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地頭とは?地頭がいい人の特徴や地頭力の鍛え方を解説

<目次>
1:地頭とは
2:地頭力はなぜ重要なのか
3:地頭力と混同しがちな言葉
4:地頭が良い人の特徴
5:地頭の鍛え方・ポイント
6:地頭力アップにおすすめの授業
7:まとめ

将来的には日本の労働人口の49%がAIやロボットに代替されるとする調査(※)も発表されており、AIに代替されない知的能力を活用できる人材の重要性が近年高まっています。ここではAIに代替されない人材に必要とされる「地頭(じあたま)力」の意味や要素、鍛える方法を解説します。

※出典:株式会社野村総合研究所『日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に ~ 601 種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算 ~』

 

【地頭力が鍛えられる動画一覧】を見る

 

地頭とは

地頭 とは

使われている漢字から、地頭を「生まれつきの頭の良さ」と解釈する方も少なくありません。地頭の鍛え方を学ぶ前にまず、地頭の正しい意味と地頭を構成する要素を『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』の著者でビジネスコンサルタントである、細谷功さんの授業「頭を使うってどういうことだろう?」の内容から見ていきましょう。

 

地頭の意味

地頭(じあたま)とはコンサルティング業界や人材業界で主に用いられてきた言葉で、広義の頭の良さを指します。一方、地頭の考えを広めた第一人者である細谷功さんによれば、地頭力の中心は「結論から・全体から・単純に考える力」であり、それぞれの力は以下のように定義されます。

  • ・結論から:仮説思考力(限られた情報・時間で最善の答えを出す力)
  • ・全体から:フレームワーク思考力(3C、SWOT分析などを用いて盲点を見つける力)
  • ・単純に:抽象化思考力(具体的な事象を理論化・法則化する力)

上記の定義から、地頭力は「限られた情報の中で推論し、問題や法則を見出せる状態(フロー型)」を示す知識力だと言えるでしょう。また地頭力では問題を発見できることが求められる特徴があることも分かります。

 

地頭力の構成要素

地頭力 要素

知的能力には「知識力」「考える力」「対人感性力」の3つがあり、地頭力は「考える力」に該当します。また前述したように、地頭力の基礎は「知的好奇心」と「論理的思考力」「直観力」であり、その上位に地頭力の中心要素「仮説思考力」「フレームワーク思考力」「抽象化思考力」が存在します。次で地頭力を構成する各要素について詳しく解説していきます。

※参照:細谷功『入門「地頭を鍛える」32のキーワードで学ぶ思考法』(2019,東洋経済)

< 知的好奇心 >

地頭 知的好奇心

知的好奇心は地頭力の基礎であり、問題発見の原動力となる要素です。地頭力を養うためには従来の学校教育のように受動的に知識を吸収するだけではなく、現状で把握できている情報を一度疑い、能動的に問題を探す必要があります。そのため知的好奇心は地頭力の土台として欠かせない要素なのです。

また知的好奇心の中でも、問題や法則を見つけるために必要な地頭力には「Why型」の知的好奇心(なぜそうなったのか)が必要だと言えるでしょう。また「Why型」の知的好奇心は常識や既存の仕組みを疑うことや、自分を客観視するメタ認知によって向上します。

< 論理的思考力 >

地頭 論理的思考力

論理的思考力(ロジカルシンキング)は個人の知識や経験に依拠しない客観的かつ一貫性のある思考です。主に相手や第三者に経緯や考えを説明する際に用いられます。

論理的思考力は地頭力の中心である、仮説思考・フレームワーク思考・抽象化思考において、さまざまなアイディアや具体的な事例を列挙した後に理論として一般化する際に必要であり、適切な前提(具体的な事実・一般的な法則)とそれを正しく繋ぎ合わせる推論によって成り立ちます。論理的思考力は大きな間違いや思い込みがないように考える力なので「守りの思考力」とも言えるでしょう。

