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2024年2月02日 16:37 更新
周りの人の気持ちを汲んだり期待に応えたりすることは大切ですが、そればかりになると自分が本当にしたいことを見失ってしまいがちです。
本稿ではそんな「他人軸の生き方」をやめ、自分の価値観に素直になって日々を充実したものにしていくポイントを紹介します。周囲の目や評価を気にして、自分の選択ができていないのかもしれないと悩む方は是非ご覧ください。
自分軸とは、自分がどう生きたいのか・何を大切にしたいのかといった価値観やビジョン、その先にある目的のことを指す言葉です。Schooオリジナル授業『過去の出来事から自分軸を掘りあてる』にご登壇でメンタルコーチの平本あきお先生は、自分軸を旅行の行き先や行く理由に例えて紹介しており、また「まるで背骨のようにみんなの中にあって基軸になっているもの」と解説しています。
この後詳しく解説しますが、自分軸があると物事に対する自分の意見をはっきり持てたり、自分が心から好きだと思えるものを大事にできたりします。つまり自分軸を持っていると、他人に流されず自分の価値基準で物事を判断できるようになるのです。
自分軸の対義語として「他人軸」があります。他人軸とは周囲の人がどうしたいか・どう考えるかを基準に判断・行動することを指す言葉です。
私たちは家族や友人・同僚などさまざまな人との関わりの中で生きています。そのため特に意識していなくても、周囲の価値観に影響を受けたり、他の人からの見え方を気にするようになったりすることがよくあります。
他人軸を中心に生きる人は、自分の意見や感情よりも他の誰かの価値観を反映した選択や行動をしがちです。例えば、親が勧めるからという理由で目指す職業を決めたり、友達の間で人気だからという理由で特に好みではないブランドの服を身につけたりするのは他人軸の行動と言えるでしょう。
自分軸が自分自身の価値観やビジョンを大切にすることであるなら、それは「わがまま」や「自己中心」なのではないかと考える方もいるかもしれません。ですが自分軸があるとはあくまで自分の心の声を大事にするということであり、他人のことを考えずに自分の都合や立場のみを大事にすることとは異なります。
また逆に、他人軸であれば必ず周りを大事にできるという訳でもありません。むしろ周囲の目や意見を気にしすぎるがゆえに、他者にその価値観を押し付けたり攻撃したりと、他人軸の強い人が自己中心的な言動をしてしまうことも起こり得ます。
つまりわがままや自己中心というのは、あくまで周りの人との関わり方の中で生まれるものであり、自分の価値観を大切にするかどうかで決まるものではないのです。
自身の価値観や望む生き方を明確にして自分軸を持つと、さまざまなメリットがあります。ここでは①人生の幸福感が高まる、②夢や目標を叶えやすくなる、③意思決定する時の判断軸が明確になる、の3つをご紹介します。
自分軸を持っていると意思決定を人に委ねず自分で判断・決定できるので、行動の結果に満足しやすく、幸福感の高まりにつながります。
幸福度に関する研究の中では、自分で自分の人生を意思決定することと幸福度には関連があると考えられることが多く、国連が実施する世界幸福度報告の中でも「自己決定感」は一つの測定指標に採用されています。その他日本国内で実施された『幸福感と自己決定―日本における実証研究』でも、主観的な幸福感には自己決定することが、学歴や年収の高さよりも強い影響を持っていることが示されています。
自分の意思で物事を決定すると、例えば目標達成に向けて責任感を持って努力できたり、自分で勝ち取った成果を心から喜べたりします。つまり幸福であるためには、自分軸を持ち、物事を自分の意思で決定づけられることがとても重要だと言えるでしょう。
自分軸がある人はやりたいことやありたい姿を明確に持っていて、常にそれを意識して行動しています。つまり自分軸がある人は、日々の中で理想の実現に向けた行動が増えるため、そうではない人に比べて夢や目標を実現しやすくなるのです。
また一般的に、人は誰かから押し付けられた目標よりも自ら望んで達成したいと思える目標に対して情熱を注ぎます。そのため自分軸があると、難易度の高い目標であってもモチベーションを維持して挑戦を続けることができるのです。
自分軸があるとは、自分が何を大切にしているのか・どうあれば幸せかを自覚している状態です。そのため自分軸があると、人生における大切な判断や難しい決断をしなければいけない時にも納得感をもって意思決定することができます。
例えば転職など重要な決定をするタイミングであっても、さまざまな評価ポイントの中で自分は何を重視するのか、それはなぜかを明確にして決断することができます。また仮に自分で選択したことが見込み違いであっても、なぜ違ったかの判断がしやすく、次の行動につなげることができます。
