4/28(Sun)

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この授業を3行でまとめると?

1、副業はまず、自分の好きなこと・得意なことから始める

2、副業によって新しい居場所が生まれ、精神面でのバランスも良くなる

3、これからは「副業」という言葉がなくなるくらい「副業」が当たり前になる

 

<目次>
1. 「パラキャリ酒場」。それが「副業初心者」にオススメの授業
2. 副業時代の到来!どんな仕事がオススメ?
3.副業・パラレルキャリア、オススメのはじめ方
4.さまざまなことに興味を持つことが、パラレルキャリアにつながる
5.好きなこと・得意なこと・情熱を持てること
6.起業がうまくいくのか。実験としての「副業」
7.副業があることで、心のバランスが保てる
8.これからは副業が当たり前の時代に
9.副業時の注意点は?

 

この記事で紹介する授業

パラキャリ酒場 〜副業解禁時代!パラレルキャリアはじめの一歩〜

 

「パラキャリ酒場」。それが「副業初心者」にオススメの授業

かいせつ先輩

「パラレルキャリアに興味があるけど、何からはじればいいかわからない!」

「副業禁止の会社に勤めているので、できることが限られる!」

「好きなこと・得意なことを仕事にしたい!」

そんな方のためにオススメの授業が「パラキャリ酒場 〜副業解禁時代!パラレルキャリアはじめの一歩〜」。この授業ならパラレルキャリアのはじめ方、広げ方を学ぶことができるよ!


 

 

副業時代の到来!どんな仕事がオススメ?

猫田くん

先輩。今年から副業解禁する企業も増えてきてますね。

僕も副業を始めたいと思ってンスよね。

どんな仕事から始めたらいいっスカ?


 

かいせつ先輩

そうだね。例えば、「平日は会社員をしながら、休日にアルバイト」をするのも一種の副業だよね。

でも、どうせ副業を始めるなら、「クラウドソーシング」などでライティングやイラストのお仕事を受けてスキルを身につけられるようなお仕事がいいと思うよ。

他にも、自分が本業や趣味で身につけたスキルを活かして、友達のお店や地方企業のお手伝いをする事例なんかも聞いたりするよね。

そういった形で、自分が副業を通じて「どんなスキルを身につけたいか」あるいは「自分のスキルをどんな形で活かしたいか」という視点で考えて始めてみたらいいんじゃないかな。

 

かいせつ先輩

ここでは、「副業・パラレルキャリアの始め方」について、授業内で行われた先生方とモデレータのやりとりから紹介していくよ!

 

先生のご紹介


湯田 健一郎 株式会社パソナ リンクワークスタイル推進統括

8枚の名刺を持ち、パラレルワークを実践中。 組織戦略・BPO・CRMのコンサルティングに携わり、特にICTを活用した事業プロセス最適化の視点から、幅広い業界・企業を担当。株式会社パソナにて営業企画、事業開発、システム推進、Webブランディングの責任者を経て、現在、ICTを活用し、場所を問わず多様な人材の能力を活かす「LINK WORK (リンクワーク)」の推進を統括。


 

田中 直明 DJ&フリーランスSE

文系の大学院を経て、2015年にWEB系のITベンチャー企業に就職。ゼロからプログラミングを学び、2年半で独立。フリーランスのSEとして主に大手企業のWEBアプリの開発やデザインを手がける。その傍ら、2018年4月からDJとして活動開始。デビューから3ヶ月で「BEST OF JAPAN 2018」で日本のクラブランキング1位を獲得した渋谷のWOMB、4ヶ月強で日本最大のナイトクラブageHaと、デビュー直後から有名クラブに出演し注目される。


谷畑 朋美 Framgia Public Relations

Framgia Public Relations / uni'que マーケットリレーション/広報 / EventHub PR 1992年茨城生まれ。 ソフトウェア開発をはじめ人材開発、教育事業をグローバルに展開するフランジアにて広報・PRをメインに、女性向けスマホアプリを展開するuni'que、イベント特化型SNS「EventHub」を展開するEventHubの2社でPRを担当している。


若宮 和男 uni'que代表/ランサーズ タレント社員

uni'que代表/ランサーズ タレント社員/コアバリューファシリテーター 建築士としてキャリアをスタート。その後東京大学にてアート研究者となり、建築・アート論、ニーチェ研究をしつつ、アートイベントを主催。 2006年、モバイルインターネットに可能性を感じIT業界に転身。NTTドコモ、DeNAにて複数の新規事業を立ち上げる。


 

副業・パラレルキャリア、オススメのはじめ方

モデレータ:ーーまず皆さんはどうやってパラレルキャリアを構築し始めたんですか?

