7/16(Tue)

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コミュニケーションとは?意味や目的、上達のポイントについて解説

<目次>
1:コミュニケーションとは?
2:コミュニケーションの主な目的・効果
3:コミュニケーションの構成要素
4:コミュニケーションに関するよくある悩み
5:コミュニケーションスキルの主な構成要素
6:コミュニケーションのポイント・上達方法
7:コミュニケーションに関する授業を紹介
8:まとめ

社会で生活し人間関係を築いていくために、コミュニケーションは必要不可欠の要素です。しかし誰にとっても身近なテーマである分、周りの人とのコミュニケーションに悩んだり、課題に感じたりした経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

本稿ではコミュニケーションの意味と目的を確認し、より良いコミュニケーションを取っていくためのポイントについて詳しく解説します。

 

コミュニケーションとは?

コミュニケーションとは?

コミュニケーションと一口に言っても、対面での会話やメールのやり取り、言語を使わずジェスチャーを使った意思疎通のことを指すなど、その言葉が意味する範囲は広いです。はじめに、コミュニケーションの辞書的な意味と定義を確認し、ミスコミュニケーションとはどのような状態を指すのかをご説明します。

 

意味と定義

広辞苑によると、コミュニケーションとは「社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達」であるとされています。つまり、コミュニケーションは伝える人と受け取る人がいて成り立つものであり、その情報交換を行う相互的な行為のことを意味しています。そしてこれら相互の意思疎通は、文字や言葉、動作などを介して行われます。

 

ミスコミュニケーションとは

情報の発信者と受信者の間で認識に食い違いが発生し、思っていたように意思疎通ができない状態のことをミスコミュニケーション(misscommunication)と言います。

ミスコミュニケーションが生じる背景には、単純な聞き間違いだけでなく、さまざまな種類・要因があります。例えば、「あれ取って」などのこそあど言葉を使った指示の取り間違い、主語や述語が抜けた文脈からの推測間違い、「たくさん」や「なるべく早く」などの人によって異なる感覚の違いから生じる食い違いなどがあります。

 

コミュニケーションの主な目的・効果

コミュニケーションの主な目的・効果

コミュニケーションの意味を確認したところで、続いてコミュニケーションの主な目的と効果についても押さえておきましょう。

コミュニケーションには、大きく分けて①情報を伝達する②知識・情報を得る③人に影響を与える④人間関係の構築と発展⑤課題解決・生産性の向上の5つの目的・効果があります。次で詳しく解説します。

 

情報を伝達する

コミュニケーションの目的の1つ目は、情報を伝達することです。

人間は社会という共同体の中で生活をしています。社会で人とともに生きていくためには、他人に自分の状態や考えを知らせたり、誰かに助けを求めて力を借りたりして、意思疎通を図る必要があります。そして、情報を相手に伝えるためには考えや思いを整理して言語化する力や、表現する力が求められます。

 

知識・情報を得る

コミュニケーションの目的の2つ目は、知識や情報を受け取ることです。

私たちはコミュニケーションを通じて、相手の意見や考え、事実に関する情報、さらには言葉にされていない相手の感情や状態など、さまざまな情報を受け取ることができます。そしてこれらの情報は、相手から発せられる言葉からだけではなく、表情やジェスチャー、語気や声量などの非言語情報を介しても伝えられます。

そのため、コミュニケーションを通じて知識や情報を適切に受け取るためには、言語的な理解力に加え、情緒的な理解力が必要となることも多いです。

 

人に影響を与える

コミュニケーション 人に影響を与える

私たちはコミュニケーションを通して、他人の意思決定に影響を与えたり、行動変化を促したりすることができます。

例えば、上司が部下に対して指示を出したり、人に何かをお願いしてやってもらったりと、意図的に人の行動に影響を与えることができます。その他、コミュニケーションには内面への影響力もあり、具体例としては反対意見を持つ人を説得して翻意させる、不機嫌な態度で相手を不安にさせるなどが挙げられます。

このように、コミュニケーションにおける情報伝達の先には、他人に何かを行動させたり、気づきを与えたりすることが目的になっている場合も多いと言えるでしょう。

 

