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2023年7月21日 13:55 更新
近年、YoutubeやInstagramなどでVlogと呼ばれる動画を投稿する人が増えています。本稿では、Vlogの特徴と、作り方を詳しく解説します。Vlogについて知りたいという方や、Vlogを撮る上での心得を知りたいという方は、是非参考にしてください。
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先生プロフィール
JEMMA(じぇま)
海外でのワーキングホリデー中にVlogを発信したことをきっかけに動画制作に没頭。現在はフリーランスでコンテンツディレクターや、企業とのタイアップやプロモーション映像の制作、専門学校や自治体等で動画制作のセミナー講師として活動中。自身のYouTubeチャンネル『じぇますた。』にて、スマホだけでできる動画制作のTipsをはじめ、映像作品や機材レビュー等の発信をしている。
Vlog(ブイログ)とはVideo Blog(ビデオブログ)の略で、日常を日記のように動画で残していくもののことを言います。
通常のブログは文章を書き、写真やイラストと組み合わせて記録するのに対して、Vlogは動画ベースで記録します。そのため文字だけでは表現しにくいその場の雰囲気も伝えやすく、仮にそこで使われる言語が分からなくても視聴者は内容を掴むことができます。
Vlog自体は2000年台初頭にアメリカを中心に普及し始めたと言われていますが、Youtubeなどの動画系SNSの誕生に合わせて世界中で作成されるようになりました。
ここで、VlogとYoutubeなどに掲載される他の動画やホームビデオとの違いについてご説明します。まず、Vlogを撮影する人は「Vlogger(ブイロガー)」と呼ばれ、Youtubeの投稿者である「Youtuber(ユーチューバー)」とは異なる呼ばれ方をします。
Vlogも他の動画と同様にYoutubeなどのプラットフォームに載せることで配信しますが、動画の内容や前提に特徴があります。具体的には、①Vlogは発信者の活動のログであること、②他人にシェアする動画であること、の2つの特徴があるので、次で詳しく説明します。
Vlogの特徴の1つ目は、発信者の生活・活動の記録であることです。
通常Vlogでは、投稿者の日常を自然な形でまとめて投稿しています。一方で、YoutubeやTikTokなどに投稿される動画の多くは、何かに挑戦したり情報をまとめたりと、視聴者の興味関心を引くキャッチーな企画が一般的です。
VlogもYoutube等のSNSに投稿する以上視聴者を意識した作品であることに変わりはありませんが、あくまで扱うのは投稿者の活動のログである点で他の動画とは区分されるのです。
また、Vlogは他者にシェアする動画であるという特徴があります。
殆どの人がスマートフォンを所有する現代において、日々の生活や活動の記録に動画を撮影するのは決して珍しいことではありません。しかし多くの場合、家族との思い出を撮ったホームビデオやその他動画は、後で個人的に懐かしんだり楽しんだりすることを目的に撮影することが多いでしょう。
Vlogはそれらとは異なり、他の人に共有し視聴されることを前提として編集していきます。
次に、Vlogを投稿する際によく使うプラットフォームの紹介と、それぞれのプラットフォーム上の特徴について詳しく解説していきます。
Youtubeの誕生はVlogの普及に一役買ったとご紹介した通り、YoutubeはVlogを投稿する際の最もポピュラーなプラットフォームの一つです。
言わずと知れた世界で最も使われている動画共有サービスであり、Youtubeに投稿すれば多くの人にVlogを見てもらえる可能性があります。
Youtubeの通常の動画は縦横比が横長(16:9)であり、スマホだけではなくタブレットやPCでの視聴にも適していることが特徴です(※Youtubeショートは縦型動画に対応)。そのため、他のプラットフォームと比べて長めの尺のVlog投稿に向いていると言えるでしょう。
Instagramは写真や動画のシェア・閲覧ができるSNSで、Vlogの投稿にも利用されます。
10代〜30代を中心に国内でも3,000万人以上が利用しており、普段から流行りの音楽や加工フィルターなどを使って写真や動画を投稿する人も多いでしょう。そのため、Instagramでの投稿に慣れている人にとっては動画の一種であるVlogも投稿しやすいと考えられます。
Instagramは正方形や縦長・横長の動画に対応していますが、通常スマホアプリで閲覧されることが多いSNSです。閲覧の際は投稿された画像や動画をスクロールで次々に見ていく動作をするため、長尺の動画よりも短尺の動画に適したプラットフォームだと言えるでしょう。