ここからは逆に、他人軸で生きることのデメリットについて考えていきます。自分軸がなく、周囲の人の価値基準に合わせて生きてしまうことでどんな影響があるのでしょうか。次の3つの観点をご紹介します。
自分軸がないと物事の判断基準が不明確になり、「なぜか選択に納得できない」という状況が生まれやすくなります。
例えば自分の価値観や特性を振り返ることなく、周りの友人も受けているからといった理由で就職活動を行うと、無事に採用されたとしても仕事にやりがいを感じられない・情熱を持てないといった状況に陥りやすくなります。また価値観が不明確な状態では、なぜやりがいが感じられないかの言語化も難しいため、モヤモヤを解消するための行動も起こしにくくなってしまいます。
周囲の価値基準に合わせてばかりになると、他人の考えや意見に振り回され、精神的に疲弊しやすくなるというデメリットもあります。
前提として、周囲の期待に応えたい・周りから良く思われたいなどの気持ちが全て悪い訳ではありません。しかしそれが行き過ぎて思ってもいないことをその場の雰囲気に合わせて言ったり行動したりしていると、思考と行動がちぐはぐになってストレスが溜まります。また行動の動機が自発的なものではないことから、活力も湧きにくくなるでしょう。
自分軸がある人は自分の得意不得意や好みを理解しているので、自分の力が発揮しやすい仕事をしていたり、自ら機会を掴みに行こうとしたりすることが多いです。一方自分軸がない人は、そもそも自己について理解が深まっておらず、自身の興味や才能に気がついていない人も少なくありません。
また中には自分の興味関心や才能を活かすことよりも周囲が自分に望むことを優先的に行うべきだと考える人もいます。そのため自分軸を持っている人に比べると自分の才能や興味を活かす機会を逃しやすくなると言えます。
自分軸も他人軸も、具体的に目に見えるものではありません。では自分軸がある人には、具体的にどのような特徴があるでしょうか。以降では自分軸がある人の特徴や傾向について詳しく解説していきます。
自分軸があると、失敗に対する不安や周囲の目よりも自分がしたいこと・実現したいことを中心に考えて行動することができます。加えて行動の根底に信念があることが多いので、一見すると達成が難しそうなことでも自分の力を信じて挑戦を続けることが可能です。そのため周囲からは、チャレンジ精神が旺盛な人だと思われることが多くなります。
私たちは熱意を持って何かに真剣に取り組む人を見ると、感化されてそれを応援したいと思う傾向があります。
例えば近年はクラウドファンディングによる資金調達も盛んですが、製品の開発ストーリーを知ってその開発者の熱意や想いに心動かされ購入に至ったり、会社のファンになったりする人も少なくありません。
このように信念を持って行動する人は、周囲の人を巻き込んで応援されることが多くなるのです。
自分軸がある人は自身の価値観やありたい姿をよく理解しているため、物事に対して自分らしい意見やアイデアを発信したり、その理由を明確に答えられたりします。
そのため周囲との話し合いにおいても、周りの意見になんとなく同調するのではなく、自分が必要だと考える意見や施策を積極的に提案することができます。また「なぜその職業を選んだか」や「その活動が好きな理由」など判断や行動の背景を問われた時にも、自身の考えや経験を踏まえて自分らしい言葉でそれを説明することができます。
ここまで自分軸がある人の特徴について解説してきました。では反対に自分軸がない人は、どのような特徴を持ち合わせているのでしょうか。以降で詳しく解説していきます。
Schooオリジナル授業『過去の出来事から自分軸を掘りあてる』の平本あきお先生によると、自分軸がない人は好き嫌いの感情センサーが鈍っているため「やりたいこと」や「好きなこと」を明確に言えない傾向があります。
そのためさまざまな選択肢があったり希望を問われる状況になったりすると、決めることができずにかえって困ってしまうこともあります。また自分の意見に自信がないため、何かを判断する際はすぐに周りの誰かの意見を聞きたくなりやすいです。
他人軸が強い人は自己評価を他人の意見や周りとの比較で決める傾向があるため、結果として妬みの感情も生まれやすくなります。
嫉妬は、周囲の人と比べた時に自分が劣っていると感じると生じやすい感情です。自分軸で生きる人は人それぞれの価値観があることをよく理解しているので、「人は人、自分は自分」と割り切って考えやすく、自分と周りを比較して評価することをしません。一方他人軸の人は自分の中の価値基準が揺らぎやすく、周囲の目や他者の意見を気にして常に比較をしてしまうため、劣等感が生じやすくなるのです。