人間関係の構築や発展

また私たちは、生活や仕事に必要な何かを行うためだけでなく、お互いの関係構築や発展のためにもコミュニケーションをとります。

例えば、他者と顔を合わせたときの挨拶やアイコンタクト、対話の相手に対する共感の言葉や距離を縮めるために行う自己開示など、良好な関係を築くための行動は無意識のものも含め多く存在します。

これらを通じて信頼関係を築くことができると、意思疎通や互いの協力がしやすくなるため、人間関係の構築と発展はコミュニケーションの重要な役割の一つと言えるでしょう。

 

課題解決・生産性の向上

コミュニケーションには課題解決や生産性の向上という効果もあります。特にビジネスシーンでのコミュニケーションにおいては、この目的の重要度が高まるでしょう。

適切なコミュニケーションが取れると、職場やチームでの仕事の分担や管理がしやすくなり、業務遂行がスムーズになります。また、ミスコミュニケーションによるトラブルやストレスが減って、メンバー間の関係性を良好に保つこともできるようになります。そのため多くの人が関わる仕事であるほど、コミュニケーションが生産性に与える影響も大きくなると考えられます。

 

コミュニケーションの構成要素

コミュニケーションの構成要素

コミュニケーションは「人の間に行われる知覚・感情・思考の伝達」であり、ここまでご紹介してきた通りとても広い意味をもつ言葉です。

ここからはコミュニケーションの構成要素について、言語によるコミュニケーション(バーバルコミュニケーション)と非言語によるコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)の2つの観点から解説していきます。

 

バーバルコミュニケーション

コミュニケーション バーバルコミュニケーション

バーバルコミュニケーションとは言語コミュニケーションとも呼ばれ、言語を用いたコミュニケーションの手法を意味します。

言語を用いたコミュニケーションと言うと会話を想起しやすいですが、他にも種類があります。ここでは代表的なものとして「話し言葉」と「書き言葉」の2つをご紹介します。

話し言葉(音声言語)

話し言葉とは、バーバルコミュニケーションのうち最も代表的なものの一つで、口頭で伝える言葉のことを指します。

話し言葉の特徴には、書き言葉と比較して記録が残りにくいことや、文法や表現の正確性が厳密に求められにくい点が挙げられます。例えば会話の中では、お互いの前提認識を元に主語を省略したり、カジュアルな表現を用いたりすることが多い傾向にあります。

そして、後でご紹介するノンバーバルコミュニケーションと組み合わせることで、文字面だけではない多様な情報伝達が可能になるのも、話し言葉の特徴です。

※参照:文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 第20期国語審議会 | 新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告) | I 言葉遣いに関すること

書き言葉(文字)

考えや意見を文章にして伝える書き言葉も、バーバルコミュニケーションの一つの方法です。メールや手紙などが代表的な例であり、近年では職場でもチャットツールが導入されるなど、書き言葉を使ったコミュニケーション機会は増えています。

書き言葉の特徴として、文章を書く前に伝える内容を言語化して整理する必要があること、そして一度アウトプットした後に内容の見直しや修正が可能なことが挙げられます。また書き言葉は文字として記録が残るため、情報の受け手も繰り返し読み返すことができます。そのため、話し言葉と比べてメッセージを明確に伝達できるのも特徴と言えるでしょう。

 

ノンバーバルコミュニケーション

コミュニケーション ノンバーバルコミュニケーション

コミュニケーションは言語だけで成り立ってはおらず、情報伝達には身振り手振りなど言語以外の要素が大きく関わっています。それら非言語でのコミュニケーションのことを、ノンバーバルコミュニケーションと呼びます。

実際に、米国の心理学者であるアルバート・メラビアンが提唱した法則(メラビアンの法則)によれば、コミュニケーションにおいて言語・聴覚・視覚の3つから伝わる情報が矛盾している時、視覚や聴覚から伝わる情報が言語情報より優先的に判断に利用されることが分かっています。

ここからは非言語コミュニケーションのうち代表的なものとして、「表情」「ボディランゲージ」「パラ言語」について解説します。

表情

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、私たちは常日頃から表情を通じて気持ちを表現したり、相手の感情を読み取ったりしています。

一般的に人の顔には43の筋肉があり、人はその筋肉を動かすことで何千通りもの表情を作ることができるとされています。そして、表情の作り方は国によって特徴があるものの、万国共通の意味を持つ表情も多くあることが分かっています。

つまり、私たちは表情を介して言葉が通じなくても感情を伝えることができるのです。一方、表情が乏しいと、相手に不安を与えたり誤解されたりすることもあります。つまり、表情は情報の受発信双方において重要な役割を果たしていると言えます。

※参照:What are 7 Universal Facial Expressions?