Tik TokはByteDance社が運営するショート動画のシェアサービスで、投稿のしやすさや拡散のしやすさからZ世代を中心に世界で人気を集めるSNSです。
Tik Tokではダンスやエンタメなどのポップな動画がよく見られているため、楽しい雰囲気のVlogをアップするには適しているプラットフォームと言えるでしょう。その他、独自のレコメンドシステムによってフォローしていないユーザーの投稿も目に入りやすく、人気アカウントでなくても動画を見てもらいやすいという特徴があります。
なお、TikTokに掲載する動画の縦横比は9:16の縦長サイズとなっています。
投稿者の日常を切り取るVlogの中にも、さまざまなジャンルが存在します。ここからはVlogの主なジャンルについてご説明します。
Vlogでは日常の暮らしをまとめた動画がよく作られています。例えばモーニングルーティンや料理の準備など、何気ない日々の暮らしやその日あったことを撮影します。
暮らしをテーマにしたVlogは、誰もが日々体験しているような出来事を投稿するので、視聴者は投稿者を身近に感じやすいという特徴があります。特に投稿者の属性や嗜好性が自分と似ている場合、テレビや雑誌で知るような情報に比べて真似をしやすく、視聴者は自分の生活にも取り入れやすくなります。
これらの特性を活用して、インフルエンサーやモデル・女優などがファンに親近感を持ってもらうことを目的に、暮らしをテーマにしたVlogを投稿することもあります。
旅先の思い出や活動をVlogに残すのも、人気のジャンルの一つです。写真ではなくVlogで思い出を残せば、その時の心情や周囲の様子などを鮮明に思い出すことができます。
またこのような動画をSNSでシェアすれば、非日常感を味わいたい人の気晴らしになったり、旅先のリサーチをしている人にとっての実用的な情報源になったりします。
食事の準備風景や調理シーンを撮影する、料理をテーマにしたVlogも人気があります。簡単にできる日常的な料理から見た目に凝ったお菓子の作り方まで、取り上げられる料理は様々です。
視聴者はVlogを通じて、美味しそうな料理や調味料、食器などを見ることができます。それにより、料理のモチベーションが高まったり、新しいアイデアや発見が得られたりと生活の質が向上します。
また、料理系Vlogの中には、パティシエや調理師など調理のプロが動画を作ってシェアしているものもあります。専門職の人のプライベートなキッチンを垣間見たり、簡単に作れる料理を知るとお得な気分になれるかもしれません。
DIY(ディーアイワイ)とは、Do it Yourselfの略で、専門職では無い人が自分で家具や小物、食器などを作ったり修繕したりすることを言います。
DIYのVlogは、身近なアイテムを使った模様替えや収納アイデアの紹介、ハンドメイドの小物を作るものなど、観る人が生活に役立てられる内容が多いです。素材の形が変わって物が出来ていく様子は視聴者の興味関心を集めたり、創作意欲も掻き立てたりもするでしょう。
ペットVlogは、一緒に生活しているペットに焦点を当てた動画です。
例えば、ペットの成長過程を記録するものや、ペットとの旅行や暮らしを撮影してまとめるものがあります。後で見返すことでペットの成長を感じることができたり、SNSで共有すれば同じようにペットを飼っている人からの共感やアドバイスを得たりすることもできます。
本稿をご覧の方は、何らかの形でVlogと言うものを見聞きしたことのある方だと思います。ここからは、なぜVlogが流行っているのか、興味を持つ人が増えているのかを詳しく解説していきます。
Vlogが人気な理由の一つは、視聴者とVolggerとの心の距離が縮まりやすいことがあります。Vloggerは華やかな出来事ではなく誰にでもあるような穏やかな日常を動画にして投稿します。例えば朝の身支度や近所のカフェに行く様子は、視聴者も日々行っていることなので、自分に置き換えて考えたり共感しやすくなったりします。
Vloggerが著名人の場合でも、今人気の芸能人が家ではスーパーで買った食材で自炊をして安価な化粧品を使っていたら親近感が湧くと言う方もいるでしょう。このようにVlogは投稿者のことを身近に感じ、親しみを感じられる動画として人気を集めているのです。
Vlogは多くの人にとって情報源の一つになります。例えば、Vlogの中で魅力的な家具や化粧品を見つけ購入するきっかけになったり、紹介されている料理やインテリアを参考にしたりできます。そして、Vlogは臨場感やその場の雰囲気が伝わりやすく、興味のある旅行やイベントを予習することにも向いています。
また、著名人ではない一般人が投稿していることが多い点も、情報源としての取り入れやすさにつながっていると言えるでしょう。
