10/10(Thu)
2020年7月29日 17:30 更新
「人生100年時代」というスローガンが盛んに叫ばれる現代、リカレント教育の需要は拡大の一途を辿っています。その中でも特に人気なのが、会計・ファイナンスのトピックです。しかし、「会計・ファイナンスの勉強を始めてみたいけど、どこから手をつけていいかわからない」こんな悩みを抱えている方はいませんか?
そんなあなたに会計・ファイナンスを学ぶための授業5選をご紹介します。これらの授業を通じて、会計・ファイナンスに関する学習が出来るだけでなく、実務における具体的な活用方法などについても学習することが出来ます。是非これらの授業を受講し、会計・ファイナンスに関する知識を身につけましょう!
この授業では、会計・ファイナンスを学ぶ上で基礎となる現金収支計算書(お小遣い帳)と貸借対照表(BS)・損益計算書(PL)の違いや、財務2表では分からない現金の動きを表す「キャッシュフロー計算書」について学習します。これらについて学習することで、自分のお給料がどのように支払われているのか、企業はどのようにして利益を出しているのかが理解できます。
【こんな人にオススメ】
BSやPLなどに関するビジネス数字の基本知識を身に付けたい新入社員、改めて学びたいビジネスパーソン
【授業概要】
企業の収支は、いわゆる”お小遣い帳”だけでは管理できません。資本金や借入金などお金の出所の違いや、後払い分(売掛金)などの扱いがあるため、現金収支計算書(お小遣い帳)では、会社の安全性や収益性などを株主に正確に伝えることができないためです。そこで登場したのが複式簿記です。複式簿記については授業中盤で、その構造から詳しく解説しています。なるべく会計用語を使わない例えを用いたり、ホワイトボードを使って図化して解説してくれるので、とにかくわかりやすくビジネス数字の基礎を理解することができます!
【授業チャプター】
自己紹介
学習の目的
アジェンダ
現金収支計算書の構造
現金収支計算書への記入(お小遣い帳編)
現金収支計算書への記入(会社会計編)
現金収支計算書の欠点
複式簿記の登場
試算表の動き
試算表から決算書へ
第1期決算
第1期決算書(財務2表)の完成
まとめ
など
この授業では、財務三表(BS/PL/CF)の基礎的なつながりが理解できます。会計の勉強に既に取り組んでいる方の中でも、財務三表(BS/PL/CF)がどのように関係しているかが理解できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。本講義はこれらの関係性に焦点を当て、財務諸表から企業の経営状態を読み取るための基礎を学習します。
【こんな人にオススメ】
財務三表の読み方について興味がある若手起業家/投資家、Excelを用いた財務諸表分析を行いたいビジネスマン
【授業概要】
この授業では、iSGSインベストメントワークス五嶋一人氏による財務三表(BS/PL/CF)の基礎的なレクチャーと、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ シニア・アソシエイト福島智史氏によるExcelを用いた基礎的なモデリング実践講座を行っています。
【授業チャプター】
財務三表(BS/PL/CF)の基礎的なレクチャー
エクセルを用いた基礎的なモデリング実践講座
この授業では、「行動ファイナンス」というファイナンス理論を学びます。「行動ファイナンス」は、普段私たちがいかに非合理的に考え、間違った投資をしてしまうかということを明らかにします。まずは、ファイナンスの基礎から学び、行動ファイナンスが教えてくれる投資の罠を学びましょう。本授業をしっかり学習すれば、これからの金融市場をどう読んでいけば良いかについて、羅針盤を手にすることができるはずです。
【こんな人にオススメ】
人間心理と株式市場についての理論的理解に興味のある人
【授業概要】
「投機」と「投資」は何が違うのでしょうか?日本人は投資に対して投機のイメージを持つことが多いですが、投資と投機は全く異なります。一般の人に「投機」は勧められませんが、「投資」は長い人生における資産形成を考える上で大変重要です。本講義を通じて金融市場の動き方について学習し、投資を始める第一歩を踏み出しましょう。
【授業チャプター】
行動ファイナンスとは
金利について
金利の決まり方(中長期)債券市場で決まる
中長期金利の計算方法
イールド・カーブを読む
リーマンショックの前と後ではどう違うでしょうか?
リスクとリターン:コイン投げゲームをすると考える
リスクとリターン:くじ引きゲームをすると考える
不確実な株式投資もリターンとリスクで表現できる
株式リスク・プレミアム
など
この授業では、管理会計をはじめとする経営管理方法に関する理論を幅広く学習できます。マネジメント・アカウンティングは「管理会計」という邦訳の影響で限定的なイメージをもたれがちですが、その実態は、マネジメント理論やファイナンス理論をはじめとする広範な周辺領域の知見を取り込んだ経営管理技術の集合体です。この授業を通じて、新たな価値の創出や業績の向上のために必須の知識やツールを効率よく身につけましょう。
【こんな人にオススメ】
現役管理職及びその候補の方、経営管理に関して学び直しをしたいと思ってる方
【授業概要】
本講義では関西学院大学専門職大学院教授の徳崎進氏をお招きし、マネジメント・アカウンティングの様々な技法がどのように計画策定や経営の意思決定、業績評価に役立っているかを学習します。
【授業チャプター】
自己紹介&アジェンダ
マネジメント・アカウンティングって何?
効率的市場仮説
マネジメント・アカウンティングの生成・発展
マネジメント・アカウンティングの体系
アンソニーの分析フレームワーク
マネジメント・アカウンティングの基本ツール
財務分析
まとめ
この授業を一言で表すと、「歴史から社会の動きを先読みし、投資に活かすための思考を育む授業」です。投資をする上で欠かせないのが、過去のから未来を予測する視点です。しかし、多くの方は歴史上の事象を踏まえて未来を予測する方法について深く学んだことはないのではないでしょうか。本講義では『一流の投資家は「世界史」で儲ける』の著者である塚口直史氏をお招きし、世界史における様々な事例を踏まえながら未来を予測する方法を学びます。
【こんな人にオススメ】
・自らポートフォリオを組み、資産運用を行っている人
・日々のニュースから、世界の流れを予測したい人
【授業概要】
第1回ではシミュレーション思考の考え方と応用術について学習します。未来を予測するためには、トリの目で広く世界を鳥瞰し、アリの目で深く歴史を掘り下げ、ウオの目で類似トレンドを見極める必要があります。本講義では、具体的にこの3つの視点をどう使うかについて先生に解説していただきます。
【授業チャプター】
「シミュレーション思考(反実仮想)」とは
ストーリー複数持つ
【先生からの質問】あなたなりの、未来予測の方法は何ですか?
未来予想のコツ
ウオの目で(類似トレンドを見極める)
応用例:多極化の世紀、21世紀を読み解く
2・26事件に関して
【生徒からの質問】東京オリンピックで日本は成長できますか?
いかがでしたでしょうか?
これらの授業を受講することで、会計・ファイナンスに関する基本的な知識を身につけることが出来るでしょう。さらに、これらの授業を通じて、自身がこれから会計・ファイナンスとどのように関わっていこうかを考えることも出来たのではないでしょうか?
スクーではこれら5つの授業以外にも会計・ファイナンスに関する授業を多数開講しています。是非スクーで様々な授業を受講し、会計・ファイナンスに関する知見を深めていきましょう!