10/7(Mon)
2024年1月23日 18:00 更新
日々忙しく過ごしている中で、自分が本当にやりたいことが見つけられなかったり、分からなくなったりして不安に感じることはないでしょうか。
本稿では自分が夢中になれること、本気になれることを見つけたいと感じる方に向け、価値観を整理しやりたいことを見つける方法を解説していきます。
私たちの身の回りには、仕事や勉強・家事といった多くのやるべきことや、さまざまな娯楽が存在します。
このような環境では、特段「やりたいこと」がなくても日々の時間を過ごすことができますが、なぜ「やりたいこと」は重要視されるのでしょうか。
ここからはやりたいことを見つけるのが大切な理由について、①幸福度との関係、②社会構造の変化、③人生100年時代の到来、の3つの観点から解説していきます。
何かに夢中になっている人ややりたいことを追いかけている人は、たとえ忙しくしていても充実し、キラキラ輝いて見えることがあります。実際に幸福に関する研究によると、やりたいことの追及と幸福度は関連性があると考えられています。
例えば神戸大学の西村和雄教授らが2018年に国内およそ2万人に対して行った調査によると、幸福感を左右すると言われている主要因のうち、所得や学歴よりも「自己決定」が強い影響を与えることが示唆されています。自己決定とは人生の選択を自分で行うことであり、自己決定度の高い人の方が幸福を感じているという傾向が見られたのです。
やりたいことの追求とは、まさに自分の意思に従った行動に他なりません。つまりやりたいことが見つかると、より自分の意思に基づいた選択が可能になり、それが人生の満足度向上につながると考えられます。
人口減少や技術の進歩といった社会構造の変化によっても、やりたいことが重要視されるようになってきています。
前提として、戦後以降の日本経済は人口増加によって安定的に発展し、そのような環境下では勤勉でミスなく業務が進められる人材が求められてきました。一方近年は、少子高齢化の進行や生成AIをはじめとするテクノロジーの発達により、革新性や生産性の高い人材が求められるように変化してきています。
このような背景を踏まえ、経済産業省の「未来人材ビジョン」ではこれからの日本を牽引する人材として、好きなことにのめり込んで豊かな発想や専門性を身に付け、社会・生活課題に対し「新しい解」を生み出せる人材が求められるとしています。つまりやりたいことを追求できる人材は、これからの社会でより求められる存在であると言えるでしょう。
日本人の平均寿命が延び、今後は多くの人が100歳を超えて生きる人生100年時代になっていくと予想されています。そのため長い人生をより充実したものにするという観点からも、やりたいことの追求は大切だと考えられるようになりました。
人生で過ごす時間が長くなれば、それだけ多くのことに挑戦する機会が得られます。その半面、これまで以上に健康と収入の維持が課題になり、ロールモデルがない中で自分で余生の過ごし方を決める必要性も高まります。
前述の通り、人生の選択を自分で行うことは幸福度の向上につながります。そのためこれまでの世代以上に、自分のやりたいことを中心に据えつつ、有意義に生きるためにどうしたら良いかを検討することが大切になってきているのです。
やりたいことの発見や追求が私たちの人生を豊かにしてくれる一方で、それが見つからないことが悩みになるケースも少なくありません。本来やりたいこととは自分の内側にあるはずのものですが、なぜ発見が難しいのでしょうか。ここからは、Schooの授業も参考にしながらその原因を5つの観点から探っていきます。
Schoo授業『やりたいことの見つけ方』にご登壇で、国際エグゼクティブコーチのヴィランティ牧野先生は、実は多くの人がやりたいことを内に秘めていると述べています。しかしその実現性や現実とのギャップから、多くの人が無意識のうちにそれを諦めたり、見過ごしたりしてしまっているのです。
例えば新しい職種に興味を持っても、「その領域ですごい人はたくさんいるし・・」「失敗したら嫌だな・・」といった思考が浮かび、やりたいこととして自覚する前に考えるのをやめてしまうかもしれません。このように自分が望んでいることに蓋をする癖がつくと、だんだんと自分のやりたいことが分からなくなってしまいます。
環境や価値観の変化によって、以前あった興味が失われたり、関心が向く先が変わったりすることもあります。
例えば以前はできる限り仕事に時間を費やし成果を上げることに価値を感じていたものの、管理職に就くなど立場や業務内容が変わったことで、以前と同じようにやりがいを感じられなくなることなどが挙げられます。