< 直観力 >

地頭 直感

直観力は個人の知識や経験に依拠した創造的な思考です(いわゆるひらめき)。そのため、個人の経験や知識に複数人と関わり、成果を上げる必要があるビジネスシーンでは、説得や問題解決の手段である論理的思考力の方が重要視されがちです。

しかし直観力も仮説思考・フレームワーク思考・抽象化思考を中心とする地頭力の基礎要素として、論理的思考力とセットで獲得すべき力だと考えられています。

なぜなら論理的思考力は情報から推論し、理論として一般化させることに秀でているのに対し、理論として一般化させる前に欠かせない、アイディア出しや、手に入れた情報から物事の全体を大まかに把握する創造的な思考には不向きだからです。

その点で直観力は創造的なアウトプットに秀でているため、論理的思考力と掛け合わせれば、地頭力の中心要素である仮説思考・フレームワーク思考・抽象化思考の質を高められます。論理的思考力が「守りの思考力」であるのに対し、直観力は「攻めの思考力」とも言えるでしょう。

< 仮説思考力 >

地頭 仮説思考

仮説思考力とは限られた情報・時間の中でも問題解決や目標達成のために、仮の答え(仮説)を出した上で考えを進める力です。仮説思考は地頭力の中心要素の1つであり、主に不確実性の高い状況で、スピードを意識しながら成果を出さなければならない場面で役立つ思考力だと言えます。

仮説思考は問題の答えを出すために、正確なアウトプットを求める完璧主義とは真逆で、まずは20点の出来でも全体像をつかんで仮の答えを出します。

その後は問題を修正しながら、アウトプットの質を高めていきます。仮説思考力が活用される場面の一例には、コンセプトに基づいて試作品を作りながら、製品開発を進める場面が挙げられます。直観力を使って、コンセプトを体現できる機能やデザインの仮説を立てた後に、論理的思考力を用いて試作品の問題を分析し、より良い製品開発に繋げていくイメージです。

< フレームワーク思考力 >

地頭 フレームワーク思考

フレームワーク思考力とは3C・SWOT分析をはじめとした思考の型を用いて、思考の偏りやクセを矯正する力です。フレームワーク思考は地頭力の中心要素の1つであり、型を使ってアイディアを出し、思考することで、個人の経験や知識によって生まれたバイアスを取り除く働きがあります。

つまりフレームワーク思考力があれば、個人の経験や思考の偏り・クセに基づいた思考から抜け出し、思考の死角にまで注目して物事の全体が把握できるようになるのです。

< 抽象化思考力 >

抽象化 とは

抽象化思考力とは具体的な事象を単純に捉え、理論化・法則化する力です。前述した3C・SWOT分析はまさに抽象化思考力を用いて生み出されています。

一方、抽象化に対して3C・SWOT分析で用いられる会社名や顧客ニーズを挙げる思考(理論の実践)は具体化思考と呼ばれます。抽象化思考は具体化思考との往復によって、収集される情報とそれに伴う解釈や理論化・一般化の量が増え、結果的に知的能力が拡大すると言われています。

 

地頭力はなぜ重要なのか

地頭力 必要な理由

ここまでの解説を通して、地頭力は問題や法則を見つける知力であり、その中心を担う要素は「結論から(仮説思考力)・全体から(フレームワーク思考力)・単純に考える力(抽象化思考力)」だと分かりました。次では手軽に大量の情報が得られるようになった現代に、地頭力が重要とされる理由を見ていきましょう。

 

インターネットの普及

情報が手軽に入手できなかった時代は「3つの知的能力」のうち、知識力(多くの知識を記憶している物知りな人)の価値は依然として高かったと考えられます。しかしインターネットの普及によって、専門性や機密性の高くない情報であれば、スマートフォンやパソコンを用いて生活者が手軽に、かつ欲しい時に情報を知れるようになりました。

このようにICTの活用が盛んになった2018年以降(※)、知識力は人間特有の能力ではなくなり、知識力以外の「地頭力」「対人感性力」に重きが置かれるようになったのです。