Vlogの人気には、動画の撮影や投稿が気軽にできるようになったことも影響しています。現在、日本のスマートフォン普及率は93%とされており、スマートフォンのカメラやSNSアプリを使えば誰でも気軽に動画撮影や投稿が出来るようになりました。
また、後ほど詳しくご紹介しますが、簡単に動画の加工ができるアプリケーションも多数開発されています。かつては動画編集に関する知識やツールが必要でしたが、取り組みのハードルが下がったことでVlogに挑戦する人が増えたと言えるでしょう。
ここまで、Vlogの人気が高まっている理由について詳しく解説してきました。ここからは、自分でもVlogを撮ってみたいと考える方やVlogへの興味が湧いてきた方に向けて、Vlogをはじめることのメリットとその魅力を紹介していきます。
Vlogはその瞬間の思い出をリアルに残すことができるというメリットがあります。動画は写真や文字に比べて情報量が多く、声や周りの音、表情の変化や、周りの風景なども映り込むため、後で視聴する際には記憶を鮮明に思い出すことができるでしょう。
このようにVlogでは、思い出を臨場感がある形で残すことができるので、その場で一緒にいた家族や友人にシェアをすれば喜んでもらえるかもしれません。
Vlogの撮影・編集を通して、動画撮影や編集スキルを磨くことができるのもVlogをはじめるメリットです。これらのスキルは身につけるのに時間がかかりますが、投稿を重ねれば、雰囲気のある動画の撮影方法や、視聴者を惹きつける編集スキルが高まるでしょう。
また、近年は動画が様々なシーンで活用されています。撮影や編集などの技術が身につけば、仕事を選ぶ際の選択肢が広がったり、副業に活かすこともできるかもしれません。
VlogをYoutubeなどの動画プラットフォームで継続的に投稿できるようになると、収益化も目指すことができます。例えば、動画に広告をつけたり、フォロワーが増えて企業から案件をもらえるようになれば、Vlogの投稿を副業化することもできるでしょう。
また、Vlogを自分の仕事のプロモーションの場としても活用できます。例えば、ハンドメイド作品を販売している方であれば、それらの制作風景をVlogにして投稿すれば作っている商品の認知度を高め、収益につなげられるかもしれません。
前項ではVlogのメリットと魅力について紹介しました。一方で、Vlogをはじめることで生まれるデメリットも存在します。ここからはVlogをはじめる前に知っておきたい注意点について、①時間と手間がかかる、②個人情報の流出リスク、③誹謗中傷リスクの3つの観点から解説します。
ツールの進化により、以前に比べ動画撮影・編集は簡単になりましたが、それでもこれらが骨の折れる作業なことに変わりありません。
Vlogは日常を動画にするものとは言え、実際に撮影するにあたっては環境を整えたり、映り方やカメラワークを気にしたりする必要があります。
また、撮影後はイメージする動画に仕上げるための編集も必要です。特に動画編集が未経験の人は編集作業に慣れ、自分の編集スタイルが身につくまである程度の時間がかかるでしょう。
Vlogを動画系SNSに投稿すると、多くの人の目に入る可能性があり、身バレや個人情報が流出するリスクが高まります。
Vloggerには顔出しをしている人もそうでない人もいますが、顔を映していなくても話し方や背景から身バレをすることがあります。また、個人情報の流出リスクがある事は他のSNS投稿にも共通しますが、Vlogは日常生活に焦点を当てているため、生活圏が特定されやすいことにも注意が必要です。
近年では家の間取りや日当たりから住んでいるマンションなどを特定できてしまう人もいるので、撮影する際は十分に気をつけて投稿しましょう。
不特定多数の人が閲覧できる状態で動画を投稿すれば、些末な意見の相違や視聴者の捉え方の違いから思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
誰かを傷つけるような言動は控え、投稿する前に念入りに確認することが大切です。一方、不特定多数に発信をする以上、気をつけていても視聴者のコメントや感情を完全にコントロールすることはできません。そのような特性を踏まえて投稿するとともに、誹謗中傷などの万が一のトラブルに備えて対処法も事前に把握しておきましょう。
ここからは、Vlogをはじめたいと考える方に向けて、Vlogをプラットフォーム上に投稿するまでの一連の流れをご紹介します。
工程は①事前準備(プラットフォーム・機材)、②テーマ・企画の決定、③撮影・編集、④プラットフォームへの投稿です。以降で詳しくご説明していきます。
Vlogをはじめる場合、撮影の前に必要な準備があります。まず投稿するプラットフォームをどこにするのかを決め、撮影に必要な機材を準備しておきましょう。