ボディランゲージ

ボディランゲージ(body langage)とは、日本語訳では「身体言語」といい、身体の動作で相手に情報を伝えることを言います。ボディランゲージは情報を発信するとき、受け取るとき両方のシーンで活用されます。

情報の発信時にボディランゲージを使うと、伝えたい情報の具体的なイメージを持たせやすくなります。例えば、資料の量の多さを伝えたい時に手を広げてその量を可視化したり、指を使って資料が積み上がった高さを表したりする時に役立ちます。

一方、情報の受け手の場合は聞き手の感情や状況を伝えるのに役立ちます。例えば、頷いたり首を傾げたりすることで、聞き手の理解状況を示すことができます。

パラ言語

パラ言語(para language)とは言語情報を補足する音声のことで、話すスピード、語気の強さ、声質、声量、イントネーションなどのことを指します。パラ言語によって、メッセージのニュアンスや背後にある感情が伝わりやすくなります。

具体的には、不快感や怒りの感情を伝えるために語気を強めたり、会社のプレゼンテーションの際に強調したいフレーズを大きな声で話したりすることなどが当てはまります。

 

コミュニケーションに関するよくある悩み

コミュニケーションに関するよくある悩み

コミュニケーションは誰にとっても身近なものであるため、何らかの悩みを抱えた経験がある方も多いのではないでしょうか。ここからは、コミュニケーションについてのよくある悩みを4つご紹介します。

 

言いたいことが伝わらない

コミュニケーションに関するよくある悩みの一つに、言いたいことが伝わらないことが挙げられます。

伝えたいことがあるにも拘わらず聞き手に理解してもらえない時、自分のコミュニケーションの取り方が下手だと感じ、落ち込んでしまう方もいるかもしれません。そのような経験が繰り返されると、言っても分かってもらえないという思いから、人とコミュニケーションを取ることに消極的になってしまう可能性もあります。

 

相手の考えていることが分からない

また、コミュニケーションを取っていると相手の考えていることがわからず、会話の発展のさせ方や上手な関係の築き方が分からなくなることもあります。

対話の相手から想定する反応が得られないと、自分の考えや感情が伝わっているのか不安になったり、相手に嫌われているといったネガティブな思考に陥りやすくなったりします。そのような状況では自分のコミュニケーション力を疑い、自信を喪失してしまうかもしれません。

 

人間関係が上手く作れない

他者との人間関係がうまく作れないと考えることも、よくある悩みです。人は社会的動物と呼ばれ常に他者との関係の中で生きています。そのため、その時々で関わる人との関係性は生活の質にも大きく影響します。

人間関係を良好に保つためには、相互理解を深め、土台となる信頼関係を築くために適切なコミュニケーションを取ることが重要です。

人間関係が上手く作れない要因はさまざまですが、例えば、人見知りのために会話が思い通りにできないことや、人との距離感が上手く保てない、協調性に乏しいことなどが挙げられます。

 

会話が苦手・続けられない

コミュニケーションにおけるよくある悩みとして、会話への苦手意識や、会話を続けられないことも挙げられます。特に、身近な人とのコミュニケーションは問題がなくても、初対面やよく知らない相手との会話に苦手意識を持ってしまうというケースも多いです。

このような悩みの背景には、人見知りをする傾向があることも考えられます。人見知りの人は、人前で過度に緊張してしまいやすく、自己表現もあまり得意でないことが多いです。そのため、会話に苦手意識を持ちやすく、コミュニケーションの悩みにもつながりやすくなります。