自分の好きなことや挑戦したいことが見つかった場合でも、周りの目を気にして諦めてしまいやすいのも自分軸がない人の特徴です。
自分軸がない人は絶対的な物差しがない状態のため、物事の良し悪しを周囲の意見に頼って判断しています。そのため何かやりたいことが見つかっても、周りの後押しや承認・評価がないと自信を持って取り組むことができません。また独自の考えを主張することも苦手なので、自ら周りに希望を伝えることなく諦めてしまうということにもつながるのです。
ここまで自分軸の意味や他人軸との違いについて見てきました。私たちは多くの人との人間関係の中で生きているので、自分が本当はどうありたいか・何を大切にしたいかを中心に生きるのは難しいと感じるかもしれません。
ここからは自分軸がなく周囲の人の価値観に合わせてしまいがちになる原因についてお話ししていきます。
自分軸がない原因は、周囲の人との関わりや置かれた環境の中で触れたさまざまな「こうあるべき」に縛られているからかもしれません。
前提として、私たちは人間関係や日々触れるメディアなどを通じていろいろな「こうあるべき」に触れています。そしてそれらは自然と染みついたり、刷り込まれたりしていきます。特に過去に周囲から行動を否定されたり、同調せざるを得ない環境に身を置いた経験があると、自分の感情を抑え込む癖がついてしまうこともあるでしょう。
周りの思う「こうあるべき」が自分自身も心から「こうしたい」と思えるものであれば良いものの、そうでない場合は自己否定や葛藤につながってしまいかねません。つまり思い込みや刷り込みは、自分の本心に従った生き方の阻害要因になってしまうことがあるのです。
何かをするにあたって失敗するリスクや実現性も踏まえて慎重に検討するのは悪いことではありません。しかしそこに意識が向きすぎると、自分軸が持てない要因になりえます。
例えば「人を笑顔にする仕事がしたい」と思っており今の仕事ではそれが実現できない場合でも、職を変えることによるリスクにばかり意識が向くと早々に諦めてしまうことにつながります。
このように分からない未来に対する不安に捉われてばかりになると、理想を叶えることは無理だと思って諦めてしまい、自分軸でものを考えることをやめてしまうことがあるのです。
ここまで見てきた通り、自分軸とは自身が本当に望む生き方や価値観・ビジョンのことです。そのため自分軸を作るには、自己理解を深め、感情や思考・価値観を深く知ることが大切です。
一方で自分の本当の気持ちや価値観を言語化するのは決して簡単なことではありません。そこで以降ではSchooオリジナル授業をもとに、メンタルコーチやカウンセラー、コーチングのプロ直伝の、自分を理解し自分軸を作る方法・見つける方法について詳しく解説していきます。
そもそも自分軸は、人生におけるさまざまな経験を通じて形成されるものです。そのため自分軸を見つけるには、過去の出来事やその時々に感じたことを丁寧に振り返り、俯瞰する手法が有効です。
Schooオリジナル授業『過去の出来事から自分軸を掘りあてる』では、これまでの人生で起こった出来事を思い出し、その出来事の良かったこと・嫌だったことについて考えることで、自分が価値を置くことを探し出す方法を紹介しています。
例えば子供の頃好きだった遊びについて考えたとき、誰かと外で遊ぶよりも図書室や美術室で1人で読書や工作をするのが好きだったという人は、1人の時間を大切にすることに価値を感じている可能性があります。このように過去の出来事を明瞭に思い浮かべることで、自分が知らなかった価値観にも気づくことができるのです。
自己を客観的に振り返り理解を深めるためには、①意見、②経験、③感情、④価値観で構成される「認知の4点セット」を活用することもおすすめです。
Schoo授業『内省の第一歩 -自分の軸をつくる』の熊平美香先生は、全ての意見の背景には過去の経験があり、その経験には何かしらの感情が紐づいており、さらにそこから自分の価値観(動機の源)を知ることができる、と述べています。
授業では認知の4点セットを活用した内省の例として、「プロジェクトが成功して嬉しい」という意見をもとに、以下のようにそれに紐づく経験・感情・価値観を書き出して棚卸しする流れを紹介しています。
Schoo授業『自分軸をつくる』に登壇するひきたよしあき先生は、自分軸とは回転するコマの軸のように「動くからこそできるもの」だと解説しています。そしてここで言う「動く」とは、小さなことでもいいので意図的に変化を作る、ということを意味します。何か物理的な変化を作ることによって、新しい世界が見え、自分の軸ができ、目標につながっていくという仕組みです。
しかし日々を漫然と過ごしていると、なかなか変化は起こせません。そのため授業では新しい自分を作るための動き方の一つとして、毎日の生活の時間を変えることを紹介しています。
