慣れないことをするとエネルギーを使いますが、日々繰り返すことで潜在意識に刷り込まれ、それが習慣として身につくようになります。習慣化によって特に苦しい思いをすることなく、やるべきことにスムーズに着手できるようになるのです。

一方、習慣化は積み重ねにより成されるものであり、一朝一夕では身に付きません。人によって差はあるものの、最低でも3週間程度は必要だと言われています。そのため、目標達成に必要な行動を日々のスケジュールの中にルーティンとして組み込み、一定期間は繰り返すという取り組みが必要です。

 

前向きに物事を捉える

物事の捉え方も、やる気を出すために重要な要素です。前向きな思考を身につけることで、困難に対しても挫けずに向き合い続けやすくなります。

人は感情体験と、その体験の回数が重なっていくことによって考え方の癖がつくと言われています。例えば、落ち込むといったネガティブな感情体験が繰り返されることによって、考えの癖もマイナスになってしまうことが挙げられます。これはポジティブな感情体験においても同じことが生じます。そのため、まずは自分の考え方の癖を自覚し、ポジティブな感情を積み重ねるように調整することが大切です。何事もプラスに受け取れるようになるなど、やる気も持続しやすくなるでしょう。

 

適度な運動を取り入れる

適度な運動を取り入れることもやる気を出すために重要な行動の一つです。「まずは行動する・初動を早める」の内容と関連しますが、運動もドーパミンの分泌に大いに貢献してしてくれることが分かっています。ハードな運動である必要はなく、ちょっとした散歩など、有酸素運動を取り入れることがやる気を引き起こしてくれる事に繋がります。

テレワークやデスクワークが多いと身体を動かす機会が少なくなります。休憩時間に周辺を散策する、座りっぱなしではなく意識して動くようにするなどすると、ドーパミン分泌が促進され、集中力や仕事の効率アップに繋がるでしょう。

 

マインドフルネスを行う

マインドフルネスを行う

マインドフルネスも、やる気を出しやすくするための手法の一つです。マインドフルネスとは、日々の心配事や考え事から一旦離れ、現実を受け入れ、今この瞬間に意識を集中させた精神状態のことです。

Schooオリジナル授業『脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方』の岩崎一郎先生によると、マインドフルネスのトレーニングを行うと、脳の無意識領域が整えられ、フロー状態に入れる確率が高くなるとされています。また、マインドフルネスの研究では、ストレス耐性の向上や自己肯定感の向上の効果もあると言われています。マインドフルネスのトレーニングとしてよく用いられるのが瞑想です。そのため、脳を活性化してやる気を出したいと考えている人は、マインドフルネスや瞑想を日々の生活に取り入れてみるとよいでしょう。

 

やる気に関連する授業を紹介

ここからは、やる気を出すのに役立つ考え方やメソッドについて更に詳しく知りたいという方に向けて、Schooおすすめの授業を紹介します。

 

考え方の癖を変える -無意識バイアスの気づき方

考え方の癖を変える -無意識バイアスの気づき方

< 授業紹介 >

積極的に目標に取り組むためには、前向きな姿勢が欠かせません。一方、前向きな感情を維持するためには、自己肯定感を高い状態に保つことや、プラスとなる感情体験の積み重ねが重要です。この授業では、自分の思考の癖に気づき、それをよりよい方向に変えていくための方法について解説します。

先生プロフィール

大坂谷 勇輝

大坂谷 勇輝
東南アジアにて半年間のバックパッカー生活ののち、製薬業界にて、人事戦略室、社長秘書室、人事総務業務に従事。 2014年に人材開発事業「LEBEN CAREER」を創業し、代表取締役に就任。 株式会社MEXUSでは、CCOとしてパーソナルコーチングサービス『REEED』を企画運営。専門領域は、キャリア変革を目的とした行動変容的アプローチ。

 

脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方

脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方

< 授業紹介 >

仕事でも学習でも、楽しく取り組めると心理的な負担も少なく、パフォーマンスも上がりやすくなります。この授業では脳科学者/医学博士/国際コミュニケーション・トレーニング代表の岩崎一郎先生から、FF状態やフロー状態についても交えながら、楽しむ力の鍛え方について詳しく解説していただきます。

先生プロフィール

岩崎 一郎

岩崎 一郎
京都大学卒業後、米国ウィスコンシン大学大学院で博士号取得。通産省 主任研究官、ノースウェスタン大学医学部 准教授を歴任。最新の脳科学を活用して人が幸せになれる「脳磨き」を提唱する。『集合知性』が社員の能力を最大限に引き出す、という信念の下、「脳磨き」をベースにしたリーダー養成・チームビルディング・フィロソフィ浸透などの脳トレ研修・講演・コンサルティングを提供する。経営やリーダーシップなどの事象を最新脳科学研究で裏付けることの第一人者。

 

3ヶ月で自分が変わる心理学

3ヶ月で自分が変わる心理学

< コース紹介 >

やる気には前向きに取り組める目標や、前向きな思考力が必要です。この授業では、アドラー心理学をベースになりたい自分になるための心の持ち方や、行動方法を解説します。

先生プロフィール

平本 あきお

平本 あきお
日本人では数少ない「米国アドラー大学院修士号」取得者。東京大学大学院修士(専門は臨床心理)。1995年 阪神淡路大震災で両親を亡くしたことを機に、渡米。アドラー心理学をベースに600種類以上の心理学やボディワーク、瞑想を習得後、数々の手法を統合。アメリカでは、小学校や州立刑務所、精神科デイケアなどに、コーチングを初めて導入した。「現場変革リーダー養成コース」主宰。

 

やる気があふれて、止まらない9つの習慣

やる気があふれて、止まらない9つの習慣

< 授業紹介 >

このコースでは、偉人や成功者の名言を用いながら、やる気を出すための具体的な行動や考え方について解説します。やる気を出すための、具体的な考え方や手法について学びたい方にはこちらの授業がおすすめです。

先生プロフィール

早川 勝

早川 勝
世界有数のフィナンシャルグループを母体とする会社に入社以来、圧倒的な成果を上げ続け、数々のタイトルを獲得。最高の生産性を誇るコンサルティングセールス集団を創り上げ、No.1マネジャーの称号を獲得ののち、統括部長や営業本部長として指揮を執る。現在もマネジメントの最前線で活躍中。 また、執筆や講演活動などを行い、主な著書に、「やる気があふれて、止まらない」(きずな出版)などがある。

 

モチベーションを高める5つのドーパミン活用術

モチベーションを高める5つのドーパミン活用術

< 授業紹介 >

本稿では、やる気とドーパミンの深い関係について紹介してきました。この授業では、トップ5%社員と呼ばれるハイパフォーマーの研究を土台に、モチベーションのメカニズムと上手なドーパミンの活用方法を解説します。

先生プロフィール

越川 慎司

越川 慎司
国内および外資系通信会社に勤務、ITベンチャーの起業を経て、2005年にマイクロソフト米国本社に入社。 業務執行役員としてパワポやExcelなどの責任者を歴任。2017年にクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3日・複業(専業禁止)しながら800社以上の働き方改革と稼ぎ方改革を支援。著書23冊『トップ5%社員の習慣』は海外でもベストセラーに。

 

まとめ

やる気には「進んで物事を成し遂げようとする気持ち・欲求」という意味があります。やる気があると、失敗や困難にも挫けず目標に向かって努力することができます。そしてこれらやる気の有無は、意志の力ではなくドーパミンなど脳の仕組みが大きく影響しています。やる気をコントロールして成果につなげたい場合、やる気の仕組みを理解して活用するための行動をすることが大切です。

Schooではやる気に関する授業が月額980円で受け放題です。ぜひ活用してくださいね。

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