 

コミュニケーションスキルの主な構成要素

コミュニケーションスキルの主な構成要素

ここまで、コミュニケーションに関するよくある悩みを4つお話ししてきました。コミュニケーションの課題を解消し上達していくには、コミュニケーションにおけるどのような力を伸ばすと良いのかを知ることが有効です。

そのため、ここからはコミュニケーションスキルを構成する主な要素として、①発信する力②受信する力③調整する力の3つの観点から詳しく解説していきます。

 

発信する力

まず1つ目は発信する力です。経済産業省によれば、発信力は人生100 年時代の社会人基礎力の一つと考えられており、現代のビジネスパーソンに必須のスキルであることが窺えます。

発信する力は、大きく①伝える力、②表現する力、の2つで構成されます。

※参照:社会人基礎力

伝える力

伝える力とは、伝達したい情報を適切に言葉にして届けるための力のことを指します。言い換えると、自分の意見や考え・思いを正確に言語化し、言葉や文章で相手に伝える力のことです。

相手に意図した通りの伝達を行うには、言語化力や語彙力に加え、話の論理構成を整えるための論理的思考力や、複雑な話を分かりやすくまとめる要約力などが必要になります。

そのため伝える力を伸ばすために、結論から話す等の特定の型を用いたり、5W1Hを念頭に置いて話を整理するなどの工夫がよく行われます。

表現する力

表現する力とは、情報を細かなニュアンスも含めてよりわかりやすく伝えるための能力のことを指します。伝えたいことを適切に表現するためには、語彙力だけではなく、声の出し方やジェスチャー、表情などの非言語情報を用いた伝達が重要になります。

ビジネスシーンにおいても、例えばスピーチやプレゼンテーションなどの場面では、ボディランゲージをはじめとするノンバーバルコミュニケーションが相手の内容への理解度を高めることに役立ちます。

 

受信する力

受信する力

コミュニケーションにおいて、発信する力に対応するスキルが受信する力です。受信する力とはコミュニケーションの中でも聞き手の立場の力のことで、発信された内容を適切に受け止める力のことを言います。

受信する力があれば、相手の発言を適切に受け取ることができるので、その後の会話もスムーズに進めることができます。そして、受信する力は大きく①聞く力・読解する力と、②感じ取る力に分類されます。

聞く力・読解する力

聞く力・読解する力とは、話し手から発せられた話を正しく理解する力です。

話の内容を正確に理解するには、一つ一つの言葉の意味を理解して話の流れやニュアンスを掴むための語彙力や文法力が必要です。また、正確に話を理解するには語彙力や文法力だけでなく、話の前後関係を掴む力や、話の構造を論理的に整理する力も求められます。

感じ取る力

感じ取る力とは、相手の言葉からだけでなく、表情や声のトーンなどのノンバーバルコミュニケーションから相手の状況や感情・伝えたい事を読み取って理解する力のことを指します。

例えば、間の取り方や話の中で強調するフレーズから特に重要な箇所を察知したり、話し手の表情で話の内容を推測したりすることが挙げられます。

また、言葉と比べると非言語情報は無意識に発せられることも多いです。そのため、感じ取る力があればより相手の真意を適切に捉えたコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

 

調整する力

コミュニケーション 調整する力

調整する力とは、良好な関係構築などコミュニケーションを通じて望む結果を得るために、自分の状態や他者との関係をコントロールする力のことを指します。

コミュニケーションは人と人との間で取られるものなので、ただ情報をやりとりするだけでなく自分の感情を制御したり、他人と話し合える状態を作ったりすることにも目を向ける必要があるのです。

ここでは調整力を①自分をコントロールする力、②他者との関係を調整する力の2つに分けてご説明します。

自分をコントロールする力

自分をコントロールする力とは、適切なコミュニケーションを取れる状態に自分自身を維持する力のことを指します。

いくら伝える内容が明確に説明できて読解する力が備わっていても、感情がコントロールできずに相手の話に激昂したり、他のことに気を取られて集中力を欠いたりすると、適切な意思疎通を図るのは難しくなってしまいます。つまり、満足できるコミュニケーションのためには状況を適切に判断し、その場に合った振る舞いをするために自分自身を制御することが重要であるといえます。