特に地頭力はインターネットの普及によって社会変化のスピードが速くなったことで、未来の予想が難しくなった現代に必要な「問題発見力」と「仮説検証力」に繋がるため、ビジネスパーソンによって重要性が増しているのです。

※参照:文部科学省「ICT活用の推進」

 

AIの進化

ICTの活用が進むにつれて注目が集まったのがAI(人工知能)です。AIは膨大な情報(学習したデータ)から正しい答えを導くことに優れており、将棋や囲碁の世界では棋士がAIと対戦して知能を競う事例やコールセンターをはじめとした問い合わせ窓口をAIチャットボットに代替する事例も出てきました。このようにAIは知識力の点で秀でていますが、以下の図に記載されているように、苦手なこともあります。

地頭 AI

つまりAIが得意な問題を正確に解くことや、論理的思考力を活用してルール通りに動くことに対して使われる知的能力の価値は下がっていると言えます。

一方で問題そのものを見つけたり、ルールを作り出す創造性の高い思考・行動に対して使われるAIが苦手な知的能力の価値は高まっていると言えるでしょう。問題や法則を見出す地頭力はAIの苦手なことを網羅しているため、ICTないしはAIが進化し続ける時代に働く人々にとって、地頭力は重要なのです。

 

VUCA時代の到来

VUCAは「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取った言葉です。そしてVUCA時代とは、変化のスピードが速くなり、物事の複雑性が増したことで将来の予測が困難な時代を意味します。

ICTによって膨大な情報がやりとりされるようになった現在はまさにVUCA時代であり、将来の予測がしにくい時代に仕事で成果を上げるために、限られた情報で推論して問題を把握する地頭力は欠かせないでしょう。

 

地頭力と混同しがちな言葉

地頭 知識 違い

ビジネスや人材業界の用語として地頭力は人間の知的能力の1つを定義した言葉であり、地頭力が将来の予測が困難な時代において、必要不可欠な力であることをここまで解説してきました。

一方で神経科学や認知科学の分野でも人間の知的能力を扱っており、人間の知的能力に関する言葉は他にも存在します。次では地頭力のイメージがよりしやすくなるよう、地頭力と混同しがちな言葉とその意味を解説していきます。

 

物知り・知識力との違い

地頭 知識 違い

「地頭の構成要素」の項目で解説した、3つの知的能力のうちの1つである「知識力」も地頭と混同しやすい言葉の1つです。細谷功氏によれば、地頭力と知識力の違いは上図の通りです。地頭力は未知の物事に対する思考であるのに対し、知識力は既に存在する知識を活用することを指す点で異なります。また地頭力が高い人の例は数学者やプロ棋士など、プロセスを踏まえて問題を解決したり、問題を見つける人が挙げられ、知識力が高い人の代表例にはクイズ王をはじめとした膨大な知識を記憶している人が挙げられます。

 

IQと地頭力との違い

IQと地頭力の違いはアウトプットの結果のみを重視した知能か否かにあります。IQは「Intelligence Quotient」の略で、知能指数を意味し、知能指数はWAIS(ウェクスラー成人知能検査)をはじめとしたテストで計測されます。具体的には動作性IQ(主に視覚情報の理解速度に関する知能指数)と言語性IQ(言語を使った思考や表現に関する知能指数)、総合IQの3項目で数値化されます。これらの項目はすべて知能検査を受けた際のアウトプットで決められる点が特徴です。一方、地頭力はアウトプットだけではなく、問題を見つけるための思考プロセスも重視されます。

 

地頭が良い人の特徴

地頭がいい人 とは

地頭力とは他の知的能力と異なり、唯一の答えを求めるのではなく、未知の物事に対して仮説を立てた上で、問題を見つける力であることが分かりました。それでは実際に地頭が良い人にはどのような特徴があるのでしょうか。次で地頭が良い人の主な特徴を4つご紹介します。

 