生活の時間を変えるとは、例えば朝何時に起きるか・何時まで仕事をするか・休日はどう使うかなど、日々の時間の使い方を見直しすることです。意識的に見直しの機会を持つことで、今人生において何をすべきタイミングかを考えるきっかけにできるのです。
授業では他にも7つの方法を紹介しているので、気になる人はぜひ授業もご覧ください。
Schoo授業『もっとやりたいことがわかるトレーニング』にご登壇の和気香子先生は、人生の中でもPDCAを回すことで、やりたいことや自分軸の発見につながると紹介しています。
人生のPDCAを回すとは、①まず面白そう・楽しそうと思うことを見つける、②見つけたことをやってみる、③やってみたことが面白かったかどうか考える、④価値を感じたら続け、そうでなければ他を試す、というサイクルを繰り返すことです。
この一連の流れを繰り返すことで自分の好みや考え・得意不得意などを知り、それらを蓄積していくことができるので、自分の価値観・軸に対する自覚を深めていくことが可能になります。
また「おもしろそう」と思えるものがなかなか見つからないと感じる人は、少し振り返りの時間を取ってみるのもおすすめです。具体的には以下の質問に答えることで、好みや関心事を思い出したり理想の未来をイメージしたりしていきます。
コーチングとはコーチが対話や質問などを通じて相手の内面にある答えを引き出す技術のことです。それを自分自身に行うセルフコーチングを活用すると、自分の現状把握ができるようになり自己理解を深められます。
Schoo授業『自分を変えるセルフコーチング』ではA4の用紙とペン・付箋を使った、誰でもできるセルフコーチングの方法を紹介しています。ワークの流れは次の通りです。
また授業では、ワークをする時にその経験をした頃の気持ち(例えば子どもの頃の気持ちなど)になって出来事を思い出すことがポイントだと紹介されています。そうすることで、その出来事があった時の感情を鮮明に思い出せ、紐づけられた価値観や思いを見つけやすくなるためです。
ここからは、自分軸を見つけたいと考える人に向けたSchooのおすすめ授業を紹介します。自己理解を深め、人生の幸福感を上げるための具体的な方法を本稿よりも詳しく学べるので、気になる方は是非視聴してみてください。
< コース紹介 >
この授業ではこれまで9万人以上のコーチングをしたメンタルコーチの平本あきお先生に、アドラー心理学をベースに「なりたい自分になる」ための心の持ち方や行動方法を教わります。ありたい姿を見つけ実現したいと考える人や、やりたいことはあるけれど自信がないなどの理由で実現できそうにないと考える人は、ぜひこの授業をご受講ください。
先生プロフィール
平本 あきお(ひらもと あきお)
日本人では数少ない「米国アドラー大学院修士号」取得者。東京大学大学院修士(専門は臨床心理)。病院での心理カウンセラーや、福祉系専門学校の心理学講師を歴任。1995年阪神淡路大震災で両親を亡くしたことを機に渡米。アドラー心理学をベースに600種類以上の心理学やボディワーク、瞑想を習得後、数々の手法を統合。アメリカでは小学校や州立刑務所、精神科デイケアなどにコーチングを初めて導入。日本に帰国しトップアスリートや有名俳優、上場企業経営者をコーチング。各業界のリーダーや起業家もサポート。「現場変革リーダー養成コース」を主宰。
< コース紹介 >
日々忙しくしている中で「自分はどうなりたいか」「自分は何がしたいか」を見失うのは誰にでも起こり得ることです。そうしたなか、官公庁で教育に関する審議会にも参加する熊平美香先生は、周囲の情報や環境の変化によって自分を見失ってしまう前に、日々の「内省」の習慣を身につけ自分を律していく方法を紹介しています。このコースでは、「内省」を習慣化するためのメソッドを実生活に取り入れる方法を詳しく解説しているので、気になる方はみてみてくださいね。
先生プロフィール
熊平 美香(くまひら みか)
ハーバード大学経営大学院でMBA取得後、金融機関金庫設備の熊平製作所・取締役経営企画室長などを務めた後、日本マクドナルド創業者に師事し、新規事業開発を行う。昭和女子大学キャリアカレッジではダイバシティおよび働き方改革の推進、一般社団法人21世紀学び研究所ではリフレクションの普及、一般財団法人クマヒラセキュリティ財団ではシチズンシップ教育に取り組む。教育NPO活動を積極的に行い、経済産業省・文部科学省などで委員も務める。
< 授業紹介 >
自分軸を見つけたいのにやりたいことが分からず、焦りや悩みを感じるという方には、エグゼクティブ・コーチとして活躍されている和気香子先生が担当するこの授業がおすすめです。本稿でご紹介した人生のPDCAを回す方法をはじめとする、自分の価値観ややりたいことを知るための振り返り方法などを学びたいという方は是非ご覧ください。