このように人は職場や生活環境・人間関係・家族構成などが変われば価値を置くものが変化し、これまで関心があったものに興味がなくなったり、やりがいをなくしてしまったりすることがあります。
「べき思考」とは自分や他人に対して抱く、「〜すべき」「〜しなければならない」という固定的な考え方のことです。
Schoo授業『もっとやりたいことがわかるトレーニング』によれば、私たちは家族や知人・メディアなど周囲の影響を受け、知らず知らずのうちに自分の中に「こうあるべき」を生み出してしまいがちです。そしてそのような考えに支配されてしまうと、自分が心からやりたいことが分からなくなり、意思決定を他人の価値基準に委ねてしまうようになるのです。
日々目の前の仕事や家事などに追われ心の余裕がない場合も、やりたいことが分からなくなりがちです。
例えば毎日のように長時間労働していたり、仕事と子育ての両立でひとりの時間がなかなか持てていなかったりすると、いつの間にか目の前のことで精一杯になってしまうことがあります。そうするとやってみたいと思うことが浮かんでも優先度を下げてしまったり、そもそも疲れ切っていて目の前のこと以外に時間を割く意欲を失ってしまったりすることもあるでしょう。
何か興味が持てることや好きなものを見つけたとしても、それを実際に自分がやっていくという具体的なイメージが持てず、不安ばかりが浮かぶので早々に諦めてしまうということもよくあります。
例えば、今勤めている会社をやめてもっと興味が持てる職種にチャレンジしたいと思っているのに、家族に反対されることを恐れて言い出せなかったり、転職後に失敗したらどうしようと怖くなったりして、自分の思いに蓋をしてしまうことなどが挙げられます。
ここまで見てきたように、やりたいことが見つからない背景にはさまざまな要因が隠れています。ではこれらを解消してやりたいことを見つけるには、どのようにすればいいのでしょうか。
本稿の後半では、やりたいことの発見に役立つ具体的なワークや手法をご紹介しますが、ここではそれら手法の前提となる基本の考え方を、①やりたいことの要素を知る、②自己理解する、の2つの観点から解説していきます。
一口に「やりたいこと」と言われてもざっくりとしすぎていて、ピンとこないという方も多いのではないでしょうか。そのためまずはやりたいこととは何か、その要素を知ることが大切です。
Schooオリジナル授業『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』にご登壇の八木 仁平先生は、やりたいことは①好きなこと、②大事なこと、③得意なこと、の3つの観点から考えるのが大切だと解説しています。
これらの要素は似ているようで相互に異なるものであるため、分けて考えることでよりスムーズに自己理解ができるようになります。
一方、3つの要素は互いに影響しあうものでもあります。そのため八木先生は要素について考える際に、まずは根幹となる「大事なこと」を考え、次に自己効力感が得やすい「得意なこと」、そして「好きなこと」の順で検討するのがおすすめだと述べています。
授業では3つの要素を引き出すためのより具体的な質問もご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
ここまで見てきた通り、多くの場合やりたいことは自分の中に眠っています。そのため自身が本当に求めることを知るためには、価値観や気持ちを棚卸ししたり、言語化したりすることが大切です。
一方で客観的に自己を理解するのは簡単なことではありません。口ぐせや傾向を他人から指摘されてはじめて気付くことがあるように、自分の中に深く根付いているものほど、当たり前となっていて自分では気付けないこともあるでしょう。
そのためやりたいことを知るためには、まず自己理解を深める方法を学び、そのスキルを身につけることが重要です。
ここからは前項の内容も踏まえ、自己理解を深めてやりたいことを発見するのに役立つ方法を6つご紹介します。
ご自身の取り組みやすい方法を見つけ、ぜひ取り入れてみてください。
自分の経験を棚卸しして、強みや輝ける場所を把握したいと考える人は、Schooオリジナル授業『最強の武器は「自分の見える化」』にご登壇の寺澤伸洋先生が紹介する「4分割ノート」を活用するのがおすすめです。
4分割ノートとは寺澤先生が提案する、自分を見える化する方法です。上の画像のような四象限の図を書くことで、自分が得意なこと・好きなことを整理し、強みの発見につなげることができます。