Vlogの投稿先プラットフォームは、Vlog撮影に先駆けて決めておく必要があります。なぜなら、上でもご説明したように掲載先によって対応する動画の縦横比が異なるためです。
例えば、Youtubeは横長の動画に対応していますが、TikTokは縦型動画にしか対応していません。そのため、動画を撮る前にプラットフォームを決めていないと、思い描いていた動画を載せることができなくなってしまうのです。
投稿場所に悩む場合は、プラットフォーム毎の特性や載せたい動画の尺を考慮して検討すると良いでしょう。Vlogは尺が短い方が編集が簡単になるので、はじめはTikTokやInstagram、Youtubeショートなど短尺動画の掲載に適した投稿先がおすすめです。
プラットフォームを決めたら必要な機材を用意します。最低限必要なのは撮影に使用するカメラだけです。カメラはお手持ちのスマートフォンで問題ありません。動画撮影に慣れている方や、画質にこだわりたいと考える方はミラーレスカメラ等の気に入るカメラをご準備ください。
また、三脚やジンバルなどの補助機材もあれば、より安定した撮影ができます。特にVlogは自分自身が被写体となって撮ることも多いので、三脚やスタンドがあると撮影の幅が広がりおすすめです。撮影の補助機材は100円均一などで購入することもできるので、検討してみると良いでしょう。
事前準備が出来たら撮影のテーマや構成を検討します。
Vlogは撮影者の活動のログなので、企画もののYoutube動画のように物珍しいストーリーを考える必要はありません。しかし、全く何もなしに撮影をすると編集時に良い素材がなくてまとまりが悪くなってしまうこともあります。そのため、大まかな構成を考えてから撮影に入ると良いでしょう。
Schooオリジナル授業『常を動画で切り取る、Vlogのトリセツ』では、事前に撮影する動画の構成をざっくりと3段階で考えておくことを紹介しています。例えば、美術館へ出かける1日をVlogにする際、1.移動、2.美術館の中の映像、3.帰りを想定して撮影に臨めば後で動画編集がスムーズになるでしょう。
構成が出来たら次に動画の撮影と編集に入ります。
撮影をする際は一人称の映像と、三人称の映像の2種類の取り方を意識するとメリハリのついた動画を制作することができるようになります。
一人称の映像は、Vlogの撮り手が見たものをそのまま伝えるという撮り方で、臨場感・没入感があります。視聴者にとっては、自分もその場に行ったかのような感覚が得られます。一方三人称の映像は、客観的な視点で撮り手の生活をのぞいているような感覚にさせられます。例えるなら、映画やドラマのような雰囲気の映像を作ることができます。
動画編集では、動画編集アプリを使って撮影した複数の動画を一本のVlogにまとめます。基本的に時系列順になるように動画をつなげ、要らない部分をカットしたり場面に合う音楽を付け加えたりしながら投稿できる形に変えていきます。
編集が終わったら、いよいよプラットフォームへの投稿に移ります。投稿する前に、Vlogの内容がわかるようなサムネイル画像を準備しておきましょう。サムネイルの縦横比も動画の形式に合わせて作成します。
Schooオリジナル授業『日常を動画で切り取る、Vlogのトリセツ』では、サムネイルを作成する際に役に立つツールの例としてデザインツールのCanvaを紹介しています。CanvaではYoutubeサムネイルという項目も用意されているので、そのテンプレートの中からVlogのテーマに合うものを選び、画像や文字などを入れてください。
また、動画に入れたいBGMや効果音がある場合はプラットフォームに合わせて編集時または投稿時にご準備ください。
Canvaの使い方についてより詳しく知りたい方は、コラム『Canva(キャンバ)の使い方とは?基本について解説』もぜひご覧ください。
ここまで、Vlogの作成方法について各工程での動きを詳しく解説してきました。ここからは、Vlogをはじめる時のポイントを3つ紹介します。これからVlogに挑戦しようと考えている方は、是非参考にしてください。
上でもお話ししたように、Vlogは短い動画でも作成し、投稿することができます。長い動画はそれだけ撮影も編集も大変になるため、まずは気軽な短い動画から始めてみることがお勧めです。
TikTokやInstagramなどはYoutubeに比べ短い動画の中で伝えることが主流となっています。Youtubeショートなどでも15秒ほどの動画は人気で閲覧する人も多いので、気軽に投稿してみてください。
撮影時のポイントとして、動画を多めに撮っておくことが挙げられます。Vlogの企画や撮影準備を念入りにしたものの、いざ編集するタイミングで素材が不足していることに気づくと、思ったような動画を制作できなくなってしまいます。