他者との関係を調整する力

他者との関係を調整する力とは、他の人との良好な人間関係を構築することを望み、それに必要なコミュニケーションを取る力のことを指します。そして人との関係を調整する力の中には、関係を維持する力や、意見と感情の対立を防ぐ力などがあります。

例えば人間関係を良好な状態に保つ努力ができると、一人で解決できない事が起きた時に他者の協力を得やすくなります。また、利害が一致しない時にも不要な対立を避けられ、より望ましい結果が得られやすくなるでしょう。

 

コミュニケーションのポイント・上達方法

コミュニケーションのポイント・上達方法

ここからは、コミュニケーションのポイントと上達方法について、次の7つの観点から詳しく解説していきます。

  • ・論理的な聞き方・話し方を身につける
  • ・傾聴力を高める
  • ・コミュニケーションにおける心理を学ぶ
  • ・質問力を高める
  • ・雑談力を高める
  • ・相手の背景や価値観を尊重する
  • ・使う媒体の特性を知る

 

論理的な聞き方・話し方を身につける

論理的な聞き方・話し方を身につけると、双方の話の内容の理解度が上がり、コミュニケーションを取りやすくなります。

まず論理的な聞き方とは、会話や文章の構成を意識して捉え、話の前後関係や論点を掴みながら聞くことを言います。そのような聞き方をするためのポイントとして、Schooオリジナル授業『論理的に聞く力〜「論理的に話す」前に大切なこと』で講師を務める加藤あや先生は、①そもそも相手は何を話しているのか、何を知りたいのかを考えること、そして②主観・偏見・解釈・判断はできるだけ脇に置くことが重要であると述べています。

また、論理的な話し方とは、話の論理構造を明確にしながら話すことを指します。論理的な話し方をするために、まず要点と結論を述べ、次にその理由や内容を説明し、最後に再度結論を強調するという構造がよく用いられます。

 

傾聴力を高める

コミュニケーションの上達には、傾聴力を高めることも効果的です。傾聴力とはただ話を聞くのではなく、相手の発言や感情を受け止めて理解し、それを相手にも伝える力のことを指します。そのため傾聴には、聞く時の姿勢やしぐさ、相槌によって話に集中していることを示すことも含まれます。

傾聴力を高め、話し手に安心して話してもらうには、ながら聞きをやめて最後まで話を聞くことや、話を否定しないで受け止めるなどを意識してコミュニケーションを取ることがポイントです。

 

コミュニケーションにおける心理を学ぶ

私たちは非言語の情報や、無意識のバイアスに影響を受けて相手に様々な印象を持つことがあります。

例えば、Schooオリジナル授業『相手から無条件の好意を引き出す法』の岸 正龍先生によると、人は相手が話を聞きながら頷いてくれると承認欲求が刺激され、無意識のうちに相手に好意を抱きやすくなることが紹介されています。

このような、ちょっとした行動の違いで相手の印象を変える要素はたくさん存在します。そのため、これらコミュニケーションにおける人の心理を知ることは、スムーズなコミュニケーションを取るための秘訣となるのです。

 

質問力を高める

質問力 河田 真誠

質問力を身につけるのは、特に会話が続かないことや人見知りに悩む人におすすめの対策です。

質問力があると、相手に関心があることを伝えられるため、話し手に好意を持たれて良好な関係性を築けたり、話を弾ませることができたりします。また、その場や話の流れにあった質問ができると、ビジネスの場でも信頼関係を築きやすくなるでしょう。 

Schooオリジナル授業『口下手でも会話が弾む「質問力」』の講師を務めるしつもんコンサルタントの河田 真誠先生によれば、質問には①考える、②引き出される、③自然と行動が促される、の3つの力があるとされています。また、それらの力を意識した上で、上の画像のような質問をすると、会話を弾ませることができるようになることを紹介しています。

 