先生プロフィール
和気 香子(わき きょうこ)
栃木県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。在学中に女優を志し、卒業後も女優業に従事。ニューヨーク大学MBA取得。留学後、ソフトバンク、マッキャン・エリクソン、日本コカ・コーラ等で新規事業立ち上げ及びマーケティング、ベンチャーキャピタルの日本アジア投資で投資業務を行う。現在は、エグゼクティブ・コーチとして、主にベンチャー企業、スタートアップ企業の経営者、自らキャリアに築く方のためへのコーチングを中心に活動。中小機構ビズネストのアクセラレータープログラムのメンターも務める。
この授業は、『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』など数々のヒット作を著書にもつスピーチライターのひきたよしあき先生が講師です。この授業を含むSchooでも大人気の本コースでは、ご自身の経験を生かし、あらゆるシーンで活用できる、“思いを言葉にする力”を伝授いただきます。この授業では本稿では1つしかご紹介できなかった、自分を動かす8つの方法を詳しく解説しているので、気になる方はぜひ授業を見てくださいね。
< コース紹介 >
先生プロフィール
ひきた よしあき
1984年、早稲田大学法学部卒。 博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして、 数々のCMを手がける。 政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、多くのエグゼクティブからの指名が殺到している。 また、大学の講義では「就職後まで役に立つ」「一生ものの考える力が身につく」と学生からも支持を集める。 日本語の素晴らしさ、コミュニケーションの重要性を様々な角度から アプローチし、広い世代に伝えている。
< コース紹介 >
エグゼクティブコーチとしてご活躍中の田中マイミ先生は、ドン・キホーテでお馴染みのテーマソングの作者・歌手であり、同社で1万人以上もの社員やスタッフをマネジメントしてきた伝説の部長としても有名です。この授業では他人軸での「完璧な人」を目指すのではなく、自分軸で「楽しんでいる人」になるための方法や、心から楽しんでいる人の特徴などを詳しく学べます。特に仕事を楽しめていない気がするという方には、是非ご覧いただきたい授業です。
先生プロフィール
田中 マイミ(たなか まいみ)
音楽に携わる仕事をしていたものの生活は困窮。ドン・キホーテの創業社長のオファーで複数店舗の数値改善・店舗のイメージソングの作成を行なった。その後は、新店舗立ち上げからマーチャンダイジング、自部署の本部仕組み作り、人材育成などをこなし、実質的にナンバー3という立場で約20年間幹部とし活躍。その間メンタルコーチやカウンセリングの資格を取得し、子会社代表取締役も務めた。現在は独立し、コーチング技術を使った、企業コンサル、エグゼクティブコーチング、企業研修などを行うフューチャービジョン・ラボを設立。
< コース紹介 >
本稿では自分軸を作ることで幸福度が高まるとお伝えしてきましたが、そもそも本当の「幸せ」とはなんでしょうか。この授業では、幸福感でいっぱいの人生を作っていくために自分の身近な人々や自分自身を大切にする方法を紹介しています。双方向で行われる授業では、「自分に自信を持てない」「人と関わるのが苦手」など受講生の悩みを聞き、解決しながら進められています。授業を閲覧すれば幸福感を高める方法を学ぶだけでなく、悩みも解決することができるかもしれません。
先生プロフィール
本田 晃一(ほんだ こういち)
父のゴルフ会員権売買業を手伝い、顧客の意見をもとに2年かけてホームページを立ち上げ年商10億円に。ゴルフ会員権を購入する方は経済的だけでなく生き方が豊かな方に多く出会ったため、愛されるビジネスの構築だけでなく、家族との幸せな時間を大切にするために自由なプライベートの時間を確保する秘訣も教わる。それらの情報やネットマーケティングのノウハウをブログや公式ホームページ等を通して情報を配信・「お客様から愛されながら会社を発展させる」ことだけでなく「忙しい経営者がどうやって自由なプライベートの時間を確保し家族と楽しめるか」という自由なライフスタイルを提唱。
本稿では自分軸を持つことの重要性や持っている人の特徴、そして自分軸の作り方・見つけ方について詳しく解説してきました。自分軸があれば自信を持って物事に取り組み、人生をより充実したものにできます。
Schooではその他にも、月額980円でキャリアや人生に向き合う際に役立つコンテンツが見放題です。8,000本の授業から、自分に合う先生や授業を見つけてみてくださいね。