頭の回転が速い

地頭が良い人は抽象化と具体化を行き来できる知的能力や、直観力と論理的思考力を行き来できる知能能力が高い傾向があります。そのため、インプットした情報を論理的に分類したり、論理的に分類された情報から具体例を挙げたりするスピードが他の人と比較して速いのです。

また仮説検証を繰り返して素早く成果を出すために、地頭力が良い人は論理的思考力を応用してフレームワークに則った思考も得意です。そのため、複雑な情報を分類・分析してアウトプットするスピードも速い傾向があります。

 

自分の意見を持っている

地頭が良い人は地頭の基礎であるWhy型思考(なぜそうなったのか)の知的好奇心が強く、多くの情報から問題や仮説を能動的に考える習慣があります。この習慣によって自然と自分の意見やスタンスが明確になっている傾向があるのです。

また地頭が良い人は仮説思考を用いて結果やアウトプットを仮定してから小さく行動と思考を繰り返すので、知的好奇心による影響だけではなく、仮説検証を繰り返して成果を出す思考・行動パターンそのものが自分の意見を育てているとも言えるでしょう。

 

話の矛盾に気づける、洞察力がある

地頭が良い人の特徴の1つにインプットした情報をWhy型思考で一度批判的に見る点が挙げられます。これは論理的思考力を用いて、具体的な事例から理論を見出す際に揃えた情報が正しい状態(数値や出典元の信頼性など)でなければ、誤った推論と理論化に繋がってしまうからです。このように地頭が良い人は物事を客観的に捉える習慣から洞察力が鍛えられ、話の矛盾に気が付きやすくなる傾向があります。

 

新しいアイデアをよく思いつく

ここまで解説してきたように、地頭が良い人は論理的思考力や知的好奇心を用いて情報を分類し、その中の法則に気付きやすい特徴があります。その一方、法則や論理を見つける前の段階である「思考の発散」では新しいアイディアを思いつきやすい特徴もあります。思考の発散では、地頭力の構成要素の中でも経験や知識を活用した直観力とフレームワーク思考力が役立ちます。

地頭が良い人はテーマやコンセプトに合致したアイディアを感覚的にアウトプットしたり、フレームワークを用いて広い視野でアイディアが出す習慣があるので、自ずと新しいアイディアも出しやすくなっているのです。

 

地頭の鍛え方・ポイント

地頭 鍛え方

地頭の良さは全てが生まれつきで決まっているわけではありません。地頭の構成要素を1つずつ、時に連動させて鍛えることで、着実に地頭が鍛えられます。最後に地頭の鍛え方を5つご紹介するので、実際に試してみてくださいね。

 

知的好奇心を持つ

自分の興味がある分野や仕事で携わっている領域の情報に対してWhy型の知的好奇心(なぜこうなっているのか)を持つ習慣ができれば、地頭力の基礎である知的好奇心が鍛えられます。その後は知的好奇心のまま収集した具体的な情報を理論化・一般化する抽象思考に挑戦すれば、地頭力の基礎をまとめて鍛えられるでしょう。

 

思考法などのインプットを行う

地頭力の中心要素を鍛える際に最もやりやすいのが、思考法や自分の仕事で役立つビジネスフレームワークのインプットです。思考の型を使いこなせるようになれば、思い込みや思考の歪みが矯正され、地頭力の基礎要素である論理的思考力も底上げされます。また思考の型は仕事の関係者に情報や意見を伝えやすくする効果もあるので、アウトプットの機会を増やしたい方にもおすすめです。

 

アウトプットの機会を作る

思考の型のインプットができたら、思考の型を用いたアウトプットの機会を作りましょう。日々の業務に追われて機会を設けるのが難しい場合は、週次や月次のミーティング、日常生活での会話など限られた時間で少しずつアウトプットの機会を増やします。自分の意見やアイディアをアウトプットしたら、相手の反応や直接のフィードバックを介して思考やアウトプットの精度を高めるのがおすすめです。

 