雑談力を高める

コミュニケーションの上達には雑談力を高めることもおすすめです。

Schooオリジナル授業『雑談力を身につける』の講師であるコミュニケーションコンサルタントのひきたよしあき先生によれば、雑談力とは精神のスキンシップであり、「また会いたい」と思える関係性を築くこと、とされています。つまり、雑談力を高めることで良好な関係性を構築できれば、相手と打ち解けて本音も引き出しやすくなると言えるでしょう。

雑談力を高めるには、話す前に準備として誰でも答えられる質問をいくつか用意しておくことや、会話時には相手への好奇心や関心を本人に伝わる形で出し、話が広がらなかった場合はすぐ話を切り替えるように心がけることなどの方法があります。

ひきたよしあき先生の授業では、雑談力に必要な要素を全部で8つご紹介しています。雑談に苦手意識をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

 

相手の背景や価値観を尊重する

相手の背景や価値観を尊重する

相手の背景や価値観を尊重することも、コミュニケーションの重要なポイントです。

人は皆それぞれ異なる背景や価値観を持っているので、コミュニケーションの中で相手の感情や思考を完璧に理解することは難しいと言えるでしょう。そのため、適切に相互理解を深め関係を構築していくには、それぞれの背景や価値観の違いを認識し、尊重する必要があります。

会話における尊重の具体的な例として、互いの違いについて触れ意見をすり合わせたり、頭ごなしに否定せず相手の意見を受け止めたりすることが挙げられます。その様な姿勢を見せることで、話し合いやすくなり、コミュニケーションを円滑に進めることができるようになるのです。

 

使う媒体の特性を知る

コミュニケーションは必ずしも会話だけで行うものではありません。そのため、あらゆるシーンで円滑なコミュニケーションを行うには、使う媒体の特性を知った上でその場に適したコミュニケーションをとることが大切です。

例えば近年はテレワークも普及しており、ビジネスにおいてもチャットなどのテキストコミュニケーションを用いる機会が増えています。そしてテキストコミュニケーションは対面のものとは違い、非言語コミュニケーションが使いにくいという特性があります。

また、テキストコミュニケーションの中でもメールとチャットでは仕様やマナーが異なります。そのため、使う媒体の違いを把握することで意図や考え、ニュアンスなどを適切に伝えられるように工夫しましょう。

 

コミュニケーションに関する授業を紹介

ここまでコミュニケーションに課題を感じる方に向けて上達方法について詳しく解説してきました。ここからは、更にコミュニケーションについて学びたいと考える方や、状況に合わせたコミュニケーションを知りたいと考える方に向けてSchooおすすめの授業をご紹介していきます。

ビジネスコミュニケーションの教科書

ビジネスコミュニケーションの教科書

< コース説明 >

この授業では、社会人として知っておきたい基本的なコミュニケーションのマナーや心構えなどを学べます。対面での会話だけでなく、テキストコミュニケーションも想定したコミュニケーションの取り方を知ることができるので、正しいコミュニケーションを押さえておきたいと考える方必見の授業となっています。

先生プロフィール

唐沢 明(からさわ あきら)

唐沢 明(からさわ あきら)
大学講師、コミュニケーションアドバイザー。大手出版社を経て、2000年から大学でコミュニケーションや就職講座などの講師を担当。また、社会人研修やコミュニケーション講師としても活躍中。著書に10万部突破ベストセラー『さすがと言われる話し方・聞き方のビジネスマナー』、『敬語すらすらBOOK』など90冊。テレビ出演も多数。

 

「分かりづらい話」を諦めない理解力

「分かりづらい話」を諦めない理解力

< コース説明 >

本稿でもお話ししたように、適切なコミュニケーションを取るためには聞く力、つまり話を理解する力が欠かせません。この授業では、「読む」「聞く」「考える」といった情報理解に欠かせない力だけでなく、情報の良し悪しを見極めるために必要な「クリティカル思考」についても学べます。

先生プロフィール

山口 拓朗(やまぐち たくろう)

山口 拓朗(やまぐち たくろう)
出版社で編集者・記者を務めたのちに独立。25年間で3500件以上の取材・執筆歴を誇る。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて「好意と信頼を獲得する伝え方の技術」や「伝わる文章の書き方」等の実践的ノウハウを提供。アクティブフォロワー数300万人の中国企業「行動派」に招聘され、北京ほか6都市で「Super Writer養成講座」も定期開催中。