ノートの書き方は簡単で、まずノートのページを上の画像のように4分割し、図の縦軸に「好き/嫌い」を、横軸に「得意/苦手」を書き入れます。そして次に、その4つのスペースのうち当てはまる場所に自分の経験を書き込みます。例えば営業資料の作成が得意で好きであれば右上の枠に「営業資料の作成」と書き、初対面の人とコミュニケーションを取ることが苦手で嫌いであれば左下に「初対面の人とのコミュニケーション」と書いていきます。
また授業では「書き込むことが見つからない」と感じる方に対して、まず自分のこれまでの経験を棚卸しすることをおすすめしています。具体的には下の画像のように、これまでの経歴を横に書き、それぞれを縦に深掘りして書いていくことで整理します。このように整理したものを、得意・苦手、好き・嫌いの軸で再度振り返りを行っていきます。
過去を振り返り自分が充実感を感じる要因やきっかけを知りたいと考える方には、Schoo授業『ライフラインチャートで自己理解を深めよう』で紹介しているライフラインチャートを作成してみることがおすすめです。
ライフラインチャートとは上の画像のような、自分の人生の充実度を1本の曲線で描いた図表です。現在までの経験の中で特に印象深い出来事をいくつかピックアップし、その充実度を曲線で表現することで、自分のこれまでの人生の変遷を客観的に振り返りできるようになります。
ライフラインチャート作成の手順は以下の通りです。
なお、上の画像は幼い頃からのライフラインチャートとなっていますが、横軸の左端は生まれた時(0歳)や入社した年齢など、ご自身の状況に合わせてアレンジして問題ありません。
自己理解を深めてやりたいことを見つけるには、自分自身に考えるきっかけとなる問いかけを行うことが大切です。Schoo授業『やりたいことの見つけ方』では、国際エグゼクティブコーチを務めるヴィランディ牧野先生が、やりたいことを発見する5つの質問を紹介しています。
質問 | 質問の意図 |
あなたの好きなこと(趣味・興味・関心のあること)は? | どんな分野で仕事をしたいのかのヒントになる |
放っておいても自然に体が動く、得意なことは? | どんな役割の仕事をするかのヒントになる |
大切にしていることは? | 居心地の良い場に身を置き、楽しく仕事できる |
自分が役に立てることは? | やりがいや生きがいを見つけることができる/幸せを感じる |
昔の自分を助けるとしたら? | 周囲の人たちに何をしてあげたいかを考えるヒントとなる/幸せを感じる |
質問全てに回答する必要はないため、答えやすいものから考えてみましょう。また、回答時は「素直に」・「ネガティブなワードを使わない」ことがポイントです。
自分のありたい姿や価値を置いていることを言語化したいと考えている人は、個人理念の作成ワークを取り入れるのも良いでしょう。個人理念とは会社の経営理念のように、その人の全ての活動や選択の動機・基準となるもののことを指します。
Schoo授業『個人理念で自分の生き方を語ろう』では個人理念を作りたい人と引き出す人に分かれ、1対1の対話を通じて個人理念を作成するワークを紹介しています。理念を他人と共有することで覚悟を持ちやすくなるという側面もあるため、関心のある方はぜひ身近な人とお互いに実践してみてください。
ワークの流れは以下の通りです。
授業では個人理念の作り方について詳しく解説した後、講師の加来幸樹先生がその場で作成ワークの実演をしています。実際の流れなどを細かく確認したい方は授業本編も合わせてご確認ください。
新しい何かに挑戦してみたら意外と楽しかった・はまってしまった、という経験はないでしょうか。このように「やりたいこと」は過去の経験を振り返るだけでなく、新しいことにチャレンジすることで見つかることがあります。
Schoo授業『もっとやりたいことがわかるトレーニング』にご登壇の和気香子先生は、新しい自分を発見するトレーニングとして普段の自分ならやらない選択を1日一回やってみることを紹介しています。普段やらないことというのは、例えばいつもと違う道を通ってみる・カフェでいつもと違うメニューを注文してみるといった小さなことでも問題ありません。
この行動を繰り返すと新しい経験に対して「意外と合う」や「やっぱり合わない」を実感することとなり、自己理解を深めることができます。そして自己理解が深まると、やりたいことを探し出すことにつながったり、自信を持ってやりたいことにチャレンジできるようになったりできるでしょう。