湯田先生:今8社で働いていてパラレルキャリアでやってるんですけども、はじめの一歩って僕たぶん2歳か3歳のときなんですよね。

何かって言うと僕は両親が事業をしてたんですけど、この両親が変な人で「自分の人生のことをオリンピック」だって言って、30歳に起業して今74歳なんですけど、4年ごとに毎年違う業態を立ち上げてるんですよ。

でも、元々は大学とか高校とかも行けず中卒の人なんですね。そういう親を見てたので興味があることをやるのは当たり前だと思ってたんですよ。そんな中、父親が僕が2歳ぐらいの時にやっていたのが料理屋さんなんですね。

 

 

さまざまなことに興味を持つことが、パラレルキャリアにつながる

ぼくは蝶ネクタイをしてお酌しに回ってたんですよ。そういう意味ではそこでいろんな人に触れて、子供の頃から多分色んな事を同時にやるっていうのが単純に好きだったっていうことだと思います。

だから、大学の時もアルバイトを50個ぐらいやってるんです。メインはホテルのサービスをやってたんですけど、一方で国勢調査の調査員と通信教育の宅配訪問を同時にやったんですね。

社会人になっていろんなことやって、確かにパラレルキャリアと言われちゃうんですけど。仕事って会社に入ったり、2社で働くとかじゃなくって、いろんなことに興味持ってアンテナ立てて、とりあえずアクションしてみるっていうことだと思います。

田中先生:僕の場合メインは二つで、フリーランスのSEとDJってことで、もともと大学院まで英語教育を学んでまして教員になる予定だったんですね。

もともと公務員志望で親も先生はやっていて、なんか民間の会社とかはお金儲けとかそういうイメージがあって、あまり良いイメージがなかったんです。

それがなぜ変わったかというと、本を読むようになったことだと思います。いろんな経営者の伝記を読んですごい刺激を受けたんです。それが一つの理由だと思います。

 

 

好きなこと・得意なこと・情熱を持てること

その後にNPOに入りました。それまでずっと公務員しか考えてなかったので、NPO のスタッフをすることでフリーランスとか経営者の人と出会って、こういう道もあるんだと思ったのがきっかけで、フリーランスとして活動し始めました。

DJも人との出会いで、かっこいいと思ってやり始めたって感じですかね。僕は好きなことと情熱だけで動いてるみたいなところがあります。

谷畑先生:私は新卒でITベンチャーで働いていて、その会社を2年ぐらいで退職して、その後ちょっとフリーランスっぽいことをしてから今のこのパラレルキャリア・副業みたいな形になっています。いま、一応3社で PR の仕事をしております。

私のはじめの一歩は、本当に気がついたらって感じです。需要があって、好きで、得意なことが今の仕事かなと思ってます。

新卒で入った会社は普通に真面目に仕事してて、そこで広報の仕事をやることになって。その時に経営者だったりメディアの方だったりにお会いすることが多くて、その後その会社を辞めた後に一ヶ月だけフリーランスになって、そこからそのフリーランス時代の仕事を続けて今に至るっていう感じです。

湯田先生:多分そういう働き方をする時に大事なことって、断らないことなんですよね。声をかけられた時にとりあえずやってみる。

分からなくてもやってみて、でも僕が分かんなかったら誰か知ってる人に声かけて教えてもらって、そういうのを繰り返しているうちに、あいつは声かけたらちゃんと反応してくれるっていうところが、皆さんのイメージになって。