家の中や近所の撮影シーンなら追加する事ができるかもしれませんが、イベントや旅の動画の場合は再度撮る事が難しくなります。
このような状況を回避するためにも、撮影時にはなるべく多めに撮ることを意識すると良いでしょう。
Vlogを制作する際に、動画のイメージにあったBGMや効果音を流すとより雰囲気のある動画に仕上がります。しかし、BGMや効果音といった音声ファイルは著作権に保護されているケースが多いため、使用には注意が必要です。
利用が許可されていない音楽を使用してしまうと、著作権を侵害したとして罰則を科される可能性もあります。Vlogに音楽をつける際は著作権の有無やプラットフォームの規約を確認し、使用方法を守るようにしてください。
ここからは、Vlog用に撮影した動画を編集するときに役立つおすすめのアプリを3つご紹介します。どのアプリも基本的に無料で使え、スマートフォンでも簡単に編集が可能です。
CapCut(キャプカット)は「誰でもどこでも何でも作成できる無料のオールインワン動画エディタ」です。スマートフォンでもパソコンでも使用でき、アプリ上では動画のカットや再生速度の変更、BGMの追加、字幕の作成などを行うことができます。
運営元はTikTokと同じByteDance社であり、TikTokと連携していて音源にも簡単にアクセスできます。そのため、特にTikTokへの投稿におすすめの編集アプリです。商用利用は不可なので、その点は注意が必要です。
Schooオリジナル授業『スマホ一台でできる 未経験のための3STEP動画編集』ではCapCutを使った簡単な動画編集の仕方を学べます。気になる方はぜひご覧ください。
VLLO(ブロ)はスマートフォンでもクオリティの高い動画制作ができるアプリケーションです。有料版もありますが、無料で使える機能も充実しています。
Youtube(16:9)やInstagram(1:1または 4:5)などプラットフォームの画面サイズに合わせて動画のサイズに編集することができます。また、季節ごとに使えるステッカーが多数更新されるので、動画の見た目を良くするためにデコレーションしたいと考える方におすすめです。Instagram、Youtube、Facebookと連携しておりワンタップで投稿ができます。
※参照:VLLO
VN(ブイエヌ)はパソコンとスマートフォンの両方で使える、完全無料の動画編集アプリです。スマホ上でも全ての文字や画像に動きをつけることができるなど、パソコンで行うような本格的な編集を行うことができます。
そのため、普段はパソコンで編集作業をしているがスマホでも動画編集を行いたい人や、パソコンとスマホで同じアプリを使用したい人におすすめです。また、VNはアプリ内音楽を除いて商用利用も可能です。
※参照:VN Video Editor
ここからはVlogや動画編集の技術を詳しく学べるSchooの授業をご紹介します。満足できるVlogを作るために、より詳しく学びたいと考える方はぜひご覧ください。
< 授業紹介 >
この授業では、スマホさえあれば誰でも簡単に始められるVlogのトリセツを現役でプロモーション映像の制作・動画制作のセミナー講師であるJEMMA先生に教えていただきます。Vlogの制作の一連の流れを学びたいと考える方におすすめの授業です。
< 授業紹介 >
動画制作の一連の流れは分かるものの編集方法に不安があるという方におすすめしたいのが、こちらの授業です。この授業ではCapCutというスマホ一台で編集からプラットフォームへの投稿までできるツールを使い、簡単にできる動画編集の技術を習得できます。
< 授業紹介 >
あまり動画を撮ったことがなく不安に思う方や、Vlog用に動画を撮影したものの映像に自信が持てないと感じる方もいるかもしれません。Schooにはプロのカメラマンからカメラワークを学び、伝わる動画を撮影できるコツを学べる授業もあります。走行シーンや被写体が2つ以上ある場合など、各パートで役立つ撮影方法が盛りだくさんなので、興味がある方はぜひご覧ください。
先生プロフィール
三浦 辰太(みうら・しんた)
株式会社Schooのスタジオディレクター。フリーランスとしても活動し、様々なネット番組にてカメラマンやスイッチャーなど技術者として活動をしている。
本稿ではVlogに興味があり、撮影してみたいと考える人に向けてメリットデメリット、撮影から投稿までの一連の流れなどを詳しく解説してきました。Vlogは個人で楽しむこともできる一方でTikTokやYoutubeなどに投稿し、多くの人に見てもらい収益も目指すことができます。ご紹介したようにさまざまなジャンルもあるので、自分の好きなものを動画にして発信していきましょう。
SchooではVlogや動画編集の技術を詳しく学べるだけでなく、役立つ授業を毎日無料で生放送しています。8,500本以上の録画授業もあるので、是非ご覧くださいね。