自分の人生や価値観を振り返ってやりたいことを見つけていくために、もう一つ押さえておきたいのが「やめることを決める」点です。「やめることを決める」とは、今の自分にとって本当に必要なことを見定め、時間の使い方を変えることを意味します。
やりたいことの有無にかかわらず、1日の時間は24時間です。やめることについて真剣に検討すると、物事の優先順位や意義を改めて考えることができ、大切なことにしっかりと時間を割けるようになります。
Schooオリジナル授業『続けるための「やめる」思考術』にご登壇で起業家コンサルタントの三浦孝偉先生は、自身のクライアントの中で「やめる」対象として人気があるものとして、以下の6つを紹介しています。
他にも授業では、行動を続けられる人と続けられない人の違いや目標との向き合い方なども紹介しています。興味のある方は授業も合わせてご覧ください。
ここからは、やりたいことの探求に役立つSchooオリジナル授業を厳選してご紹介します。ぜひ本稿と合わせて参考にしてみてくださいね。
< コース紹介 >
この授業では、『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』をはじめとする数々のヒット作を生んだ著者、寺澤 伸洋先生に自分の強みを引き出す「4分割ノート」術を学べます。自分の強みを理解し心からやりたいことを知って、エネルギッシュな人生を送りたいと考えている人必見の授業です。
先生プロフィール
寺澤 伸洋(てらさわ のぶひろ)
1976年大阪府生まれ。灘高校、東京大学経済学部を卒業後、日系メーカーで17年間勤務。経理、営業、マーケティング、経営企画と多様な部門を経験し、半年間のイギリス留学後に外資系企業に転職。在職中より書籍の執筆を開始。2021年に退職し、44歳でFIRE達成。著作に『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』、『4時間のエクセル仕事は20秒で終わる』、『強みを引き出す4分割ノート術』がある。
< コース紹介 >
健康寿命が延びたことや雇用環境の変化により、自律的にキャリアを構築していくことの必要性が高まっています。この授業では、「好きな場所」でセカンドキャリアを歩むことのメリットや、実際にセカンドキャリアを歩んでいるロールモデルの実態を学ぶことができます。やりたいことを探しており、キャリアチェンジを検討している人にはぜひみていただきたい授業です。
先生プロフィール
大桃 綾子(おおもも あやこ)
Dialogue for Everyone株式会社 代表取締役/JOINS株式会社 取締役。三井化学(株)にて人事・事業企画に約10年従事、工場からキャリアをスタートし、国内外関係会社を含むグループ全体の人材開発・海外での新会社設立プロジェクト・赤字事業の再構築等に携わる。(株)トリドールホールディングスを経て、起業。国家資格キャリアコンサルタント、コーチ。 「年を取るってかっこいい」と思える日本社会にしたい。働く組織、場所、時間に捉われない働き方・生き方を自ら実践、模索中。
先生プロフィール
北村 貴(きたむら たか)
Dailogue for Everyone株式会社 取締役、(株)グロッシー 代表取締役、「フードソムリエ」「料理家ネット」主宰、一般社団法人日本味育協会 理事。石油メーカー、マーケティング会社勤務を経て、1997年にITマーケティング会社(株)マーケティングジャンクションを起業。2007年(株)グロッシーを創業し「毎日のテーブルにストーリーを」をテーマに、全国の料理家350人や生産者と食が創り出す豊かな生活を提案。また大手メーカーやレストランの商品開発、PRを手掛ける他、全国の自治体や地域に根付く企業とともに様々なビジネス活動を行っている。そのほか一般社団法人日本味育協会の理事等も務める。
< コース紹介 >
自分のやりたいことをうまく形にできていないことに悩んだり焦ってしまったりする人は多くいます。そんな方には、エグゼクティブ・コーチとして活躍されている和気香子先生が担当するこの授業がおすすめです。やりたいことを知るための振り返り方法や、日々の行動におけるポイントを学びたいという方は是非ご覧ください。
先生プロフィール
和気 香子(わき きょうこ)
