10/13(Sun)
2019年3月15日 15:21 更新
年間250万人以上の人が受けている英語能力テスト「TOEIC」。受けたけど問題数が多く最後まで解けなかった…なんて経験はありませんか?
そんな方に今回はTOEICを時間内に終わらせるための6つの方法をご紹介します。Reading Sectionの100問を75分でどう解くか、学んでいきましょう。
この記事は菊池 紘子先生による【TOEIC超入門】満点取得者が語る魅力&24回受けて学んだ時短テクという授業を元に作成しています。
■目次
1.マークシートシャープを用意しよう
2.リサイクル問題を知ろう
3.TOEICの世界観を理解しよう
4.問題用紙と解答用紙の距離に気をつけよう
5.パートごとの時間配分を決めよう
6.Part7の解く順番を決めよう
意外と時間がかかっているのが、マークシートを塗る時間。塗る際に普通のシャープペンでなく、「マークシートシャープ」を使うと、1つのマークシートを塗る時間が半分以下になります。少し大きめの文房具売り場には置いているそうなので、是非チェックしてみてください。
リサイクル問題とは、「過去にTOEICで出た問題」のことです。実はTOEICでは、全問題の4割がリサイクル問題だと言われています。
受験回数を増やすことで、同じ問題に巡り合うこともあるかもしれませんので、何度も挑戦してみましょう。
ちなみに、団体特別受験制度(IP試験)に関しては、ほぼリサイクル問題が使われるようです。
TOEICの世界には、よく出てくるシチュエーションがあります。例えば、下記のようなシチュエーションです。
・飛行機はいつも遅れる
・韓国人は「Kim(金)」
・ホワイト企業が多く、会社が倒産することはほとんどない
・コピー機はいつも壊れる
・歯医者の予約はいつも強制的にリスケジュールされる
この世界観を知っておけば、「歯医者」と聞いた時に「リスケジュールだな」という落ち着いた気持ちで取り組むことが出来るはずです。
問題冊子は半分に畳み、解答用紙とぴたっとくっつけましょう。こうすることで読みやすくなり、問題にも集中出来ます。
Part 3,4(問題番号41〜100)ではさらに1ページを縦半分に折り、解答用紙との距離を詰めましょう。
こうすることで、解き忘れや重複解きを防ぐことも出来ます。
どのPartをどのくらいの時間で解くか、時間配分を予め決めておくことが大切です。Part5からPart7は以下の時間で解くのが良いでしょう。
Part 5 | 13分20秒 |
Part 6 | 6分40秒 |
Part 7 | 55分 |
Part7は、以下の2つのパートに分かれています。
◎SP(シングルパッセージ):長文が1つで問題が3~4問
◎DP(ダブルパッセージ) :長文が2つで問題が5問
SPのパートには問題番号153〜180まで28問あり、難易度はおよそ以下のように分かれます。
TOEICはGuraduated Testといって、パート内で問題が進むにつれ、難易度が上がっていきます。
簡単 | 普通 | 難しい |
153-161 | 162-171 | 172-180 |
オススメの解く順番はこちらです。
①簡単153-161 ②DP ③普通 162-171 ④難 172-180
①と②を反対にし、DPからを最初に解いてしまうのもアリです。簡単な問題を確実に先に解いてから、難しい問題に取りかかりましょう。
TOEICを時間内に終わらせる6つの方法、いかがでしたでしょうか?TOEICで良い点数を取るためには、英語力はもちろんですが、「受験技術」も大切になってきます。最後まで解き切る力を付けるために、ぜひこれらのテクニックを使ってみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか?
TOEICは文法問題からリーディング、そしてリスニングに至るまで様々な問題にしっかりと対応する必要があります。これらの授業を受講することで、TOEICで求められる基本的な英語スキルを身につけることが出来るでしょう。さらに、これらの授業を通じて、自身がこれからTOEICの点数をさらに伸ばすためにはどうしていけばいいかを考えることも出来たのではないでしょうか?
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