自己分析をし、段階的にトレーニングする

意見やアイディアのアウトプットをする中で、相手の反応やアウトプットに至るまでの思考・行動を分析し続けると、地頭力の構成要素で能力が足りない要素が把握できます。地頭力は知識力と比較して経験や知識が問われないと言われていますが、一朝一夕で鍛えられるものではありません。これから地頭力を鍛え始めたいと考えている方は、まず基礎要素の直観力・論理的思考力から中心要素へ順に鍛えるのがおすすめです。

 

地頭力の高い人からフィードバックをもらう

仕事をはじめとした専門性の高い領域での地頭を鍛えるためには、職場の上司や先輩から仕事の質に対するフィードバックを受けるのがおすすめです。働く職場環境やチーム体制、必要な知識によって求められる地頭力(仮説の立て方、効果的なフレームワーク)が異なるため、仕事の関係者の中で地頭力が高い人がいれば。具体的なフィードバックをもらってみましょう。

 

地頭力アップにおすすめの授業

地頭力を鍛えるためには、地頭力の要素や地頭力の鍛え方を体系的に学びながら、同時に実践してみることが重要です。ここでは『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』の著者でビジネスコンサルタントの細谷功先生の授業や、地頭力の構成要素を扱っている授業をまとめてご紹介します。気になった授業は気軽に覗いてみてくださいね。

 

「頭を使うってどういうことだろう?」

頭を使うってどういうことだろう?

< 授業概要 >

ビジネスシーンで人を評価する際によく用いられる言葉「頭が良い」。しかし勉学における頭の良さとビジネスシーンにおける頭の良さには違いがあります。この授業ではビジネスシーンにおける頭の良さを「地頭力」と定義して、地頭力を構成する要素を学んでいきます。ビジネスシーンで活用できる思考、地頭力を一緒に身に付けていきましょう。

先生プロフィール

細谷功

細谷功(ほそや・いさお)
ビジネスコンサルタント。1964年神奈川県生まれ。東京大学工学部を卒業後、株式会社東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。 アーンスト&ヤング、キャップジェミニ等の米仏日系コンサルティング会社での経験を経て2009年より株式会社クニエのマネージングディレクター。2012年より同社コンサルティングフェロー。 著書に『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』等。

Why型思考ーAIに代替されない課題設定力ー

Why型思考ーAIに代替されない課題設定力ー

< コース概要 >

「問いはあるが、答えはないもの」はAIに代替されてきていると言われている昨今、問題そのものを見つける力、定義が不明確な問題を解決する力(Why型思考)に注目が集まっています。このコースではAIに代替されない人材に欠かせない、与えられた課題に対してそのまま実行に移すのではなく、一歩引いた状態で“与えられた課題の目的・背景”=Whyを考えられる「Why型思考」を身につけられます。

 

「自分の頭で考える力」を養う本の読み方

「自分の頭で考える力」を養う本の読み方

< コース概要 >

本コースでは「自分の頭で考える力」を養う本の読み方について考えていきます。本の内容をそのまま受け入れるだけではなく「これはどういうことなんだろう?」と立ち止まり、自分なりに解釈を考えることで世の中や自分自身について考えてみましょう。

先生プロフィール①

内沼 晋太郎

内沼 晋太郎(うちぬま・しんたろう)
1980年生まれ。一橋大学商学部卒。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役。2012年にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」を、2020年に日記専門店「日記屋 月日」をそれぞれ開業。

先生プロフィール②

荒木 博行

荒木 博行(あらき・ひろゆき)
株式会社学びデザイン代表取締役。住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。フライヤーやNOKIOOなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、絵本ナビの社外監査役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。

 

まとめ

地頭の良さは知識量の多さや人当たりの良さとは異なり、アウトプットや結果を見据えながら、成果を出すために解決すべき問題を見出す、複数の構成要素で成り立つ知的思考力です。またAIを含むICTの発達によって、ますます地頭力を鍛える重要性は高まっていくと考えられています。Schooでは地頭力をはじめとした思考術・自己啓発の授業が月額980円で受け放題です。ぜひ気軽に授業を覗いてみてくださいね。

今日の生放送

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