栃木県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。在学中に女優を志し、卒業後も女優業に従事。ニューヨーク大学MBA取得。留学後、ソフトバンク、マッキャン・エリクソン、日本コカ・コーラ等で新規事業立ち上げ及びマーケティング、ベンチャーキャピタルの日本アジア投資で投資業務を行う。現在は、エグゼクティブ・コーチとして、主にベンチャー企業、スタートアップ企業の経営者、自らキャリアに築く方のためへのコーチングを中心に活動。中小機構ビズネストのアクセラレータープログラムのメンターも務める。
< コース紹介 >
先生プロフィール
三浦孝偉(みうら こうい)
博報堂13年勤務後独立。法人・個人コンサルティング業務を行いながら、令和の新しい働き方を提案し続け起業や副業支援活動に従事。また10年間メールマガジン・4年間YouTubeをほぼ毎日配信。結果を出すために大切なのは、学歴や地位などではなく、何よりも地道に真面目にコツコツ取り組むことだと考えている。「継続こそ最強」と考え、継続研究とその指導に力を入れている。2023年に「脱・三日坊主で弱者でも勝てる。続けられる人になるための37の『やめる』(ぱる出版)を出版。
< コース紹介 >
本稿でもお伝えしたように、やりたいことを見つけるためには自己理解が欠かせません。この授業では、頭の中をシンプルにし自分の軸を明らかにする「内省」を日々の習慣にするためのメソッドを詳しく解説しています。忙しくて普段から振り返りがなかなかできないという人や、自分を見失いそうで不安になることがあるという人は授業をみることで「脳内整理」力を高めていきましょう。
先生プロフィール
熊平 美香(くまひら みか)
ハーバード大学経営大学院でMBA取得後、金融機関金庫設備の熊平製作所・取締役経営企画室長などを務めた後、日本マクドナルド創業者に師事し、新規事業開発を行う。昭和女子大学キャリアカレッジではダイバシティおよび働き方改革の推進、一般社団法人21世紀学び研究所ではリフレクションの普及、一般財団法人クマヒラセキュリティ財団ではシチズンシップ教育に取り組む。教育NPO活動を積極的に行い、経済産業省・文部科学省などで委員も務める。
< コース紹介 >
本当になりたい自分とは、どんな自分のことでしょうか?本授業は7つの問いかけを通して、心の奥底にある「こんな自分になりたい」を言語化していく授業です。真の「なりたい自分」は自己理解を深めた先にあり、「やりたいこと」とは切っても切り離せない関係です。授業で学び、理想の自分を知ってそこに到達する方法を探せるようになりましょう。
先生プロフィール
一条 佳代(いちじょう かよ)
高校卒業後、オムロン株式会社に10年勤務、出産を機に退社し専業主婦10年。子育てがひと段落した頃、カラーセラピストとして起業。イベントやワークショップを通して、人の出会いとご縁のおかげでコーチングに出会う。法人化し、のべ6000人にコーチングを実践した経験と師匠の教えをもとに体系化した「人気コーチ養成講座」を2022年4月開講。 2022年12月初の書籍となる「なりたい自分」へ加速する問いかけコーチング〜潜在意識に働きかける最短の方法〜三笠書房より出版。
< コース紹介 >
経済産業省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」でも注目されている内省の力(リフレクション)。この授業では手軽にできる内省の仕方や振り返りの方法を学べます。授業を通して自分への理解を深め習慣化することで、その時その時の自分がやりたいことを受け止められるようにしましょう。
先生プロフィール
足立 愛樹(あだち あいき)
株式会社イルグルムに新卒で入社後3年連続MVPを獲得。最年少マネージャーを経て国内シェアNo1製品の製品企画・戦略に従事。その後AnyMind Group 香港法人の立ち上げに関わり組織を成長に導く。帰国後は社長室でインフルエンサーD2Cブランドやものづくりプラットフォーム等で新規事業責任者・M&A・プロダクトマーケ・広報・採用戦略等を兼務。そしてZaPASS JAPAN株式会社を創業し代表取締役CEOに就任。日本・オランダに拠点でコーチングプラットフォームの開発・提供を行っている。
本稿ではやりたいことが見つからないと考える人に向け、見つけられない理由や背景、見つける方法について詳しく解説してきました。
やりたいことは、自己理解を深め価値観を整理することで、見つけることができます。ぜひご紹介した方法なども活用してやりたいことを知り、前向きで充実した日々を過ごせるようになりましょう。
Schooでは「やりたいこと」をはじめとする人生を豊かにするための授業が月額980円で受け放題です。ぜひ活用してくださいね。