20代はそれを積み重ねた結果、報酬をいただけるわけですよ。

なので僕も好きから、得意になって、それがお金になってみたいなところの循環をしていると思います。

実はこれはやろうと思ってやったわけじゃなくって最初の一歩って意味では、とりあえず声かけられたものをご縁だからやってみようみたいなとこの繰り返しだと思うんですよね。

 

 

起業がうまくいくのか。実験としての「副業」

若宮先生:僕はそういう意味ではやろうと思って副業を始めたタイプです。それはなんでかって言うと自分の今経営しているユニクという会社は、副業してない人は入れないんです。

大企業で新規事業の立ち上げをずっとやってると、なかなか女性が活躍できないっていうのを見てきて、その根源は何かって考えたら、いっぱい働いてる人が偉いっていう考え方が強いんですよね。

いっぱい働いてる人が偉いっていうことは、体力的にも子供を産まなくてもいい男性の方が生涯の労働時間って絶対多くなるんですよね。

僕は時短っていう言葉がすごい嫌いで。前職にいた時に産休とか育休はすごい充実していたんですけど、子供産んだあと女性が時短って言って4時とか2時に帰りますっていうのがあった時に、超肩身狭そうに「給料泥棒ですいません」みたいなふうに女性が働いてるのを見て、これマジで頭おかしいなと思って。

ママ業で一個バリューを出してて、会社でも働いてて超すごいのに、なんで一個の会社でしか働いてないおじさんの方が偉そうにしてんだ馬鹿じゃねーのってマジで思っていて、そもそも量をいっぱい働いてるほうが偉いというわけではないので、うちの会社は起業するんだったら副業を推進する会社にしようとまず思ったんですよ。

その後に、副業推進するって言っても、自分が副業してないと「お前らもっとうちの会社にコミットしろ」とか絶対言い出すなと思って、副業をするチームをマネジメントするのに、自分がやってないって意味わかんないなと思ってたんです。

ちょうどその時にタイミングよくランサーズから声をかけてもらったので、ランサーズもそういう新しい働き方を作りたいって言ってたんで、会社を作りたかったから自分も副業したっていう順番です。

モデレータ:ーーパラレルキャリアをやっていく中で両立させる難しさとかあると思うんですけど、本業とのシナジー・折り合いについてどう考えますか?

湯田先生:皆さんは一人の人を一生愛し続けますかっていうのに、ちょっと近い質問だと思うんですよ。本業一本だと、そこを中心にどうしますかみたいな話なんですけど、やっぱり生きてるといろんな瞬間で、いろんな出会いがあって色んな振り幅があると思うんですよね。

なので、僕も今8社あることをずっと同じテンポでやっているわけではなく、すごく濃度が高い時期があったり低い時期もあるんです。これが実は時間単位で仕事ができるようになって、テレワークをしてるからなんですよ。

僕は折り合いっていうところで言うと、もう少し画数を増やして重点って言っていただくと分かりやすいと思うけど、僕はおそらく1社の時が一番息苦しかったです。

これは駒と一緒で、一点でしっかり回しとかないと立たないですよね。2点になると実は綱引きみたいに引っ張り合いなんで、両方の人たちがバランス取ってくれないといけないんですけど、実は3点4点5点6点7点8点ってなっていくと、重点が増えるんですよ。

そういう意味では会社って思ってしまうと上司ってなりますけど、いやいや家庭もあるし親もあるし友達もあるしって言って、重点の捉え方っていろいろあるんです。

 

 

副業があることで、心のバランスが保てる

その中で僕は単純にその仕事がいろんなところで広がってきちゃったという感じなので、よくインタビューされる時に1社のところから枝葉のように見えるんですけどって言われるんですけど、いろんな角度でいろんなご縁でやってると、結局還流してくるんですね。繋がってくるんですね。

それって多分皆さんがいろんな友達と繋がって「一緒にやろうよ」みたいのと同じような感じだと思っています。

でも、本業のシナジーっていうよりは、自分がやりたいことに対して会社はそのフィールドを与えてくれていて、僕がこれやりたいっていうことを会社に言ってるから、それをあのアセプトして頂いてるっていう、ちょっとラッキーな人間だと思ってるんですね。