 

ビジネスでもプライベートでも選ばれる~愛されコミュ力~

ビジネスでもプライベートでも選ばれる~愛されコミュ力~

< コース説明 >

この授業では、ビジネスで活躍でき、プライベートも充実することができるコミュニケーション力についてコミュニケーションの専門家である桑野麻衣先生に教えていただきます。どのような場面でも選ばれる、愛されコミュ力の正体を知りたい方はぜひご覧ください。

先生プロフィール

桑野 麻衣(くわの まい)

桑野 麻衣(くわの まい)
学習院大学卒業後、全日本空輸株式会社(ANA)に入社。 グランドスタッフとして、100万人以上を超えるお客様サービスに携わる。また、オリエンタルランドにてサービスや教育を学ぶ。 その後複数企業にて教育研修を担当し、独立。 現在では、コミュニケーション、リーダーシップ、接遇マナー等をテーマに企業研修や講演を行い、受講者は3万名を超える。 著書には『好かれる人の話し方、信頼される言葉づかい』などがあり、メディア出演も多数。

 

言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる授業

言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる授業

< コース説明 >

博報堂のスピーチライターも勤めたひきたよしあき先生が講師を務めるこの授業では、思いを言葉にする力について学べます。また、先生の書籍を元にしたこのコースですが、書籍には載っていない、人間関係を円滑にするための極意も特別に教えていただけます。この授業を見て、早速明日から実践していきましょう!

先生プロフィール

ひきた よしあき

ひきた よしあき
1984年、早稲田大学法学部卒。 博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして、 数々のCMを手がける。 政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、多くのエグゼクティブからの指名が殺到している。 また、大学の講義では「就職後まで役に立つ」「一生ものの考える力が身につく」と学生からも支持を集める。 日本語の素晴らしさ、コミュニケーションの重要性を様々な角度から アプローチし、広い世代に伝えている。

 

ビジネスで使える賢い心理学

ビジネスで使える賢い心理学

< コース説明 >

全27回のこの授業では、人の心の動きを元にし、ビジネスで使える戦略や理論について学んでいきます。心理という科学を学び、コミュニケーションを円滑にするための秘密を知りたい方におすすめの授業です。

先生プロフィール

岸 正龍(きし せいりゅう)

岸 正龍(きし せいりゅう)
大学卒業を前に芸人になるが、お笑いが「人の心理」や「言葉」に大きく左右されることに魅せられコピーライターに転身。32歳でオープンした7坪の眼鏡店が年商5億円を突破するとテレビや新聞などマスコミ取材が殺到し、賞も受賞した。一時は売上が半減したものの、無意識に介入する知見に巡り合いV字回復。近年は心理学を本や講演やラジオなどを通して伝え、多くの成功例を生んでいる。著作多数。

 

口下手でも会話が弾む「質問力」

口下手でも会話が弾む「質問力」

< コース説明 >

こちらは、しつもんコンサルタントの河田 真誠先生より、コミュニケーションを取る上で欠かせない「質問力」を学ぶための授業です。相手の気持ちや考えを引き出し、「弾む会話」を積み重ねるために、質問力を磨きましょう。

先生プロフィール

河田 真誠(かわだ しんせい)

河田 真誠(かわだ しんせい)
しつもんコンサルタントとして企業でのコンサルティングや研修を行うほか、ビジネスプロデュースも手がける。 広島県で、口コミだけで1000人規模のイベントを毎月主催した経験を元に、独自の集客プログラムを開発。 また、集客だけでなく幅広い領域で出た「しつもん」のノウハウをまとめて多くの企業に提供。 近年は同コンサルの育成や、起業家の育成にも力を入れている。

 

まとめ

本記事では、コミュニケーションの概要と、その要素について詳しく説明してきました。コミュニケーションは職業や立場に関係なく、社会で生きていくために欠かせない力です。

Schooではコミュニケーションについて学べる授業だけでなく、実用的なスキルを習得できる授業が毎日無料で放送されています。ぜひ活用してくださいね。

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