こういう風に割りとシーソー、物理、バランス、生物みたいにいろんなものを抽象化して考えていくと、割と皆さん一本なので、なんか難しく考えるよりは自然にたくさんの人たちと触れていきたいっていう、そういう事を如実にしてる時にコミュニケーションだけはちょっと大切にするかなと思いますね。

田中先生:基本的には僕は週末DJをやっているので、仕事は月曜日から金曜日までサラリーマンの方をやってるんです。そこはまあしっかり折り合いというか、たまに体調崩す時もありますけど(笑)

ただ1個だけ思ったのが、 DJ やる前の会社員だった頃、NPOのスタッフやってたんですけど、その会社でも色々学ぶことあったんです。

でも、それ以外の場所でも学ぶ場所があることは、良い意味でバランスが取れていたと思います。

例えば、DJをやっている時にうまくいかないことがあった時に、そこを本業で挽回するじゃないですけど、そこで結構バランスが保てるんです。1つだと多分1回落ち込んだらそのままだと思うんですけど、両方がうまく助け合っている感じです。

谷畑先生:私は仕事的には広報って仕事してるので、基本的にメディアリレーションみたいなところが多いんです。

1社のサービスを説明しても、「うん、そうだよね」みたいな感じで終わって、あまりニュース性がないとか新規性がないって言われた時に、こっちの仕事でこういうことがあるんですって言う話が出来たり、それが取材に繋がったり、それがリレーションに繋がったりするので、そういう意味ではめちゃめちゃシナジーあるなと思っています。

若宮先生:僕はやっぱ違う仕事やってると、他の取材を受けた時に自社のサービスを紹介してまた取材につながったりするんで、副業メンバーでチーム組んでるとシナジーって本当にすごくて、5人いるとその人たちが2個とか3個ずつ持ってると本当に掛け算みたいに広がるので、とてもそれは助けられています。

 

 

これからは副業が当たり前の時代に

モデレータ:ーーこれからのパラレルキャリアについて、この時代をどう推進していくのがいいと思いますか?

若宮先生:パラレルキャリアっていう言葉が、究極的にはなくなると思っていて。副業が本当に当たり前になると思います。わざわざ副業って言わなくなると思っていますね。

普通、人ってアカウントを1日とか人生の中でめっちゃ切り替えて生きてるんですね。

彼氏業をやるとか彼女業をやるとか、それはその時のバリューの出方が違うって言うだけなので、パラレルキャリアって何か大変そうみたいな、新しいことを始める時にマルチタクタスク大丈夫かなって心配するかもしれないんですけど、一個しかやってない人の方が多分少ないですよ。

なんだったら SNS のアカウントも、Facebookに投稿するときとTwitter に投稿するときじゃ人格変わってたりするみたいなのと一緒なので、なんか割と当たり前のことじゃないかなあと思っています。

そう考えると、終身雇用ってすげえ不自然なことをやっていたんだって僕は思っているんで、まあ普通に溶けていくんじゃないかなと思っていますね。

 

ポイントまとめ

 かいせつ先輩

ここまでで紹介した、ポイントをまとめるね!

 

 

副業時の注意点は?

猫田くん

先生のお話は、すごく参考になりますね!メリットはよくわかったんですけど、副業をする時の注意点はあるンスかね?  

かいせつ先輩

一番大事なことは自分がどんな仕事をしているか、どんなネットワークを持っているか発言すること。しっかり複数の仕事をしていることを伝えることで、会社側にとっても自分にとっても良い環境を作ることが大切だよ!

あと気をつけたほうがいいポイントとして、「自分のバリューに対してしっかりお金をいただく」ということ。

最初は知り合いの頼みだからと言ってタダで仕事を受けることもあるかもしれないけれど、それだと長続きさせることが難しくなる。そのためにも自分自身に対して値付けできるスキルというのが重要になってくるね。

自分が提供できる価値をしっかり把握しよう。

もっと、詳しく学びたい人は、ぜひ授業を観てみてね!

学びのハイライト

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